2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になり、1年生との合同試験「心臓破り」、激動の秘密の夜会「デビキュラム」、そして初めて後輩を交えた「師団披露」を乗り越えた。その裏で「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている･･･。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。
「デルキラ印」を使えるのは経験の差･･･と勝ち誇るアンリの前に敗れつつも諦めないナルニアは、入間を人間界に強制送還させるために画策を始める･･･そして今回の騒動で多耳族は「入間のような不思議で素晴らしい悪魔に恥じぬ生き方を」とノヴァを長に任命！！自分のことのようにノヴァを祝福する入間に、ノヴァは言いたいことがあるようで･･･？
そんな「魔入りました！入間くん」370話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
かつて魔王のみ使用可でどんな指示も絶対的に通せる「デルキラ印」。三傑の許可を得て半年以上の手続きを踏まえないと現在は使えない代物をアンリがどう使ったのか、ナルニアは面白くない様子。
しかし、アンリは「同等になったとはいえ、君より長く13冠の椅子に座っている『経験』、そして『我儘の強さ』が勝っただけ」と勝ち誇ったような表情。「飼い犬が手綱を放れ暴れた、と報告しておけ」と去っていくアンリに、「飼い犬が牙を剥く時が楽しみだ」とナルニアは「人間強制送還法」の紙を見つめる･･･アンリは愛する妻の写真を眺める･･･
その頃、多耳族は「魔関署に抗った」「独立のきっかけになってくれた入間軍とメフィストへの感謝」と宴を催していた♪アズくんはメフィストにも嫉妬の念を向けているみたいだけど😅何となくモジモジして入間軍の輪に入れないノヴァに、ムンムが声をかけ「不思議な方だな」と呟く。
「ハイランクなのに我々と目線を合わせ我々のために怒ってくださる方なんて初めて。あの方に恥じぬ集落にしていかねばな」そう言い終わると、ムンムは拡声器を使って「これからの未来を見出してくれたのは入間様たちとノヴァのおかげ！その若人について行こう！」と、ノヴァを多耳族の長に任命！！✨会場は大いに沸き、入間は自分のことのようにノヴァを祝福してくれていた😊
そんな入間にノヴァは「話がある」と。次の目標ができたのかな･･･！？
魔入りました！入間くん370話ネタバレ
自信ないけど
ノヴァが晴れて多耳族の長に任命された後、入間とノヴァは夜空が見える場所に2人で座っていた。のんびり夜空を見上げながらもノヴァは何だか緊張している様子。
入間はのんびりした雰囲気から突然向き直って、改めてノヴァの村長就任を祝福👏やはりノヴァは緊張しているのか、「えっ！？あっあぁ、ありがとう･･･///」と言ったリアクション。気にせず入間は「ノヴァくんならこの村を立派に引っ張っていけると思う！ノヴァくん頭いいしガッツあるし、何より一番多耳族のことを考えてるもんね！」と太鼓判。矢継ぎ早に褒められて満更でもないんだけど･･･「俺がちゃんと引っ張って･･･いけるかな･･･」とどこか自信なさげ。
思わずえ？と聞き返してしまう入間。その不安を無理矢理かき消すかのようにノヴァは立ち上がり、「いや何でもない！任せとけ！革新的な俺が多耳人参で多耳族の名前を魔界中に轟かせて、今まで俺たちを見下してきた奴らを全員見返してやるんだ！💦」と空元気で叫んだ。入間はぽかんとしたままノヴァを見つめていたが、「だからな、イルマ！」とノヴァが向き直ったので入間も少し姿勢を正す。
「だからもう大丈夫だ！イルマたちがいなくなってもきっと･･･いや絶対！自分たちの力でうまくやっていける！だから心配すんなよ！！」
ノヴァが言いたかったのはこれだったのかもしれません。正直不安だけど、絶対うまくやって立派に生きていくと伝えて入間たちを安心させたかったのかもしれません。
入間の顔も穏やかになった所で「多耳族が有名になって俺の自伝が出た時は真っ先にイルマの名前を出してやるよ！」と胸を張るノヴァ。でも、入間は先生だけどちょっと違う、仲間？相棒？人参大臣？？俺にとってイルマって何だ？💧ピッタリな言葉が見つからず困惑するノヴァだけど、「近くてあったかいみたいな」という言葉で入間はニッコリ笑った。
「僕答え知ってるよ。近くて温かいそれはね･･･」それは･･･？
素敵な存在
いきなり長になって多耳族を牽引することになったノヴァ。正直不安だけど、絶対俺たちでうまくやってくよ！と入間を安心させてくれた。そんな入間はノヴァにとって近くて温かい存在。それって･･･
「おトモダチって言うんだよ😊」
仲良く遊んだりたくさん話したり一緒にごはん食べたり、近くにいるとあったかい。それがおトモダチ･･･ノヴァもトモダチという言葉、意味を覚えましたw
「おトモダチ同士はね、相手が困ってたら助けてあげるんだ。だからいつだって僕を呼んで。不安だったり困った時はいつだって絶対に駆け付けるから、力になるから！」
「おトモダチの約束！😊」そう言って入間は小指を差し出した。初めての言葉、でも温かくて安心できる、ノヴァにとってこれ以上の言葉はない。ノヴァも小指を出しぎゅっと握り返してくれた。
「俺も！イルマが困ってる時はすぐに駆け付けるぞ！何たって俺たちは耳がいいからな！呼ばれたらうちの村の多耳族総出で助けに行ってやる！」「俺とイルマは！おトモダチだ！！😊」
入間とノヴァ。新たにできたオトモダチ。入間がノヴァを肩車して、2人は夜空の下楽しそうに駆け周るのでした･･･☆
また会おうね
入間とノヴァがオトモダチになった次の日。入間たちはスカーラが明けて帰ることに。魔界の空飛ぶバスを前に入間たちはお世話になりましたと多耳族に挨拶。多耳族も総出でお見送りに来てくれたようです。
大量のお土産の多耳人参に紛れて･･･多耳族の子供たちもくっついてた😅行かないでー！😭と、短い間に随分慕われてしまった入間たち。長老ムンムが宥めようとすると、「喝ッ！！！」と拡声器を使って大声を上げたのはノヴァだった！「イルマたちが困ってるだろ！めそめそすんな！」と早速長っぷりが板についてきてます✨
そして入間の方を向き直り「この数週間本当に世話になった。多耳族を代表してお礼を言わせてくれ」ノヴァは手を差し出し「ありがとうイルマ。この恩絶対忘れない！」それに入間もしっかり握手で応える。「僕たちも！多耳族のみんなと一緒に過ごせて楽しかったよ！」その様子に感極まった子供たちが寂しさを紛らわすように「多耳のたーは逞しくー！！」と歌い始めた。
「多耳のみーは魅力的ー！土の音水の音聴き分けて～育てた野菜は最高だ～！！✨」
ひとしきり歌った後、入間たちはバスに乗り込み窓から手を振った。絶対また会おうね、勉強しろよ、いっぱい遊んでね、それぞれ声をかけながら、多耳族たちも銘々別れの言葉をかけながら手を振る。
子供たちのばいばい、の声の中、ノヴァはただ去っていく入間たちを見つめていた。その中に、たくさんの思い出が詰まっていた。出会いは最悪だったし、怖いこともあったけど、入間たちのおかげでとんでもない大きなものが、大切なものが手に入った。多耳族は、そんな彼らに報いるためにこれから歩んでいかなくちゃ･･･
そう思ったら、やっぱり涙が出ちゃうよ😭本当はとっても寂しいよ😭
「いつか胸を張って笑いながら、また会えるさ」そうだね･･･😭
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魔入りました！入間くん370話感想・まとめ
前回不穏な影を残したまま、明るい話題としてノヴァが長になったけど、その次の日にもうお別れなんて突然すぎない！？💦だけどやっぱりお別れシーンは切ないなぁ😭きっとまた会えると思うけど、こんなにもノヴァたちが出会いを噛みしめていたこと、入間たちを頼り尊敬し、大好きになってたんだなぁというのが伝わってきて･･･ラストは思わずもらってしまいました😭
ノヴァと入間も離れててもおトモダチ！入間は魔界に来てたくさんのおトモダチができてていいですねw悪魔には友達という概念がないから言葉もない、特にハイランクの支配下に長らく在った多耳族にとってこの言葉は本当に深い意味を持つのではないでしょうか。ノヴァは最初こそ頑固だったけど結構柔軟性ありそうだし、クワンクワンを教えた頃には入間のこと大好きだったんじゃないかと思いますねw
そんな入間たちとお別れを一番寂しく思ったのはやっぱりノヴァだったんじゃないかな。一度お別れするだけ、絶対に会えるからお互いに成長した姿を見せあえる日を楽しみにしましょう･･･🥕
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の370話ネタバレを紹介しました！
が…
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ノヴァの最後の顔でみんなもらっちゃってください← 真剣に読むと思い入れあると実感しますよ･･･😭
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