彼氏が見た目は子ども、頭脳は大人…になってしまった。
しかし彼氏は推理するわけではなく元料理人。
二人の日常が丁寧に描かれており自分が幽霊になった気分で微笑ましく見守っておりました…3巻の途中までは…。
この3巻は彼氏の子ども化に関するある秘密が明らかになりましたが、エエ!?って思わず声が出てしまいました。
感情が複雑すぎて次巻から微笑ましく読める気がしないです。
この記事では3巻のネタバレを紹介します!
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作品紹介
- 作者名 高橋那津子
- 出版社 KADOKAWA
- 掲載誌 ハルタ
- 巻数 既刊3巻(2020年4月時点)
作者紹介
作者の高橋那津子さんは、初コミックスのオムニバスシリーズ『紅い実はじけた』、『白獅子の子供たち』をいずれもハルタから発表しています。
昴とスーさん 3巻ネタバレ・感想
これまでのあらすじ
花屋に勤務する朝比奈澪と元料理人の一条昴(スーさん)は幼馴染の恋人同士。
しかし、二人が付き合い始めて一年が経った澪の誕生日、公園でデート中濃霧に覆われてしまい、霧が晴れた時にはスーさんが子どもの姿(小学校高学年ぐらい?)になっていました。
以降、スーさんは対外的には澪の弟として一緒に住むようになります。
あの日の天気が関係しているのではないかと仮説して同じような天気の日に同じ場所へ行けばと期待するも何も起こりません。
スーさんは学校へ通うわけにも行かず、家事や内職をして過ごします。
しかし暮らしていれば周りの人たちとの交流も生まれ、近所の小学生から野球しないかと誘われたスーさん。
一度は悩むも町の少年野球チームに入ります(スーさんは野球経験者)。
澪も何か問題が起きれば別の場所でやり直そうと背中を押し、二人の一見穏やかな日々は過ぎていきます。
・スーさんの家族は黒江おばあゃんだけ
・スーさんには小学6年の時に澪がいる町に転校してくる以前の記憶がない
これらの点は今後の物語でも重要なキーになってくる気がしています。
それでは、3巻のあらすじを見ていきます。
野球チームに入ったスーさん
澪の店に入った新しいスタッフの鶴田くんが、昴のいる野球チームの監督になることになりました。
この鶴田くん、飄々としたキャラですが今後澪とスーさんの関係にも影響与えそうな匂いがプンプンします。
全然指示を出さずに見ているだけの鶴田監督にチームからは不満が出るも、ピッチャーをやれと言われたスーさんは監督がそれぞれメンバーに合ったポジションを提案してきたことに気づきます。
スーさんは鶴田監督に勝負を挑みますが、ホームランを打たれ更には鶴田くんが甲子園のピッチャー経験者ということが明らかになりチームは一気に尊敬の眼差し笑。
チームの雰囲気もスーさんの狙い通り(?)良くなりそうで一安心したところに犬が溺れる場面に遭遇してしまい、助けたことでチームの写真が新聞に載ってしまいます。
あーこれはマズいですね…スーさんは写真下向いているけど思いっきり名前(朝比奈昴)出てるし、一番気づく可能性が高いのは澪の両親では?(お隣さんだったし子供の頃の昴を知っているはず)と思いましたが、後半は思ってもみない展開が待ってました。
ちなみに澪の家族の話はまだ全然出てきておりません。
スーさんの本音
2巻でスーさんは元勤務先のオーナーの堂嶋さんに本当のことを打ち明けました。
堂嶋さんの妻の千夜子さんにも話は伝わり夫妻に一泊旅行に誘われた二人。
千夜子さんは澪と二人になった際、力になるから頼ってほしいと伝えます。
澪もスーさんのことを隠さずに話ができる相手ができて嬉しそうです。
このカップルのほっこりした描写がこれまで多かったのですが、隠し事をしながらの生活は精神的に疲れるに決まってます。
一方でスーさんも本音を堂嶋さんに明かします。
実は旅行前にスーさんの伸長が伸びていることが判明し、もうこのまま元に戻らず成長していくのではないかと思っている、澪にこのまま付き合わせていいのかと悩んでいました。
堂嶋さんは、それを決めるのは昴ではない、澪が好きなら貫き通せばよいとアドバイスしますが、スーさんが悩んでしまうのは当然だと思います。
…まあこのまま何事もなく成長した場合、五~六年もすれば元の姿になるわけですから、就職先も堂嶋さんという強力なバックアップもいることだし大丈夫じゃない!?
・・・とはどうしても思えないんだよなあああ。
何事もなく成長してハッピーエンドであればそれはそれで良かったー!って済む物語も見たいですけども。
突然の訪問者
新聞に載ったスーさんを見てある日女の人が訪ねてきます。
名は須田環といい彼女はスーさんに寝たきりの父に会ってほしいと伝えます。
記事を見てから様子がおかしくなった父はどうしても理由を言ってくれません。
もう三年は寝たきりという言葉にスーさんは人違いだと強調します。
そうです、三年前というとまだスーさんは成人の姿のはずです。
しかし諦めきれない須田さんは列車に乗るギリギリまで待つといい、澪は駅まで一人で見送りにいきます。
そこで新たな事実を聞かされた澪は電車に飛び乗ります!
須田さんは母の連れ子で父とは血の繋がりがないとのこと、父は再婚以前の話は絶対にしないというのです。
そして須田さんの父と対面した澪が聞かされた真相は…
須田さんの父は、自分は昴の父親であると伝えるのでした。
スーさんの家族
昴と暮らしていた黒江おばあちゃんは別れた妻で、昴は自分と黒江さんの間に出来た子どもと語り始めた須田さんの父。
でも年齢が噛み合わないことに気づく澪。
それが事実であればスーさんは46歳のはずです。
そして須田さんの父は、23歳になった冬に昴が突然子どもの姿になったことを語るのでした。
…ということは、二度目だったということです。
いや生まれてからを考えるとスーさんが小学生の姿になるのは三度目ということです。
もうエエ!?……と絶句です。
どうやら23歳という年齢(あと冬?)がキーのようですが、昴のお父さんは一度目の時は昴が全ての記憶を失っていたことを明かします。
しかし、今澪と一緒にいるスーさんは記憶が残っています。
混乱するわこれは。
昴のお父さんはその事実に耐えれず黒江おばあちゃんと昴を残して家を出てしまいました。
黒江おばあちゃん…というかお母さんだったわけですが、いくら母は強しと言えど大変だったろうにと想像してしまいます。
澪は気丈に振舞いながら、昴とは絶対離れないと誓いますが…
帰り道に溢れてしまった彼女の涙にこちらももらい泣きしそうになりました。
昴とスーさん3巻Twitter口コミ・評価
あのつづ井さんもおススメしてます。素敵な絵柄もこの世界観と相まって見入ってしまいます。
衝撃の事実でした。ほんと、今後どうなるの!?それに尽きます。切なすぎる。
昴とスーさん3巻 まとめ
スーさんの謎はますます深まり、次巻に関しては澪がスーさんに事実を伝えるか悩む姿が浮かんできますが、ただ本当のことを言うには須田さんのことも伝えなければならないと思うので、澪がこの事実を隠し通すこともあり得るのかなと想像します。
英語のタイトルが“The Strange Life of SUBARU”となっています。
澪は更に大きな運命を背負うことになってしまいました。
二人の絆が固いことは十分伝わってくるけど、でもねえ??そんな簡単にはいかない気がします。
まだ巻数も3巻なので手を出しやすいし、一風変わったラブストーリーに是非引き込まれてみて下さい。
昴とスーさんを無料で読む方法!
今回は、昴とスーさんの3巻ネタバレを紹介しました!
が…
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