吸血鬼すぐ死ぬ282話ネタバレ感想！パジャマで女子を開放せよ！

2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。

「豪華すぎる声優陣」「度肝を抜く風貌のキャラクターとギャグ展開」「なのに時折見せる超シリアス展開」でもはや伝説にもなったアニメ第一期。DVDは即売り切れ、製造待ちになるほどの人気ぶりに。新参ファンは驚きの連続だったろうし、古参も原作とはまた違った動く、カラーの展開に大いに盛り上がりましたｗそんなこともあって第二期放送決定！✨さらに3/8に最新刊20巻発売！✨作者・盆ノ木至先生がきっとまたTwitterで読者と遊んでくれますよ！！←

吸血鬼と人間が共存する世界の新横浜というニッチな街で、イケメンなのにどこか残念な吸血鬼退治人・ロナルドと、真祖なのにすぐ死ぬ吸血鬼・ドラルクが「退治」を名目に偶然出会い、城が爆破したりいろいろあって同居することになりそこから超個性的な住民たちとドタバタな日々が繰り広げられるギャグ漫画。しかし、キャラに深すぎる設定があったり新横浜にも何やら影があるようで･･･深みにハマると抜け出せない、そんな魅力がある作品なのです！

そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」282話ネタバレを紹介します。

ネタバレの前に絵付きで楽しみたい方！

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前話までのあらすじ

今回は応募者全員サービスの「ゴールデンジョン」をフィーチャーしたお話になっています。ジョンの耳に途切れ途切れに声が聞こえて気が付くと･･･

公園のベンチでうとうとしていたジョンは小学生たちに囲まれていた！💦触らせてー喋ってーともみくちゃにされながらも全員に付き合ってあげるジョン。そこへロナルドが通りがかり「今日はドラルクとお篭りじゃないの？」と一言。そして1つ気付いたことが。

何かジョン、金ピカじゃね･･･？✨
何かの病気？💦と心配していると「スマホをなくした」と大慌ての神在月先生が。すると金ピカジョンは左手に持ってるよ！と教えてあげる。次にヌーバーイーツの商品をひっくり返して泣いてる吸血鬼にやさしい「ヌッ」を施して背中を押してあげたり。どうやら金ピカジョンは誰かを幸せにしたい気持ちでいっぱいな様子。ならいろんな人に親切にしに行こう！

野球拳したくてたまらない野球拳大好きに付き合ってあげて完勝したり、クッキーモンスターヒナイチに自信をつけてあげたり、産卵中のダチョウを応援してあげたら親子で追いかけられたり、なぜか外でスマホに保護シート貼ってるコンビニ店長・暴々夫さんの応援したら扇子に煽られ腹毛や気泡が入っちゃって切腹･･･はしなくていいよ！💦

そうこうして金ピカジョンと共にロナルドが事務所に戻ると･･･何とジョンはドラルクと事務所にいるではないか！これはどういうこと！？💦
実は金ピカジョンは、ジョンくんファンクラブが派生し「ジョンくん教」となった皆さんが作った御神体に人々のジョンを愛する気持ちが宿ってツクモ吸血鬼化した子。そのおかげで金ピカジョンは誰かを幸せにしたい気持ちで溢れていたのでした。

金ピカジョンにとってジョンから生まれたのでジョンは親で、ジョンの主人であるドラルクは主人。でも人々を幸せにしたいということを見つけたという気持ちを汲んで、ドラルクは彼に「シャン」という名前を贈り、新たな一歩を送り出したのでした。
シャンは人々の幸せのために夜を歩く･･･🌙

吸血鬼すぐ死ぬ282話ネタバレ

パジャマでお邪魔？

ロナルド事務所にやってきたのはちょっとぶりの登場、暗黒編集社オータム書店の社員のサンズちゃん。仕事はドラルクのゲームレビューの進捗状況チェックだけどロナルドの大ファンなのでロナルドに会いに行く！←

が、締切間近のロナルドはドラルクとジョンを巻き添えにして同じくフクマさんに亜空間に連れて行かれた･･･そして誰もいなくなった･･･と思ったら床が開いて吸血鬼対策課の副隊長・ヒナイチが登場。でもドラルクがいないと勝手に上がり込んでおやつを頂戴しようとするのでさすがに待ったをかけるサンズ💦留守ならまず連絡入れろよ悪霊寄りの座敷わらしか、とツッコまれても「吸血鬼の監視はおやつ棚から、お前の分も持ってくる」とかズレたこと言ってる公務員に「ウチより社会常識ない」と真っ当なツッコミ💦

本当におやつを取りに行ったヒナイチが戻ってくると仕事着から鳥のパジャマ姿に･･･えっ！？💦よりによってロナルドさんちでお前💢とサンズがお怒りだけどさすがにヒナイチの一存ではないようで。と思ってたらサンズも猫のパジャマに！これは一体･･･「僕だよ」

そこにいたのは14巻172話で初登場した「吸血鬼パジャマパーティー」。人をパジャマ姿にしてゆめかわ世界のパーティー空間にしてしまう吸血鬼なのだが、わざわざロナルド事務所に忍び込んでヒナイチとサンズをパジャマにしてまで「頼み事」をしに来たのだとか。その内容は「パジャマガールズトークバトル」･･･何それ･･･💧

パジャマパーティーくん、通称パジャパくんに連れられて行ったのはとあるビルの地下3階。そこはガールズトークのコロシアムとなっており、クッションとお菓子がたくさん用意されていた。そしてそこには女性退治人のマリアとターチャン、さらに「合コンならメチャクチャにしてやる」とついてきた吸血鬼アベックにく美が。マリアとターチャンは電撃スカウトとはいえパジャマ姿なのに対しにく美さんは「人生クソまみれ」とか書いた襟首ヨレヨレのTシャツ姿。「寝間着なんざ布ならいいのよ誰だ襟首真っ黄ーマンとか言ったやつ鼻にピーナツ詰め込むぞ」と幻聴と戦っている💦

するとそこへ「人数だけは揃えたって感じ？今回は僕が圧勝させてもらうよぉ～☆」と出て来たパジャパくんそっくりな吸血鬼と「はえぬきガールズトークレディース集団」。例によって全員パジャマ姿だけどこれだけの女性集めてマジで何をするの？💦

トークはバレー？

突然パジャパくんに連れられたヒナイチたち。そこへやってきたのははえぬきレディースを引き連れた「吸血鬼パジャマピーポー」パジャパくんの双子の片割れなんだそう！キミら双子だったんか･･･

そもそもガールズトークバトルとはこの双子から始まった競争。パジャマでガールズトーク力を競うために各地で女性をスカウトしてバトルしてきた･･･ってそんな人力遊●王みたいなことで各地の人付き合わせてるの！？ｸｯｿ迷惑じゃん💦これはフェアな戦いだから強要はしない、参加するかパジャマで帰るか選んでくれとか言ってるけど魔都・新横浜においてパジャマで帰るなんて何ら不自然ではない行為。そしたら「スパランドの日帰りチケット付ける」と震えながら言うから仕方なく参加💦やらないと終わらないのは承知だよ💦

各々好きな場所について制限時間内思い切りガールズトークに花を咲かせよう！でもどう戦うんだろう･･･💦
すると「キミさぁ」とはえぬきの1人がサンズに話しかけてきた。「そのパジャマ超かわいくない？ねこぴ好きぴっぴ？」とか言ってきて困惑していると「ピ組先制点5！」と突然茶人みたいな格好のオッサンが旗を揚げた。誰アンタ！？💦

オッサンはバトルの審判「女子会話清聴屋三代目聴ノ介」と名乗った。女子会話清聴屋という天保四年から続く清聴人で代々の襲名者はハッ●ーセット1つでマックの女子トークに混ぜて貰う所から･･･って系譜はどうでもいいから←
とりあえず女子っぽい話をしなきゃということでマリアがにく美に好きな芸能人を聞いてみるも「地蔵」を貫く･･･自分から来といてアンタ･･･💦

そんなにく美にはえぬき女子がお菓子を差し出した。にく美は下唇限界まで噛んで「ウジ虫にエサやってご満足か？」とひどい悪態💦でもさすがのはえぬき、「満足しちゃう、そういうキワい返しオモロだもん」とにく美の口にお菓子をぽい。そのある意味大人な対応に成す術なく吹っ飛んだにく美💦ひどいこと言うから「クソ美」って呼ばれ始めてるよ！💦そしたら「ピ組抱擁点8！」とまた旗挙がっちゃうし！💦

でも何か掴めてきた。これは「会話のバレーボール」、会話を繋げたりフォローしたりうまくできたら点が入るっぽい。つまり受けやすく拾いやすい話題を振って相手を褒めたりフォローすればいい･･･ってこれは最初にパジャパくんが説明しとくことじゃね？💦

身も心もガールだぜ

よくわからんけど相手の話を拾って褒めて、みたいなことをすればいいと改めてトークすることに。先陣を切ったのはマリアとターチャンコンビの料理の話。

ターチャンは中華料理屋だから料理うまいよね、俺は肉炒めて終わりみたいな大ざっぱでさと話すとはえぬきが「大ざっぱでも料理上手じゃん」と言って来たので待ってましたとばかりにマリアは「ありがとよ、アンタいいとこミッケの褒め上手じゃん」と返した。するとパ組に連携点6が入った！この後に続けとヒナイチとサンズが「床に尻がハマったことで出会い」と学生漫才みたいな話を始めたが、ラリーにならず💦

「どうしたねこチュン屋～！」とはえぬきからおちゃらかす系助け舟が出てしまいまたピ組に心遣い点4が。それ後で計算できるのか？←
どうもラリーが繋がる良い話題が思いつかないし会話を弾ませようと思うと緊張する。亜空間の話やビキニ退治の話しても相手にフォローさせるだけになっちゃいそう･･･と思っていたら「髪サラツヤ！お手入れどうしてるん？特に何も？強者じゃん」「パジャマもチャイナとかいいね！どこで買ったか聞いていい？」とはえぬきの猛攻が。何とか会話の糸口を掴んで上手くトークしないと･･･

と思ったその時。「なーーーーーにがガールズトークよ！！！」とさっき吹っ飛んだにく美がパジャピくんをひっぱたいた！
「何で相手をお気遣いしまくるふわとろコミュニケーションでガールぶらなきゃいかんのよ！トイレ詰まった話してもガールはガールだろうよ！！！」

そうなのです。ここにいるのはパジャマ兄弟と審判のオッサン以外全員女子。だから変態退治や編集の話も全部ガールズトークなのだから気負うことはなかったのです！もう得点とか知るか、白熱のガールズトークはここからだ！！
最近クソゲープレイしてるんだけどとか、マリアの本業マタギだとか、プログラミング趣味って言うと彼氏の影響って言われてムカつくとか、紹興酒うまいよね酒は全部うまい、向こうでは白酒がメジャーだとか好き放題話した後「税金はクソ」という一致団結で大団円に。

せやかて「渋谷とかでちっこいケーキ写メってるバカップル(ピー)駅で声かけてきたヤツが(ピー)で(ピー)かよ私にだけティッシュ渡さない奴(ピーーー)」とかいうガチの悪口はやめようよにく美さん💦
結局パジャマ双子の勝負はウヤムヤに終わり、せっかく貰ったスパチケットで女子たちはトークしながらスパに向かうのでした。「優しくすんなクソがぁー」と言いながらもにく美さん仲間に混ぜてもらえてよかったね･･･ｗ

吸血鬼すぐ死ぬ282話感想・まとめ

今回は何と、前回センターカラーだった「鳥パジャマヒナイチ」と「猫パジャマサンズ」にちなんだお話！応募者サービスやセンターカラーに併せたストーリー展開って合理的でいいですね✨

確かににく美さんの言う通りで、なぜいちいち「ガールズトーク」と銘打ってそれっぽい会話をしなきゃいけない風潮ができたんですかね？女性だけが集まる会を「女子会」というのも不自然だし、「40代以上だったら女子会って言うな」とか結局は差別用語なのかもしれないですよね💦ガールズトークもイメージとしては「10代くらいの女子がメイクや恋愛やスイーツについて話す」感じなのも、誰かが勝手に決めたことが「決めつけ」になってった感じありますよね。性別が女なら何歳が何の話してもガールズトークだよな！だから性別が男なら何歳が何の話しても「ボーイズトーク」って言っていいんじゃない！？

ヒナイチが事務所のどこにドラルクお手製のおやつが置いてあるか知ってるって、よく言えば「家族」なんだけど悪く言えば「勝手に住んでる不審者」だよね← んで留守だった時にまずおやつを探す所でサンズちゃんが「少年探偵団入れ」というツッコミをしているのが秀逸で、その他審判の「清聴屋って普段どうやって生計立ててんだ」とかもキレありますよね･･･さすが編集者。サンズちゃんも大好きなロナルドや天敵のフクマさんを前にするとポンコツだけど割と常識人枠で安心する存在ですニャン🐱

パジャパくんとパジャピくん、兄弟はどっちがどっちなんでしょうね？いつかわかるかな･･･？
次回も楽しみです！