2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンに孫として熱烈歓迎され、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に通い始めて1年と数か月が経ちました。様々な大変なこと、怖い思いもしながら「魔界で生きる」と決め、現在いろんな悪魔と協力して作り上げた「お化け屋敷」を披露中!👻
「師団披露」でお披露目したお化け屋敷は、入間たちも去ることながら「ガルナ」原作者のビーム先輩、そのビーム先輩のガルナを模写したシルビア、そしてお化け屋敷の看板を作成したマーニーのあらゆるクリエイターが賞賛を浴びた素晴らしいものになった✨それは嬉しいけど、入間のランクはどうなる・・・?どうやら「ランクを上げるため」の新たな船出の予感!?
そんな「魔入りました!入間くん」最新刊40巻ネタバレを紹介します。
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魔入りました!入間くん40巻ネタバレ
349話・・・喜びの行方
大盛況のおかげで束の間の休憩時間に、一足先に「大成功万歳!」と讃え合う入間、アスモデウス、クララ。早くみんなと打ち上げしたいね、と言いながら「ガルナ」に扮するシルビアも「自分の模写でみんなが心を動かしている」事実に喜んでいた✨
でも今の私は「ガルナ」、最後までお客を怖がらせなきゃ!と、次の客を驚かしに行くと・・・
「と、父様〜!!??💦」何と実父でサブノック家当主のサブザンがSPヤマンダと共にお化け屋敷に来ていた!!しかし父は冷静に「サブロが必ず来いと言ったんだ。お前にこんな才能があったなんて知らなかった。良い絵を描いたな、自慢の娘だ」と褒めてくれた!でもガルナの服は「似合う」より怖がってほしかったね😅
その後もチマちゃんの兄が「入間の品定め」で来たり、親戚マルさんがヤバシくんに会いに来たり、他メンバーの家族や保護者が来ているのを少し羨ましそうに見ていた入間。とそこへ何と、新13冠のメフィスト、「ガルナ超怖ぇ!!💦」と師匠バチコが入間に飛びつきながら登場し、入間の寂しさもどこへやら。「良い展示だ、特賞狙えるぜ☆」との言葉にふとメフィストが気付いた。
もし特賞獲ったら、入間のランクはどうなる・・・!?
350話・・・それぞれの花道
いよいよ師団披露表彰式!表彰式の挨拶はもちろん生徒会長アメリ。「これは不可思議な・・・」「騒がしくなりそうだ」と先生たちが首を捻る結果は・・・
3位は魔獣師団!2位は「今年も」魔術開発師団👏そして栄えある1位の特賞は・・・美術師団だった。
表彰の内容は「全師団を支える活躍にみんなが感謝している」というものだったが、美術師団団長は団員に巨大な「辞退」と書かれた弾幕を用意してこれを返すと言い出した。「他の師団を押しのけこれを受け取るのは活動姿勢に反するので。しかし、ビーム先輩とマーニー2人と彼らの作品への賞賛と評価は与えてください」何とも師団そのものを思った勇退だった!✨
そしてカルエゴ先生が「今回は実に不可思議なことが起きていた」と登壇。魔具研のお化け屋敷は特賞に値するものだけど、何かしっくりこず「トリッキーで賞」に、そしてお化け屋敷の目玉を作成したビーム先輩とマーニーの美術師団を「特賞」に書き直す生徒が多かったのだ。それでも入間は2人と自分たちの頑張りが届いたと胸を張ってトリッキーで賞を受け取るのだが・・・そんな入間にカルエゴ先生から衝撃発言!?
351話・・・新天地へ!!
師団披露の結末から言うと、マーニー、シルビア、ビーム先輩がそれぞれ3、3、4にランクアップ。シルビアが魔具研と美術師団の兼団を認められ、ビーム先輩は「ガルナ」が有名美術館に保管、さらに小説家ゾウイと外部で仕事をすることになり、入間も納得の結果なのだが・・・
入間自身はなぜか現在、多耳族の子供たちの託児所のような所にいた💦
結果発表の時「お前のランクは上がらない」とカルエゴ先生に言われた入間。アスモデウスを筆頭に会場の生徒たちからブーイングの嵐だったが、ダリ先生によると「悪魔学校教師が与えられるランクに制限がある」「と、師団披露概要にも小さく書いてある」とのこと。そんなセコい手法魔界にもあるんだ・・・😅
学生であるうちに6以上になるには、13冠による特別試験「スカーラ」を受けないといけないらしく、推薦状は用意してあるとのこと。その様子を誰かに見られながら流れで入間は手続きをし、1か月後約束の場である荒野へ。
そこにいたのは、そして師団披露の場を見ていたのは新13冠・メフィスト。試験監督には入間と関係が浅からず深からずの者が当たるらしく、適任なのがメフィストだったとのこと。もしかして、すべての結果を見越して・・・!?
352話・・・ほしいもの
悪魔学校学生の間にランク6以上になるには、13冠の特別試験「スカーラ」を受けなければならない。ダリ先生には「好きなタイミングでじっくり考えてから挑め」と言われたが、入間には正直自身にランク6に上がる資格があるのかと不安になっていた💦
とそこへ、師団披露中あまり交流できなかった師匠バチコがやってきて「試験受けるのか?」と聞いてきたので、正直に自分の不安を吐き出した入間。すると「確かに生易しいモンじゃないが、アッチはお前が昇級したら嬉しい。イメージが沸かなくて失敗したっていい、せっかく面白そうなステージなんだからドンと構えてバチッと決めてこい☆」と喝を入れてくれたバチコ!それに元気をもらった入間は帰宅直後、オペラとサリバンに署名してもらってメフィストの試験会場に向かったのでした。
試験内容は、魔界北方のヘルヘル荒野に魔界の希少種「多耳族」の拠点を作ること。「これは魔界の大事な本物の仕事。決して気を抜かず覚悟を持って」とメフィストに釘を刺され、入間の試験という名の仕事が始まった💦その時「一度だけ使えるベル」を貰った。どうしても欲しいものがあったらメフィストが何でも持って来てくれる・・・それを聞いた入間は何と!?💦
353話・・・あおぎみて
希少種「多耳族」とは、6km先の木の葉の音さえ聞き取る驚異的な聴力を持ちながら、体が小さく魔力も少ないのでほとんどは聴力を極限まで磨き様々な職に就いているのだとか。
魔-ケストラのメーメーはその一例だが、あそこまで独立できるのはよほどの才能を持つ者のみで、ほとんどは「ハイランク悪魔に付き従うことでしか生きられない」のだという。そうして散り散りになっている多耳族を一か所に集めるメフィストの計画にどういった真意があるか長老ムンムは聞きたいとのこと。そして手を叩くと、周りに隠れていた大勢の多耳族が顔を出していた!
「通過儀礼」として、入間たち3人は多耳カチューシャを貰い、多耳族の警戒心を解きながら、今集まってる多耳族の量を見て「少ない」と判断するメフィストとアスモデウス。そこでメフィストの計画の本質が明らかに。「今回の目的は『保護』。散り散りだと病気やケガの対処が厳しいし繁殖の機会も失われる。魔界の発展に貢献してくれる彼らを一か所に集めて安全に暮らせる場所を作りたい」
メフィストが同意を求めると、長老は「追従生存」と言って拳を地面につけ頭を下げ、それに倣って他の多耳族も頭を下げる。それをどこか悲しそうに見つめる入間・・・。
それを快く思わない者が突然入間にドスン!!誰・・・!?💦
354話・・・盤外の王
学生・入間がハイランクな上にサリバンの孫と聞いてすぐさま「王」として受け入れた多耳族だったが、それに断固反対する少年・ノヴァ。「唯一無二の誇り高き多耳族がハイランク悪魔にこびへつらうだけなんてまっぴらごめんだ!!」ということらしい・・・
それが種の存続のためだと長老は説得し続けていたらしいが、「多耳族は守られるだけの弱小種族じゃない、聴力だけが取り柄なんてレッテルを貼られっぱなしじゃダメなんだ」と、ノヴァなりの真っ直ぐな悔しい気持ちにみんな黙ってしまった。が、入間だけは大切で大好きな師匠バチコの姿を見出し嬉しくて笑ってしまった😅
そして入間はノヴァを肩車したまま「王の前に、まだ多耳族のことをよく知らないから理解する時間をください」と言ってノヴァに集落の案内をお願いした。そしてメフィストはようやく試験官としてチェックを始めた。今回は13冠直々の審査のため求められる成果・成績が非常に高く、13冠の裁量とはいえ合格率は6%という狭き門。実は見えざる条件があって・・・!?💦
355話・・・貴方についていく
「スカーラ」受験中の入間と共に、多耳族の安全な拠点を作るためテントの案内をしてもらうアスモデウスとクララ。説明を受けながらアスモデウスは入間の「右腕」「矛」として働き、入間を多耳族の王にしようと意気込んでいる様子。そのため入間に無礼を働き王になることを認めないノヴァのことは気に食わないようで。
案内は終わったから帰れ、というノヴァに「逆に」となぜかノヴァのテントに押しかける入間軍wそこには拾い物や貰い物の本や植物がいっぱいで全部読み込まれてたり世話が行き届いていた。ノヴァは多耳族特有の聴力で活躍している同族を尊敬してはいるものの、その能力を「ハイランク悪魔のためだけに使う」のではなく「自分たちのために使う」、誰にも依存せず独立して生きられることを証明したいがために独学で勉強や研究をしていたようです。
その考えに「甘い」と思うアスモデウス。長らくハイランク悪魔に仕えてきた上下関係は根深く、独立宣言をしたら牙を剥く悪魔もいるかもしれない。そういった大きな壁を乗り越えられるだけの協調性や武器がなければ理想論に過ぎない。やはり入間が王となって多耳族を引率すべき・・・と思ったのだが、入間の答えは「ノヴァくんに魔術を教えよう!」だった・・・!
356話・・・ついてる、私
今回は「スカーラ」を受ける入間をクララ目線でお届け。もちろん入間を思い切り応援するつもりだったけど、お助け要員として呼ばれたのはとても嬉しい誤算!✨入間のやりたいことをいっぱい応援する、と意気込み、クララも一緒に多耳族のノヴァに魔術を教えることに。
鉢植えに「クワンクワン」を唱えて花を咲かせようとするも、うまくいかない。クララの擬音と勢いだけじゃわからないし、できることをできない子に教えるのは難しい・・・はずなのに入間は「師匠たちもこんな気持ちだったのかなって」と楽しそう。「できるようになるまで見守っててあげたいって思うんだ」そう言う入間と頑張るノヴァを見て、クララはかつての自分と重ねてしまう。
マミーに勧められ、悪魔学校を受験し入学したが、最初は「便利な変わり者」として利用されていただけ。学校行く意味って何?と思いながらマミーには「楽しい」と嘘をついていた。だが、そんなクララに入間たちが手を差し伸べて、今ではたくさんの仲間たちと楽しく学校生活を送っている。何てラッキーだ、と思っていたけど違った。同時に、学校に行きたくても行けないノヴァみたいな子がいることを初めて知った。
私ははちゃめちゃにラッキーだ。もらってばかりじゃダメ、それがヒントになり・・・!?
357話・・・成長の先に
「クワンクワン」が成功したのが嬉しいノヴァは何度も繰り返し、その度入間たちは褒めた👏そしてノヴァも「魔力が少なくても魔術は使える」ことが証明できたことと、褒められて胸が熱くなる感覚を初めて覚えた。
それを入間は「野心」とアメリ会長の受け売りのように言うのだが(笑)「その気持ちは大事にしてほしい」と言うと、やっとノヴァも素直さを出してきた。その後、せっかく魔術で育てた花をなぜか引っこ抜き入間たちを驚かせたのだが、実は多耳族以外食べさせないという人参をお礼にくれるという感謝を伝えてくれたのでした🥕
すると、いつの間にかノヴァのテントに忍び込んでいた多耳族の子供たちが「僕たちにも魔術を教えて!」と群がってきた。そして350話の託児所のような場所へ繋がるのだが、ここは託児所ではなくて・・・!?✨
魔入りました!入間くん40巻感想・まとめ
今巻は師団披露の結果から、まさかの入間の外部試験受験というちょっと予想外の展開だった気がします。悪魔学校内でランク5以上に自動的に上がれないとは・・・アメリさんが普通に6だから騙されていた読者さんも多かったでしょうね😅でもおかげで友達や師匠のありがたみもわかり、新天地へ向かったことで多耳族という馴染みのない他種族への理解も深まりそうで、入間を通して「外の世界」を知るきっかけになる巻になっていると思いました。
実際、作者・西修先生も40巻という節目の巻だからこそ、入間に焦点を当てる巻にしたいと思っていたようです。読者の思う展開じゃなかったとしても、単行本のナンバリングに合わせた展開を組み立てている西先生や編集の皆さんの尽力は計り知れないんだろうなぁと思ったり。そこで西先生は「魔界の政治」を入間にぶつけたようですが、親友2人が助っ人に来てくれたし何だかんだ多耳族、きかん坊そうなノヴァとも歩み寄りをしているし、入間くんはどんな壁も乗り越えちゃうんでしょうね。恐ろしい展開もありそうな予感するけど、入間たちの成長が楽しみになる巻でしたよね☆
今回は巻末に「特別編」も掲載!お化け屋敷デートしたかったアメリさん、妹大好きお兄ちゃん、カルエゴ先生の意外な秘密?、そして入間が誰より見せたかったあのヒトたちに特別ご案内も・・・👻
次巻も楽しみです!
「魔入りました!入間くん」を無料で読む方法!
今回は、「魔入りました!入間くん」の40巻ネタバレを紹介しました!
が…
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