前回のあらすじ
敵の気配を察っした玄蕃。
時行と玄蕃の2人は、敵に包囲される前に、蔵から脱出。
さらに玄蕃は、敵を撹乱させ、的の侵攻を拒みます。
しかし市河は惑わされません。
持ち前の地獄耳から時行と玄蕃が逃げた位置を察知し、矢を放ったのです。
ギリギリのところで時行は矢を逃れ塀を越えることが出来たのですが、敵は次々と迫ります。
そこで、玄蕃の合図を見た孤次郎と亜也子は馬を走らせ、囮となります。
多くの敵が騙される中、市河はこの囮作戦にも惑わされず、影に潜む玄蕃と時行に迫ってきます。
玄蕃はこのピンチに1人で逃げようとするものの、市河に見つかります。
時行の咄嗟の判断のおかげで、玄蕃は難を逃れたものの、
時行は、玄蕃を庇った際に傷を負いました。
時行の傷から出血は続いていたものの、なんとか逃げることができました。
玄蕃は時行に、なぜ助けたのかと尋ねると
「私からは絶対に君を裏切らない。
逃げる時は必ず一緒だ!」
と返答したのでした。
小笠原はというと、馬で追撃に赴いたものの、夜目が効かず、時行達の追跡に苦心していました。
そんなところへ市河が合流し、共に時行達を追うこととなったのです。
一方、玄蕃と時行は、隠した馬の近くまでやってきていました。
しかし時行は出血量が多く、限界も近い状態。
そんな時に、矢が飛んできたのです。
時行が異変に気づいたため何とか避けられたものの、100m先からの驚異的な命中力。
矢を放ったのは、小笠原。
このままでは命中するのも時間の問題。
玄蕃はついに立ち上がったのです…!
強敵がタッグを組むとは、まさに波乱の予感((((;゚Д゚)))))))
しかし、ついに玄蕃の活躍を見られそうですね(*゚▽゚*)
逃げ上手の若君14話ネタバレ
忍
小笠原らの元に、玄蕃が立ち塞がります。
綸旨を盗み出すことを疑われますが、おちょくるために来たと、否定しました。
さらに、木をドンッ!と蹴ります。
この衝撃に、鳥が一斉に飛び出してきたのです。
鳥の羽音に妨げられ、市河の聴力も役に立ちません。
「殺し合いならいざ知らず。
化かし合いで負けるかよ」
次々に錯乱させていきます。
玄蕃大活躍(*’▽’*)
大人2人に強すぎますね!(((o(*゚▽゚*)o)))
小笠原は弓で射ろうとするものの、今度は市河に化け、惑わせます。
さらに、小笠原が目を丸くさせ、驚いている隙に、弓の弦を切ることに成功したのです。
市河の突撃には、視界を潰すことで対応していました。
『忍』
という記述が登場する最後の文献はこの時代を記した『太平記』である
武士の戦から『正々堂々』が失われていくこの時代
隠密に潜入し、破壊工作を行えるものが重宝されだした
『忍者』の出現である
正直、玄蕃がここまで強いとは思いませんでした(((o(*゚▽゚*)o)))
玄蕃は、さらに2人に向かい
「共犯に教えてやった。
紙など盗むモノじゃない。
燃やして遊ぶモノだとな」
と、口にしました。
小笠原は、その言葉で目を凝らすと、蔵から火の手が上がっていたのです。
全て徹底していて、見てて気持ちいいですね╰(*´︶`*)╯
手で転がしている余裕、さすがです^_^
玄蕃の決意
玄蕃は隙をつき退避します。
一方、玄蕃の言葉から、臨時はまだ蔵にあると推測した小笠原達は、手負を捕らえて首謀者を吐かせようとします。
が、タイミングよく、馬に乗った孤次郎達が時行の下へ到着。
時行を連れ帰ることに成功したのです。
時行は、玄蕃に
「楽しかった。
また一緒に隠れ鬼をやりたいな」
と、伝えたのでした。
玄蕃は、この言葉に、先代の言葉を思い出していました。
『玄蕃よ。
仮にお前が損得抜きでも仕えたい主に出会った時は、それでも金は取れ!
来世まで仕えてもむしり取れ!』
玄蕃は、時行に
「…いいだろう。
国一つで契約してやる。
言っておくが不払いは許さんぞ。
もしもお前が払えなければ、お前の子や孫、お前の縁者全てに付きまとって、追い詰めてやる」
と、時行の郎党になることを了承したのでした。
これに対し時行は、
「それはつまり、私の子とも鬼ごっこで遊んでくれるという事だな?」
と、嬉しそうに返事をするのですが、玄蕃は
「違げーよ!!
天下取らなきゃ許さねーって言ってんだ!!」
と、声を荒らげていたのでした。
ついに玄蕃が郎党に入りましたね!(*゚▽゚*)
しかも報酬は国に決めたんですね(`・∀・´)
失われた綸旨
「帰れ帰れ!」
「綸旨の現物を確認できなきゃ立ち退かんぞ!」
と、抗議しているのは諏訪の者たち。
「お前らのことだ。
帝の命令と偽って、俺たちの領地を騙し取る気だろ。
綸旨を持たない奴の命令に従えるか!
悔しかったら綸旨を見せてみろ!」
と、小笠原の家臣たちに反論の余地を与えません。
しかし小笠原は、綸旨の再発行まで1カ月待つのみと、強気の姿勢を崩しません。
…ですが、
「大変です殿!
諏訪の領地…奪っちゃダメになりました!」
京では、北条打倒の一番の功労者と名乗る者が殺到。
政務にまで影響が出ていました。
そこで後醍醐天皇は
「めんどい」
と一言。
膨大な申請に辟易した後醍醐天皇は、武士全ての領地を自ら決めることを断念した。
北条氏以外の武士の領地は『今のまま』とする綸旨を出し、
諏訪の領地もお咎めなしで保たれたのだった。
これで一安心ですね(о´∀`о)
時行も諏訪の人たちに恩返しができたというわけです( ^ω^ )
足利尊氏の肖像
無事に領地が守れたことで、諏訪は宴会状態。
別室では、頼重は、時行に包帯を巻きながら
「時間稼ぎが功を奏しました。
心強い郎党を得ていただき、時行様には感謝の言葉もありませぬ」
と伝えると、時行は嬉しそうに笑顔を浮かべました。
横にいた孤次郎は
「たしかに玄蕃の加入は心強いっスね。
あの技があれば、尊氏の寝所に忍び込んでサクッと暗殺する事だって可能なんじゃ?」
と、発言しますが
「それは無理だ。
尊氏は絶対に暗殺では殺せない」
と、頼重は一刀両断。
続けて
「いい機会です、時行様。
改めて貴方様の敵を知るべきです。
この私にも計り知れない…
足利尊氏と言う男の肖像を」
ついに足利尊氏に迫ります…!
Twitterは、あらためて称賛している声が多数ありますね(*’▽’*)
次のジャンプは逃げ上手の若君が表紙!!!!!
15話目で表紙ってすごすぎる!!— とと (@T__777__O) April 25, 2021
逃げ上手の若君おもろいなぁ!
面白い連載を何個も連発できるのってしゅんごいな…— 犬噛こう (@inukami_kou) April 25, 2021
逃げ上手の若君14話まとめ
玄蕃は、小笠原と市河を翻弄する事に成功。
さらに、蔵で綸旨が燃えているように見せかけることができたため、隙をついてその場からも無事に立ち去ったのです。
傷を負っていた時行は、孤次郎と亜也子に合流することができ、事なきを得ました。
そこへ玄蕃も合流し、時行に、郎党になる旨を伝えたのでした。
諏訪は、後醍醐天皇の一言により、お咎め無しで領地が保たれました。
時行たちの功績に、頼重も礼を述べます。
「心強い郎党まで得て頂き、時行様には感謝の言葉もありませぬ」
しかし、玄蕃が加わったとしても、尊氏が脅威であることは変わらず、頼重でも量り知ることはできません。
この機に、時行は改めて足利尊氏という肖像について知ることになるのです…!
今回は、玄蕃の活躍が大きく、無事に諏訪を守ることができましたね(*´꒳`*)
逃げ上手の若君の人気も、まさに右肩上がり!(((o(*゚▽゚*)o)))
次号は表紙&巻頭カラーです!・:*+.\(( °ω° ))/.:+