魔入りました!入間くん373話ネタバレ感想!微妙で名誉な結果は

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になり、1年生との合同試験「心臓破り」、激動の秘密の夜会「デビキュラム」、そして初めて後輩を交えた「師団披露」を乗り越えた。その裏で「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。

最初は弱々しく守るに値しないただの「人間」だと思っていた。だけど、「いつもありがとうと話がしたかった」ホットミルクを2人分用意しようとした入間を見て、「ただひとり」そして「家族」と認識が変わったオペラ。これからも家族としてどんどん迷惑をかけなさい!と頼もしい姿に入間も感動してしまうのでした✨さぁいよいよスカーラの結果!!だけど・・・!?

そんな「魔入りました!入間くん」373話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

スカーラの結果が発表される前日、何だか眠れない入間の元へオペラがホットミルクを用意して何かあったのかと尋ねた。入間はスカーラで魔関署とトラブルがあり、自分の立場や巻き込まれる悪魔のことを思うとあの時弓を放ったのは本当に正しかったのかと不安になったと言う。

「もしも魔関署が僕のことを調べて人間だってバレたら、おじいちゃんやオペラさん、周りの友人たちにものすごい迷惑をかけるかも、それがすごく怖い」と絞り出すように訴えた入間を、なぜかオペラは嬉しそうに眺めていた!?💦戸惑う入間に「初めて2人でホットミルクを飲んだ時のことを覚えていますか」とオペラは尋ね、入間への印象についてゆっくり語り始めた。

最初は「押したら潰れそう」と思ったほど弱々しい印象だった。食欲旺盛で生命力はあるみたいだけど、どこか頼りない。そんな「人間」をなぜ主人サリバンは孫に?不満はあれど作業的に入間の世話を焼いていたオペラ。ある日厨房から爆音がし、行ってみると「ホットミルクを入れようとした」入間が煙の中に座っていた。あれほど邸内のものを触るなと言ったのに、と怒りが沸いたその時、壊れたコップが2つあることに気付いた。

「いつもオペラさんにいろいろしてもらってるから、ありがとうを伝えてお話がしたかった」そう言う入間の素直な気持ちを見て、オペラの入間の印象は変わった。それから日々過ごすうちに「家族」になったと話してくれた。そして「迷惑どんとこい。家族の迷惑が私は嬉しい😊」その頼もしい姿が嬉しくて、入間も時を越えて「ありがとう」が言えたのでした😊

そして次の日の早朝、メフィストがスカーラの結果を伝えに来た!一緒に止まった問題児クラスたちもどやどや起きてきた中、入間の結果は・・・5.5!?💦

魔入りました!入間くん373話ネタバレ

結果の理由

入間の「スカーラ」の結果は・・・5.5!?💦全く意味不明な結果になった理由・・・少し前に遡りメフィスト邸にて。とげとげしくギラギラした王冠に蜘蛛の足のようなものが施された、移動式のような邸宅でメフィストと話していたのは・・・

「スカーラの全権限は監督官である13冠に委ねられるって聞いてたけど・・・まさか魔関署からの正式文書で『保留』を嘆願されるとはね」机にチェス盤を置き向かい合うのは、魔関署警備局長で13冠の先輩・アンリった。牙隊がスカーラの場を荒らしたことに責任を感じ謝る名目もあったようですが・・・

「元々は『多耳族の種の保全のため』集落を作る活動だったはず。それが『独立』となっては、魔界の平穏を保つ機関として無視できなかったこともご理解ください。それと・・・」
これ以上の対立は新たな火種を生み、誰かを傷つける恐れがあることも」・アメリが入間を想っていることを抜きにしても、入間を好きになりつつあるからこそアンリは心配なのかもしれません。

メフィストは少し頭を傾げて「・・・なるほど。君にも立場があるんだろう」と若干腑に落ちないながらも飲み込んだ様子。「しかし、最近の悪魔は随分と柔和になったねぇ。昔ならさっさとやりあって1000人くらい首が飛んだもんだ。比喩じゃなくてね😉」メフィストはチェスの王の駒を指で倒しながらそう呟いた。アンリが13冠になる前からキングメイカーとして数々の修羅場を見て来たメフィストの言葉の重みを噛みしめて・・・そんなアンリに背を向けながら「まぁしばらくは君たちのスタイルに合わせるよ」とあくまで平和的なメフィスト。「今は若者についてたくさん勉強したいからさ」・・・

その結果が「5.5」だったわけで。入間も問題児クラスも?が飛び交う。「まぁ端的に言えば『昇級見送り』ってことだね」見送り・・・何だか冷たく感じる言葉にザワっとする一同。
「スカーラは『魔界に対する貢献度を審査してランクを昇級させる試験』。君たちの作った多耳族農場が実際魔界にどんな影響を及ぼすのか、まだ判断がつかないって決まったのさ」つまりは結果に時間がかかるということ。そして、昇級はできないということ・・・

そう思うと入間もみんなも悲しそうな顔で俯いてしまった。でも、だったら5のまま据え置きなはずでは?なぜ5.5・・・?

もはや好意!?

多耳族農場がどう魔界に影響するかまだ誰もわからないから、昇級見送り。でも5じゃなく5.5というのは何だ?メフィストは澄まして説明してくれた。

「俺としてはスカーラの合否基準は『多耳族の王を作れるか』ってことだった。君は見事に王を擁立したし、農場というアイデアは多耳族の居場所作りに大いに貢献したと思ってる。だから・・・」

「俺個人として!君にランク5.5を授けることにしました!!(どーん)」
えーーー!?スカーラってそんなシステムあるの!?💦入間たちが思わず子供らしく騒ぐ中「ないよ。俺が勝手に作って言ってるだけ」と言って差し出した「5.5」のバッジもよく見ると手作り!しかもデザイン案がいっぱい!!地味に多耳族農場の旗に描いた「おいしいよ!」のメフィストの似顔絵まである!!もはやこれは、メフィストが個人的に入間を好きで入間のために作ってるじゃん!!✨

「まぁこれは君がランク6にふさわしいほど大きなことを成し遂げたって俺が証明したくて作った特別な証だからさ、俺の評価の印、大事にしてよ☆「はい!!✨」
結果として昇級はしなかったものの、13冠メフィストが認めたお墨付きの印!唯一無二の素敵な結果だったんじゃなかろうか!!✨みんなが盛り上がっていると、突然目の前の地面に大きなブラックホールが!?💦

もし君の実績が認められたらすぐに昇級をお知らせできるよう近くにいた方がいいかなと思って☆」
ずももも・・・と、そのブラックホールからあのギラギラの足の生えた「メフィスト邸」が登場!!「お隣に引っ越すことにしました!よろしくね😉」ええぇーーーー!!!???強引だし急すぎるよ~!!!💦

もう1つの好意

昇級ではなかったものの、わざわざバッジを自作してきてくれるほどに入間はメフィストに認められていた!その結果を笑いながら聞いていたのはアメリ会長でした。

「あははは!スカーラの結果は5.5か!」最初に入間からメールで結果を知った時は新たな種類が追加されたのかとアメリ会長も困惑したが、わざわざ引越しまでしてきた話を聞いて納得の上の大笑いだった模様wメフィスト様ほどの方が認めてくれたことは素直に喜んでいいぞ、とアメリ会長の言葉を聞いて入間は「でもやっぱりハイランクの試験は難しくて厳しいってわかりました。今度アメリさんの話も聞きたいですと前向きな返答。それを聞いて「不思議な気分だ」とアメリ会長はしみじみ呟いた。

「最初にお前とランクの話をした時は、目標がないというお前の背中を押してやろうという気持ちが強かったが、今はただひたすらに近づいてくるお前の姿が嬉しくて高揚している自分がいる」そしてアメリ会長は電話口だけど少し緊張感を持って伝えた。

「共に魔界の高みを目指す悪魔として、今こそ本当の意味であの時と同じ言葉を贈ろう」
「私に並ぶのを待っているぞ、入間」

「はい!必ず追いついてみせます!」その言葉にニコッと笑ったアメリ会長。そこで電話は切り、「その時」のことを考える。でも・・・やっぱり赤面しちゃって「私も昇級して逃げまくるぞ!!💦」と乙女なアメリさんの気持ちとは!?w
そしてもっともっと先を目指す入間の元へまた新たな連絡が2人も!?それは誰だ!?
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魔入りました!入間くん373話感想・まとめ

前回「5.5」というあまりにもモヤっとした結果で同じくモヤッとしていた読者さんも多かったであろう中、その理由が紐解かれた回でした。最初にアンリが出てきた時には描写が何だか暗い雰囲気だったのもありまた不穏な影が・・・と心配した人も多かったかもしれませんね。「若者をたくさん勉強したい」と言いながらサリバン邸の隣に引っ越してきてしまうメフィスト様・・・もはやストー●ー・・・← 若者は入間以外にもたくさんいるんだからね!贔屓はダメですよ!!←

アンリとアメリ会長を出したのにも何か因果がありそうですよね。アンリは入間を信頼しつつある。しかし、以前も三大英傑と13冠が衝突したら、と懸念し、運よく徒労に終わったものの、「入間がいて魔界が変わることで、入間が望まない魔界になる」ことをアンリは心配しているのかもしれません。自分も認めているし娘が想う相手だから守りたい、でも良い悪魔ばかりじゃない・・・ここにも揺れ動く心がありますよねぇ・・・。

密かに多耳族の旗印を気に入ってるメフィスト様は可愛かったですねw誰かに思ってもらえて何かを手作りしてもらえるのってやはり嬉しいですよね。「重い」なんて言わず受け入れられる心を持ちたいものです。
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の373話ネタバレを紹介しました!

が…

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