2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そして激動の秘密の夜会「デビキュラム」も終わり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。
ベルでアスモデウスとクララを呼び、3人で「多耳族」を一か所に集めて安全に暮らせる場所を作る仕事を任された入間。音に敏感だが体力と魔力に乏しい彼らのために拠点を作るのが果たして魔界全土の多耳族のためになるのか・・・強者に従うしか生きていけないからという彼らの意見を聞かず「イルマ王」にされた入間だが、それを快く思わない者が・・・!?
そんな「魔入りました!入間くん」354話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
希少種「多耳族」とは、6km先の木の葉の音さえ聞き取る驚異的な聴力を持ちながら、体が小さく魔力も少ないのでほとんどは聴力を極限まで磨き様々な職に就いているのだとか。
魔-ケストラのメーメーはその一例だが、あそこまで独立できるのはよほどの才能を持つ者のみで、ほとんどは「ハイランク悪魔に付き従うことでしか生きられない」のだという。そうして散り散りになっている多耳族を一か所に集めるメフィストの計画にどういった真意があるか長老ムンムは聞きたいとのこと。そして手を叩くと、周りに隠れていた大勢の多耳族が顔を出していた!
「通過儀礼」として、入間たち3人は多耳カチューシャを貰い、多耳族の警戒心を解く。ちなみに散らしたい時は大きな音や声を出せばいい・・・と長老はちゃっかり商売してます😅
それはさておき、今集まってる多耳族の量を見て「少ない」と判断するメフィストとアスモデウス。そこでメフィストの計画の本質が明らかに・・・
「今回の目的は『保護』。散り散りだと病気やケガの対処が厳しいし繁殖の機会も失われる。魔界の発展に貢献してくれる彼らを一か所に集めて安全に暮らせる場所を作りたい」
斬新な案だけど、と言いながらメフィストが同意を求める。長老は「追従生存」と言って拳を地面につけ頭を下げる。それに倣って他の多耳族も頭を下げる。それをどこか悲しそうに見つめる入間・・・。
ところで、安全地帯に常駐する責任者は?実はメフィストは他にも管轄があるため常駐は難しい。ということで「イルマ王」爆誕!?💦「サリバンの孫」という肩書を聞いて一気に群がり入間を胴上げする多耳族たち💦困惑しながらされるがままの入間の腹の上に突如「ドッ・・・」と何かが飛び乗った!?💦
魔入りました!入間くん354話ネタバレ
反対者の心
13冠メフィストが監督を務める「スカーラ」を受ける入間。助っ人にアスモデウスとクララを呼び、希少種「多耳族」を保護する拠点を作るため、入間は「王」なんて呼ばれてしまったのだが、それに反対する者が胴上げされる入間にのしかかってきた💦それは「ノヴァ」という多耳族の少年だった。
「多耳のたは逞しく!多耳のみは魅力的!唯一無二の孤高の種族、それが俺たち多耳族!」「それを!こんなちんちくりんのもちもち貴族が統治して王になるだぁ!?冗談じゃない、俺は絶対に認めないぞ!!😠」勢いに任せて自分の気持ちをぶつけたノヴァ。入間を侮辱されたとアスモデウスが噛みつこうとした瞬間「喝!!!」と長老ムンムが拡声器で一声上げた💦
「なんという失礼なことを!謝りなさい!」大声に敏感なのはノヴァも同じ、しばらく動きが止まったがすぐさま入間に肩車し、入間のアホ毛を掴む。まるで機械を操るレバーのように、アホ毛を曲げた方向に動く入間・・・ロボットよろしく遊んでるな!?😅「イルマ様を操縦するんじゃない!!」と謎の叱り方をするムンムです😅
しかしノヴァの気持ちは一貫していた。「どいつもこいつもハイランク悪魔だからってヘコヘコしやがって!俺たち多耳族は誇り高き種族だろ、何でいつまでもハイランクに使われて生きなきゃいけないんだ・・・!」その気持ちがやはり引っかかっていたらしい入間。「それが種の存続のため」と再三説得していたらしいムンムだが、ノヴァは納得いかないようで。
「ハイランクに頼らなくても生きていけるっての!俺らは守ってもらうだけの弱小種族なんかじゃない!聴力だけが優秀な種族だとか、そんなレッテル貼られっぱなしじゃダメなんだよ・・・」
ノヴァの乱暴だけど純粋な気持ちに、長老もアスモデウスたちも黙ってしまう。この絞り出すような主張に入間は・・・?
王、の前に
多耳族の拠点を作ってそこに「イルマ王」を置く、という考えに断固反対してきた多耳族の少年ノヴァ。ハイランクに頼って生きるのが当たり前、という考えに嫌気がさしていたようです。こんな檻みたいな集合地もプニプニの王も断固反対!!とまだ入間にしがみついているノヴァを長老が窘める💦気にせず「わかったかこのやろ・・・」と言いかけノヴァが入間を見下ろすと・・・
何やらにへ・・・wと笑っている入間。真剣な主張の最中に腑抜けたような笑顔を見せる入間にノヴァはたじろぎ、「何笑ってんだ気持ちわりっ💦」と軽口を叩く。入間は無意識だったようで言われて初めて気付きノヴァに謝る。そして「君が僕の大事なヒトによく似てるから」と言った。そのヒトは、ここに来る前にも背中を押してくれた。そのヒトも近くにいる気がして嬉しくなった・・・入間は笑顔のまま言った。ノヴァにはわからなかったけど、ちょっと警戒心は解けたかな・・・?
そして入間は長老に向けて今の思いを伝えた。「この集落の王になるって話ですが、僕らはまだ多耳族の皆さんをよく知りません。どんな生活をしてて何が好きか嫌いか、だから僕らに皆さんを理解する時間をください」初めて言われたのか、ムンムも他のみんなも驚いていた。そして入間はまずは集落の案内をお願いする。そして「案内役はこのノヴァくんに」と。
ノヴァでいいのですか?と長老、何で俺がとノヴァ。しかしノヴァの両腕をアスモデウスとクララががっしり掴む。「入間様のご指命だ、光栄に思え無礼m・・・ノヴァくん🔥」「一緒にいるまちパレードといこうぜぇのばんばん🐰」
そしてノヴァを肩車したまま入間はテントを出ていく。ノヴァの両手をアスモデウスとクララが掴んだまま・・・長老が待ってと言うのは聞こえてない様子😅仲良く・・・なれるかな?w
隠された条件
ノヴァの気持ちを聞き、王の前に多耳族を理解したいと集落の案内から始めたいと入間たち。案内役にノヴァをつけ、長老の待ったを聞かず4人はテントを後にした。
その様子を俯瞰で見ていたメフィスト。「あはは、若者は行動力が有り余ってるね~」なんて呟いている周りに恐縮しながら多耳族が集まって来た。それに気付くとメフィストはソファに足を組んで座り「俺はおもてなしをたっぷり受けながら報告を待つとするかな」そう言うとメフィストの手にバインダーのようなものが現れた。多耳族はそんなメフィストにお茶を出したりバインダーを覗き込んだりしている・・・
ハイランク昇級試験『スカーラ』は、悪魔たちが名を上げるための登竜門であり天秤にかけられる狭き門。13冠による審査が行われる今試験は求められる成果・成績が非常に高く、ランク6への合格率はおよそ6%。合格基準は審査員の裁量だが、メフィストが入間に求める基準は「単純」だと言う。
その条件とは、「君が王になってはいけない」それが多耳族を救う要・・・え!?どういうこと!?💦
そうとは恐らく知らず、入間はノヴァを肩車したまま楽しそうに集落を見て周ってるけど・・・入間がなるべきものは「王」ではなく・・・!?
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魔入りました!入間くん354話感想・まとめ
多耳族「ノヴァ」、恐らく前回入間が思っていた違和感や切なさを今回で代弁してくれたんだと思います。やはり「長い物に巻かれろ」精神を当たり前だと思いたくない、反骨精神溢れる者がいたっておかしくないですよね。実際に独立しているメーメーのような多耳族がいるわけだし、納得いかない者もノヴァ以外にもいるかもしれませんよね。メフィストがどこまで見越しているか不明なのが考察しにくい所ですが・・・
入間がノヴァに見出した「大切なヒト」はバチコだったわけですが、確かに似ている所はあるかもですね。バチコも家族内でも新13冠選抜の時も、そして誰かの師匠になろうとして結局・・・という苦い経験をたくさんしている中で、入間の師匠になり13冠にもなった。納得いかない所を吐き出して何とかしようともがいて泥臭くのし上がってきた・・・そんな性質をノヴァにも見出したのかもしれません。それが最後メフィストが出した「条件」に繋がるのかも・・・!?
入間はきっと「試験」とか「仕事の責任」とかを念頭に置いてるわけじゃないと思います。その中でどこまでメフィストの思惑と合致するか・・・まずは多耳族の理解だね!
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の354話ネタバレを紹介しました!
が…
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