弱虫ペダル633話ネタバレ感想!それぞれの頑張りと確かな動き

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

アニメだけでなくドラマ化、舞台化、実写映画化、アニメ映画化もされている大人気自転車漫画!連載には出て来なくなった先輩キャラも根強い人気があり、月刊チャンピオンの方では大学での先輩たちのレースや過去を描いた「スペアバイク」がたまに掲載されています!

アニメや漫画大好き、運動は苦手な高校生・小野田坂道。
入りたかったアニメ研究部が廃部寸前!?建て直すために奔走していたある日の登校中。激坂と言われる裏門坂をママチャリで鼻歌交じりで登坂していた所をロードバイク実力者で同級生の今泉俊輔に発見されレースを申し込まれます。当然負けてしまうのですが、その数日後小野田のホームとも言える秋葉原で同じく同級生の鳴子章吉と出会い、マナーの悪い車を追いかけたことで小野田は自身の自転車の才能と魅力に気づき、自転車競技部に入部します。

入部してから2年、現在小野田はキャプテンとなり自転車競技部を引っ張っています。その最初のレース・峰ヶ山レースもついに決着!約束を果たした段竹に、小野田たち総北メンバーは・・・?

今回はそんな「弱虫ペダル」633話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

峰ヶ山レースも最後の直線のスプリント勝負。残りは100mもありません。

何としても振り払いたい神奈川箱学・新開悠人と、そんな悠人に「並びたい」千葉総北・段竹竜包のバトルもいよいよ大詰め!観客は地元民たちなので依然段竹を応援する声が多い中、捨て身の勝負を繰り広げる両者!

腕も足も限界が来ていて痙攣が止まらない。それでも相手より先にゴールしなくては。必死に逃げる悠人にずっと張り付く段竹。残り60mを切ってもまだ千切れない段竹に悠人はいよいよ痺れを切らし始める。

しつこい、しつこいんだよ段竹クン。弱いくせにどこまでラッキー拾ってついてくる気だよ。そろそろだよ、もう頑張らなくていいよちぎれろ、千切れろォ!最高の舞台で華々しく散れ段竹竜包!!
ここでギアを1段重くしさらに加速するという、悠人のクライマーの先輩で小野田の好敵手・真波山岳も使う技を出してきた。しかし段竹は千切れるどころか並んでいた。もはやゴールすることしか考えていない、悠人のことを見ていない走りをしていた。

ならぶ、並ぶ!俺は新開悠人に並ぶんだ!!たくさん練習もしたし、たくさん勇気を貰った。だからできるはずだ。
レースの数日前、エースのプレッシャーに耐えかねてずっと不安を口にしていた段竹に、幼馴染の鏑木は飲み物を渡しながら気楽に段竹の話を聞く。寝る前に勝つぞってシミュレーションしてるか?と聞くも、段竹はシミュレーションしても山のエースなのにレースでちゃんと勝ったことないし総北の看板とも言えるジャージを着るなんて不安しかないと。そんな段竹に鏑木は「奥の手」とばかりにこう提案した。

「窓を開けて願え、星に」

そう、星に願ったんだ。このレースで全力が出しきれますようにと。
その瞬間をみんなが感じた。段竹を送り出した小野田が、段竹に託した鏑木が、ゴールで待つ今泉鳴子、手嶋青八木が、救護室で待つ杉元兄弟が、マネージャー寒咲幹が感じた。ワァッと峰ヶ山山頂から麓まで聞こえるほどの歓声が上がった。

先にゴールラインを踏んだのは・・・段竹だった。
「ゴール!!!勝利したのは地元・総北高校━━━!!!」

弱虫ペダル633話ネタバレ

夢みたいな現実

「峰ヶ山ヒルクライムレース高校生の部、優勝したのは地元・総北高校!!!」

沸く観客。その中に混じって今泉鳴子、手嶋青八木もガッツポーズで喜ぶ。やったぞ総北!さすがインハイ2連覇!獲ると思ってた!ソーホクソーホク!!と歓声が上がる中、僅差で負けた新開悠人は地面に頭を垂れ、段竹も前傾姿勢のまま目も固くつむっている。それほど真剣で熱い勝負だったのだ。絞り切った勝負で段竹は歓喜に沸く声がしばらくしてからやっと聞こえた。

総北・・・総北って聞こえる。総北高校って言ってる。勝ったのか?
その隣で悔しそうに「・・・くそっ」と吐き捨てた悠人の声は聞こえていないようです。あんま記憶ない、どうなったんだ?最後は新開に並ぶことだけ考えて、最後どうなった?ハッと突然後ろを振り返る段竹。

そうか、気づかなかったけど小野田さんが最後に後ろから追い上げて俺たちを追い抜いてゴールしたんだ。そう思って目を凝らしてみるが、小野田は今ゴールラインを踏むという所だった。あれ、小野田さん後ろにいる。よかった~と安堵の表情でこちらに手を振ってくれている。え、小野田さんじゃないのか。じゃあ本当に・・・

俺が、勝ったのか。あの新開悠人に。
慌てて前を向くと、斜め左前を悠人はうなだれたまま息を切らしていた。
そこで初めて段竹は、両手を握って天に掲げる「勝利のポーズ」をすることができた。ったぁ!!!

一差、小野田さん、定時、今泉さん鳴子さん皆・・・山頂獲りましたよ!!
嘘みたいだけどやった、やったぞ!!俺が山頂、なんて・・・

改めて夢みたいだよ!!すげぇ!!!段竹は「オーダー」を完遂した!!!✨

「真波のライバル」

ゴールした段竹たちは控室の方へ誘われる。止まった所で今泉鳴子、手嶋青八木が駆け寄ってきて段竹を労う。その後3位ゴールした小野田も追いついてきて段竹は真っ先に小野田に頭を下げ握手を交わす。そして小野田も鳴子たちに労ってもらう。チーム総北がチームたる瞬間なのです。

一方こちらは惜しくも2位ゴールだった箱学の控室。遅れてゴールした高田城が控室に行くと、悔しがっているわけでも怒っているわけでもなく、あくまで冷静な悠人が座っていた。「高田城(ジョー)さん」「悠人」そう交わした所で悠人はいつもの調子で「すいません、ギリギリん所で負けましたぁ」と笑みすら浮かべている。外めっちゃ盛り上がってますねぇ、さすが奴らの地元っすねこれで峰ヶ山も2連覇っすよ、とそのまま世間話など続けてみる悠人。未だ続く地元民の歓声を聞きながら、高田城は黙っている。

「最後」と、高田城が口を開いた。
「最後、俺は賢く立ち回れと言ったはずだが?」メガネを上げながらそう悠人を諭す高田城。ふっと顔を上げる悠人。
「どんな相手でも上手に相手を前に出して足を使わせて疲れさせて勝つ。それがレースの定石だ」先頭を譲らなかったらしいな、と厳しく諭す高田城にも悠人は依然「いやぁ~」と軽い感じで返答する。

「このジャージ着てるんでね、そんなガチガチにセコい勝ち方できないでしょ。それに俺・・・新開悠人っすよ?」

あくまでプライドに懸ける悠人を見て、先頭を譲らなかったのは「勝ち方へのこだわり」だったのかと思う高田城。「あの程度の相手、力で引きちぎんなきゃでしょ?」という言葉で確信に変わる。2対1の不利な状況でやることじゃないが、と一応釘は刺しておく高田城。

「まぁあの段竹って無名のヤツが最後、想像以上の走りをしたってのは事実です」
「けど安心して下さい。もし来年アイツがインハイ出てきたら真っ先にツブしますよ」

そう豪語する悠人の言葉を聞きながら口をつぐむ高田城。無名だからこそ準備ができていなかった。だから小野田がエースでなかったことに対処できなかった。「無名」は可能性と意外性の塊なのだ。

インハイはこんな地方のゆるい大会とは訳が違いますから、と悠人は悠々と表彰台2位に登った。初めて見る1位の景色に興奮した表情の段竹と、もっとすごい舞台に立ったのにガチガチに緊張している3位の小野田。観客に「3位の子は1年じゃないよ」「えっ」と驚かれています(笑)

表彰台を見上げながら小野田をじっと見つめる高田城。
一見不利な布陣でなおも勝利を引き寄せた小野田。ほとんと無名の選手のエース起用、当日の選手交代、それでいて自身はアシストに徹した。

あれが小野田坂道。総北の新しいキャプテンで、真波のライバルか。

一方その頃、時を同じくして別の山頂でも何やら動きがあったみたいで・・・?

各地での動きと賞賛

こちらは箱根。「HAKONE道ヒルクライムレース」というレースを終えて爽やかに電話していたのは、小野田のライバル・真波山岳だった。どうやら高田城から峰ヶ山レースの話を電話で伝えられたようです。

「へぇーそんな勝ち方したんだ。すごいねアシストもいけるなんて坂道くん」
相変わらずふわっとした口調の真波。そんな真波も箱根のレースではブッチギリ1位ゴールしてコースレコードも出したんだとか。表彰台に来いというアナウンスに急かされ、真波は高田城に伝言を頼んでどこかへ自転車を走らせて行った。

「ごめんねーレースかぶっちゃってさー。そっち挨拶行こうと思ってたんだけど行けなかったよー。またどっかのレースで会おうよ」スマホからそう語りかける真波の動画を、高田城は律儀に敵である総北チームに見せに来ていた。驚きつつも真波からのメッセージに小野田は「真波くん!!はいっそれまでお元気で!ところであの~」と大声でペコペコ頭を下げながら語りかけている💦これは事前に撮った動画だから話しかけても意味ないで!と今泉と鳴子にツッコまれてます💦高田城も「これが真波のライバルか・・・💧」と改めて小野田の天然ぶりに呆れ気味😅

その後、遅れてゴールした鏑木は段竹と喜び合い、救護室の杉元兄弟とマネージャー、他後輩たちも喜んでいました。小野田新キャプテンの初の仕事は見事大成功に終わりました☆改めて今泉鳴子、手嶋青八木が小野田の背中や頭に手を置いて労った。

「見てるこっちがハラハラやったけども」「小野田」「新キャプテン」「初戦突破お疲れだったな、がんばったな」
その言葉に思わず赤面してしまう小野田💦頑張ったのは段竹くんたちでは、と言うので「あいつらはもう褒めた」と言ってもう一度「頑張ったよ」と褒める今泉。今度は小野田も「うん、ありがとう☺」と笑うのでした。でもその瞬間、疲れと緊張がほぐれたのか盛大に尻もちをつく小野田。峰ヶ山の爽やかな風が吹く山頂の中、総北メンバーの笑い声が響き渡ります・・・

同じ頃、千葉から遠く離れた京都では。
「えーちょっと時期が遅うなってしもうたが本日!現キャプテン3年水田信行が、次の新しいキャプテンを発表する!!」

京都伏見高校自転車競技部。ここでも新たな動きが。新キャプテンはまさかのあの人・・・もしくは・・・?

弱虫ペダル633話感想・まとめ

今回はレース後の各チームの様子と他のライバルたちの場所紹介でした。年度が変わり、新キャプテンに小野田と真波が決定した時真波は「それは挨拶に行かなきゃね」と言っていたのですが、前キャプテン・泉田から言われて別レースに参加していたんですね。1年生時に山で倒れていた小野田に預けたボトルを小野田はインハイの時律儀に返したのだが、負けた悔しさから山に捨ててしまった真波。しかしそれを再び拾ってきてそれを持って会いに行くと言っていた真波でしたが、その約束は叶わず・・・本当に別レースだけが理由でしょうか?「あえて会いに行かなかった」こともあり得るなと・・・🤔

そして優勝したのにすぐには喜べなかった段竹と、あくまで「ブランド」にこだわる悠人。段竹がインハイに来るなら真っ先にツブすと宣言したけど、やはり悠人は「チームのため」というより「私利私欲のため」に勝つことにこだわっているのが伺えます。段竹は無名だからこそ未知数、それを肌身に染みて感じた高田城が悠人のストッパーになるでしょうか?個人としての力は確かに強い悠人だけど、心構えが自己中心的だとインハイでもまた同じ轍を踏みそうですけど・・・💦

そして忘れていた頃にやってくる京都伏見高校。新キャプテンってまさか・・・御堂筋翔!?でもあの御堂筋くんがキャプテンをするような柄じゃないと思いますが、逆に認定されたら今まで以上にハードな采配するのでしょうか?ボクゥが1位になるため他のメンバーはボクゥの捨て駒になるんや、と・・・もし御堂筋くんがキャプテンになったら千葉・神奈川・京都の1年生トリオがキャプテンになってしまうわけですが、そんな単純な展開になるのでしょうか・・・?

新世代がどんどん動きを見せていますね!
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の633話ネタバレを紹介しました!

が…

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同じチーム、同じクライマーで悠人と真波の描き方の違いというのにも注目です。もはや悠人の執着ぶりには恐怖すら感じる・・・

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