魔入りました!入間くん39巻ネタバレ感想!全員全力ぶつけた集大成

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間サリバンに孫として熱烈歓迎され、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に通い始めて1年と数か月が経ちました。様々な大変なこと、怖い思いもしながら「魔界で生きる」と決め、2年生になった入間たちは「師団披露」に向けて後輩たちとあっと驚く「お化け屋敷」作成の真っ最中。

だけど、ビーム先輩の描いた「ガルナ」傑作すぎて展示禁止、と言われてしまった。一番落ち込み悲しんだのはビーム先輩の大ファン・シルビアだった。ガルナを諦めようとしたビーム先輩に「嘘つき」と叫び、「私がガルナを描く!」と宣言したシルビア。ガルナは、お化け屋敷はどうなる・・・!?

そんな「魔入りました!入間くん」最新刊39巻ネタバレを紹介します。

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魔入りました!入間くん39巻ネタバレ

340話・・・誰よりも先に

今年も師団披露の動画を先生たちが撮る時季がやってきた。今年はシーダも仲間入りしているが、その後ろでムルムル先生とカルエゴ先生は入間たちの魔具研を心配していた。「あの絵をそのまま使うなら中止させるが、他に策があるなら別」とカルエゴ先生は内心期待しているようだけど・・・

その頃、魔具研でもシルビアが「模写」を提案したことを入間たち魔具研の全員に相談していた所。ビーム先輩の見解としては私がサポートにつけばできなくはないが、シルビアの精神と身体への負担を考えると危険とのこと。それを聞いて魔具研メンバーも賛否は別れた。

ここで入間は団長として「ビーム先輩の欲はどうですか?」と尋ねた。「危険だとわかっててもシルビィに描いてほしい」それが正直なビーム先輩の気持ちだったし、入間もそれを望んでいた。だけど、シルビアの今後や危険性を考えると「僕らだけじゃ決められない」入間の脳裏には「デビキュラム参加を反対したオペラ」の姿が浮かんでいた。入間とオペラは「家族」。ということは・・・?

341話・・・届く手のひら

シルビアが危険なビーム先輩の絵の模写に挑む前に、話しておかなければいけない相手とは・・・兄サブノックだった。ドキドキしながら入間とシルビアは魔王師団のサブノックの元へ行くも、開口一番「許そう!」えっ・・・!?

「2人で改まって挨拶に来るというのは、交際するということだろう?」盛大な勘違いをしていたお兄ちゃん😅誤解を解き改めて絵についてだと話し、シルビアも「ビーム先輩の絵を残すためにも描きたい」と言った。

それを聞いて兄は、「今後二度と筆が握れなくなってもか?これを理由に後悔しないか?欲をぶつけるのが『今』で本当にいいのだな?」と厳しく、妹を案じる言葉をかけた。これにシルビアは「怖くないと言ったら嘘になるけど、私はもう自分の欲に蓋をしたくないと叫んだ。

幼少期、マネして描いた絵を見せようにも父と兄の仲が悪く、自分の気持ちと欲に蓋をしたシルビア。それに気付いた兄だったが妹の背中に言葉をかけられなかった。その過去を清算するかのように「思い切りぶつかってこい」と了承!次は父・・・と緊張しているシルビアに兄は「任せろ」と言って・・・?

342話・・・限界の先へ

いよいよシルビアがビーム先輩の「ガルナ」を模写する。魔具研の施設内にテントを構え、その周りで入間たちと兄サブノック、そしてカルエゴ先生とムルムル先生が見守る。

「もしシルビアの身に危険な影響が見られた時点で中止。重大な事故があった場合魔具研は無期限活動停止厳しい条件を突き付けられたが、入間は自信満々に「みんなで決めた」と返事。さらにサブノックが仲の悪い父親に許可書まで貰ってきておりアスモデウスが一目置くほど。みんなで叶えたい「欲」だったのです。

そんな中、何やら落ち着かないのはマーニー。以前小説家のゾウイに話を聞いた帰り道、シルビアと話したことを思い出していた。「自分の欲のままに作品を生み出すって羨ましい。私もいつか全て振り絞って限界まで作品を描き上げてみたい✨」そう言ったシルビアはまさに今それをやっているのだ。何だかじっとしていられなかった。

その時「う゛あ゛あ゛あああぁ!!」と叫び声がし、シルビアが飛び出してきた。その場に倒れ込み息を荒げていた。え、もしかして中止・・・!?💦
それを見てマーニーも外へ飛び出してしまった。どうした美術女子たち!?💦

343話・・・はなさない

「ガルナ」を模写するシルビアは、どうやら絵の中のガルナ本人と対話をしながら描いているようだった。ガルナは以前ビーム先輩と話し合いながら創り上げたままの、あまりにも美しい女性悪魔だった。

あなたを美しいまま描きたいと言うシルビアに素直に喜ぶガルナだが、「パロメに憧れて」と言うとガルナは途端に表情を曇らせる。「周りを怖がらせて喜ぶ、絵になっても迷惑をかける困った姉。だけどそんなひねくれ者でワガママで、でも欲に真っ直ぐな姉が好きだった。本当に壊しがいのあるおもちゃだった」

おもちゃ?💦と思わず顔を引きつらせるシルビアに、ガルナは指を突き出して朗々と姉を語る。
つん、とつつけば誰より滑稽に踊るおもちゃ。私の言う通りに動いて性癖まで捻じ曲げてしまう愚かな女。そんな姉の生きがいを壊すためにも、シルビア、私をこの世のものとは思えないほど美しく描いて。

そう狂ったようにねだるガルナに引き込まれそうになるシルビアを、ビーム先輩は引き戻す。次は5分耐える、と意気込むシルビアを止めはせず「絶対に手を離すな」とビーム先輩。何度もガルナの美しい世界に溶け込みたくなるが、自分はなぜ、誰のために描くのかを考えてシルビアはガルナを描き続けた。悪周期さえ乗り越えて、私は「貴女をたくさんの悪魔の元に届けてあげる」・・・!

344話・・・ご案内します

いよいよ、シルビアが模写した「ガルナ」完成!一足先に入間たち魔具研メンバーがお目通りすると・・・

みんな一目見ただけで叫んでしまうほど、怖くて美しくて生きているようだった。「最高の絵」に負けないよう、入間たちももっといい舞台にしようと最後の追い込み!そしてシルビア自身も「クレイジーな」展示方法を提案し、どんどん怖いお化け屋敷が出来上がっていく・・・!

その時、真っ黒な姿のマーニーがやってきて「魔具研のお化け屋敷に恥ずかしくない看板ができた」と言ってみんなを外に連れ出すと・・・全員が息を飲むほどすごい看板が出来上がっていた!「最高の看板を描いてくれてありがとう✨」とシルビアも涙を浮かべて喜ぶほどすごい看板らしい!wさらにマーニーは前夜祭で配る用のチラシも作っていたようで・・・

「バビルスのみんなを恐怖のどん底に落とす👻」
魔具研メンバーと美術師団の2人で円陣を組み気合十分!!お化け屋敷お披露目まであと少し!!🔥

345話・・・お気楽3名様

師団披露前夜祭当日。激務続きでヘロヘロな生徒会1年生、ゼゼくんとヴィネくんはこっそり魔具研の話をする。ヴィネくんは姉であるマーニー入間に絆されてないか心配みたいだけど← それ以上にトラブルがあったらしいと心配な2人の話をこっそり聞いて同じく心配になるアメリ会長。だけど、突然現れたオペラによると「大丈夫、入間くんたちは去年以上の披露を準備してますよ」と自信を持って言うのでした😊

そして前夜祭を1人で楽しんでいるリード。憧れのエリザベッタ姐さんの師団のことを考えていると、その姐さんが「この後のコンサート来てくれる?」と誘いに来てくれて昇天寸前!👼だけどプルソンジャズを従えて「女子と回るなんて美味しい思いさせない」勝手に断っちゃった!何すんだよ!!😭💦

アロケルやカムイ1年生女子に追っかけられてる中← とりあえず男子3人で回ることになったけど、何だかんだ楽しんでいるリードwそこへアガレスとゴエモンに出会い、魔具研を手伝った話を聞くと何やら不敵な笑みを浮かべる2人。「あっち辿ればわかる」と言われ行ってみると・・・

みんな黒い冊子を持って魔具研の話をしてる!?一体この光景は・・・?👻

346話・・・開館

師団披露前夜祭で配られた、魔具研の真っ黒な招待状には「ようこそ呪われしメビウス美術館へ」と物々しい文言から始まっていた💦

倉庫から美しい「ガルナ」という女性悪魔の絵を見つけ展示してから、美術館では不可解なことが起こり従業員もおかしくなった。皆口を揃えて「ガルナ様と話しただけ」と言った。これを読んでいる貴方、どうかガルナを葬ってくれ。そして「決してその絵と話してはならない」たった1つの忠告・・・

怖っ!!!💦けどもうすぐ本祭始まるし、場所も近くだから行ってみようとリード、プルソン、ジャズ。同じように興味を持ったらしき生徒もたくさん。幕のかかったお化け屋敷の前には「メビウス美術館の歴史」も細かに書いてあり、そこにも「館長失踪」「謎の声が聞こえる」など不気味なことが書いてあった💦と、本部から本祭へのカウントダウンが始まるとアナウンス。

カウントダウンが始まると同時に、仮装した魔具研メンバーが幕を下ろす!!そこには、かつての豪華さが嘘のようなおどろおどろしい和風の建物が💦そこから案内人役の入間とアスモデウスが登場。気付くと周りにはリードたち3人しかおらず、3人はめっちゃ厳しく細かい注意事項兼誓約書にサインさせられた。

「ではいってらっしゃい。ガルナ様によろしく😈」バタン。
この時点でかなり怖いけど・・・何が待ち受けてるやら!?💦

347話・・・メビウス美術館へようこそ

魔具研のお化け屋敷の最初の客となったリード、プルソン、ジャズ「勇気の灯火」を片手に不気味な廃美術館を進む・・・💦

氷のトラップに驚いて大声を出し怒られたり、その後に不気味な「悪魔痛人形」を3回撫でろとあってリードが撫でた後、人形が落ちて髪が絡みついてきたり💦必死で逃げた先は「一本廊下」、そこに来ると「それ」が来る。「それ」が来たら動くな・・・斧を持った恐ろしい魔具が獲物を探しながら通り過ぎて行ったり・・・💦

怖い!生きて出られる?💦なんて恐怖の元、その他にも様々な不気味なトラップに翻弄されながら、最後の目玉「微笑むガルナ」の前に辿り着いた。薔薇が飾られた綺麗な空間の中、突然布が降ろされ「ガルナ」お目見え。あまりの美女に3人は顔を赤らめて固まるが、絵のガルナが「ご機嫌よう」と語りかけてきた瞬間、青ざめる3人。この絵と話してはいけない、だけど離れられない魅力がある。でも怖い、逃げなきゃ。

ふと、絵の下に「勇気を持って燃やせ」とあるのに気づいた3人は「勇気の灯火」でガルナの絵に火をつけた。その瞬間、照明が落ち、火の中から「あつい・・・話したかっただけ、あつい・・・よくも・・・」と聞こえて来た。

「よくも私を燃やしたな」・・・!!!😱

348話・・・高評価な2人組

「ガルナ」を展示するに当たり、シルビアは「ガルナを燃やそう」と言い出した。実際に燃やすのではなく、アスモデウスが炎を自由に出せるという特技を活かし「燃やすように見せかける」演出をしようということらしかった。

「燃やそうとしても決して燃やせない、永遠の絵画というのが私のガルナの完成形そう言ったシルビアをクレイジーだとは思いつつ成功を祈るビーム先輩。最初の客であるリード、プルソン、ジャズが叫び声と共に飛び出してきた所に声をかけると・・・

「最高に怖くて、超面白かった!!特にガルナが最高だった✨」
そしてアフターストーリーの書かれた小冊子を渡すと食い入るように読み始め「もっかい行く!?」と言い出した3人。それを見て他の生徒も興味が沸き、お化け屋敷は大盛況に✨

やはり「ガルナがすごく怖くて綺麗だった」と賞賛の嵐!模写のシルビアと共に原作者・ビーム先輩の名は知れ渡り、思わず視界が歪む💦そこへマーニーがやってきたのだが、マーニーの看板もまた「1人で作ったなんてすごい」と喝采を浴び、2人の創作者は照れてうずくまってしまうのだった😅そこへ「それが創作者の快感さ」とあのヒトが登場!

そして本祭の朝からは家族たちがやってくる。みんなの家族、そしてあの大物たちも・・・?

魔入りました!入間くん39巻感想・まとめ

38巻でいろんな問題が出て一時はどうなるかと思われた「魔具研のお化け屋敷」いよいよお披露目!!シルビアがビーム先輩という「創作者」ガルナという「作品」に全力をぶつけたからこそ、みんなも鼓舞されてよりよいものを作ろうという気概を見せて実現した作品だと思います👻実は作者・西修先生はお化け屋敷が大の苦手だとか。それでも入間たちが創ったお化け屋敷はめちゃくちゃ不気味でおどろおどろしく、その中で一際輝く「ガルナ」がとても恐ろしい・・・素晴らしい描写になってるのでぜひ読んでみてください!✨

入間とアスモデウスが扮する「美術館の案内人」39巻カバーでカラーリングがお披露目されましたが、これは「ガルナ」が着けているピアスの白黒コウモリがモチーフなのだそうです。そしてカバー下では密かにビーム先輩の「家系能力」についてのスキ魔的漫画がおまけで描かれています。「ものに動きを与える能力」「『どうか素敵なことが起こりますように』と願うこと」・・・ビーム先輩は生まれながらの「創作者」だったかもしれません。シルビアと、シルビアも愛してくれた作品のために願いを込めてくれたみたい・・・w

師団披露はこれからが本番!結果も待たなきゃだし、結果が出たら入間はまた次のステップへ進むかもしれない・・・!
次巻も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の39巻ネタバレを紹介しました!

が…

やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!

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ちょっと残念な?僕同盟+αのわちゃわちゃも健在!男子同士でお祭り楽しむのも楽しそうだよね☆

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