魔入りました!入間くん41巻ネタバレ感想!立ち向かってまた伸びて

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

働かないクズ両親に、突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンに孫として熱烈歓迎され、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の学生として入学して2年生になった入間。師団披露でランク5以上の演出をしたことを評価されるも、在学中に5以上になるには13冠による試験「スカーラ」を受けなくてはいけないと言われ旅立った入間!

試験官は新13冠で盤外王のメフィスト多耳族の王になる・・・のではなく、多耳族から王を選出するのが目的だとメフィストは考えていたが、入間はどうやら「魔力の弱い多耳族は強い悪魔の配下で生きる」という慣習に抗い「独立」を目指す「ノヴァ」という少年を筆頭に多耳族に「学ばせる機会」を作ろうとしているようで・・・?

そんな「魔入りました!入間くん」41巻ネタバレを紹介します。

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魔入りました!入間くん41巻ネタバレ

358話・・・キングメイカー

デルキラの1代前の魔王・ドクフェルは、堅実で容赦のない魔王らしい魔王だった。そんな魔王に長らく仕えてきた「メフィストフェレス」という悪魔は、輪廻転生を自分でコントロールできる「キングメイカー」自身の目で魔王の器である悪魔を見極め、魔界を統べる王へと叩き上げ導く存在。そんな自身の肩書に誇りを持っていた彼にドクフェルは最後の仕事として「魔界を統べるにふさわしい2人の悪魔を見極め任命しその者に仕えよ」という命令を出した。

だが・・・そこには美しい黒髪の大柄の悪魔が無傷で両軍を制した光景が。メフィストは得も言われぬ高揚感を覚え、その彼に「キングメイカーとして仕えさせてほしい」と訴えた。が、「俺の行く道は俺が決めるからそういうのいらない。キングメイカーしないなら仕えてもいいよ」とピシャリ。そう言い返したのが魔界で一番有名と言われる「デルキラ」だったのだ。

キングメイカーとしての誇りが崩れ落ち、盤上から外れ奈落に落ちたメフィスト。何百年も経ったある時「TS計画」という「魔王を1から育てる」突飛な計画が出され、メフィストにも光明が見えた。今度こそあの王を超える王を確立する・・・と這い上がった彼の目の前には、あまりにも平和な光景が映っていた・・・?🐰

359話・・・居たい場所

平和な光景とは、「ミミルス」で「入間先生」!?「多耳族の集落を作って君が王になるという話だったが、それを一度断ったと思ったら学校設立?どういうこと?てっきり部族から王を選ぶのかと思ったが、指導者になったということはやはり王になったってこと?とメフィストが尋ねるが、入間は「僕は先生であり王ではないとキッパリ。

クララが学校設立を提案し、名案だと思った入間。人間界では両親にいいように金づる道具にされ居場所がなかったため、魔界に来てバビルスに通うようになってから楽しい日々を送れるようになった。僕にとってバビルスは大切な居場所多耳族にもそういう場所を作ればバラバラにならないのでは?という「作戦」だったようです。

どう判断すりゃいいのか・・・と困惑しながら「必ず壁にぶち当たる」と予想するメフィスト。「先生って大変だな」と思う入間。それぞれの思いが交錯する中、多耳族の学校の行く末やいかに・・・

360話・・・新しい軍団

「やっぱ僕が入間くんだと思う」「いやリードくんがクララさんで僕が入間くんの雰囲気ある」と謎の白熱を見せるリードとプルソン。どうやら入間軍が「スカーラ」で不在のため代わりに入間軍になるなら?という話で盛り上がってた様子。

銘々雰囲気や呼ばれたい肩書を考えてカルエゴ先生に持ち掛けるも当然ながら却下(笑)入間軍に会えない寂しさがにじみ出る問題児クラススカーラは非常に難しい13冠審査の試験。乗り越えられるのはほんの一握り。だが経験者は何周りも成長するぞ」と話してくれたカルエゴ先生もまた入間たちに期待しているみたい・・・

そんな入間たちは多耳族の子供たちの教師というより保育士のような仕事ぶりを見せていたwでも一晩でみんなの名前を覚え、この日も昼寝をしながら個人の好きな物の話を聞き、こんな未来があるよと話す。一度は目を輝かせるもどうせ多耳族には無理・・・と俯く彼らに「無理じゃない!」とノヴァは声を上げるのでした。

そしてそんな彼に眉をひそめる者も・・・厳しい現実は変えられないのか・・・?💦

361話・・・きこえない声

ノヴァが初めて使った「クワンクワン」をミミルスの子供たちに体験させるため、苗をどっさり用意してミミルスへ向かうと・・・教室はもぬけの殻に。1人1人居住テントに行くも、親たちがそそくさと「今日は行かない」と言って閉めてしまう。

そこへ長老ムンム「話がある」と入間たちを呼び寄せ、「もう子供たちに魔術を教えるの止めてください」と言ってきた!聴力訓練を怠るのが懸念点なら時間調整を、と言うも「止めてと言っている」と聞く耳を持ってくれないムンム。「あの子らの優れた聴力は将来に役立つと一族が証明しているのに、身に付くかわからない魔術を学んで成功するか?あの子らの将来に責任を持てるか?そう言われ委縮する入間たちを本人のやりたい気持ちは無視なのか?とノヴァが庇うように気持ちを吐き出すと・・・

お前の叶わぬ夢物語にあの子らを付き合わせるな。多耳族には聴力以外の才能はないんだ」キッパリ言われノヴァは外へ飛び出してしまう・・・。

しかしどうしてそこまで慣習に縛られノヴァにきつく当たるのか?現実をひっくり返すことをなぜ「不可能」と決めつけてしまうのか・・・

362話・・・私だけが知っている

実はノヴァは多耳族で極稀に生まれる、耳が黒く聴力が一般悪魔と同等の「天性黒耳(くろみみ)」だった。多耳族の中では「聴こえないも同然」と腫物扱いされ、長老ムンムや大人たちはノヴァが「聴こえないことで自分の将来に焦りを持ち、居場所を守るのに必死」だと思っていたが、そうではなかった。

俺は自分が偉くなろうとか成り上がろうとは思ってない。聴力がないことで何を目指せばいいかわからない苦しみを味わう、次に生まれて来るくろみみの子がいなくなるように道を作ってあげたいそれだけだったのだ。でもムンムに言われたことがよほどショックだったのか、入間が何を言っても後ろ向き。

魔界では同じく腫物のような「人間」の入間は、ノヴァの気持ちが痛いほどわかる。もし今魔界に人間が迷い込んできたら、無事生き延びられるか?僕みたいに居場所が見つかるか?そういう人も安心して暮らせる魔界を、僕は創りたいんじゃないのか・・・と思いながら徐にノヴァに貰った人参をかじると・・・?

363話・・・見つけた未来へ

長老ムンムはノヴァへの言葉を悔いていた。彼が小さな頃から「多耳族が弱いなんて誰にも言わせない未来に俺がする」と意気込んでいた姿が、彼の夢を否定するほど鮮明に浮かんでしまう。しかし種族の存続のため、いつか誰かが言わなきゃいけなかった・・・そんな時、ムンムのテントに13冠のアムリリスママが訪問!?💦

実は入間が大感動した「多耳人参」をアスモデウスとクララも食べ感動✨「これは多耳族の武器になる」と思い、早速アスモデウスの母とSDダヴィデに試食してもらうため呼び寄せたのだった!「こんな田舎の野菜など高貴な方に食べさせたら無礼」と制止するムンムたちだが・・・

「買います。ぜひアスモデウス家の食卓に並べたいし、ゆくゆくは提携レストランにも卸したい。手始めに『オタケビ』から♡」
魔界の6つ星超高級レストラン『オタケビ』は、「13冠の集い」のルーツになったとも言われる、食いしん坊入間もバッチリ知識を仕入れている魔界屈指の名店。そんな所にこの多耳人参を卸すとなれば、とんだ巨大ビジネスになること請け合い・・・!

そんなすごい人参を、ノヴァ1人で作ったの・・・?

364話・・・捨てる王あれば

久しぶりにメフィストが多耳族テントを訪れると・・・多耳族が歌を歌いながら畑を開墾していた。多耳族の王国を作ろうとしていたのに「学校」農場に・・・一体どういうことだろう?💧

入間を呼び出すと、「郷土野菜だと思っていた多耳人参を魔界中に広めるビジネス」を確立した話をし、メフィストも人参を食べると「ウマい」とお墨付き。ちゃっかり「多耳族ファームのロゴ」にメフィストの似顔絵が採用されてるのはわからないけど← この光景をムンムは感動しながら見ていた。

多耳族の価値は聴力にしかなく、我々の価値を決めるのはハイランク悪魔たちだと本気で思っていた自分を弱いと決めつけていたのは紛れもない自分だった。ノヴァの訴えに耳を塞いでいた自分が恥ずかしい、ノヴァの声を我々に届けてくれてありがとう入間様・・・!

「彼らの潜在的な価値を見出し独立させ、農場を作ってこの地に定住する意味を持たせるなんてこれ以上ない回答」とメフィストも入間の采配に目を見張る。キングメイカーをしてきたメフィストに今を生きる入間が話した「本心」とは・・・?

365話・・・厳格なる牙

所変わって魔関署内新13冠ナルニアが最高局長と13冠の権限を使って相談なしに南方へ直属の部隊「牙隊」を派遣した様子。

警備局長で13冠の先輩・アンリがそのことに物申すと、「ハイランク悪魔の貴重な『耳』である多耳族が独立したら使いにくくなって反感を買う。弱者が自由を叫ぶと魔界の均衡が崩れる。その芽を摘むためと主張。「なぜ許可がいる?私は君と対等になった、己の領分は己でする。そうだろう?その勢いにアンリですら背筋が凍る思いだった・・・。

そんなことは露知らず、農場作りとビジネスに勤しむ入間と多耳族。しかしそこへ仰々しく軍隊のような悪魔たちがやってきた。「多耳族の者はいるか!」と声を上げ、ムンムが話しかけると突然「気を付け!!!倣え!!!」と割れんばかりの大声で号令をかけた。「ローランク悪魔がいつ我々ハイランク悪魔と対等に話せるようになった?」と見下ろされ、ムンムたちは恐怖で震えていた・・・

いきなり来て偉そうに何だ!と抵抗するノヴァにも「跪け!!!」と叫び、魔術なのか強引に従わせ頭を踏みつけようとした!?💦こんな荒々しいやり方をするのが「牙隊」・・・!?💦

366話・・・光が刺す場所

突如としてやってきた牙隊」。その大佐の名乗った名前に入間が想いを巡らせる間に、牙隊はせっかくの畑を荒らしていく!💦

「どうして俺たちから全部奪っていくんだ!」と必死に抵抗するノヴァを、大佐は「断絶(バリア)」の中から高みの見物。その態度にノヴァが抱いてはいけない感情を持ちかけたその時・・・クララがノヴァを抱き留め、その横と正面を庇うようにアスモデウスと入間が立ちはだかった!「こんな所で君たちの希望を絶やさせはしない!」そう言ってバチコ直伝の弓矢を構える入間!

魔関署という組織に楯突くこと、ハイランク悪魔の魔術に対抗しようとすることを嘲笑う大佐をよそに、入間は「刺され」と何度も呟いていた。魔術はイメージ、より強い気持ちを声に出して乗せればいい。そう師匠に教わった。「ばち、こん!!!💥」何と入間の弓矢は貫通こそしなかったもののバリアに刺さった!!🏹

「怒っているガキを見るとおかしくてかなわん」大佐は高笑いをした後、入間たちに脅しをかけるがその背後にいつの間にか立っていたのは?入間に備わる「王の素質」って・・・?

魔入りました!入間くん41巻感想・まとめ

「スカーラ」での激動の時間を詳細に見られた、読みごたえ抜群の41巻でしたね!メフィストという悪魔のこともわかり、独立を目指すノヴァの気持ちの真髄にも気付けたし、どうして長老はじめ大人たちがそれに否定的なのかもわかりました。そして前巻でノヴァがくれた「多耳人参」が大きなキーになったこと、さらには「牙隊」という何だか荒々しい魔関署の悪魔たちが来てしまったことまで・・・怒涛の展開すぎて読者さんたち振り落とされてないか!?😅

巻末の西修先生のあとがきは「メフィスト」についてでした。なかなか読者が読むだけでは気付かないかもしれませんが、メフィストはあまりに完成されすぎていたデルキラに対して「あまり興味がない」のだそうです。確かに、魔王の器を見出しその魔王の行く末を導く役割を「いらない」と言われてしまったらあぁなってしまうかも。しかし長い間役割から離れて改めて沸いた彼の欲は「王を作りたい」だったそうで。そんな中、「僕は何も捨てたりしない」という言葉にメフィストは「デルキラとの違い」を見出したんだって。その道は険しいぞ、という言葉は作者にしか出せまい・・・😅

メフィストの詳細を嚙み砕く中で、突如現れた「アミィ」の名を冠する大佐!とても荒々しい性格のようだけど、一体どんな悪魔なのか?多耳族ファームはどうなる?待て次巻!!💦
次巻も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の41巻ネタバレを紹介しました!

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