2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になり、1年生との合同試験「心臓破り」、激動の秘密の夜会「デビキュラム」、そして初めて後輩を交えた「師団披露」を乗り越えた。その裏で「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている･･･。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。
「己の信念を守れ」という家訓を守るため、13冠メフィストの魔術に抗うアザミ！魔関署への敵意と見なし交戦許可を出したその時、キマリス・キリエライト率いる、牙隊に次ぐ「爪隊」が登場！デルキラ印のついた「退却通知」を差し出しアザミと牙隊を撤退させた！入間は「お前を逃しはしない」と恐怖を植え付けらえたが、多耳族たちの人参は生き残っていた！この強さと共に未来へ･･･！
そんな「魔入りました！入間くん」369話ネタバレを紹介します。
✨ebookJapanでお得に漫画を読んじゃおう！！✨
ebookJapanでは2022年11月からお得なキャンペーンが大幅リニューアル！YahooID初回ログインの割引が50％から70％にアップ！
PayPayを使用していればポイント付与倍率も11月から5％アップ！
さらに新刊を除く約113万点の作品がお得に買えるよう、すべてのお客様に付与倍率を4％アップする「コミックフライデー」キャンペーン実施！
前話までのあらすじ
「己の信念を守りなさい。魔界のあらゆるものと信念を守るため、『断絶』は決して破られてはいけない」名家アミィ家の教えを守るため、アザミはメフィストの魔術に抗い、魔関署への敵意だと見なし入間たちと多耳族に銃を向けた！！💦
しかしその時、上空からアザミ目がけて悪魔が轟音と共に降り立った！！その悪魔は「爪隊大佐、キマリス・キリエライト」と名乗り、牙隊の騒動を諫めに来たと言った。
「フェンリル様の許可はある」と抵抗するアザミだが、キマリスは「デルキラ印」のついた退却通知を出し今すぐ退却しろと指示。デルキラ印の意味と使える悪魔の存在は不鮮明だけど、これでアザミは大人しく踵を返した。入間に「魔関署はお前を逃しはしない」と恐怖だけ植え付けて･･･。
帰ってはくれたけど、魔関署に目付けられて大丈夫なのかと不安になる多耳族たち。そんな中、ノヴァは畑を掘り1本人参を引き抜いた。「見ろ、あんなに踏まれても燃やされても俺たちの希望はちゃんとここにある！！✨」その言葉に「そうだ、俺たちは魔関署の猛攻に耐えたすごい力がある！」と気付き、その場で勝鬨を上げた！✨きっと多耳族の未来はこれから始まっていく･･･✨
再び未来への希望を見出せるよう爪隊を派遣したのは、メフィストと同じく入間に魅せられているあのヒトだった･･･w
魔入りました！入間くん369話ネタバレ
対立の「犬」
前回、爪隊がアザミ率いる牙隊を撤退させた「デルキラ印」。かつて魔王のみが持つことを許された絶対的権力を持つものであり、この印があればどんな指令も問答無用で施行される。この印を現在使うには厳しい審査の末三傑全員の許可が必要、承認されても使用するまでに半年はかかる代物･･･
そんなすごい印を、「一体どうやったんだ、アンリ」ナルニアは怪訝な顔で、涼しい顔のアンリに問うた。そう、爪隊を派遣させ多耳族の畑を守ったのはアンリでした。
「私は魔関署と13冠の衝突を回避しただけ。多耳族の独立によって多くのハイランク悪魔が混乱するのは理解できるが、それを差し引いても13冠メフィスト様にケンカを売るのはリスクが高すぎる」お前もあの方を敵に回すのは本意ではないだろう、とアンリは至極淡々と説明した。そして同じ立場になったナルニアを見据えて語り始めた。
「ナルニアと私の立場は同等、その通り。だが明確に差がある部分もある。それは『経験』だ」
そう、アンリはナルニアが13冠になるずっと前から13冠の椅子に座っている。その分様々な「魔界の動き」に敏感で、それに伴うノウハウも感覚として刻まれていると言う。
「13冠になればどんな我儘も許されるのも事実。今回はただ、お前の我儘より私の我儘の方が強かった。それだけだ」
勝ち誇ったような笑みを浮かべアンリはそれだけ言うと席を立った。睨みつけるナルニアに「今件については改めて報告書を上げてくれ。『飼い犬が少し手綱から放れて暴れてしまっただけ』とな」釘を刺すようにそう言いながらアンリは部屋を出ていった。ナルニアはアンリの言葉を一言一句噛みしめるたびに悔しさが嫌悪感となって沸いているようだった。
「同等？よく言ったものだ。飼い犬とは牙隊か、はたまた私のことか」「しかし、一度自由を知った飼い犬は果たして飼い主の元に戻るか？一層牙を研いで飼い主の喉笛に噛みつくかもしれんぞ。その時が楽しみだな」
そう呟いて徐に取り出した真っ黒な紙には「人間強制送還法」と書かれていた。まだ諦めないナルニアの知らない所で、アンリは愛する妻・メリーゼの写真の入ったペンダントを眺めてすぐ蓋を閉じた。相対する「魔関署の犬」は果たして･･･。
新たな目標
今回の騒動で魔関署にも妙な確執が残り、まだまだ波乱の予感はするが･･･斯くして嵐は過ぎ去り、吹き荒れた風は夜風と変わり多耳族の集落では宴が催されていた！魔関署に勝ったことが嬉しかったのもだし、未来を見出すお手伝いをしてくれた入間たち3人と13冠メフィストへの感謝も込めているようです😊
櫓まで作って、飲み食い歌えや踊れやのどんちゃん騒ぎ♪今回の件で入間が多耳族にお披露目することになった「弓矢」に多耳族の子供たちはますます尊敬の眼差しを向け、「入間先生の弓かっこいい！俺もほしい！もっかい見せて！✨」と大騒ぎwしかし「師匠は13冠バチコ様！入間様の弓矢は超一流！控えおろう！」と説明するのはアスモデウスとクララです😅
と、「まーた俺以外の13冠の話して～😈」とメフィストがやってきた。一応謝る入間に「いーのいーの！俺も君が評価されるのは嬉しいからね☆」と言うけど、入間はその意味がよくわかってないみたい。その光景を･･･アズくんは微妙な顔で見つめていた。前から思ってたけど、メフィスト様、入間様に近くね？？
この集落に来てから、アスモデウスが入間の近くに行こうとするとメフィストとぶつかって遮られたり、気づいたら入間のそばにいたり違和感は感じていた。あの男をのさばらせておくのは、何だか危険な気がする！？急に焦ったアズくんは慌てて入間に食事を提供するのでした😅きょとんとするクララに「お前も危機感持たないと奪われるぞ！💦」なんて言ってます😅
そんな入間軍3人に入りたいけど入れない感じでソワソワしているノヴァ。でも何だか入りづらくてモジモジしていると、背後から「ノヴァ！」とムンムが話しかけた。「入間様と話したければ輪に入ればいいものを」と言うがノヴァはやはりモジモジ。すると「本当に不思議な悪魔(ヒト)だなぁ」とムンムがしみじみと呟いた。
「ハイランクなのに驕らず見下さず我々と目線を合わせて、そして我々のために怒って下さった。あんな悪魔(ヒト)は初めて見た」そう言ってからムンムは腹に力を入れて言った。
「ノヴァ、これから私たちであの方に恥じぬ集落を作らねばならんぞ」
ノヴァはすぐにはその意味がわからなかったけど、多耳族はいよいよ独立の道を本格的に歩み始めたみたい･･･！
未来の指標
入間はハイランク悪魔なのに多耳族と同等に接して、怖い相手にも立ち向かってくれた。そんなヒトに恥じぬ集落を作らねば。そう目標が立った所で、ムンムは拡声器を使って「皆の者注目！！！」と叫んだ💦聴覚が敏感な多耳族たちは一斉にびっくり💦と同時にムンムの方を向いた。
「皆に報告がある。此度の騒動は我々多耳族にとって大きな意味を持った。我々は未来への可能性を見つけ、そして育てられるとわかった！気付くことができたのは、入間様、アスモデウス様、ウァラク様、メフィスト様、そして･･･ノヴァのおかげである！」
「多耳族には王がいなかった、皆を導き進む王が。しかし新しい一歩を踏み出した今こそ！その若き足についていこうではないか！」
「私はここに、ノヴァをこの集落の『王』･･･『長』として任命したい！それでよいな！！✨」
何と、ノヴァが多耳族全体を束ねる「長」になった！！✨このムンムの決断に多耳族は全員納得し大いに沸いた！そして入間も、自分のことのようにノヴァの任命を目を輝かせて喜んでいた！✨その顔を見てノヴァはようやく「あの方に恥じぬ集落を」という言葉の意味、重みを感じた。
覚悟を決めノヴァは拳を握り、それを天高く突き上げた！ここに新たな多耳族の長が誕生した･･･！✨
と、ノヴァは何か言いたいことがあったみたい。それは･･･？
続きが気になる方はebookリンクをチェック！！↓↓
魔入りました！入間くん369話感想・まとめ
図らずも、メフィストが最初に思い描いた「多耳族の中から王、長を選出する」結果になりましたね。入間が認定したわけではないから厳密には違うし、このような結果になったことで入間へのイメージというのはメフィストも大いに変わったのではないでしょうか。逆に考えると、多耳族が最初に深く触れ合った外部の悪魔(人間だけど)が入間みたいに柔軟性のある優しい存在で大丈夫かな？という懸念点はあるかも。魔関署ほど怖くなくとも、自分本位で「我儘」な悪魔の方がまだ多いんじゃないだろうか･･･
そして魔関署に生まれた確執。アザゼル家とナベリウス家が対立してしまうかも？どちらも「飼い犬」かもしれないけど、何となくアンリが陽、ナルニアが陰という感じがしますね。アンリは入間という新しい風に当たって魔関署も意識を変えようとしているようだけど、ナルニアはそれが許せない。入間のような革新的な意識を持つ者を排除するためなら、バールのような悪魔と組んで何でもやってしまうんだろうな･･･どんな大きな混乱を招くか今からゾクゾクしちゃいますね💦そして意味深に見ていた「メリーゼ」の写真。もしかして、メリーゼも人間･･･！？まさかね？💦
多耳族が独立に向けて歩き出した、その前に。ノヴァの胸の内は･･･？
次回も楽しみです！
「魔入りました！入間くん」を無料で読む方法！
今回は、「魔入りました！入間くん」の369話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
ebookjapanを利用したら、すぐにお得に読めます！(#^^#)
表情で読む今後の展開。明るい顔も闇を含んだ顔も、西修先生の手にかかれば読み取れる表情に！？w
ぜひお手に取ってご覧ください！
☆漫画だけでなくアニメも見放題！☆
「31日無料トライアル」が魅力のU-NEXTはコチラ↓