極道の組長の孫娘の瀬名垣一咲。
高校で学生にまでなった啓弥と紆余曲折の末、恋人同士になった一咲。
そんな時、母の想いを聞いた一咲の願いとは…
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今回はそんな「お嬢と番犬くん」30.5話ネタバレを紹介します。
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前回までのあらすじ
遊園地のお土産の店で四道と遭遇したデート中の一咲と啓弥。
あくまで偶然だと疑わない一咲。
四道似のクマは四道、黒い犬のぬいぐるみを啓弥の購入で大きさを張り合って、結局、普通のサイズをそれぞれがプレゼントする事に。
帰宅後、四道にお礼を言いに行く一咲。
四道に啓弥との交際を反対され、翠は啓弥との未来を望んでいないと言われるのでした。
お嬢と番犬くん30.5話ネタバレ
母・翠の願い
15年前のある日、駆けつけた四道は勢いよく部屋の障子を開けます。
そこにいたのは赤ん坊を抱いた一咲の母親の翠。
息を切らした四道をのんびりと「國孝くん」と。
抱っこされた赤ん坊を見て、複雑な表情の四道。
障子を閉めると目の前に座ります。
久しぶりだと挨拶されて、「1年」ぶりだと笑う翠。
父に自分が帰宅するのを聞いたのかと聞かれて、頷いた四道は赤ん坊の事を気にします。
自分にもたれさせるように座らせた赤ん坊を「一咲」というと、漢字で「一つ咲く」と書いて「いさく」だと。
一咲の手を振らせて「挨拶」させた翠。
「う」と言葉を口にする一咲に上手に挨拶する事ができたと褒めると、四道を「オジサン」と呼んで「友達」だと紹介。
一咲が言葉にならない声を出すと、「友達」だと。
まるで一咲が答えたように話しかけて、このところよく話すようになったと言います。
そんな楽しげな翠をじっと見つめていた四道。
視線に気が付いたのか、四道を見つめて一咲の事を「抱っこ」するかと確認。
驚いて赤ん坊を抱っこした事がないからと断る四道。
初めての経験で記念になると、また大きい男になれると笑いながら強引に抱っこさせます。
組んだ足の上で不安げに抱っこする四道。
思った以上に小さくて、頼りない存在を怖いと思ってしまいます。
四道の手の中でぼうっとしていた赤ん坊の一咲。
そんな一咲を見て、目元の辺りが翠に似ていると思います。
その時、顔をくしゃらせて泣き出した一咲。
四道が泣かせたとからかう翠。
驚き、戸惑う四道は翠に助けを求める顔に。
やれやれと翠が抱っこするとすぐに泣きやみます。
四道の顔が怖かったから泣いたのかと一咲に話しかける翠。
顔が怖いと言われて、秘かにショックを受けていた四道。
冗談だと笑って、一咲は少し「人見知り」をすると言います。
自分は四道の顔は好きだというと、眉間にしわを寄せて返事した四道。
その顔を見て、四道は照れるともっと顔が怖くなってしまうのだと笑う翠。
内心突っ込む四道。
一咲は自分に似て美人だから将来が楽しみだと話しかけます。
そこに「孫」を撮影するために用意したビデオカメラを持って祖父が登場。
翠に会いに来た四道に気が付きます。
こうして翠は二度とこの家には戻って来ないと言います。
一咲には陽が当たっている道を歩いて欲しいからと。
父親に意思を確認された翠は頷くと、「決めた」と強い意思を宿した目で微笑む翠でした。
一咲の考え
かつて翠の話を座って聞いていた四道の姿が今の姿に変わります。
一咲をまっすぐと見つめて、自分は「部外者」だけど一咲の母親の事なら少しは知っていると。
一番に一咲の成長を見守っていきたかったのに出来なかった人。
だから、伝えておきたかったと言った四道。
一咲は「子供」で、「まだ」祖父や啓弥に保護されて生きていくしかないから、その間にきちんと考えてほしいのだと。
話を聞いた一咲は、四道「は」本当に母の事を今でも想っているのだと言います。
予想外の一咲の言葉に驚いた四道。
そう言う話はしていないと、きちんと話を聞いていたのかと呆れます。
慌てて謝りながら、そういう感じが強く伝わってきたからだと。
黙り込んだ一咲。
自分も少し前なら、啓弥との未来はないと考えていたと。
いつの日か、この家を出て行くものなのだと。
パパやママの事はもうほとんど思い出す事ができなくて、
話を聞いたとしても、どこか遠い話のようで少し寂しい事。
啓弥の存在の方が、自分の中でずっと大きな存在。
正直にそう思った一咲。
将来の事は分からないけどと手をもじもじさせると、
自分が今「一番に」望んでいること。
それは啓弥と過ごす日常だと答えた一咲。
四道が驚いていると、「自分も」そうだと啓弥がいきなり部屋に入ってきます。
一咲が驚いていると、物凄いタイミングで現れたと堂々としている啓弥に呆れる四道。
廊下にいたのは知っていると言われて驚く一咲。
いつから廊下にいたのかと聞かれて、最初から全部聞いていたと答える啓弥。
四道には1週間前にいきなり「一咲との交際をやめろ」と言われて、デートにまで付いてこられたと言います。
四道とそんなことがあったことに内心驚く一咲。
行動の意味を聞くべき部屋に行ったら、一咲が部屋に入るのを見たと。
夜に二人にさせたら、何をされるかわからないから廊下で待機していたと真面目に答えるブレない啓弥。
何もしないと突っ込んだ四道に「啓弥はアホ」だと謝る一咲。
似ている母と娘
じっと考え込んだ啓弥は、四道の考えは分かったけど、自分は変わらないと言います。
一咲と離れたりする将来はないと言いきる啓弥。
しかし、一咲は言い切る事が出来ないところもあると答えます。
一咲の答えに驚く啓弥。
戸惑う啓弥を無視して、四道にお礼を言った一咲。
「母の想い」を知る事が出来て良かったと。
一咲が「きちんと考えていく」と言うと、納得したのか頷く四道。
先程の言葉は「冗談」で自分といつまでも一緒にいるはずだと一咲に詰め寄る啓弥。
戸惑いながら、啓弥に離れるように言う一咲。
自分の部屋で見せつけたりするなと怒った四道。
挨拶をして二人は部屋を出て行きます。
障子を閉めると、考え込む四道。
自分が一番に望んでいる事は、啓弥と共に過ごす日常だと真っ直ぐに伝えた一咲の言葉。
一咲の言葉と表情を思い出しながら、やはり翠に似ていると思う四道でした。
お嬢と番犬くん30.5話の感想・まとめ
扉絵には「20年前」の二人、15歳の高校生の一咲の母親・翠と若かりし日の四道の貴重なツーショットですね(*^^*)
15年前のある日、家に訪ねてきた翠に慌てて会いに来た若かりし日の四道。
その腕には、まだ赤ん坊の一咲が(*^^*)
眠っている姿が可愛いです( *´艸`)
翠は四道の事を「國孝くん」ってよんでるんですね。
1年ぶり、生まれたから帰って来たって感じですね。
我が子を四道に紹介します。
「一つ咲く」で一咲(いさく)だと。
一咲はまだまだ「う」とか「あーうぁ」と言葉にならない言葉だけですが、話しかけられた時に反応しているので、返事をしているって感じになりますね(≧∇≦)b
まあ、理解して返事しているかは別ですが(^^;
翠に言われて抱っこする事になった四道。
さすがに怖いからなのか、翠がそうしたのか、あぐらを組んだ上に手をのせて抱っこする事に(-“”-;)
確かに赤ん坊を抱っこするのは大変ですからね。
意外と重いですし(^^;
目元が翠に似ているという事で、父親にも似ている部分はあるのでしょうか?
気になります。
結局、一咲を泣かしてしまい、母親に返した途端に泣き止むのはよくある事です(^_^;)))
でも、さすが翠さん。
四道は顔が怖いだけでホントは優しい事を分かっていました(^-^)/
照れるとさらに怖くなってしまう事も(((*≧艸≦)ププッ
四道の顔を好きだと言われた時の反応。
知らない人が見たら確かに怖いです(-“”-;)
そして、翠は極道の家にはもう戻って来ない事を父親と四道に伝えました。
一咲に裏の世界に関わって欲しくないからと。
明るい世界を歩いて欲しいからと。
確かに裏の世界を知っていたら、そうするでしょうね(-“”-;)
その想いを一咲に伝えた四道。
啓弥との事がなかったら、伝えなかったかもしれませんね。
よく知っている一咲の母・翠が誰よりも成長を見たかったのに出来なかったから、その想いを伝えたかったのだと。
一咲を子供だと、成人するまでに身の振り方を考えた方がいいと言っているんでしょうね(-“”-;)
四道から母の話を聞いた一咲の第一声は、
四道は母の事が今でも好き。
という事。
さすが恋愛脳。
四道も一咲の言葉に唖然としてましたね(-“”-;)
話し方や接し方からも愛情を感じたのかもしれませんね。
一咲自身、素直になる前は啓弥との未来があるとは思っていませんでした。
極道の世界から離れる事ばかり考えていた一咲。
両親との思い出も薄くなっていて、話を聞いてもない実感(-。-;)
それだけ一咲にとって大きな存在の啓弥(*^^*)
将来の事よりも、今この瞬間、啓弥と過ごす日常を望んでいる一咲。
一咲の言葉に自分もそうだと突然現れた啓弥。
タイミング良すぎ!!(゜ロ゜ノ)ノ
堂々としたその態度はさすが_(^^;)ゞ
しかも、一咲が部屋に入る時から見ていて、廊下で待機していたなんて(。-∀-)
全部聞いていたとぶっちゃけた啓弥。
四道に別れるように言われた事や遊園地にいたのは尾行していたからだと、さらっとバラしてしまっていた啓弥( ´゚д゚`)アチャー
しかも夜に部屋に二人だったら、四道が何かするかもしれないと堂々といってのけました( ´Д`)=3
ホント、ブレないですね。
四道が突っ込んだので、一咲が謝りました。
でも、ちゃんと自分は変わらないと、一咲と一緒にいない未来はないと伝えた啓弥。
普通ならポッとするんでしょうが、一咲は否定の言葉を。
さすがの啓弥の驚いた姿が面白いo(^o^)o
しばらく戸惑うほどに。
そんな啓弥はほっといて、話を聞かせてくれた四道にお礼を言った一咲。
母親の想いを知る事が出来た事にお礼を言って、ちゃんと将来の事を考えると。
――と、真面目に話しているのに啓弥はさっきの一咲の言葉に引っかかったまま(^o^;)
当の一咲は分かっていない様子。
そのやりとりを見た四道にとっては、イチャイチャしているようにしか見えなかったようですね(^-^;
啓弥と一緒にいる日常を選んだ一咲の笑顔は、確かにかつて決意した母の意思や微笑みによく似てますね(*^^*)
「そっくり」だと言った四道の姿は、ちょっと切ないですね(^-^;)
恋をして益々綺麗になっていく一咲のこれからが楽しみです(*^^*)
次回も楽しみです!
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今回は、「お嬢と番犬くん」の30.5話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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一咲を生んで決意した母の想い。
話をしてくれた四道に啓弥といる事を望みだと伝えた一咲。
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