2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そして激動の秘密の夜会「デビキュラム」も終わり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている中、若く「人間」の入間は怖い思いもたくさんして・・・。
サリバンが出向いた魔界塔では、現13冠たちによる議会が開かれていた。バールがシュラ姫に個人的に絶大な支持を得ていること、ベヘモルトの意識が回復しないこと、デルキラの席を無くすことに賛成する者がいること・・・そんな中、三大英雄の筆頭・バルバトス家の大統領から「バチコを13冠の椅子取りゲームに振り回すな」と怒りの矢文が。三大英雄と衝突したら魔界を揺るがす大戦争に発展するかも・・・💦そんな中、その大統領と相対していたのは入間で!?💦
そんな「魔入りました!入間くん」311話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
魔界塔665階。ここで今回はサリバンたち三傑も交えた「13冠会議(サーティーンディナー)」が行われていた。
新13冠のナルニアとメフィストは準備のため、そしてバールは「シュラ姫とのお茶会」で欠席とのこと。魔関署で拘束中のベヘモルトは外傷は完治したものの意識が戻らないとのこと。そして今回のデビキュラムで「現13冠への不満・疑念」「新13冠への期待・興味」そして「デルキラ廃席への賛成意見」が魔界中で意見が飛び交っているとのこと。
デルキラ廃席となれば魔界の均衡を崩しかねない、しかし民意を無碍にもできない、そしてその空いた魔王の席にバチコを入れるのか・・・全員が二の足を踏んで話が進まない中、パイモンが「バルバトス」の名を聞いてから妙にソワソワし始めた。その時。
突然天井を突き破り矢文が届いた。送り主はまさにパイモンが心配していた「バルバトスの大統領」からだった。「デビキュラムの騒動とかどうでもいい。バルバトスにとって重要なのは『バチコの未来』。魔王の席が空いたからってバチコを穴埋めに使うな。バチコの知らない所で変な重責負わせるようなことするなら、バルバトスならびに三大英雄への反逆と見なす。バチコの進退はこちらで決める」めちゃくちゃ怒ってるやん・・・💦
もしも三大英雄と13冠が衝突となれば、魔界を揺るがす大戦争になりかねない。奇しくもバールが望んだ「混沌」の魔界になってしまう・・・三傑が謝りに行こうにも会えるかが不明。慎重に行動しないと魔界の行く末が大統領の機嫌で決まってしまうとも言えるのだから・・・。
「俺はすこぶる機嫌が悪い。言葉には気を付けな、バチコの弟子よ」
その頃、その大統領と相対していたのはロビン先生に連れられた入間だった!!💦入間は大統領と仲良くなれるのか・・・?💦
魔入りました!入間くん311話ネタバレ
先生の見誤り?
少し時間を遡って、入間がバルバトスの本拠地へ行く少し前。ロビン先生に連れられた入間はバルバトス家専属らしい怪鳥に乗って空から本拠地へ向かっていた🐦
バギャ〜と猛々しく鳴く怪鳥の背中に乗りながら、ロビン先生が道案内。「絶岸壁(デススクエア)を抜けて北側の山脈の中心・・・ここがバルバトス本家領だよ!」上空から見ると広大で豊かな森の中にアジアンテイストな建物や塔が並ぶ敷地がくっきりと見えた。どうやらこの森全部バルバトス家の持ち物らしい💦さすがは三大英雄筆頭💦
2人は長い尾羽をあしらった帽子「羽帽」を被っているのだが、これがないと敵とみなされ容赦なく矢が飛んでくるから脱がないでとのこと💦怖い・・・💧そんな話をしながら入間はロビン先生に「今回の訪問の目的」について聞いてみた。するとロビン先生は「もちろんバチコ姉ちゃんの激励だよ!」。ピクッと反応する入間。師匠の激励・・・?
「13冠の件でいろいろ大変だったし、落ち込んで部屋にこもってるらしいから!僕らでいっぱい励まして元気になってもらおう!大統領もきっと歓迎してくれるよ☆」そう言って領地に乗り込んだのだが・・・来たら「今すこぶる機嫌が悪い、言葉遣いには気を付けな」という状況だったのです💧
青ざめる入間がふとロビン先生の方を振り返り「僕ら全然歓迎されてないのでは」と助け舟を求めようとするが・・・ロビン先生は真顔で「ごめんのポーズ🙏」先生ーーーッ!!💦
すると大統領の方から「バチコの弟子よ」と声をかけた。びっくりしてハイッと返事をすると・・・
「結論から言うぜ。バチコは誰とも会わない。これはバチコの意志だ」
え・・・?💦
怒りの理由、と
「バチコを激励する」とロビン先生に連れられバルバトス本家にやってきた入間。大統領は歓迎どころかものすごく不機嫌そうだった上に「バチコは誰とも会わない」と言った。
恐る恐る「どうしてですか?」と入間が尋ねると「あ゛?そんなこともわからねぇのかい」と凄む大統領💦入間が口をつぐみ恐怖に慄いた顔を見てから大統領は話し始めた。
「まず13冠はキラキラした黄金の椅子を用意した。そして座らせてやるとバチコに期待させた。しかし『実力と実績が足りない』からダメだと言い、かと思えば『やっぱり席空いたから座ってくれ』と言う」「ただその椅子は、あらゆる危険の上で揺れ動く黄金の椅子となっていた」そこまで言った瞬間、敷地を揺るがすほどのズン・・・という轟音と揺れが。「こんなフザけた話があるか」大統領の底知れぬ怒りだった・・・
「今やバチコは好奇の的だ。『魔王の椅子を廃してまで座るべきではない』『リスクを負ってでも座った方がいい』助言や励まし、そういう戯言が今のバチコには一番の毒だ」
大統領の本気の怒りの声に、軽々しく連れてきてしまったロビン先生も図星を突かれ背筋が凍る。大統領がここまで怒っているとは先生も思わなかったのでしょう。
「何人もバチコには会わせん。これ以上あの娘を傷つける奴は」
「親戚でも弟子でも13冠でも魔王でも、万の矢で脳天を射抜いてやる」
ものすごい怒りのオーラと万の矢が見えるほどの大統領の迫力。思わずロビン先生は「教師として」入間を庇うように立ちはだかった。恐怖で顔がこわばったまま、ロビン先生は「ごめんイルマくん、帰ろ」と言いかけたその時。「大統領、そのお怒りよくわかります。しかし帰るわけには行きません」入間が下を向いたままそう言ったのだった。
イルマくん!?とロビン先生が入間の方を振り向いた言葉も遮って「だって」と入間は続けた。その時ロビン先生が見たのは・・・
「僕も同じくらい、13冠に怒っているから・・・ッ」
今まで見たこともないくらい、激しい感情を湛えた目をした入間だった・・・!
愛される師匠
「黄金の椅子」をチラつかせバチコを翻弄した13冠に怒り心頭の大統領。しかし実は入間も怒っていた!本気の目で怒っている入間の発言に思わず目を見張る大統領。入間は今回のデビキュラムでの「師匠」について切々と語り始めた。
「今回のデビキュラムの間、師匠はずっと困惑していました。そもそも僕は、師匠が13冠に選ばれなかったことだって納得できません!」入間にも強い思いがあるようで、自身の膝をぎゅっと握って思いの丈を吐き出すように大統領に訴え続ける。
「師匠はワガママで気分屋でとっても厳しい方です。だけど絶対についてきた相手を見放したりしない。僕は知ってます、師匠の技術の美しさや弓矢にかける情熱、負けず嫌いで努力家で自信家で優しい人柄・・・そんな師匠の素晴らしさが認められなかったことが何より悔しい」
「だから、師匠を悪く言う相手には立ち向かうし、これからも弟子としてずっと後をついていくし、もし師匠に実績が足りないって言うなら・・・僕が師匠の実績になってやるって!!そう決めたんです!!」
「それが大好きで尊敬する師匠への最大の恩返しだと思うから!!!」
入間がバチコへの思いを叫んでいるのを・・・いつの間にか様子を見に来ていたバチコがふすま一枚隔てて聞いていた。目を見張りちょっと赤面しながら、乱れた髪でジャージのような服の裾を握って固まっていた。「僕は全力で師匠を支持します!それは絶対です!!なのでっ」
「僕も一緒に!怒らせてくださいっ!!!」
大統領の前で無意識に右手を上げ、何かの宣言のように入間は夢中で叫んでいた。密かに聞いてしまった「師匠」バチコは、ちょっと俯いた後また顔を上げて腕で目を覆った。
お前は、ほんとにバカな弟子だよ。
熱い一番弟子の声を聞いたバチコの胸にビンビンに響いたのでしょう。バチコは、大統領はどうするのか・・・?
魔入りました!入間くん311話感想・まとめ
いや~!まるで少年漫画のような主人公が激アツになる展開でしたね!さすがは元某少年漫画が強い出版社出身の西修先生・・・こういう展開をチャンピオンでやらなくても、という声もあるかもしれませんが「悪魔と人間が対峙する」根本を忘れなければこれはチャンピオン作品と言えるでしょうね。
ロビン先生の「若さ」を垣間見た気もします。「バチコが落ち込んでるらしいから励ましに行こう!」と授業ほっぽって本家に乗り込んじゃうとか、いくらデビキュラムに行ってないとはいえ大統領の怒りが想像以上で怖がっちゃうとか、一応教師として入間を庇おうとはしたけど結局は逃げようとしちゃったとか・・・分家の若手で実力はあれど「若さ」があまり武器にできてないし「教師」としてもまだまだ駆け出しなんだなと。逆に今回入間に教えられたのはロビン先生なのでは・・・?
偉い悪魔だからと言って理不尽に個人を振り回す大統領の怒りもわかるし、入間が納得いかないと言うのも理解はできる。デビキュラムで2名に選ばれず拍手を送っていたバチコを見て入間はたまらなく悔しかったのでしょう。でもちょっとバチコを私情で過大評価しすぎ・・・?大統領の壮絶な怒りを入間の一声だけで鎮めてしまったら、それこそ納得行かないかも。大統領がここで「は?」とか言ってくれれば・・・とか思ってしまうのは意地悪かな?←
大統領はわからないけど、バチコには響いたらしいしどうなるのか!?そもそも大統領が「バチコの行く末はこちらが決める」というのも違うよね?←
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の311話ネタバレを紹介しました!
が…
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