2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
2019年はNHKでアニメ化もされた、子供から大人まで人気の作品です。
働かないクズ両親により、悪魔・サリバンの元へ売られてしまった、お人好しすぎる少年・鈴木入間が主人公です。
悪魔の世界で悪魔の少年兼サリバンの孫として、サリバンが学長を務める「悪魔学校(バビルス)」で生活を始めます。悪魔の学生や先生と、バビルスに置いて最重要とされる
「位階(ランク)アップ」を目指し仲良く頑張ります。
ランクアップのチャンスである2大イベントの2つ目、音楽祭に向けて各クラス奮闘中!
ランクが2の目立たないプルソンと、姐さん・エリザベッタを4までアップさせるため、
「ヘルダンス」で「リリス・カーペット」を表現することに決まった、入間たち問題児クラス。
入間とプルソンの演奏チームは担任・カルエゴの猛特訓中・・・一方のダンスチームは!?
今回はそんな「魔入りました!入間くん」158話のネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
ダンスチームは、全員で動きを揃えるため、魔獣を制御するための魔具を手足に着けて特訓中!
最初から11人全員で動きを揃えるのは難しいと、チーム分けをすることに。
しかし一向に揃わないのが、入間のオトモダチコンビ、アスモデウスとクララ。
あまりにも揃わないため、他チームの偵察に行ってみることにした2人。
カムイ・ゴエモン・アロケルチームは「ミスしたら女子の情報を言う」という男子学生らしいペナルティを設け、内緒にするべく意地でもミスしないという徹底ぶり。
リード・エリザベッタ・サブノックチームは、エリザベッタをビンビンに意識するリードと、ダンスもそつなくこなすサブノックと、褒め上手なエリザベッタで何だかんだ均衡は取れているようで。
ケロリ・アガレス・ジャズチームは、常に眠そうなアガレスに笑顔の練習を叩きこむケロリと、それをなだめながら「弟と妹ができたみたい」と冷静なジャズが司令塔になっている模様。
自分たち以外、ちゃんとダンスは成り立ってきている・・・
焦りを覚えたアスモデウスとクララ、「腹を割って話そう」ということになるが、結局いつもの言い争いになってしまう。「まぁまぁ」と言ってくれる入間は今はいません。
入間に会いたい・・・。
初めて意見が一致した2人。
「入間ちがいなかったら出会ってもいなかったね、すごいね」とクララがぽつり。
入間がいたから出会えた2人。そしてそんなすごい入間のオトモダチの2人。
「あほクララ」
ついに、アスモデウスが「クララ」と呼んだ!
それがきっかけになったかはわからないけど、11人でダンスをバッチリ揃えることができた!
さぁ演奏チームと合流しよう!!
魔入りました!入間くん 158話 ネタバレ
えっ!入間の恋文?
11人でダンスを揃えることができたダンスチーム。
いよいよ入間&プルソンの演奏チームと合同練習だ!
入間にピアノどんな感じかな?と楽しみに待つ11人の前に、何だか礼装のような格好で仰々しく登場する演奏チーム・・・プルソンは大きな花束まで抱えています。
入間を崇拝するアスモデウスはうっとり見とれているが、他の生徒はちょっとびっくり。その格好は?と、聞く間もなく、深く息を吸い込んで跪く入間。その後ろで小さく「ガンバ」とプルソン。
すぅ・・・
「常日頃からその愛らしい笑顔や小鳥のような笑い声に惹かれていました。可憐で清純で何よりも美しい我々の華・・・」
「貴女を想って書いたこの恋文、受け取って下さい、姐さん」
仰々しく、エリザベッタの前に跪き、恋文を渡す入間!
えっ!どういうこと!?
顔が崩れるほどびっくりする、入間のオトモダチコンビのアスモデウスとクララ。
エリザベッタに陶酔するリードも同じく、「ちょっとまったああぁぁ!!!」と大騒ぎ。そりゃそうだ・・・
リード「裏切者!!!」
クララ「イ゛ル゛マ゛ぢ!!!」
大騒ぎをよそに「まぁうれしい♡」とノッてくれるマイペースなエリザベッタ。
しかし、せっかく差し出した恋文をスッと引き下げてしまう入間。
「受け取るかどうか決めるのは音楽のあとで」
「まずは・・・」
これが僕らの「リリス・カーペット」だ!
聞いて下さい!!
おもむろに始まる入間のピアノ演奏。しかし、いきなり小さく演奏する入間。
「リリス・カーペット」は1人の美女に数多の男が求愛する曲。
エリザベッタがリリス役を務め、他のメンバーが男たちを演じます。
選曲したケロリ、「なぜ男たちの求愛を小さく弾くの?」と不思議な様子。
しかしこれには入間の考えがあったのです。
時間は少し前に遡り、「リリスに愛を送る世界」を考え中の入間。
その参考にと、講師カルエゴに言われたのが、「恋文をリリスに送るつもりで弾く」というもの。
だからラブレター書いてる!むずかしい・・・
至極真面目な様子の入間に「何でそっちいくかな・・・」とプルソンもクールなツッコミ。
リリスの望むものをもっと考えろ!とカルエゴの一喝に「ごはんじゃだめだよね」と相変わらずな入間にも「だめだね」とドライなプルソン。リリスの望む・・・
と、考えたプルソンの脳裏に、かつて問題児クラスに勢いよく「やろうよ!」と音楽祭へ勧誘された時の風景が蘇る。プルソンはその時、気にかけてくれるのはいいけどいきなりグイグイ来られても怖いし困る、といった感情でした。
そして「リリスは男たちに迫られてどんな気持ちだったんだろうね」とプルソン。
「嬉しかったのか困ったのか嫌だったのか」
今回の主役はプルソンとエリザベッタだという設定も思い出し、「そっか!」と何かひらめく入間!
いろんな資料を読み、女性の持ち物を見たりしたけどマネではいけない。
リリスの気持ちを想像して演奏するんだ。
だって、主役は跪く男たちではなく、リリスだから!!
男たちより、断然リリスを強く盛り上げるため、入間は男たちの部分を弱く演奏したのでした。
そして、リリスの部分を演奏するプルソンのトランペットは「放課後のピクシー」よりも大きく高らかに!海のような大量の贈り物をリリスが受け止めながら蹴散らしていく、そんな様を表現していきます!
「核」の裏の「陰」
我こそは、と贈り物をリリスに捧げ崇める男たち。
しかしリリスはなびかない。
贈り物は美しい、愛の言葉も素敵だけど、ドキドキしないの。
ああ今日も贈り物の階段と愛のベッドで眠る。
どいてどいて。私をおとせないならどいてちょうだい。
ああもっと燃えるような恋がしたい!!!・・・
いつの間にか、世界に入り込んで演奏チームと共に迫力のダンスを演じていたダンスチーム!
リリス役のエリザベッタを教壇に乗せ、跪く他メンバー。
そして先程の恋文を改めてエリザベッタに差し出す入間。
「この恋文、受け取ってもらえますか?」
「・・・いいわ。じゃあ私は貴方の文字と恋をするから、貴方とは一生喋らなくなるわ・・・それでもいいかしら?」
これがエリザベッタのリリス・・・!迫力満点です!
入間も「さすがリリス!」と心から発し、クラス全員が歓声を挙げたのでした。
ケロリ「荒削りだけど”核”はできましたね」
カルエゴ「まぁスタートラインには立ったな」
先生もみんなの頑張りを認めてくれているようです!今度は演技を研磨していかないとね!
そこに忍び寄る不穏な影・・・
「父」からの着信が何度も光る携帯電話・・・これはプルソンの携帯!?
お父さんにバレたらプルソンはもう舞台に立てないのか!?
魔入りました!入間くん 158話 感想・まとめ
久しぶりに入間たちとアズくんたちが合流したかと思ったら、まさかの求愛でびっくりでした!
これもリアルさを出すための仕込みだったんですね。おそらく本当に恋文など書いたり出したりしたことがない入間くんなりの「恋文作戦」が、好転したようで読んでいるこちらもホッとしましたwでもいきなりやっちゃあ、オトモダチコンビやリードが騒ぎたくなる気持ちもわかります(笑)
そして何より、リリスが贈り物の波に飲まれる様子を演奏で表現するプルソンすごい!!!
本当に実力を持っていることがわかります。それに合わせて入間が弱く演奏した、というのは、入間とプルソンの信頼関係もあり、「ピアノはあくまでサポート」というのを徹底している入間の実力でもあるのでしょう。どっちにしろすごいな!
でも、そんなプルソンの動向を父に探られている・・・?
目立たない家系のプルソン、音楽祭に出ることはできるのか!?
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の158話ネタバレを紹介しました!
が…
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しっかりした筆遣いから表現される美しいエリザベッタや、迫力のプルソンの演奏をご覧あれ!
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