魔入りました！入間くん273話ネタバレ感想！きっと野望は叶う！

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

とうとう、アニメ第三期がEテレ午後6時25分から放送開始！皆さんはもうご覧になりましたか？漫画では2年生になった入間たちもアニメではまだ1年生。それぞれの師匠が登場し、収穫祭に向け、そして1年生のうちに全員ランク4になり「王の教室」を守るために厳しい修行が始まります･･･！漫画との違いを感じながら、色と動き付で魔界を楽しんで下さいね☆

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。早いもので1年が経ち2年生になった今、昇級を賭けた1年生との合同試験「心臓破り」に長らく奮闘してきたがそれもいよいよ終了！！様々な事件があり今後の動きがドキドキです･･･！

学校を休むほど落ち込んでいるらしきゴエモン。それは「心臓破り」で後輩の関係が悪く、そこに付け込まれた攻撃をムルムル先生に食らってしまい「不甲斐ない」という気持ちが暴走しご法度である「素顔を晒す」ことをしてしまったせい。なぜゴエモンは素顔を見せてはいけないのか？そして見舞いに来たアガレスはゴエモンを立ち直らせることはできるのか･･･

そんな「魔入りました！入間くん」273話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

あの「眠い、めんどくさい」が口癖のアガレスが、何やら険しい道を苦労して登っている。その先にあったのは「ガープ道場」。その道場の真ん中に座って落ち込んでいるのはゴエモンでした。

「まだ落ち込んでんのか！いつもの世話焼きはどうした俺は客だぞ！💢」そう発破をかけてゴエモンを動かすアガレス。粗茶を出してくれるがゴエモンの顔には紙袋が被せられている。「状態はもう戻ってるんだろ？」とアガレスは言うが、「心臓破りの時、拙者はしてはならぬことをした」とゴエモンは悔しそうに紙袋の上から顔を覆う。

遡ること「心臓破り」中盤。ムルムル先生と出会ったゴエモンチームだが、ずっと揉めている。猪突猛進型の「ジグ・ザクマ」と、冷静に状況判断してから動きたい「ロエル・ミシェル」はとことん意見が食い違い言い争いの大騒ぎ。ゴエモンも困惑するしかなく、それをムルムル先生は家系能力「鑑定色(ジュエル)」で冷静に彼らの心情、家系能力や魔力の情報を色で観察していた。

「このチームの色をもっと濁らせるには･･･こうだな」
先生は感情的になって判断が鈍っている所に付け込んだ！ゴエモンの太刀も風船が割られてから空を切る。その結果にロエルがジグを殴り、ジグも怒りがピークになり2人は取っ組み合いを始めた💦悪周期に入る前にテントへ、と先生が促そうとしたその時。

「何でこんなことに･･･他のチームみたいに仲良く協力したかったのに･･･」
「不仲はよくない、止めないと」

その瞬間、ゴエモンから得体の知れないどす黒いオーラが。身の危険を感じた先生は中継魔の目を伏せ後輩2人にも「目を閉じろ！！」と叫んだ。2人が戸惑い目線をやった時には･･･ゴエモンが「素顔」を晒していた。それを見た後輩はただ恐怖におののくばかり･･･

「ガープ家法度　素顔を見せるべからず」その掛け軸がある部屋で落ち込むゴエモン。後輩の精神を蝕むほどのゴエモンの素顔とは？そしてアガレスはゴエモンを立ち直らせられるのか･･･

魔入りました！入間くん273話ネタバレ

生き抜くための孤独

ゴエモンの祖。それは殺伐とした魔界を生き抜くため「混沌」から生まれた。それは生き残るために進化した、敵を作らないという最善の生存戦略。

それが、「相手の精神を破壊する容姿」だった。「醜い」とかいう次元ではない、目に入った瞬間脳を壊し心に恐怖を植え付ける。この容姿のおかげで捕食にも優れ争いを生まず、生存戦略としての進化はすべてうまく行き魔界を生き抜くことができた。ただ、その完璧すぎる容姿のせいで「孤独」でもあった･･･

そんな彼に一筋の光明が差した。その姿を哀れに思った「魔神ハープナス」という女神が「風」を授けた。ハープナスは全身を美しい銀色の羽に覆われた魔神で、哀れな「混沌(ガープ)」にその身を包む深銀の毛並みとその毛並みを操るための風の加護を授けた。「その身が決して覗かれぬよう、心して扱うのですよ」と伝えた･･･それが子孫であるゴエモンにも伝承され、ガープ道場にはハープナスの像もあり、その加護に幼少期から感謝して手を合わせて日々鍛錬していたのです。

その禁忌を試験で犯してしまった。ゴエモンの顔に上着を被せ、ムルムル先生は必死で高位魔術を使いゴエモンを抑える。意識抑制(クールビエスタ)、混乱消滅(ショックバン)、心拍支配(ハートプール)、魔力源流(リラクゼニア)･･･そしてゴエモンの「ガープ」の姿を一瞬見ただけで気を失ってしまった後輩2人にも意識安定(クルーラフ)、目眩解除(ローラーバン)などを使って必死で処置を施す💦が、先生とはいえ1人では限界がある。先生は咳込みながら救護の応援を頼んだ･･･

それほどまでの「ガープ」という容姿。そりゃ落ち込むのも無理はない･･･💦

後悔と驕り

先生たちの必死の救護の甲斐あって、ゴエモンが気付いた時にはいつもの姿で保健室のベッドに寝かされていた。気付いた瞬間ゴエモンは飛び起き、「拙者は･･･なんてことを･･･！💦」と後悔の念に苛まれてしまう。

ブルブルと震えながら後輩2人を診ていたムルムル先生の所へ向かったゴエモン。「2人は大丈夫でござるか！？2人に申し訳ないことをしたと謝りたい」と必死で先生にお願いするが、「申し訳ないけど、今は無理だね」とムルムル先生は静かに拒否した。
状態は安定しているから安心だけど、心がまだ不安定なんだ。君の「姿」のことは一瞬で覚えていないだろうけど、君を見たら記憶がフラッシュバックしてまた精神に異常が出るかもしれないから、しばらくは会わせられない。後輩2人としばらく完全「面会謝絶」を食らってしまった。薄暗いカーテンで仕切られた部屋の前でがっくりと項垂れるゴエモン･･･

「拙者は勘違いをしてたでござる」紙袋を被ったまま、体育座りで膝に顔を埋めるゴエモン。悪魔学校に入ってクラスのみんなと一緒に過ごして、収穫祭でもたくさんの出会いがあって、「ここなら自分の姿のことなんて大した壁にならない」と、このまますぐに「お仲間100人作る」野望も叶うと思ってしまった。でも、この「姿」がある限りこの野望がどれほど難しいのか、もっと言い聞かせるべきだった。結局ハシャいで興奮して結果的にパニックになって傷つけてしまった。近づいちゃダメだったんだ。

「だからもう拙者間違えないでござる！みんなとも距離を取る！だからアガレス殿も･･･」
と言いかけたその時･･･「ぐぅ･･･😪」えええぇぇ･･･💧アガレスったら寝落ちしかけてる･･･💦

「いや話長ぇわ寝かす気か」そうツッコまれ困惑するゴエモンに「長い話聞いたらハラ減ったわ」と続けざまに言うアガレス。今すぐ何か作って、といつもの世話焼きが出そうになった時、アガレスが何かを差し出した。それは･･･

みんな待ってるから

自分の「姿」は誰かに近づいてはいけないから距離を取る、なんて言い出したゴエモンに何かを差し出したアガレス。それは、アガレスが作ったおにぎりだった。ゴエモンがいつも作ってくれるおにぎりを模した、不格好なおにぎり･･･

「まずは飯をいっぱい食え。いっぱい寝て身体も動かせ。頭の中一回リセットして、落ち着いたら学校来い。いいな？」
アガレスのおにぎりを前にゴエモンは遠慮がちにコクンと頷いた。「そんで･･･会ってもいいって言われたら、先生と1年生に会ってちゃんと謝ろう」アガレスは続けた。

「俺もついて行ってやる。お前がまた暴走しそうになったら、俺が土に埋めてでも止めますって言ってやるからさ」
何て温かいアガレスの気遣いと友情･･･！その熱意にゴエモンも紙袋の下から涙を流し、床に突っ伏して嬉し泣きしてしまうのでした😭✨「う゛んっ･･･あ゛りがどう、アガレス殿･･･✨」

「つーかお前！携帯の確認ぐらいしろよ！！💢」突然叫んだアガレス💦どうやら他の問題児クラスや収穫祭で仲良くなった女子たちが悉くアガレスに「返信来ない、大丈夫なのか」という旨を聞いてくるらしくめんどくさいのだとか😅慌ててゴエモンの携帯を見ると･･･

入間「ガープくん大丈夫？ゆっくり休んでね」クララ「ゴエゴエ大丈夫ー？」リード「元気だせガープ！」サブノック「肉を食え、送ってやる」エリザベッタ「美味しいお菓子持って行くわ！」問題児クラスからはもちろん、収穫祭で出会った女子たちも「心臓破りお疲れ様！今度ご飯いこう！」「何かあったなら話聞くよ、身体に気を付けてね」「元気になったら遊びに行こう！」「弱った男も素敵よ」なんて来ていた･･･w

「お前が距離置いた所で向こうが詰めてくるだけだし変わりゃしねーよ。たっぷりお節介焼かれとけ😉」

嬉しいみんなからの気持ちに「ズビッ」と鼻まで鳴らして感激するゴエモン😊「すぐに返信するでござーる！！💦」「泣くな汚い💢」「全員に反省文と大量のおにぎりを届けるでござーる！！！💦」「迷惑だからやめろ💢」
アガレスという親友、気遣ってくれる「お仲間」がたくさんいてよかったねゴエモン！！✨

魔入りました！入間くん273話感想・まとめ

ゴエモンの秘密が明らかに！「脳を破壊するほどの容姿」って何だ！？💦悪魔でも一瞬見ただけでしばらく入院になってしまうんだから、人間なんて一瞬見たら即死かも･･･優しい、お母さんみたいなゴエモンもやはり「悪魔」なんだなぁと実感しましたね💦

ハープナスって「魔神」とついてるけど天使では？天使が悪魔を哀れみ助けることってあるんだろうか･･･まぁ表裏一体だろうし、それほど混沌を持つ「ガープ」の容姿の力が凄まじかったということかもしれません💦でも、子孫のゴエモンにまでその力が携わっているというのは皮肉で、その容姿という能力がゴエモンにとっての「呪い」になっている気がして･･･ゴエモンは自分の容姿を知らないまま優しい悪魔に育って「お仲間100人作る」なんて「野望」を持たなきゃいけないというのも何だか悲しい気がしてきた･･･😢

でも、今はアガレスや問題児クラスのみんな、収穫祭の時にできた女の子たちがいる。それはやはり、ゴエモンの優しさや真面目さ、授かった「風」を纏った太刀の実力を認められているからこそですよね。100人にはまだ遠くても、今の段階で20人くらいはお仲間ができているんだからゴエモンが頑張ってきたことは決して無駄じゃないですよねwこれからだよゴエモン！きっと後輩2人も元気になっていがみ合いも減ると思うよ！👍

ゴエモンが主人公になった回、面白かったですね☆次回はいよいよ次の段階へ行くか･･･？
次回も楽しみです！