魔入りました!入間くん364話ネタバレ感想!ただ強欲だっただけ?

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になり、1年生との合同試験「心臓破り」、激動の秘密の夜会「デビキュラム」、そして初めて後輩を交えた「師団披露」を乗り越えた。その裏で「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。

多耳人参アスモデウスとクララにも大好評!「これを多耳族の武器にしよう!」と作戦を考えた入間たち、多耳族のテントに13冠のアスモデウスの母・アムリリスを招待!多耳人参を食べさせると「手始めに1000本買う」「超高級レストランオタケビに卸す」と一気に話が飛躍!😅何はともあれ、ノヴァが昔から描いていた「多耳族だけで自立した生活」が形になりつつあった・・・!

そんな「魔入りました!入間くん」364話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

入間が大感動した「多耳人参」アスモデウスとクララにも食べさせると、同様に「美味しい!!!✨」と大感激!まだ信じられないノヴァを横目に入間たちは「これが多耳族の武器になる」と次なる作戦を立て始めた・・・

その頃、長老ムンムはノヴァへの言葉を悔いていた。もっと小さな頃から「多耳族が弱いなんて誰にも言わせない未来に俺がする」と意気込んでいた姿が、彼の夢を否定するほど鮮明に浮かんでしまう。しかし種族の存続のため、いつか誰かが言わなきゃいけなかった・・・と思い込んでいたその時、誰かがテントを訪問してきた。

13冠色頭アスモデウス・アムリリス様!!??💦」そう、アスモデウスが多耳人参を試食してもらうため母を呼んでいた!「こんな田舎の野菜など高貴な方に食べさせたら無礼」と制止するムンムたちだが、クララがずいっと出した丸焼きをアムリリスと、SDダヴィデが一口食べると・・・

「買います。ぜひアスモデウス家の食卓に並べたいし、ゆくゆくは提携レストランにも卸したい。手始めに『オタケビ』から♡」
魔界の6つ星超高級レストラン『オタケビ』は、「13冠の集い」のルーツになったとも言われる、食いしん坊入間もバッチリ知識を仕入れている魔界屈指の名店。そんな所にこの多耳人参を卸すとなれば、とんだ巨大ビジネスになること請け合い・・・!

「今の段階だと5本が限界💦」と言うノヴァを見てムンムは初めてノヴァの努力を目の当たりにした。この人参をたくさん作ってたくさん買ってもらえば、偉い悪魔に使われなくても生きていける・・・

「俺やっと未来を見つけた!この人参で俺は、多耳族が弱いなんて言わせない未来を歩めるんだ!!」
諦めなかったノヴァは、ここに新しい多耳族の未来を立ち上げた・・・!✨

魔入りました!入間くん364話ネタバレ

見てみて農場

改めて、入間たちが大絶賛した「多耳人参」を説明。多耳族の聴力を活用し選別されてきた人参の種類。厳選された土によって丸々と太ったその味は多耳族の間で密かに代々受け継がれてきた。主に家庭内で栽培・消費される希少種はまさしく絶品の最高級人参!だけど多耳族は人参のポテンシャルに露ほども気付いておらずむしろ高貴な悪魔に食べさせるのは無礼だと思っていた代物🥕

久しぶりにメフィストが多耳族のテントを訪れると・・・何と多耳族の老若男女みんなで歌を歌いながらせっせと畑を耕し種を蒔き水を撒いて爽やかな汗を流していた。・・・何だろうこれ💧最初「多耳族の国を作る」と計画したのに学校ができて、今日は農作業祭・・・十中八九、原因はあの子だ!!💦

そのあの子の様子を見に行くと・・・「今日も元気にミミルス体操~♪」と体操中。子供だけでなく大人も一緒に。そして体操が済むとアスモデウスとクララは早速授業の準備へ。後で行くと残った入間に「入間先生」と声をかけるメフィスト。「入間人参大臣だよ」と多耳族の子供に言われちゃんと訂正してくれるメフィストです😅

「これは何?」「多耳族ファームです!」「いやそういうことじゃなくて」すると「これはメフィスト様!ようこそおいでくださいました!」長老ムンム登場。「入間様からお聞きになりました?」「何も」「おやおや、申し訳ありません先にメフィスト様にご相談すべき所を」いやまぁ、とまだ処理が追い付いていないメフィストに「デザイン会議が大変盛り上がりまして!良い物ができたと思います!」とムンムは興奮気味に何かを見せた。

それは・・・多耳族ファームの「旗」デザインだった!かつて小さなノヴァが多耳族の未来を描いた旗に、大人や外部の知恵や力を借りた大改良版・・・よく見るとメフィストの似顔絵まで!「おいしいよ!」とか言わせてるし!😅

驚くやら余計混乱するやらのメフィストに「何と言ってもメフィスト様はこの地の監督者!この地で作る作物の生産者としてお顔は外せまいと!」「大きく市場に出す時のぶらんでぃんぐが大事だとアズくんも言ってました!」と得意げなムンムと入間。生産者!?市場!?💦と一向に話が見えないメフィストをよそに「このデザインのメガホン、旗、シールを作って多耳族内で人気」とちゃっかり内々で商売してるし😅

とにかく話が見えないから1から説明して!首を傾げるんじゃない!💦

気付いた長老

「スカーラ」という13冠監督の元行う、とても難しい試験のはずなのに、「多耳族ファーム」なんてのが出来上がっててメフィストはびっくり💦知らないうちにいろんなことが動いてるみたいだし、1から説明してちょうだい!💦

そして話をし、メフィストにも多耳人参を食べてもらうと・・・「美味いな✨」とメフィストも気付かなかった美味。アムリリスママがいたく気に入ったおかげでアスモデウス家との業務提携やレストランへの卸業、その他契約も進んでいると聞いて手の速さにメフィストは驚きっぱなし。するとムンムは少し俯いてから顔を上げ「本当に夢のようです」と呟いた。

「私は、多耳族の価値は聴力しかないと本気で思っていました。弱肉強食のこの魔界で我々が生き残るにはハイランク悪魔の方々に仕えるしかない、我々の価値を決めるのはハイランク悪魔の皆様だと」「しかし、そうやって自分の価値を決めつけていたのはほかならぬ自分自身でした。自分は弱いと決めつけて、応援してくれる大事な声を聞き逃してきた

「多耳族ながら恥ずかしい限りです。聞き逃してきた声の先に、こんな近くにこれほど眩しく輝く可能性が広がっていたなど
じいちゃん!と農場から手を振るノヴァの姿を見て、かつてノヴァの主張に耳を塞いできた自分を恥じながら思うムンム。でも・・・聞いてあげて、と動いた入間がいたおかげでその声に気付き、多耳族が新たな可能性を信じてみんなで畑を耕している。

「私はこんな胸躍る景色を見たことがありません!ものの価値など誰にも決められるものじゃない。ノヴァのおかげで自分の過ちに気付くことができました」入間様、私たちにノヴァの声を届けてくれて、本当にありがとうございました・・・!✨」

泣きながら入間にお辞儀をするムンム。「聴力」だけじゃ届かない声があるのです・・・

認める?成功

「自分の価値は決めつけるものじゃないと気付けた」と入間に泣きながら感謝するムンム。ムンムを見送り、多耳族みんなが楽しそうに農場を作る様を見て、「正直驚いてるよ」とメフィストが口を開いた。

「多耳族が持つ潜在的な価値を見出して彼らを独立させ、農場を作ることでこの土地に定住する意味を持たせる。これ以上ない回答だと思う」ということは、入間の「スカーラ」はほぼ合格・・・!?✨

「ここまでの結果になるとは期待してなかった。これは全て君の思惑通りなのか?」メフィストはやはりどこか入間とはちょっと高い目線からの質問を投げかける。それを聞いて少し黙った後、農場に目をやる入間。ノヴァや夢を語ってくれた多耳族の子供たちが楽しそうに泥んこで苗を植えたりしている。

「僕はただ、多耳族の未来もノヴァくんの夢も全部拾いたい。全部を諦めたくなかっただけです」
真っ直ぐな瞳でそう言った入間にハッとするメフィスト。全部を拾う、どこかで聞いた言葉・・・

「我ながら欲張りな信条なんですけど、壁にぶつかった時こそそうするって決めたんです」
かつて、魔王の器を選別し任命、その魔王の道標となった「キングメイカー」の彼に「そういうのいいや」と突っぱねたあの男。「俺の行く道は俺が決める!だから道案内はいらない!」その時はショックだったけど、今になってその意味が何だか響くメフィスト・・・

そんなメフィストが入間に尋ねた2つの質問とは?
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魔入りました!入間くん364話感想・まとめ

久しぶりにメフィスト出てきましたね。んで結構すんなり認めちゃうんだ?メフィストが入間、そして魔王デルキラに対してどう思ってたかまだわからないしむしろ恨んでるのかと思われたけど、今回の様子を見て恨んでるわけではないのかな?と思いました。長く魔界にいる悪魔って大体入間とデルキラを重ねる傾向にあるな・・・それほどデルキラは悪魔の印象に残る「悪魔らしくない悪魔」だったのかもしれませんね。

「自分の価値を自分で決めつけていた、そのせいで応援の声すら届かなかった」聴力が自慢でもそういう「心の叫び」というのは聞こえにくいものなのですね。他者に干渉しない魔界では仕方ないかもしれないけど、入間がやはり人間だったから、多耳族の「また別の耳」になって声を届けてくれた感じなのかな。なかなか魔界だと誰かに寄り添う性質はなさそうだし毎回成功はしないかもしれないけど、多耳族に届いてみんなが納得する形なら「成功」なのかな。

入間の「スカーラ」の結果はどうなるのやら。無事ランク6以上に上がれるのでしょうか?
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の364話ネタバレを紹介しました!

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