キャンピングカーで移動しているカイジ達三人は雑談ながら作戦会議をしている。
現状、帝愛はカイジたちの行動をとらえていない。
今はギャンブルでいうなら「張る目」であり、基本的に良い流れある。
こういう時は、極度に怯えて行動すると墓穴を掘るので、「見」を選択したのだ。
逃亡者であるカイジ達一行は、一つの問題を抱えていた。
どこで寝るのか?
スーパーや団地で寝ている奴は不審者と思われる。
コインパーキングで寝ていても、人の気配があれば当然疑われる。
さて、どうしたものか?と思っていると、あるものを見つけた。
「火だるま」オートキャンプ場?
いや違った、ひだまりオートキャンプ場に向かうのだった。
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賭博堕天録カイジ 349話 ネタバレ
ひだまりオートキャンプ場
カイジ達一行の今晩の寝る場所を求め、ひだまりオートキャンプ場に向かった
受付にて、番号札・地図・「ひだまりのおきて」をもらい、いざキャンプ場へ
今日はキャンパー2組だけで閑散としている。だが、その方が好都合だ。
カイジたちは、車を止めてレンタル・売店コーナーへ
そこには、キャンプに使う道具や食材が充実しているし、手間いらずのカップ麺やおにぎりも豊富だ。
カイジたちは調理を楽しむわけではないので、ビールやチューハイ、そしておつまみをたんまり買ってキャンピングカーへ行くのだ。
「お金を払って正々堂々と泊まるの最高!」
「安心感半端ない」
楽しいひと時を過ごし、キャンプ場を満喫するのだ。
キャンピングカーをコンコンするものが・・・・
キャンピングカーで酒盛りを楽しんでいる一行も、コンコンという音に我に返る。
「こんなところまで、ポリスが来るのか・・」
「いや、恋人同士が盛り上がっているのを邪魔する無粋な奴じゃないのか」
金払って一晩寝るだけなのに・・・
カイジは恐る恐る窓を覗いてみると・・・
おじさんたちの誘いに乗るべきか?
窓を恐る恐る除くと、酔っ払って緩み切ったおじさん2人だった。
キャンプ場という非日常では、なんとなくウェルカムモードになる。
なので、このような知らないおじさんが熱心に誘うのは特別おかしなことではない。
しかし、カイジたちは逃亡者の身だ。さすがにこの前提条件は外していない。
逃亡者だったらできるだけ目立ちたくない、マリオは行かないべきだと考える。
その間に、おじさんたちは熱心に誘ってくる。
カイジも目立ちたくないのは同意見だ。しかし、ここはキャンプ場だ。
頑なに籠りきっているのは、かえって異様であり目立つのではとも考える。
チャンが言う。「このおじさんたちは帝愛じゃないのか?」という疑問も持つ
カイジはもう一度窓を見る。
外には緩み切った酔っ払いのおじさん二人だった。
「こんな緩み切ったのが帝愛なわけがない」
賭博堕天録カイジ 349話 まとめ
移動することと寝ることは普通の人にとって当たり前ですが、カイジ達逃亡者は結構重要です。
まず、移動手段が問題だったが、「目立つ」という問題はあるものの移動手段は確保できた。
その動きは帝愛はキャッチしているのか?
そもそもの懸念点はそこであるが、カイジはこのままの流れで行くべきだということで、ひとまず決着した。
しかし、「寝る」という問題点があったが、キャンプ場を見つけた。
という展開であるが、今回は箸休めと見せかけて福本先生のテクニックを存分に感じる重要な会である。
最近では、トネガワやハンチョウといったスピンオフが非常に好評であり、私も当然楽しんでいます。
ハンチョウ風にとらえれば、キャンピングカーでのキャンプが非日常の贅沢でとても楽しそうに見える。
番号札やひだまりの掟のような無駄な(褒めているつもりです)ディテールこそが、キャンプって楽しそうって気持ちになる。
ハンチョウのやり方に近いが、これで自分がキャンプ場に行って飲み明かしているカイジ達との感情移入ができるようになった。
今回のポイントは言うまでもなく、「コンコン」だ。
キャンプ場のような開放的な場所では気分がゆるゆるになって、一緒にいる客が仲間のような気持になる。
私も居酒屋で盛り上がっているときに、他のグループに話しかけることがある。
恋人たちが盛り上がる件は、誰もが想像できるキャンプ場あるあるでしょう。
こうやって、キャンプ場のすばらしさをハンチョウ形式で感情移入させる。
そこで、カイジたちは逃亡者の身であることを思い出し、我にかえる。
逃亡者にとって声かけられるというのは、正直ありがたくない行為だ。
読者の立場だったら誘いに乗っちゃいそうだと考えちゃうが、逃亡者だったらどう考えるのか?
ゆるゆるのおじさんに誘われてカイジたちは乗るのか?
誘われたらそのまま酒盛りを楽しむのか?何か罠があるのか?先が気になります。
今回は、ストーリー的には一見箸休めだが、ハンチョウのキャンプ場あるあるかと思えば、急に画面が切り替わるテクニックを感じました。
次の展開の予想はできないけど、俯瞰で見るとあのおじさんたちは間違いなく緩み切ったおじさんで間違いないでしょう?
そのまま、おじさんと酒盛りしたって何も面白くなく、あっても酔いつぶれて「しまったー」ってなるぐらいでしょう
そう考えると、次は遠藤たち帝愛サイドのシーンだと考えます。
結局のところ、カイジたちは「キャンピングカーかもしれない」ってだけで、決定打がない状況
そこから、遠藤が何を考えるかで次の展開が始まると私は考えます。
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が…
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キャンプ場ってやっぱり楽しいし、一緒にいるおじさんに絡まれるのもあるあるですよね。
ハンチョウの世界観そのもののキャンプ場の解放感から、現実に戻されるギャップは本誌でしか味わえません。
是非本誌で見てください!