魔入りました！入間くん269話ネタバレ感想！天才児はあどけない子

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

アニメ第三期は今年10月8日、Eテレ午後6時25分～放送予定！収穫祭モチーフのメインビジュアルも公開され、三期から登場の新キャラキャストも続々公開！オロバス・ココと同じ、問題児と火花を散らすドロドロ兄弟のイチロ役を熊谷健太郎さん、ニロ役を野上翔さんが演じます！✨今から放送が待ちきれませんね☆

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。早いもので1年が経ち2年生になった今、昇級を賭けた1年生との合同試験「心臓破り」に長らく奮闘してきたがそれもいよいよ終了！！様々な事件があり今後の動きがドキドキです･･･！

心臓破りが終わり、1年生のストローちゃんのクラスでは試験の振り返りで盛り上がっている中にクララがやってきた。本物の問題児クラスの先輩だ！と興奮した後輩たちに囲まれて楽しいひと時を過ごしたクララ先輩wそんなクララを迎えに来たアスモデウス＆入間を見て、クララは自慢げに「私は2人にとっての1番♪」と言って見せ、「クララ先輩最強」と後輩たちは認めたのでした✨

そんな「魔入りました！入間くん」269話ネタバレを紹介します。

ネタバレの前に絵付きで楽しみたい方！

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前話までのあらすじ

何やら購買部であれこれ買い込むクララ。やたらウキウキしているのは･･･？

その頃、クララと心臓破りで同じチームだったストローちゃんの教室では心臓破りの感想を言い合って盛り上がっていたwアスモデウスにサブノック、プルソンにケロリ･･･銘々先輩への感想を述べている中、ストローちゃんも「ウァラク先輩もすごかったよ！デビデビオーって！」と言った時、あれ？ハモってる？何とそこにクララ本人がいたのだ💦

本物の問題児クラスの先輩だ！ぜひ心臓破りの話を聞かせて！✨と後輩たちに促され、クララは若干盛りながらスージー先生に立ち向かった話をする。ストローちゃんの武勇伝？も切々と語る･･･でも先輩の能力凄かった！とストローちゃんが言うと、乗せられてクララはポケットからいろんなものを取り出した。見たこともあるものなら何でも出せるというクララに「じゃあお菓子やお金も？」とよからぬことを言い出す男子が。

しかしクララは「ダメ！」とその男子を小突きながら「お金を払うべきものや出したくないものは出さないってイルマちとアズアズと約束してる！」と諭す。すると後輩たちの話題は「入間とアスモデウス、どっちがすごいか」にスライド。すごいってどんな？と置いてけぼりを食らったクララがストローちゃんに尋ねると「総合力というか、どっちが人気かってことかな？」じゃあ、とクララが何か言いかけた所で･･･

「探したよアホクララ！」何と入間とアスモデウスも登場！後輩たちがさらに興奮してお2人の話も聞かせて！とせがむが、2人は「いつまでもクララの面倒を後輩に見させられないから」と断りクララを連れて行った。が、クララがふと振り返り「最後に教えてあげる」と言ってきた。

「私は2人の1番の人気者なのです！これから久しぶりに3人で遊ぶから気合い入れたの！」
じゃ、行ってきます！😊と楽しそうに2人を追いかけて行くクララを見送りながら、後輩たちは「ウァラク先輩最強･･･」とポツリ。なぜかストローちゃんが満足気なのでしたw

魔入りました！入間くん269話ネタバレ

トップ2に聞きました

「本日はインタビューよろしくお願いしますお二方！」と、生徒会の実況もしていたメガネの悪魔にインタビューされているのは、「心臓破り」でランクアップしたゼゼくんと、首席として頑張ったチマちゃん。「心臓破り大解剖」ということで、クールなチマちゃんと「これは一面ですか？」と相変わらず目立つことを信条にしているゼゼくんにインタビューして校内新聞の一面に載せるようですw

聞かれてないことまで話します！と前のめりなゼゼくんとずっと無表情なチマちゃんを見て「静と動だなぁ」と思いながらインタビュー開始。試験の感想や「先輩の話」など･･･と持ち掛けた瞬間。
「イルマ先輩は最高です！！とても頼りになって冷静なのに1年生にも意見を求める優しさと懐の深さも備えてて、実力もあるし弓矢の姿がカッコよくて美しくて特に斜め後ろからの角度が✨」と怒涛の勢いで話し始めるチマちゃん･･･「とっても素敵でした･･･♡」そう言う姿はまさしく「恋する乙女」の顔で正直とてもカワイイ･･･♡同じチームだったヴィネくんは？と聞かれると「特にない(ｽﾝｯ)」って温度差激しい💦

次にゼゼくんに話を振ると「アスモデウス先輩は想像と違って本物の実力者だった」と珍しく真面目に話すゼゼくん。だがすぐにいつもの調子で「まぁ先輩として尊敬はできるかと？」と胸を逸らしたw同チームだったシルビアの「好き」には助けられたと言ってるけど告白じゃないからね！？← そんな彼はアスモデウスの奮闘＆ラストの共闘で唯一の生存チームとして「ランク3」になり、首席次席で「3」が並んだわけです。そこを突っ込まれてチマちゃんはﾋﾟｸｯとなる。

「まさしくライバルですね！」そうインタビュアーに言われ、ゼゼくんが横目でﾁﾗﾘとチマちゃんを見下ろす。それを受けてチマちゃんは･･･
「そうですね、彼は能力もすごいしお互いに高め合って行けたらと思います」淡々とそう言ったチマちゃんに全員がおぉ、となり「受けて立つぞプリンセス！✨」と気合いの入るゼゼくんに「これからも1年トップ2に注目ですね！」とインタビュアーも納得。

だけど、チマちゃんはどこか思う所があるようで･･･？

姉妹水入らずで

インタビューではクールに受け答えしていたチマちゃんだが、どこか思う所があるみたい。その後、所変わってアクドル事務所「デビムス」が管理する寮の、くろむことケロリの部屋にケロリが戻ってくると･･･

部屋の中央にキャラクターものの服？を被った何かがいる･･･気分が落ち込んでいるのか、ズモモ･･･と異様に重たい雰囲気。なにかしらあれ･･･と冷静に分析しながら近づいて覗き込んでみると、そのキャラクターものの服は見覚えのあるパジャマ。「もしかして、チマ？」声をかけた瞬間、パジャマを剥いでケロリに飛びついてきたのは、予想通りチマちゃんでした。ケロリとチマは姉妹ですからね。

お姉ちゃんのケロリに飛びついた瞬間、「っぐ、ぐやじいぃぃ～～～😭おねえちゃあぁん･･･😭」とわぁわぁ泣き始めたチマちゃん。ケロリは驚きつつ、チマちゃんが落ち着くまで泣かせた後、能力でかき氷やアイスを出して話を聞いた。

どうやら心臓破りで思い通りに動けなかったことが悔しくて落ち込んでいるらしい。ケロリの膝枕でいじけているチマちゃんを優しく撫でながらケロリは「でも最後まで残ってたしたくさんピンチも乗り越えてたじゃない」とチマちゃんの「頑張り」を褒めてくれたが、チマちゃんは首を振る。自分勝手に動いて風船割られたし、もっとできることあったのに最後も何もできず、途中ヴィネくんに「姫ポジ」も取られたし← 何より悔しいのが「ゼゼくんにランク並ばれた」ことみたいで。「1番がよがっだ･･･😭」とまたべそをかき始めてしまった。

それを聞いてお姉ちゃんのケロリは入試前までのチマちゃんを思い出す。アクドル大運動会の後、入間に早く近づきたくてだいぶ早い年齢で悪魔学校の入学を決意、それから猛烈に頑張っていつも花丸で入試も首席でいつも1番だった、完全無欠の天才悪魔だけど･･･

この子はまだ小さな子供。嬉しかったら笑い、腹が立ったら怒り、悔しかったら泣いて当然なんだ。「氷のような面(おもて)」と言われる一族とは思えないくらい、思い切り感情を露わにすべきなのだ。自分の前でやっと感情を吐き出せたチマちゃんを見て、お姉ちゃんとして、かつての自分を見ているように思ったのか、泣きそうになるケロリ･･･

私はまだこれから！

試験で思うように動けなかった自分に腹が立ち悔しいと、お姉ちゃんケロリの前で泣きじゃくるチマちゃん。それでいいんだよ、と思いながらケロリは「大丈夫よ！」とチマちゃんの顔を手で挟んだ。

「今の貴女は最高にキラキラしてるわ！」
え、と目を見開いたチマちゃんの目にニカッと笑うお姉ちゃんの顔が映る。キラキラ、お姉ちゃんが追い求めていて自分も憧れた、そして入間にも言って貰えた素敵な言葉。思わず前のめりになったチマちゃんにケロリは誇らしげに話す。

「まだちょっと追いつかれただけでしょ？学校生活も始まったばかりだし、これからもっと面白くて素敵なステージが待っているわ。そこで最高に輝いて1等賞になればいいのよ👍」「･･･私、キラキラになれる？」「なれるよ」

「貴女は私の自慢の妹だから」
そう言いながらとびきりの笑顔でチマちゃんを抱きしめたケロリ。その言葉は「くろむ」であるお姉ちゃんにしか貰えない、確かな力強い言葉でした。「ありがとうお姉ちゃん」元気を取り戻したチマちゃんは･･･

「私1番になる！魔術もたくさん覚えて勉強もして体も鍛えて、女を磨いて･･･」
「絶対イルマさんのお嫁さんになる！！💪」

･･･え？
「じゃ、また来るね」しれっと帰ろうとするチマちゃんに、チマちゃんの本音が受け止めきれないお姉ちゃんはただ焦るのでした😅

そして翌日。相変わらず黄色い声援を浴びるゼゼくんの前にチマちゃんが歩いていたので、「やぁプリンセス！教室へ行くのかい？」と声をかけたゼゼくん。「キミが大尊敬していて大好きな！ライバルのこの俺が！教室までエスコートを･･･」とまた調子に乗ってそんなことを言いながら近づいてきたゼゼくんに容赦なく氷の塊をお見舞いしたチマちゃん❄

「フン、私の『好き』が欲しいなら、1番になって出直して」

自信に満ちた笑顔を向けてすまして去っていくチマちゃん。恋のパワーで首席になった、トップアクドルの妹は一味違うのでした❄

魔入りました！入間くん269話感想・まとめ

今回はチマちゃんの話でした。「完璧故に悩む姿」を割とリアルに描いていたのではないでしょうか。ゼゼくんは「完璧」に胡坐かいてる感じあるけど← 性格も違えば同じ完璧でもここまで個人差出るかとも思いましたねw

「アクドル大運動会」でケロリの応援に来てただけのキャラクターだと思われたチマちゃんが、ここまでメインに来るとは読者さんも予想できなかったのではないでしょうか。純粋に応援しに来たはずなのにうっかり会場に入り込んでしまい、危ない所を入間に助けられ「チマちゃんキラキラだねぇ」と言われ悪魔学校にだいぶ早い年齢で入学･･･全部チマちゃんが決めたことだし、ケロリに憧れているのもチマちゃんの本心だと思うけど、「実の姉がトップアクドル」「特待生入間に恋をしてしまった」ことがチマちゃんのプレッシャーになってないかなぁ･･･とも思うわけで。それも「完璧に乗り越える」と心に決めたチマちゃんをわかってたからケロリも応援したのだろうけど･･･そう考えると入間のセリフがあまりにも軽くてちょっとムッとなるのですが←

てかケロリってば、お姉ちゃんなのにチマちゃんが入間に恋(しかも結構独占欲強めの)してること知らなかったの！？いくらケロリがトップアクドルで忙しい中、学校にも通ってて忙しいとはいえ妹の恋事情を把握してないのはびっくりでした💦結構チマちゃんの言動見てると直接話してなくてもわかりやすいと思うんだけどなぁ･･･💦ケロリ自体がアクドル一筋で恋云々をいなして来てるから意識がなかったのかもしれないけど💦

次回は270話、そろそろ次の障壁が来るでしょうか？後輩たちも味方につけて入間たちは巨悪に立ち向かえるか･･･！？
次回も楽しみです！