魔入りました!入間くん367話ネタバレ感想!籠絡も悪くないぜ?

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になり、1年生との合同試験「心臓破り」、激動の秘密の夜会「デビキュラム」、そして初めて後輩を交えた「師団披露」を乗り越えた。その裏で「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。

突然やってきて多耳族の畑を荒らす、アミィ・アザミ率いる「牙隊」「どうしてお前らはいつも奪っていくんだ」と力なく抵抗を見せるノヴァを尚も煽るアザミに、入間たちが立ち向かう!「アミィ」の名を冠するだけありやはりキリヲと同じ「断絶(バリア)」を使ったが入間の弓矢はそのバリアを貫通した!!そんな入間に説教しつつも「王の器」を見出したキングメイカー・メフィスト。牙隊に制裁を下す・・・!?

そんな「魔入りました!入間くん」367話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「アミィ・アザミ」と聞いて入間はふとあの先輩を思い出す。その横で牙隊は多耳族がせっかく開墾した畑を燃やし苗を刈り種を砕く暴挙に出た💦やめろとノヴァがアザミに向かっていくと、畑の周りに強固な「断絶(バリア)」が張られており弾かれてしまった。やはりキリヲの血縁者・・・💦

「どうしてお前らはいつもいつも、俺らから奪っていくんだよ!」とノヴァが悔しそうに抵抗するも、「やはりローランクは地面に頭を擦るのが上手いな」と尚煽るアザミ。それに激昂したノヴァが殺意を芽生えさせてしまいそうになったその時。庇ってくれたのは入間、アスモデウス、クララだった。

「こんな所でノヴァくんの未来を終わらせない!」と弓を構える入間。しかし「この鉄壁を破るなど不可能だし貴様と周りの立場が悪くなる。大人しくしておけ」と余裕を見せるアザミに、アスモデウスはつい大貴族会でのキリヲのバリアを思い出してしまうが・・・入間は集中しながら「刺され」と念じていた。

「より強い弓矢を放つならやはりイメージ。思いの強さを唱えて弓矢に乗せろ」とバチコに教わっていた入間は、刺さるイメージを思い描き、満を持して「ばちこん!!!💥」完全に破ることはできなかったものの、ランク8のアザミのバリアを貫通しヒビを入れることができた!!

ランク8の隊長の魔術を破るなんて、何者だ?と隊員たちが驚く中、突如高笑いをした後「怒る子供を見ると可笑しい」と、子供に挑発されたことで逆鱗に触れてしまったらしいアザミ。連行、と言いかけたその時、背後から「若者は血の気が多いね」メフィストがいつの間にかバリアの中に入ってきていた!?💦

考えなしに自らの立場を危うくするのは賢くない。が、己の非力さを知りながら種族のため立ち上がり守ろうとするのは『王の器』。だから導いてあげよう
そう言ってメフィストはアザミの肩を掴んで上空に何かの魔術を創り上げた!?一体何をするの・・・?💦

魔入りました!入間くん367話ネタバレ

牙隊vs試験官

少し遡り、アザミがナルニアに派遣を命じられた時。今回の出動は「多耳族の独立阻止」かと思ったアザミだが、「自然保護のための開墾阻止と現場捜査」だとナルニア。すぐに現場へ向かい魔界に有害と見なされるものは直ちに焼き払えと命じた。

「しかし、現在この地域の監督は13冠メフィスト様になっており、彼に拒否された場合はいかがしますかアザミもそこは抜かりなかった。が、ナルニアは飄々と言ってのけた。
「監督と言ってもスカーラの一時的な権限。スカーラにおいて13冠は試験の合否を判断するだけの審査役、試験の場で起きている出来事には干渉しない、するべきではないのがスカーラだ」だから口を挟まれることはないし拒否される可能性は低いと判断した様子。

では直ちに現場へ、とアザミが礼をした所に「ただ、」とナルニアは投げかけた。ナルニアにとって目の上のたん瘤のような「懸念点」があるとすれば・・・。

そして現在。多耳族の畑をバリアまで張って燃やそうとする牙隊のバリアに穴を開けて入って止めたメフィストなぜかメフィストに肩に手を置かれているだけなのに動けないアザミをよそに、メフィストは「いやー君たちの捜査令状読ませてもらったけど、随分大袈裟だねぇ」と涼しい顔で言う。自然保護の観点から安全の保証がされていない作物は栽培を禁ずって、こんな荒野で自然保護とか無理ない?」その言葉に「これは魔関署の正式な文書です」とアザミも抵抗する。

「そもそも今この場所は俺預かりのはずだけど?」とメフィストも涼しい顔のままアザミに対抗する。アザミはナルニアと話していた時と似た展開に、準備していた通りだと思ったのか睨みを効かせたまま「スカーラの一時的な権限だと伺ってます」と反論した。

「スカーラが終了すれば魔界ひいては魔関署の預かりとなります。問題が発覚すれば多耳族も土地も我ら魔関署が運営対処します」問題ねぇ、とメフィストが首を傾げるのを気にせずアザミは反論を続ける。
「メフィスト様、スカーラに水を差す行為は重々承知ですが、恐れながらこの一件は多耳族及びそこの少年たちと魔関署の問題であり、貴方には関係のない事象かと思われます

鋭い眼光で13冠メフィストにも食らいつくアザミに、指摘された入間も顔をこわばらせノヴァを庇う姿勢を見せる。この言い分にメフィストの応えは・・・!?

立場逆転?

牙隊の暴挙に待ったをかけるメフィストに、魔関署最高警備局長ナルニアから直々に命を受けているアザミは「たかだかスカーラの試験官に魔関署に抵抗する権限はない」と食ってかかる。が、メフィストは涼しい顔でアザミを見下ろす。まるでその言い分に「待ってました」と言わんばかりに・・・

「参ったなぁ関係ないか。ところが関係あるんだなぁこれがそう言ってメフィストは、入間と長老ムンムが作った、多耳族ファームの「旗」を見せつけたのだ!気の抜けたようなイラストだけど、紛れもなくメフィストの顔で「おいしいよ!」と言わせてるし「メフィスト印」と書いてある。アザミにとってふざけているかのような展開に思わず「何なんですかそれ」と素で尋ねるも「ここで栽培してる多耳人参の商標☆」とメフィストは胸を張って言うのだった。

「このマークの意味する所はね、ここの作物ぜーんぶ俺の所有物ってこと☆」
突然自分たちの作った旗を出され、最初は意味がわからなかった入間だが、「俺の所有物」と言ったことでようやく意味がわかった入間と多耳族たち。青ざめバカなと驚く牙隊に「所有物に手を出されちゃ俺としても黙ってられないな。さっさと出てってくれないか、『俺の畑』から👆」とメフィストは逆転を確信した顔で言い放った!

「・・・よろしいのですか、我々に抵抗するというのであればそれ即ち、魔関署と多数のハイランク悪魔を敵に回すということアザミもナルニアの面目と魔関署の誇りがあるのか抵抗を続けるのだが、それを遮り「気を付け」メフィストが号令をかけた!顔は真っ黒に染まり、どうやら「怒り」を露わにしているみたい・・・💦

その覇気に牙隊はゾクッと青ざめた瞬間気を付けの姿勢を取る!「倣え」の号令でアザミも同じように動かなくなる。そしてメフィストが地面に指を向け「跪け」と号令すると・・・今度は牙隊が地面に膝をついた!牙隊が多耳族に行った号令を今度はメフィストによって牙隊が従っている・・・💦

「わかんないかな。13冠が帰れって言ってるんだけど?いつから魔関署が13冠より偉くなったんだい?」「まぁ上下がハッキリしてるのは嫌いじゃないよ?やっぱり偉い相手には敬意を払わないとね、そうだろ?😊」メフィストは恐ろしい、うわべだけの笑顔を向けてそう言った。

抵抗しようにも体が言うことを効かないアザミは「こいつ、ふざけるな」と気持ちでは抵抗する。偉い相手に敬意?これでは、これではまるで・・・

憎き化け物

入間とムンムが作った「旗」のおかげで、メフィストは「この畑の権限は俺にある」と形勢逆転!牙隊が多耳族に行った号令を今度はメフィストが牙隊に行い、多耳族が味わった屈辱を感じざるを得ないアザミたち。ふざけるな、と思うアザミの前には、ノヴァを庇う入間。これではまるで、私がこの入間という少年に敬意を払っているみたいじゃないか・・・

そして派遣前にナルニアが言っていた「懸念点」の話を思い出すアザミ。そこで出た名前が「イルマ」だったのだ。
イルマ?とアザミが尋ねると「あれは魔界の均衡を崩す」とナルニアは鉢植えを剪定しながら言った。「その証拠に奴の周りには不自然なほど大きな力が集まっている。三傑サリバン、アスモデウス家、アザゼル家、バルバトス家・・・他にも魔界有数の悪魔たちがイルマに肩入れしている」なぜ、とアザミが投げかけると「奴には説明できない、悪魔を引き寄せる何かがあるナルニアの剪定の手にも妙な力が入る。

「今回の件で一番あってはならないこと。13冠メフィストまでもがイルマによって籠絡されていることだ」その言葉にアザミも信じられず「サリバン公の孫とはいえただの学生でしょう?そんな力あるわけが」と反論したが、「あれをただの学生と思うな。得体の知れない化け物と思え」ナルニアは剪定していた鉢植えの花を握り潰してしまうほど入間への嫌悪感を見せたのだった💦

「もしメフィストが少しでもイルマに肩入れして魔関署に歯向かうようなら決まりだ」
アザミは何を思うのか?そして入間はまたしても大きな組織を敵に回してしまったのだろうか・・・?💦
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魔入りました!入間くん367話感想・まとめ

やはりメフィストが入間サイドにつく展開になりましたね。「関係ない」とアザミに抵抗されても「旗」あるじゃん?と展開を予想している流石の読者ファンも散見されました👍まさにその「旗」で形勢逆転するのは、王道でも爽快な展開だったかもですね☆しかしナルニアはアザミには黙っているみたいだけど「入間=人間」と知っているしそれを抜きにしても入間への敵意や憎しみ、嫌悪感がえげつないのはなぜでしょう?もしかして、可愛い弟「カルエゴ」が人間・入間に籠絡されて嫉妬しちゃってるのか・・・!?←

悪魔を籠絡させる何かがある、のは確かだけど、みんな入間を好きになるのは単に「入間のやること為すことを見ていたい、それで何が変わるのか見届けたい」という「好奇心」だけじゃないかなと思うのです。今回のメフィストも、入間が多耳人参の美味しさに気付き、たった人参1つで多耳族の境遇があっという間に変化したことで「君は何をしたんだ!?」という興味じゃないかと。そしてそれを急に邪魔されたんで「俺が見たい展開に茶々入れるな!」という怒りなのでは。まるで子供がアニメを見ていて山場の所でお母さんに電源切られた時みたいな・・・w

図らずも勝手に弱いと決めつけていた多耳族にした仕打ちを自分たちが受けて屈辱を味わう展開になった牙隊。それを見て「王の器」入間はどうするのか・・・
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の367話ネタバレを紹介しました!

が…

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メフィストの能力って「見た魔術を盗む」とかなのか!?やはり勝負師の家系、血筋なのかな・・・?

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