従兄に父を殺された主人公が、幼馴染と伝説の四龍と共に旅し、出会った人々を助けながら成長していく感動作、暁のヨナ!
スウォン母の手記から明らかになる過去、神官弾圧の真相は?
前回までのあらすじ
ユホンに一族の秘密を話し、婚約して城に入ったヨンヒ。
血筋のことは王や城の誰にも秘密にしていましたが、神殿で、大神官・イル・見習い巫女のカシに緋龍王の末裔であるとバレてしまいます。
隠し通そうとするユホンとイルには軋轢が生じ、神官たちにも血族が知られることとなり、神官弾圧が始まってしまう、というところで192話は終わりでした。
この記事では暁のヨナ193話のネタバレを紹介します!
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暁のヨナ193話ネタバレ 寵遇の代償
ユホンがヨンヒに、「神官共は全て処刑した」と告げるところから始まります。
秘密を見抜く者はもういないし、イルには口止めするので、安心していい、というのです…
血筋を知った大神官達は、一族の住処を突き止めて押し入り、それに激怒したユホンは大神官たちを処刑、神殿も焼き払いました。
ジュナム王は激怒したものの、民衆は神官側が常軌を逸していたのでは、と支持しました。
ヨンヒは、見習い巫女のカシとイクスの行方を探そうとし、いくらなんでも子供を処刑はしないだろうと考えますが、ユホンは戦では非情で女子供を火あぶりにすることも厭わない、神官は国民ではあるけれど王の上に立とうとしていたから、と聞かされてショックを受けます。
それでも、ユホンを信じたいので、神官側にも非があったのではないかと考えていましたが、一族の屋敷を訪ねると、さらに非情なことを知らされます。
大神官たちは屋敷にやってきたものの、一族のこれまでの歴史を憂い、一族の存在が希望だと語り、何も悪いことはしなかった。
詮索を禁じられた一族の家を突き止めて訪問しただけで、生きたまま火あぶりにされるほど悪いことをしたのか?
自分が秘密を話したせいで神官たちを死に追いやったのだと責めたヨンヒの母は耐えきれずに自殺した、と聞かされます。
自分たちが出逢わなければ傷つくことは止められたのか?と自問し、怖いと思いながらも、愛しさも止められないのでした。
愛した男の非情さに慄きながら、母へ対する思いと、とても葛藤したのでしょうね…
それから9年後。
二人の間に産まれたスウォンは、頭も運動量も人の三倍、とても明るく好奇心旺盛に育っていました。
そしてイルが妻を娶り、顔に傷があって他人に見せたくないから婚礼の儀はやらないと聞きます。
相手は平民なので貴族は反発しているけれど、ジュナム王は承諾している、と。
兄弟の間は疎遠になってしまったものの、自分たちの結婚の時にイルは祝福してくれたから、力を貸したい、というユホン。
溝が深まってしまっても、ユホンの弟への情は消えていないのがわかる、切ないシーンでした。
庭を散策していたヨンヒとスウォンは、具合が悪そうな女性に出会います。
スウォンがうちわであおぐと顔のやけどが露わになり、イルの婚約者で、成長したカシだということが判明します。
カシとイクスのことを心配していたヨンヒは歩み寄ろうとしますが、割って入ったイルに、あの子は神殿で死んだのだと遮られ、去られてしまいました。
この時はまだ、時間をかけて歩み寄れる日が来ることを願っていた、というところで193話は終わりでした。
暁のヨナ193話口コミ・評価
正しいと思い込むのは、怖いですよね。
ヨンヒへの愛はとても強いユホンなのに、守って大切にするだけで、感情には気は回らないのが悲しいですね(T_T)
弱いように見えるヨンヒだけれど、自分の秘密がバレたせいで神官が大勢弾圧されても、それが理由でお母様が自殺しても、持ちこたえられるのは芯は強いのでしょうね。
その芯の強さがスウォンに受け継がれている気がします。
信仰していた神殿が焼かれ、大神官たちが火刑になるなかで、自身もやけどを負って生き残ったカシの苦しみは想像を絶するものがありますよね…(>_<)
日本語の感想ではありませんが。
神官弾圧があったことで、イルも心に大きな傷を負って、変わってしまったのでしょうね…
暁のヨナ193話まとめ
前回の話のなかで、非情だと思っていたユホンの強い愛や熱情が垣間見え、イルや神官の信仰が行き過ぎていて怖いと感じましたが、元の印象が間違っていたわけでもなく、どちらの面もあるのだと思えてきました。
ユホンはヨンヒやスウォンへの愛は偏り過ぎているくらい強くて、愛する人を守るには何でもする。
それはそれで情熱的でいいのでしょうけれど、敵とみなしたものについては、全く容赦ないのが、どこかいびつな気がします。
それまで知らなかった愛を知ったのなら、他への慈しみの気持ちも育ってほしかったと思ってしまいます。
それにしても、幼いスウォンは明るく利発で、とても愛らしい子ですね!
それまでの重苦しかった空気を、一気に癒してくれました(*^^*)
幼かったヨナが憧れるのもわかります♡
そして、巫女のカシはやっぱりヨナ母のカシ様でしたね!
具合が悪く見えるのは、もうヨナがお腹にいるのかもしれませんね。
少女の頃のソバカスも消えて美しく成長して、でも顔のやけどは、神官弾圧の際に逃げられたわけではなく、危うくのところを助け出されたのでしょうね。
カシの心にも傷はもちろんあるでしょうけれど、恨みなどを残していないことを願っています。
イルがやけどを負ったカシを助けたのか、命辛々逃げ出したところを匿ったのか、どちらかはわかりませんが、妻にするほど大切な相手を弾圧したのは兄なのだから、禍根が残るのも納得です。
終わり方がとても気になりました。
時間をかけて歩み寄りたいと思っていたヨンヒが甘かった、というのであれば、歩み寄れなかったということ。
以前にユホンはイルに殺されたと描かれていましたが、優しそうに見えて実は残忍だということではないと思うので、そうしなければならないほどの理由があったのだとしたら…
そうすると、ヨナ母が賊に襲われて亡くなったのも何か関係があるのかな、というのは考えすぎでしょうか?
過去の残酷な運命があって、今のヨナやスウォンがあるのが、切なくなった最新話でした。
これからの展開が待ち遠しすぎるのに、次の掲載は8/5号(>_<)待ちきれません!
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今回は、暁のヨナの193話ネタバレを紹介しました!
が…
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ヨンヒの思いもよく表情に現れていましたが、幼いスウォンの愛らしさを、ぜひ漫画で確かめてみてください(^^)/