2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
人間のアホ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされたお人好しな人間の少年・鈴木入間。入間はサリバンに孫として熱烈に迎え入れられ、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔として入学することに。人間とバレたら食べられる！？と最初は控えめにしていた入間だが、アスモデウスとクララと友達になり、問題児クラスの仲間や先生たちと交流するうちに「魔界で生きる」ためにあれこれ考えるようになってきました。
収穫祭に奮闘する生徒たちをよそに師匠たちは理事長サリバンも交えて飲みのテントなんて作ってたwそれぞれの師匠が自分の弟子を自慢する中、入間＆リードをフルフル軍曹にバカにされバチコが食ってかかる！少なからず師匠たちに期待されている問題児クラス、その中で眠らず戦闘を続けるチームが･･･？
そんな「魔入りました！入間くん」113話ネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん113話ネタバレ
「戦士」兄弟
1番ブロックでアスモデウス＆サブノックがドロドロ兄弟と鉢合わせした時。「この先の洞窟にいる頭級の食材を先に狩った方が勝ち、負けたら現獲得P全てと師匠を譲る」勝負を持ち掛けられたのだが･･･
「いや、よくない」アスモデウスがキッパリ勝負を断った。「貴方たちと勝負するより単独で狩りをした方が効率がいいし、師匠を取り戻すなら本人と話し合ってください。我々は優勝しなければならないので･･･」優勝を目指す理由は「入間に褒めてもらうため」のアズくんですが😅そう言って踵を返した瞬間。
「逃げるんだ」まさに煽り文句をぶつけられた。「ビビってるなぁあいつら！」「温室育ちのお坊ちゃんだから勝負が怖くて仕方ないんだね～w」軟弱者、臆病エリート、ヘタレ筋肉、その他罵詈雑言を浴びせかけられる2人･･･「上等じゃオラアアァ！！！💢」その勢いのまま、洞窟にいる「百フラリンゴ」という頭級魔獣に挑みに行ってしまった！💦
鳥の姿の魔獣の首から下がる美しい実は大変美味で収獲Pも10800Pと高い。が、その名の通り100度ほど叩かないと落ちないという代物。もちろん鳥は巨大で気性も荒いため攻撃するのも困難。もうすでに80回ほど叩いているが落ちない。と、鳥は猛烈なキックを飛ばしてきた！！寸での所で避けたサブノックだが、顔にかすり傷を作ってしまった。それを見て「今攻撃食らったなぁオイ？w」と煽る兄弟。
挑発に乗りそうになるサブノックを、まだ何とか冷静さを保っているアスモデウスが窘める。焦ることはないし戦闘に遅れは取っていないはずだが、やはり「兄弟」の存在が厄介。その間に兄弟もフラリンゴに攻撃を当てているし、何より引っかかるのが先程からの「煽り」。
ドロドロ兄弟、長身の兄・イチロ。リーチもあり華麗な槍捌きと体術を俊敏な動きで敵を翻弄する。小柄な優男の弟・ニロ。明晰な頭脳で兄をコントロールしながら指示を出し、兄も動きで応える。まさに洗練された無駄のない動きは戦場で鍛えているだけあった。そこに「煽りスキル」も加わり、アスモデウスたちはペースを乱されている様子･･･💦
兄弟の真髄
戦場で鍛えた、それぞれの強みを活かした無駄のない華麗な動きを見せるドロドロ兄弟。それに引きかえアスモデウス＆サブノックはペースを乱され以前のように言い合いが頻発していた💦
「オイ首席！炎を出し過ぎるな前が見えん！」「だから少し離れろと言ってるだろ！」「洞窟内だと限度がある！」それを見て「仲間割れだ～低俗～w」とまた煽る兄弟。それに反応する脳筋サブノックに「落ちつけ！ムキになって特攻しすぎだ！もっと慎重に」と釘を刺すアスモデウスだが、「首席なのに度胸ないね～」と言われアスモデウスも怒りをフラリンゴにぶつけてしまう💦そしてまた言い合い･･･
何だか妙にドロドロ兄弟の煽りに反応しすぎないか？そう読者が思い始めるかもしれないが、それもそのはず。弟ニロが2人の様子を嘲笑うかのように見ていた。「我らの主食は『理性』なり」
ドロドロ兄弟の家系名は「煽り孔雀(アンドロアレフス)」、家系能力は「逆鱗(スイッチ)」。相手の感情を強制的に昂らせ正気を奪う鳴き声を持つ、まさに孔雀の一声のような「話術、魔術」だったのだ！
勝負において理性は要、正気を失った獣ほど御しやすいものはない。じわじわ言葉を浴びせ自分の異常に気付かせないようより感情をかき乱す言葉を選ぶ。言葉の強さは魔術の強さ、ドロドロ兄弟だからこそできる話術だった。アスモデウス＆サブノックのこともよく調べてあり、メモを見るためニロは戦闘中も携帯電話を握っていたのだった💦
あと一押し、逆鱗(スイッチ)を押してやろう。ニロはここぞとばかりに叫んだ。
「あーあ、そんなんじゃ『魔王』にも、『その右腕』にも、なれるわけないな」
理性を失った獅子のように飛び掛かってきたサブノック！かかった！兄弟は勝ちを確信した。生徒への直接攻撃は反則、ここでサブノックの攻撃が当たれば彼らはリタイア！こいつらが弟子にふさわしくないとわかれば師匠もきっと戻ってくる！
「兄さん！」「おう！」僕たちの逆鱗の勝ちだ･･･！
同じ穴の貉？
ドロドロ兄弟の本当の名前は「煽り孔雀(アンドロアレフス)」。相手の理性を煽り話術で蝕み動きまで支配するという恐ろしい魔術だった！💦猪突猛進してきたサブノックを見て勝利を確信した兄弟･･･！
ボワッ！！！🔥突然そんなサブノックの前に炎の壁が現れた！驚く兄弟、「何をする、焦げたぞ！💦」と吠えるサブノック。「うるさい、正気に戻してやったんだから感謝しろ」アスモデウスの言葉に息を飲んだドロドロ兄弟。アスモデウスはそのまま続けた。
「何らかの魔術、恐らく精神支配系だろうが、話題を間違えたな。私は野望については叱られ済みだ！」胸張って言うことかな･･･😅叱ってくれたのは「その異常に気付いたのは、このバカの顔がいつも以上にアホ面だったからな」と言っているサブノックだったよね･･･？w
その魔術はもう効かない、仕切り直しだ、と冷静に言いかけたアスモデウスをよそにドロドロ兄弟は突然肩を震わせながら俯いた。そして「うっ･･･しょう･･･ちくしょう･･･チクショーバレたああぁぁ！！！」と2人揃って周りがビリビリするほど叫んだ。あと少しだったのにちくしょう！こんなのないぜ腹立つ！！と清々しいほどわかりやすく悔しがる兄弟。
「俺たちの『逆鱗』は特別な技！師匠が褒めてくれたモンなんだ！！」
実は兄弟、この能力、声が大嫌いだったという。でも「師匠」が好きにならせてくれたという。一体どういうことなんだ･･･？💦
魔入りました！入間くん113話感想・まとめ
ドロドロ兄弟、理性を喰う能力😱ハマると本当に恐ろしいけど、ハマらなかったら逆に自分たちが理性を失って感情を剥き出しにする演出が憎たらしいほど上手いですね💦「策士策に溺れる」を体現してるじゃないか･･･精神支配系の能力持ちって結構な率で策に溺れてませんか？そこはまだ「学生」で未熟、という表現なのでしょうか。
やはりデータ上だけじゃ把握しきれない所があるということかも？下調べに余念がないけどいざ実践で粗が目立ったり落とし穴に自分でハマったりするのが支配系の甘い所。問題児クラス、特にアスモデウス＆サブノックは地頭が良くセンスもある所にさらに特訓を重ねているから、その落とし穴を自分で埋められる強みがあるんだと思いました。対抗してくる者はどこか足りない所がある。やはり問題児クラスは見えない先を見ながら成長してるんだなと思いました。
術にハマらなくて悔しがるドロドロ兄弟の詳しい話が聞けそうだけど･･･どうも「勘違い」している気がするんだよな･･･🤔
次回も楽しみです！
「魔入りました！入間くん」を無料で読む方法！
今回は、「魔入りました！入間くん」の113話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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弟ニロがなかなか美少年なのに煽る時の不気味さ、気持ち悪さがリアルに表現されてるギャップ･･･💦
ぜひお手に取ってご覧ください！