2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
働かないクズ両親に、突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を孫として熱烈に受け入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔として通わせます。人間とバレてはいけない、と最初は目立たないことばかり気にしていた入間だが、アスモデウスとクララと友達になり、問題児クラスの仲間や先生たちと過ごすうちに「魔界で生きてやる」と強く思うように。
魔神トートーに「始まりのタネ」を貰ったのだが、美しい鍾乳洞でなぜか入間の両親と遭遇。「帰りましょう」としつこく迫る両親のおどろおどろしいオーラに思わず仰け反り入間は崖下に落ちてしまった!💦それを見ていた「トラウマ」使いのオロバス・ココと怪しげな手下のような男・・・入間は無事這い上がれるか!?💦
そんな「魔入りました!入間くん」123話ネタバレを紹介します。
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魔入りました!入間くん123話ネタバレ
みんなじゃない!
両親の幻覚を見て地下深くに落ちてしまった入間。何とか気が付いて、両親に会ったことは思い出せるも落ちたはずみで足に大きな切り傷を負ってしまっていた💦早く上に戻らないと・・・と困っていると「ザッ」と音が。見ると、アスモデウスとクララが入間を見下ろしていた。
えっどうして!?まさか2人も落ちたの!?と入間が手を伸ばした瞬間。
「近づくな人間」とアスモデウスが入間の手を払った。え?と言う間もなく「魔術も魔力もすべてまやかしだった」「嘘つきキライ!」「もう我々と関わるな、裏切者め」2人は冷たく言い放って去って行ってしまった・・・え?え?どうして?💦2人を追いかけようとするも足のケガの痛みが入間を引き止める。
「当然だな」続けざまに背後から声が。「人間と悪魔が共存するなど不可能だ。貴様は魔界にいていい存在ではない」カルエゴ先生だった。いくら厳しいカルエゴ先生でもそんな冷たいこと・・・入間が青ざめてそう思い込もうとしていると「いるまくん!」とサリバンの声が。隣にはオペラもいた。
「大丈夫だよ、心配しないでおいで」その言葉にようやく安堵した入間だったが・・・
「ちゃんと、ご両親が迎えに来たから、ちゃんと帰れるよ」
サリバンの後ろで一番会いたくない2人が笑っていた。違う、こんなの・・・こんなの・・・!💦
初めての弱音
大好きな親友に「嘘つき、裏切者」。尊敬する先生に「魔界にいていい存在じゃない」。信頼していた家族に「ご両親と帰れるよ」。そんなの、絶対に聞きたくない言葉だった。
「さぁ入間、一緒に帰るるる!!!」
入間の「トラウマ」が、大きな実体のない黒い影となって襲い掛かる!!必死に逃げる入間、寸での所でトラウマの爪を避け岩陰に隠れた💦しかし背後に入間の何よりも恐ろしいトラウマが蠢いている。入間は目を見開きガタガタ震えながら息を荒げていた。
悪魔に身を喰われるより、何より怖いことだった。でも「言わない」入間は歯を食いしばった。
みんながあんなこと言うはずがない!あれは絶対に、確実に幻覚だ!幻覚だってわかってるのに・・・体が動かない。足が痛いからじゃない。入間はそう思う間中もずっと体がガタガタと震えて治まらなかった。
僕は・・・ずっと1人でも大丈夫だった。置いていかれるのは当たり前で、それで困ったこともなかったし自分で何とかした。絶望しても仕方ない、おなかも膨れないしいいことない。でも今は・・・大切な人がたくさんできた。あったかくて大好きな僕の居場所ができた。だけどもし、みんなにも置いて行かれたら・・・僕はまた1人になる。
ずっと我慢してきた言葉がある。言いたくない、言っちゃダメだ。でも、でも・・・
「さみしい・・・」入間が初めて魔界で漏らした「弱音」だった・・・
希望は武器だ
入間の「トラウマ」が恐ろしい幻覚となって襲い掛かり、入間は身も心もボロボロになって動けなくなってしまった。せっかく魔界という場所で「大好きな居場所、存在」ができたのに、それも失ってしまったら・・・
「さみしい・・・いやだ、置いていかないで」
入間は初めて、弱音を大粒の涙と共にこぼしたのだった。絶望しているわけじゃないけど、たまらなく怖くて寂しかった。泣いて蹲ってしまった入間の耳に「っとによぉ」と聞き覚えのある声がした。
「お前ってやつは超ッ絶にアホなんだな。アッチが教えたこと忘れやがったのか!?」
それは紛れもない「師匠」バチコの言葉だった。確かにバチコの姿があった。だけど・・・声をかけようとした瞬間、バチコの姿は蛍火のように儚く消えてしまった。
でも入間は「あ・・・」と思い出した。すっかり忘れてしまっていた、バチコが教えてくれたこと。そうだ、そうだった。入間は恐怖と足の痛みを引きずったままだけどゆっくりと立ち上がった。その時、黒い影が入間のいる岩に手をかけた。
退がるな・・・僕は弓使いだ。
入間は泣きながら、体を震わせたまま、歯を食いしばって弓の構えを取った。この恐怖を射抜いてみせる・・・!🏹
魔入りました!入間くん123話感想・まとめ
オロバスの術が恐ろしい幻覚になって入間に襲い掛かってきました💦この回はアニメ版でもかなり怖かった印象です💦どれだけ信頼してる相手で絶対言わない、と思っていても「もし言われてしまったら」と考えてしまったらそこに付け込まれるのがこの術、そして「弱さ」の恐ろしい所なんでしょうね。考えなくていいのによくないことを考えてしまうのは人間の悪いクセかもしれません。それをあまりにリアルな姿で見て乗り越えようとしているのが入間なわけで。・・・何て酷な修行でしょう💦
過去に言ったセリフがうまく回収されてる演出と、入間の伸ばした手の、指輪をはめている「人間の指」だけが妙に白く輝いているのがトラウマのシーンでより怖さを引き立てていると思います💦そして「さみしい」を言っちゃダメだ、と入間が自分を縛る所も。弱音を吐くのすら許されてこなかった、子供なのに、という点がより怖いと思うのです💦置いていかれて当たり前だった子供が、ある程度大きくなってようやく子供の頃に言いたかった「さみしい」を吐けたなんて・・・悲しすぎる😭
でもここで何とかしちゃうのが入間くんです。バチコという悪魔を「師匠」にした理由がわかります。
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の123話ネタバレを紹介しました!
が…
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入間が初めて絶望の淵に立ったシーンを、自身と重ねてしまう読者もいるかも。一緒に乗り越えよう・・・!
ぜひお手に取ってご覧ください!