2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。
世界観がスゴイ!キャラクターが魅力的!とにかく面白い!と、各方面で話題にはなるけれどイマイチどんな漫画なのか知らない・・・💦という方も多いと思います。
そこで!今回は事の発端になったイケメン主人公・ロナルドについて徹底解説していこうと思います!吸血鬼ドラルクとの同居を許す「吸血鬼退治人」という矛盾がなぜまかり通っているのやら・・・?
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作品情報
タイトル・・・吸血鬼すぐ死ぬ
作者名・・・盆ノ木至
出版社・・・秋田書店
掲載誌・・・週刊少年チャンピオン
レーベル・・・少年チャンピオンコミックス
発表期間・・・2015年6月25日
吸血鬼すぐ死ぬ ロナルドを徹底解説!
吸血鬼退治人とは?ロナルドのライフスタイル
ロナルドは赤いジャケットが特徴的な、銀髪に蒼目の高身長マッチョな吸血鬼退治人。銃を得意としているけど最近は専らパンチ。好きな食べ物はバナナ🍌で、嫌いなものというか天敵はセロリ🥬。セロリのオモチャでも奇声を発しながらのたうち回ります←
「吸血鬼退治人(ヴァンパイアハンター)」とは、「人の生活に害を被る場合の吸血鬼を退治する人」。吸血鬼と共存する世界ならではの職業です。主に「下等吸血鬼」と呼ばれる、虫や鳥、爬虫類、たまに野菜などを模した人間と意思疎通ができない、いわゆる「害獣」の駆除をしているわけです。
もちろんちゃんとした届け出が必要な真っ当な職業であり、正義のためと謳ったとしても勝手に吸血鬼退治を行ってはいけません。それはいくら下等吸血鬼とはいえ、一般市民が普通の蚊を叩くようには行かないからです。大体は牙や角などを凶器にし、なりふり構わず吸血、種類によっては毒などを振りまいたり巨大化して街を破壊する者がいるので、訓練されたプロでないと危険な仕事だからです。
実際ロナルドと同期のサテツは過去、弟が吸血鬼に襲われて怪我を負ったことで火が付き、地元のヤンキーを集めて「自警団」と名打って吸血鬼駆除を無申請で行っており、ロナルドの師匠・ヴァモネやギルドのマスター・ゴウセツが手を焼いている場面があります。(7巻81、82死参照)
ロナルドは連載開始時は、吸血鬼退治人になって数年の若手。退治人になったら終わりではなく、依頼が来なければ食いっぱぐれてしまいます。なのでロナルドはHPで宣伝などを行いつつ、地域の清掃活動なども積み重ねて知名度を上げるという地道な努力があっての今なのです。意外と真面目・・・今や暴力で何でも解決するゴリラ🦍とは思えない・・・←
その影響+学生終わり頃に、好きで書いていた夢妄想日記が派生し、オータム書店で自伝「ロナルドウォー戦記」も書いています。本質はどうあれ、大衆の面前でのわきまえはきちんとしているロナルド。見た目がハンサムなこともあって、自伝の売り上げも上々。若くしてビルの1フロアを自宅兼事務所にしているやり手なのです👍
退治の依頼は予測ができません。大捕り物になる場合もあります。
体力精神力、両方を削られる退治人と執筆活動をやり遂げる独り身の男性。やりたいこととはいえ忙殺されそうな毎日に、不本意とはいえ温かい食事を出してくれるドラルクが転がり込んできたのは、ロナルドにとっても願ったりだったのでは・・・?甘え知らずな感じあるしロナルド・・・🤔
甘え方を知らないことについては後述します。
ロナルドはなぜ退治人になったの?
危険を冒してでも退治人を続ける理由。
それはロナルドの兄・ヒヨシにあります。
ロナルドは兄・ヒヨシと妹・ヒマリの間の三兄弟。兄とは恐らく1周りくらい年齢が離れており、ロナルドが5歳頃には兄は退治人として活躍し、ロナルドと妹を食べさせていました。
実は、ロナルドたちには両親がいません。存在が明かされておらず、生死も不明。
ロナルドにとって兄・ヒヨシが親代わりだったため、兄を尊敬し「自分も退治人になる!」と幼少期から強く思い続け、夢を叶えたというわけです。だから「兄に迷惑はかけられない」と、あまりワガママも言えなかったのかもしれません😢。
実際、高校生の時に兄に憧れるあまり勝手に下等吸血鬼を退治し、そのせいで別の下等吸血鬼に兄が襲われ怪我を負い、そのまま退治人を引退してしまったことをロナルドはずっと気にしていました。
本当の所は引退のきっかけは吸血鬼の美人局に遭い、腕を噛まれたのがダサくて辞めたんですけどね(4巻46、47死参照)兄が退治人になったのも世のため人のため・・・ではなく、女性にモテたかったからだし←
しかしロナルドは「兄が最強で最高の退治人!」と信頼しており、兄が銃を得意としていたから銃使いの退治人になった経歴があります。「大変なのに何で退治人やってるん?」と1巻1死に出てきたふてぶてしい子供に質問され、「退治人は俺の夢で俺のヒーローだったからさ」と応えるほど慕っているのです。今でも兄は本気出せば目からビームを出すと思っています(笑)もちろん出ないけど←
純粋で家族思い😌のロナルド。人前での礼儀などは兄の教育の賜物でしょうか。
ちなみに妹・ヒマリのことも大好きで、ちょっとでも妹に異性の影があると狂乱😈します(12巻143死参照)
兄・ヒヨシは現在吸血鬼対策課の部隊長。ロナルドの同級生・半田や初めて登場した吸血鬼対策課・ヒナイチたちをまとめている上司です。半田やヒナイチの話はまたいずれ。
顔は似てイケメンな兄弟ですが、ロナルドは182㌢と高身長なのにヒヨシは160㌢に満たないことがコンプレックスで、少しでも貫禄を出そうと付け髭を着けています。
残念たる所以!?ロナルドの性格
これまでの話だと、常識もあり兄妹を大事にする努力家なしっかり者というイメージのロナルド。その上高身長でイケメン✨でマッチョ💪、というパーフェクトな見た目でそれこそモテモテ🥰なのでは?と思われそうですが、実は女性遍歴はほぼ皆無。学生時代に1時間だけ付き合ったことがある、それだけです←
では何がいけないのか?
まずは「本質は小学生のまま育ったような野生児🦍」であることでしょうか。
退治しにいったはずの吸血鬼・ドラルクと同居することになってしまったロナルド。
自由人で妙に自信家のドラルクの傍若無人な態度に、キレッキレなツッコミをしながら手👊が出る。人の話を聞く前に「うるさい死ね」と言ってパンチ👊するような性格では同居した際不安しかありません←いくらすぐ死ぬドラルクとはいえ、感情のままに暴力を振るうのはよろしくないですね😅突然連絡もなしに事務所を訪ねてきたドラルクの父・ドラウスにも容赦なくブッ叩いたりする暴虐っぷり・・・💦(4巻39死参照)
そして「おだてに弱い」のも原因でしょうか。
1巻2死、仮性吸血鬼化し暴走したコンビニ店長の息子・武々夫に「自伝読んでるぜ」と言われ、顔を引きつらせながら「あっサインとかいる?」と手のひら返し。1巻4死で真面目にドラルクが「自伝面白い」と言ったのに「おべっか使い腹立つ」と殴って砂にした上でお高い牛乳をドラルクに献上したり(笑)(ドラルクは虚弱すぎて血を飲むと死ぬので牛乳🐄で代用している)
ドラルクに「綺麗なお姉さんに絵画とか勧められても断れよ」と冷静なツッコミを入れられる始末。
最近では「テンションが上がるとゴリラみたいに暴れる」シーンも多く、知らずにデートなどすると引いてしまうかもしれません😨
あとは巨乳好き💕でいざ巨乳の女性を前にするとテンパって「おっぱいいっぱいパイ・・・😻」とか言っちゃったり、ナチュラルに女性経験が少なくてエスコートどころかただ汗だく😅で無言、という生粋の童◯っぷり(7巻75参照)
クリスマス🎄がリア充イベントなんてクソ食らえだ!と、同期のショット、最寄のコンビニの店長の息子・武々夫、吸血鬼マナー違反と「モテない同盟」を作ってわけのわからん奇行を働いたり・・・。
見た目でカバーできないダメっぷりじゃないか!!!Σ(゚д゚lll)
「ロナルドウォー戦記」のおかげで生まれた名(迷?)コンビ
まだイキり😤が見える初期の頃のロナルド。急に吸血鬼ドラルクが転がり込んできて、2死で武々夫の暴走騒ぎの張り込みしていたカメラマン・カメ谷のマシンガン質問に引っ込みがつかなくなり、ドラルクとのコンビ結成を宣言してしまいました。
いつ出て行くんだ!とイライラ💢のロナルドと、狭いだの何だのと文句を言いながらロナルドが留守だと「私の城\(ΘゝΘ)/ワーイ」と好き勝手やっちゃうドラルク。ドラルクは退屈すぎた城でのほぼ一人暮らしから抜け出し、人間との生活に楽しみを見出したから自ら出て行くことはほとんどしないけど、ロナルドにとってはやはり邪魔でムカつく存在💢だったようで。
しかしカメ谷の担当雑誌「週刊ヴァンパイアハンター」にロナルドがドラルクとコンビ結成した記事を書かれ世に広まってしまったし、ちょうどロナルドウォー戦記2巻が出たのをきっかけにロナルドたち退治人が集まる「ギルド」に行ってドラルクお披露目会をすることに。そこでのひょんなことからドラルクとのコンビが盤石なものとなってしまいます。
退治した吸血鬼を捕まえて自分好みに調教してしまうオカマの退治人・シーニャ。シーニャがドラルクを一目で気に入ってしまい、二つ返事で「あげる」と言ってしまうロナルド。それはどうなのか、というギルドのマスターの提案でゲーム対決をすることに。ドラルクに出て行って欲しいロナルドはわざと負けてみせます。
その最中に自伝を出しているオータム書店の担当編集者・フクマさんからの連絡で「ドラルクとのコンビ退治を今後の自伝の主軸にしていく」と決定されてしまい、死んでも負けられない!となったのでした。勝負はあやふやなままロナルドの勝ちとなり、ドラルク退居は免れたのでした。(1巻9、10死参照)
2巻19死で本気の喧嘩をし、ドラルクが初めて自分から出ていってしまったのを最初は清々するとか言ってたけど最後は心配で何度も電話しちゃったり、5巻49死でドラルクがジョンと共謀したイタズラで、自身の砂とそっくりの砂を置いて「再生しなくなった」ドッキリを仕掛けられた時は本気で焦り、知り合いほぼ全員に連絡し救助要請を出したり、ロナルドのドラルクに対する思いも変わってきているみたい・・・?
8巻88死でロナルドの弟子になりたい!と東京からダンピールの退治人・籠目原ミカヅキがやってきた時に一度我に返るも、結局今では「ドラルクがいる事務所」が当たり前になってきているようです。新横浜に認められた吸血鬼・ドラルク・・・👏
親がいなくて子供らしいワガママが言えなかったロナルド。アルマジロのジョンも含め、ドラルクの存在は思いっきりワガママができる「新たな家族」なのかもしれませんね。ドラルクも地味にロナルドのマッチョには憧れているようですし💪
ロナルド徹底解説 まとめ
いかがだったでしょうか?
ロナルドは、「すぐ死ぬ」ドラルクと並ぶ主人公。人によって主人公がロナルドかドラルクか、意見が分かれるほど重要な愛すべきキャラクターです。まだまだ書ききれないほど、ロナルドの魅力は現在出ている15巻までぎっしり詰まっています。
イケメンなのにどこか抜けてて、常識人だけどたまにキテレツな言動をして、優しいのにちょっと変態で、ドラルクも冷静にならざるを得ないほどブッ飛んでる所があって・・・。
でもそれって、誰しもあり得ることじゃないでしょうか?たった少しの欠点に目をつむれば・・・という人ってたくさんいませんか?ロナルドはとても「人間らしい」人間だと思うのです。
何だかんだ、ドラルクを始め多くの個性的すぎるちょっと変態な吸血鬼も人間も、交流を経て「特殊な個性」として認めてしまう優しいロナルド。ほとんどの話に出てくる彼の魅力を、もっと味わってみませんか?😎🍌
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今回は、「吸血鬼すぐ死ぬ」のロナルドを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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イケメンなのにどこか残念!?でもしっかり者!読んでロナルドとお友達になってみませんか!?
ぜひお手に取ってご覧ください!