2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そして激動の秘密の夜会「デビキュラム」も終わり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。
「スカーラ」を受験中の入間に手助けとして呼ばれたことに喜び、右腕、矛として頑張ろうと思うアスモデウス。しかし「入間を多耳族の王にする」ことに偏りがちな思考をしていたアズくん。その思惑とは裏腹に入間は、多耳族の「常識」に抗おうとするノヴァの話や生活を見て「彼に魔術を教えよう」と言い出した。統治者になるより大事でやりたいことが入間にはあったようです・・・w
そんな「魔入りました!入間くん」356話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
「スカーラ」受験中の入間と共に、多耳族の安全な拠点を作るためテントの案内をしてもらうアスモデウスとクララ。説明を受けながらアスモデウスは入間の「右腕」「矛」として働き、入間を多耳族の王にしようと意気込んでいる様子。そのため入間に無礼を働き王になることを認めないノヴァのことは気に食わないようで。
妄想から出た言葉をそのままノヴァにぶつけながら会話するアスモデウス。多耳族が将来職に就くための能力を磨くための訓練テントがあるのに「関係ない」と言うノヴァ。そして案内は終わったから戻れ、俺についてくるなと言ったのに「逆に」となぜかノヴァのテントに押しかける入間軍3人です😅
そこには拾い物や貰い物の本や植物がいっぱいで全部読み込まれてたり世話が行き届いていた。ノヴァは多耳族特有の聴力で活躍している同族を尊敬してはいるものの、その能力を「ハイランク悪魔のためだけに使う」のではなく「自分たちのために使う」、誰にも依存せず独立して生きられることを証明したいがために独学で勉強や研究をしていたようです。
その考えに「甘い」と思うアスモデウス。長らくハイランク悪魔に仕えてきた上下関係は根深く、独立宣言をしたら牙を剥く悪魔もいるかもしれない。そういった大きな壁を乗り越えられるだけの協調性や武器がなければ理想論に過ぎない。やはり入間が王となって多耳族を引率すべき・・・と思ったのだが、入間の返答は違った。
「ノヴァくんに魔術を教えよう!」
実は多耳族が自分たちに向ける態度に違和感を感じていた入間。賭けになるけどもし彼らに新たな可能性があるならそれを応援したいし、協力して探してあげたい・・・それが入間の願いだった。
アスモデウスの答えは?王になるより大事なことはたくさんあるんだよ・・・w
魔入りました!入間くん356話ネタバレ
まだ知らない顔
今回は入間のもう1人の親友・クララから見た、スカーラを受ける入間の姿をご紹介。入間ちのシンユースペシャルグレート号!と自負しながら、すごく大変なスカーラを受ける入間を応援しなきゃと思っていた。けど、またお留守番・・・?
かと思いきや、入間自身が自分をアズアズと一緒に呼んでくれた!一緒がとても嬉しいクララ、応援隊長としてお菓子やおもちゃを厳選しいつでも隊長の助けを使えとばかりに鼻高々でやって来た😎そんな時、「あほクララ、我々のすべきことはわかるな?」とアズアズに言われた。「入間ちのためにいっぱい応援!祭りだわっしょい☆」という意味を擬音だらけのワードで言ったのだが・・・
「まぁそういうことだ」「どういうこと!?💦」あのやり取りにはそんな意図があったのね😅
とにかく入間のために応援だ!と、入間が決めたこと「ノヴァに魔術を教える」ことのお手伝いとして、多耳族の少年ノヴァに魔術を教えることに。まずはノヴァが育てている鉢植えを「クワンクワン」で咲かせてみる魔術。
しかし何も起こらない。「違ーう!もっとギャーンで魂の踊りして!!」クララなりに一生懸命ノヴァに教えてるようだけど、ノヴァは謎の動きと叫びに何だか赤面💦それでも「グワッときてズズーンでボバーンなの!!」と擬音というか気合いで教え込もうとするクララ。擬音しか喋れないのかこのねーちゃん💦とボヤくノヴァに「その程度もわからんとはw」とアズくんはドヤ顔だし😅
自分ができることを全くわからない子に教えるというのは難しくて大変、というのを身に染みて感じるクララたち。それでも入間はほわほわと楽しそうなのでクララがちょっと不思議そうにしていると、「僕にいろいろ教えてくれたヒトたちもこんな気持ちだったのかなって思って」と入間。「ちゃんとできるようになるまで付き合いたい、この子の助けになってあげたい、って気持ちが込みあげて来るんだ。ノヴァくんはこれまで1人で頑張ってきたはずだから」
一生懸命向き合うノヴァ。彼の本はどれも手垢が染みついてボロボロ。ノヴァの真剣さはクララでも見ただけで伝わった。そしてクララはふと昔の自分を思い出す・・・。
辛くなくなったのは
真剣なノヴァを見て、ふと過去を思い出したクララ。悪魔学校入学前、マミーが得意げに悪魔学校の入学案内を持ってきた。
「自由で生徒の欲に寄り添う楽しい学校ですって!いろんな学校の説明会行ったけどクララにはやっぱりバビルスがいいと思うわ」マミーの説得に乗せられクララは入学を決意。すると「じゃあ、たっぷりみっちりお勉強よ~😈」と鬼に変貌したマミー💦それからクララはマミーと共に座学も実技もいっぱい練習してバビルスに入った。自由で楽しい場所、そう信じて希望を胸に入学したけど・・・
最初は「便利なアホ」みたいな扱いをされていて正直楽しくなかった。けど、マミーには「楽しい」と嘘をついていた。ずっとモヤモヤしてて、どうして学校に行かなきゃいけないのかよくわからなかった。だけど、そんな時に手を差し伸べてくれたのが入間とアスモデウスだった。問題児クラスの仲間たちもみんなよくしてくれて今はとても学校が楽しくなった。モヤモヤも消えて毎日楽しくて、私ってラッキーだ!って思った。
だから・・・そもそも学校に行って誰かと遊ぶこともできないってヒトがいるなんて考えもしなかった。私はずっと自由にしてきた。だけどそれは誰かに支えてもらってたから自由にできたんだ。
1人で誰の支えもなく頑張ってきたノヴァを見て、クララの今まで、そして今はキラキラと輝き出した。私はラッキーなんかじゃない。私は・・・。
みんな最初は種
多耳族は、長らく続いてきた慣習に縛られ、学校に行きたくても行けない、学校に行くことを「異端」とされてしまう子がいるということをクララは初めて知った。変わり者と言われ利用されるだけだったクララに手を伸ばしてくれて、学校生活が楽しいと思わせてくれたのは、入間たち同級生の仲間たちと先生たち、そしてきっかけを作って手伝いしてくれたマミーたち家族の支えがあってのことだった。
私はラッキーなんかじゃない。私はとんでもなくはちゃめちゃに、すっごくすっごくラッキーなんだ。
楽しい日々は、自分1人ではなかった。つまずいたら声をかけてくれる誰か、嬉しかったら一緒に喜んでくれる誰かがいた。その日々は何よりも輝く、かけがえのない日々とヒトたちだった。とんでもない奇跡を噛みしめ、クララは思わず涙が溢れ、慌てて拭う。そして「のばんばん!!」と叫んだ。
もらってばっかじゃダメだよね、私も誰かにラッキーをあげなくちゃ。クララは鉢植えの土にノヴァと一緒に手を重ねた。「土に集中するの!!」クララは以前、スージー先生に教えてもらったことをノヴァに教えようとしていた。
「魔植物はね、華やかな花や葉に気を取られるけど、根源は土の中で眠る根っこなのよ。だから魔植物に魔術をかけるときは土の中👆」「根っこに集中するといいわ、って!」
種だけじゃ何もならない、土と水と、たくさんの栄養が種を包んで、頑張れ大きくなれって応援してあげればきっと・・・それはきっと悪魔も人も同じで・・・!
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魔入りました!入間くん356話感想・まとめ
前回はアスモデウス、今回はクララ目線でスカーラを見た回でした。クララは純粋で何事も全力でやってくれるから、擬音だらけでも気持ちが伝わりやすかったのではないでしょうか。前回は何かを説明する時論議になりがちなアスモデウスだから作品そのものにも文字が多く、今回は擬音や見た目で表現するクララらしく絵が多かったような・・・主人公によって漫画の描き方も変えてる西修先生スゴイな!?✨
クララは明るいけど、その何事も全力な性格で辛い思いもしたし、兄弟で一番上という真面目さやプレッシャーというのも苦労の種だったかもしれませんよね。でもそれを乗り越えられたのは、入間たち仲間やマミーがいて、気づいて教えてくれたり叱ってくれたから。そしてそれが「当たり前じゃない」ノヴァみたいな子もいることに気付いたから、「自分は奇跡でできている」とクララも自覚できたのかもしれません。クララも入間たちと共に成長してるんですね🌼
みんな種、助けや応援を「当たり前」と思わず誰かにおすそ分けしていけば、みんな綺麗な花になるよね・・・
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の356話ネタバレを紹介しました!
が…
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