2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
働かないアホ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは付き人オペラと共に入間を孫として熱烈歓迎、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔の生徒として通わせます。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないように努めていた入間だが、アスモデウスとクララという悪魔の友達ができ、問題児クラスの生徒や先生、生徒会長アメリらと日々過ごすうちに「魔界で自分らしく生きる」ことも徐々に考えるようになってきました。
「赤龍」が現れた入間のエリアで、「友達がまだ中にいる、助けて」と叫ぶ子供が。それを「ケガしたくないし諦めよう」と見捨てる大人たち。その悪魔特有の薄情さと、楽しい場所を急に壊されて恐怖を与えたまだ見ぬ敵に「ムカついた、一矢報いる」と入間は子供を助けに行った。変な子、と周りが言う中、入間に賛同する級友たち！そんな中、その原因の六指衆が監獄で好き勝手暴れているようで･･･💦
そんな「魔入りました！入間くん」78話ネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん78話ネタバレ
監獄の砦
地上が魔獣騒動で混乱している所に乗じて、六指衆はついにウラボラス監獄へ侵入。次々と看守たちを倒し虜囚を地上へ向けて流していた！💦
第3階層で看守たちは大わらわ。とにかく虜囚たちを地上へ流さないために地上に人員を回そうとするが、そんな中第2階層の看守室が制圧、牢の鍵が突破され囚魔たちが檻から出たと報告が･･･
その時にはまさに地獄絵図、監獄の中を囚魔たちが雄叫びを上げながら暴れながら逃走する光景が💦第4階層では以前キリヲと共に脱獄計画を話していたインプ・ロッキーらも嬉々として飛び出していた。出入口を封鎖せよという看守たちのアナウンスが響く中、守りの薄い道を易々と抜けていく囚魔たち。「俺脱獄したら六指衆についていく！」「おう、俺らは魔界に混沌をもたらす彼らの活動に加勢する！まずは地上で六指衆と遊園地襲撃だ！」と意気込む中、インプだけは不安そうな顔をしていた。
「あの、本当に上に行くんスか？💦」
今更何だ、と先輩たちに言われるのは当然だが、インプが不安に思う要素があった。「上にはアイツ･･･『トリトン』がいるじゃないスか！💦」
ウラボラス監獄は地上に行くほど強い看守に守られているという構造。第4、第3階層が牢屋と看守室、第2が看守室、第1が看守長室、その上が地上となっているのだが、その中で囚魔たちが一番恐れ慄くのが「握手のトリトン」副看守長である。
囚魔は収監される際一番最初にトリトンと面会するのだが、その時に「看守の恐怖」を身をもって知ることになる。トリトンは身の丈数丈もある巨体の悪魔。その「握手」で囚魔の両手を握って持ち上げ、手首と足首を糸のように細く握り潰すのである！😱
「ひしゃげた手足首に枷をはめられ手元を見るたび思い出す。竜の首をもへし折ると言われたあの握手を。六指衆が関わってなかったら脱獄なんて馬鹿なマネ考えなかったさ」
脱獄しながらもトリトンの話を出すと思わず喉を鳴らす「恐怖の看守」。六指衆がそんなトリトンとどう戦っているのか、囚魔たちは誰も知らないのである･･･。
勇者は誰だ
囚魔たちが最も恐れるウラボラス監獄の副看守長「握手のトリトン」。竜の首をもへし折る握手に六指衆はどう立ち向かっているのか･･･
「ぎぃやあああぁぁ！！！💦」
何とそのトリトンが悲鳴を上げていた！💦その相手は何と、「小さいおじいちゃん」と言われていたヒュダーリン！小さな体で巨大なトリトンの手を逆に握り潰していたのだ！！💦
バカな、俺の『握首』は万物を握り潰す家系魔術、こんな小さなジジイに通用しないわけが･･･とトリトンは苦しそうに思うが、ヒュダーリンは澄まして言うのだった。
「失礼、これが貴方と私の力量･･･大きさの差。私のようにもっと自分の大きさを弁えるべきでしたな、若造」そう言ってトドメを差すヒュダーリンに「キャーヒュー様ステキ〜」と飛ばすアトリ。山積みにした看守たちの上に乗って･･･💦「これで第2看守室は片付いたね」とリーダーのウエトトもさらっと言う。
上の魔獣たちはちゃんと暴れてるかね～とまるで世間話のように話すアトリに「僕らの魔力をエサに育てた召喚魔獣たちだ、スタッフも客も手出しできず遊園地を焦土にするまで止まらないさ」とウエトト。しかし「もしあれに立ち向かう悪魔がいたら、よほどの勇者だよ」とも鼻で笑うように言った。
その頃、何とか「青牛」に一発攻撃したカルエゴチームは、その後の手がわからず余計怒らせた青牛の前にジャズを押し出していた💦何で押すんだよ、と盾にされてジャズが文句を言ったりうるさいのにキレて青牛はまた拳を振りかぶってきた！眼前を掠めていく巨大魔獣･･･😱
さすがにヤバい、と全員でガレキの影に隠れ、静かに「どうして俺が前なんだ」とジャズはリードたちに抗議。だってリーダーだから、と言うが意味がわからない。「だってジャジーランク3だろ！？💦」とリードが吠えた。
そう、リード、カムイ、ゴエモンはランク2でジャズだけ3。「お前らこんな時だけ･･･いつもそんなの一言も･･･💦」ジャズの抵抗虚しく「頼みますリーダー、やっちゃってください！💦」「ジャズしか頼れないんだよ！💦」「ぜひともお知恵を、お頼み申す！💦」
そう言われ、正直グラついてしまうジャズ。というのも･･･
頑張るぞアニキ
「1人だけランク3だから」とジャズを盾にするリードたち。「何だよ頼るって、おいおい勘弁してくれよ」ジャズがそう思うのには幼少期から今も続く因縁があるからだった。
「おーい坊主〜元気か？」そう声をかけるのはジャズの兄。何気なく声をかけて肩に手を置いただけのように見えて、実は弟の財布を盗っている兄💦ジャズの家系は完全実力主義、盗った方より盗られた方が悪いのだ。さらに兄は手癖だけでなく酒癖、女癖も一流に悪く、弟であるジャズの領域は常に侵されまくってきた。弟の部屋に勝手に女性を連れ込んで酒を飲み明かし散らかし、あられもない姿で酔い潰れて寝ている、なんてことが日常茶飯事なのだ。
でも実力が上だから言い返せないのだ。何度鼻の穴に指突っ込んで背負い投げしてやろうかと思ったけどできないのだ。兄が散らかした自分の部屋を掃除しながら「俺に弟か妹がいたら絶対に優しくするのに💢」とずっと思ってきた。だから･･･アニキとか頼るとか言われると俺･･･
めちゃくちゃ嬉しくなっちゃうんだよ･･･！！✨
見ろ彼らのピュアな瞳を！✨と思うが、みんな「一番前は嫌💦」「先頭なんて死ぬ💦」「女人の腕の中以外では死ねない💦」と思ってるんだけどね😅でもこれでジャズに火が付いたので改めて作戦を考える。しかし俺らレベルの魔術は効かないし、その間も青牛は破壊を続けて意味がわからないし、そんな青牛に俺らの能力をどう使えばいい･･･！？💦
その時、カルエゴ先生がポツリと呟いた。
「ジャズ、その首のは飾りか？」そういえばジャズの首にペンダント的に何かついていた。実はそれはアクセサリーではなく「笛」だった。
「あ、そうか勝てるかも」
え？その笛で？どうやって？💦
魔入りました！入間くん78話感想・まとめ
監獄の様子からジャズの話、落差がエグいな💦囚魔の誰もが恐れる巨体のトリトンを小さなヒュダーリンが制圧するのは恐ろしかったな💦きっと「トリトンがいるから」看守長は留守を任せたんだろうし、今までもそれで何とかやってきたのであろうに、六指衆が来てからすべての常識がひっくり返されていく感じが怖いですよね💦均衡の取れた世界っていうのがきっと悪魔には退屈で、そこに革命を起こす六指衆は確かにダークヒーロー的でかっこいいのかも。何か･･･モヤッとしますよね💦入間もこんな感情だったのかも。
ウエトトが「よほどの勇者」と鼻で笑っている相手は入間たち問題児クラスですよ･･･と言いたいけど、それを身をもって知る時もきっと来るでしょうね。「どうせなら問題児で行こうぜ」と入間は不良っぽい感じで言ったけど、それは問題児たちをちゃんと見てて信じた上での言葉だから悪い意図はない。ヒュダーリンが「大きさの差」とトリトンを沈めていたけど、また別の「大きさの差」を身をもって知るその時が何か楽しみですよね･･･😈
ジャズが実兄に苦汁を飲まされてきたのは不憫だけど、それをバネに頑張れそうで･･･頑張れアニキ！！(笑)
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の78話ネタバレを紹介しました！
が…
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「身をもって知る」現実は誰にも平等に訪れるのでしょうね。それを成長の糧にするか、それとも･･･。
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