2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
働かないクズ両親によって突然悪魔・サリバンの元に売り飛ばされたお人好しな人間の少年・鈴木入間。入間はサリバンに孫として熱烈に受け入れられ、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔として入学。人間とバレないよう、最初は謙虚にしていた入間だが、アスモデウスとクララと仲良くなり、問題児クラスの生徒や先生たちと日々過ごすうちに「魔界で生きる」ためにどうするか?を意識するようになってきました。
パシリはやはり特訓じゃなかった💦ショックを受ける入間に「武器を作る」と言ったバチコの教えられる家系能力は、魔谷大戦三大英雄の1つ「バルバトス家」本家仕込みの弓矢だった!集中と忍耐が苦手な悪魔向きではないとバチコは少し諦めていたが、入間は「人間」。目を輝かせ教えてほしいと言う入間を魔具研の師団室に連れて行き、弓矢の「核」を探すことに・・・シネル先輩という変わり者がいたけど😅
そんな「魔入りました!入間くん」100話ネタバレを紹介します。
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魔入りました!入間くん100話ネタバレ
腐っても先輩?
久しぶりに行った魔具研師団室が、謎多き先輩シネル先輩によって謎の魔具だらけに改(怪)築されていた・・・💧落ち込む入間をよそにシネル先輩は「んも~ぅひどいぞイルマ氏~?己(こち)が終末日を返上して活動していたと言うのに一度も顔を出さぬとは!」とお気に入りの美少女フィギュアをくるくるさせながら話すのだった・・・「お前補習で来てただけだろ」「そうとも言う~?💦」バチコに図星突かれてるし😅
しかしまぁこんな変なもんばっかよく集めたぜ、とシネル先輩の行動力にはバチコもちょっと感心。まだ落ち込んでる入間に「これだけありゃ『核』も見つかるだろうよ」と言ってバチコはそばにあった何かの根っこのようなものを手に取った。そして「クワルツ・クワルツ」と唱えると・・・
バチッ!と音を上げ立派な木の弓矢に変化した!✨
「アッチは家系能力で『魔力の弓』を作れるが、普通の悪魔は魔力を込める『核』がいる。進化(クワルツ・クワルツ)で素材を弓の形に成長させるイメージが近いな」そう説明を受けると、入間より先にシネル先輩が実践。先程のフィギュアに「クワルツ・クワルツ」を唱えると・・・
等身大のアメリ会長フィギュア風弓矢に・・・「家宝~~~ッ!!??✨」そういえばシネル先輩はアメリ会長の熱狂的ファンだった・・・😅
それは置いといて、バチコ曰く「クワルツ・クワルツは魔力を込めた奴の性格が出るし核にも相性がある。しっかり選べよ」とのこと。しかしこれだけたくさんの素材があると、相性もわかんないなぁ・・・と、入間が手に取ったのは1枚の「羽根」だった・・・
「諦め」の理由
弓矢の「核」となる素材に「クワルツ・クワルツ」を込めて自分だけの武器を作ろう!その人の特性や性格も反映されるぞ!と、入間が手に取ったのは1枚の羽根。「金剪の長」のものだという。
こっそり指輪のダイヤルを回して「クワルツ・クワルツ」を唱えてみると、羽毛を纏ったなかなか立派な弓矢ができた!「やったーできました!僕の弓・・・」と言いかけた瞬間「セイッ」と弓にキックをかまして折ったバチコ!!😱せっかく作ったのに何するんですかぁ・・・!😭
「魔力は立派だけど、それじゃアッチの真似事でお前に合ってない。もっと自分の欲しい弓をイメージしろ」
みんなを守れる、強い・・・とイメージしながら生成してみるも、RPGの主人公が持つような盾付の弓やその他武器がゴテゴテとついた弓、挙句のほほん顔の木の精霊みたいなふざけた弓になっちゃう・・・「ナメてんのか💢」バチコはしばし考えて「次で最後だ」とまだ羽根残ってるのにそう言うので焦る入間。
「戦場に『もう1回』は無い。次の収穫祭はサバイバル方式の実技試験、いわば『戦』だ。戦場においてチャンスをものにできない弓使いは生き残れねぇ」「弓使いになりたきゃ、ここぞで決めなきゃダメなんだよ」
それだけ言い残してバチコは踵を返し買い物に出かけてしまった。買い物なら、とシネル先輩がついて行きながら「いいんでござるか?」と尋ねた。「諦めるなら早い方がいいんだよ・・・」そう背を向けながら言うバチコにも辛い過去があった。
過去にも悪魔の弟子を取ったことがあるバチコ。できるまで付き添ってその度応援したが、その日その悪魔はどうしても弓が作れなかった。「気にすんな!次だ次、できるまでずっと付き合ってやるから!」そう言って何日も彼に付き合い、ある日とうとうこれぞという弓矢ができた。その成果が嬉しくて、親戚のロビン先生に「あいつは才能あるよ!」と語ったのだが・・・
次の日、「やっぱりやめます」の書置きを残し彼はいなくなっていた。その衝撃はバチコの胸に深い傷となって残ってしまった。その後も志願者は来るものの同じように途中で挫折する者ばかり。「大丈夫だよ、いつか見たこともない弓使いが現れるよ!」というロビン先生の励ましも気休めにもならないほど、バチコの心も折れてしまっていた。
アッチのパシリに耐えたからって、ちょっと他と違うからって何だ。アッチはもう期待なんかしねー!
今までと、どうしても期待が沸いてしまう自分にイライラしながらバチコは言い聞かせるように心でそう叫ぶのでした・・・。
見つけた!!
期待したってどうせ、と投げやりなバチコに取り残された入間は、1人魔具研師団室で弓について考える。守れる弓も強い弓も違う、僕が本当に欲してる弓って何だろう?欲してる・・・欲・・・
「美味しい弓・・・?(ハッ)」「おいこら食いしん坊。ハッじゃねーよ」
悩み過ぎて迷走し始めた入間を指輪のアリさんが諫めた。頑固すぎて頭パンクしすぎ、と言って「師匠を変えたって、弓じゃなくたっていいんだし?」と別方面で柔軟に考えるよう勧めるアリさんだが・・・
「それは悔しいから嫌だ」入間は苦虫を嚙み潰したような顔で言う。
初めて人を見返したいと思った、パシリにされても怒られても諦めたくない、何でもいい、たった一言でいいから、僕は師匠に褒められたい。これが今の入間の「欲」だった。
それを聞いてアリさんも協力してくれることに。入間の指に手をあてがい、そして「お前が人に言いたくない恥ずかしい欲は何だ!?」と聞いてきた。「いいか、欲ってのは守りたい強くなりたいみたいなお綺麗なモンじゃない、隠し持ってる本音なんだよ!」ほら出せ!と強引に促され、入間はごにょごにょと何かを言い出した。
「僕は、堂々とみんなと一緒にいられてランク4に上がれるようなそんな悪魔(ヒーロー)になりたい!!」「そいつぁはずいな!😈」クワルツ・クワルツ・・・!
しばらくして、買い物に出かけたバチコとシネル先輩が戻ってきた。なぜかシネル先輩がたっぷり買い物して満足してる所に「薬臭いからさっさと置いてこい!」と先へ師団室に行かせたバチコ。ふと、入間の弓のことを考えるも「欲なさそうだしできても無害そうなちっこいのとか、諦めて帰ってるか」とやはり後ろ向きなバチコ。と、「ぬおおぉ!?」とシネル先輩が驚き荷物を落とし尻もちをついていた。
イルマ氏が、とシネル先輩の言葉にバチコは本能的に師団室へ駆け寄る。そしていつかロビン先生に言われた「大丈夫、いつか見たこともない弓使いが現れるよ」という言葉がゆっくりリフレインする。バチコが扉を開けると・・・
真っ黒な羽根を生やした、漆黒の弓を持った入間がいた・・・入間の欲が作り上げた、まさに唯一無二の「武器」だった・・・!
アッチはもう、期待なんか・・・そう思ったのに、覆されたことが何だか悔しそう、でもやはり嬉しそうなバチコなのでした🏹
魔入りました!入間くん100話感想・まとめ
記念すべき100話で入間は自分だけの武器を手に入れた!🏹と同時に、バチコの切ない過去も明らかになっていろいろ考えさせられましたね🤔バチコも「自分は師匠としての器があるのか」という点でいろいろ悩んだ日々があったのかもしれませんね。弓矢がせっかくできても悪魔は諦めてしまう者が多いのだから、パシリはきっとさせてないんでしょうね😅入間は久しぶりの弟子候補だったから、試験的にパシリをやってみたのかもしれない・・・?
シネル先輩が入間の「歴史の見届け人」になってるのが何とも味わい深かったですw師団室を物だらけにされたのはショックだったかもだけど、その分入間の「核」の候補を集めてくれた張本人とも言える。さらに変わり者とはいえ「クワルツ・クワルツ」を一発で成功させてる所に「先輩のすごさ」を見せつけられました。別の美少女フィギュアをアメリ会長の弓にしちゃったしね・・・w
ちなみにアメリ会長デザインの「家宝」のその後の模様は12巻カバー下に漫画が載っています。やはりシネル先輩はそういうポジションなのかなと思う展開になっております😅
次回も楽しみです!
「魔入りました!入間くん」を無料で読む方法!
今回は、「魔入りました!入間くん」の100話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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シネル先輩の不思議な魅力と、バチコの切ない過去の対比が素晴らしい!このシーンはぜひアニメでも。
ぜひお手に取ってご覧ください!