2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そして激動の秘密の夜会「デビキュラム」も終わり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・。「人間」の入間はそれでも魔界で生きるため悪魔と交流をしています。
人材不足の各師団から手伝ってほしいという依頼にうんざりなアガレス。に、アスモデウスとクララはダメ元で懇願すると「友達なんだから助けるのは当たり前」と何とも頼もしい声。チマちゃんも現役アクドルである姉ケロリに機材を手配してもらったり、各地でお化け屋敷のために助力が来る✨そしてストーリーとキャラ作りで困っている入間たちの所へ偶然?ゼゼくんが現れ、「オススメしない提案」を出してきて・・・?
そんな「魔入りました!入間くん」335話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
どこも人材不足の師団披露準備期間。そこで求められるのは、アガレスのような優秀な建築士。しかし多方から手伝いを要求されうんざりのアガレス。そんな彼にいくら級友でもお願いするのは忍びないアスモデウスとクララ。
何かプレゼントして意欲を煽ろう、と思ったが・・・クララの能力が暴発しバレちゃった😅恥を忍んでアガレスに協力を仰ぐと・・・「他所から言われるとウザいけど、君らは友達なんだから違うじゃん?」「オトモダチが困ってるのに助けないわけにはいかない!」と、保護者のゴエモンも一緒にOKしてくれた!持つべきものは友達だね✨
チマちゃんも「使えるものは使え」が信条の姉・ケロリにプロの機材を貸してもらえることになり、他のメンバーも着々と準備を進める。そんな中、最高のシナリオとキャラをお願いされた入間たちの元に何の因果かゼゼくんが現れた🌹最初は「僕をモデルにキャラを作れ」と言って一応デッサンした3人(笑)しかし「ゼゼくんは(お化け屋敷って)タイプじゃない」とシルビアにズバッと斬られ← ゼゼくんは「オススメしない方法」を提案。
3人は何と・・・ゼゼくんの実家へ連れて行かれたのだった・・・!そこで待っていたのは!?💦
魔入りました!入間くん335話ネタバレ
とんでもない有名人
悪魔とは生来「非常に飽きっぽい」性格。特に「待つ、我慢、集中」といった行為には大変なハードルが存在する。故に「666mの長蛇の列」というのが魔界で起きるのは異常な狂気的な光景なのである。
この異常な長蛇の列の脇に立つのは「新刊発売」と書かれたのぼり。先頭の悪魔が「130時間」という驚異的な時間「待つ」ほどの価値、魔性の魅力を持つ「小説」を書く悪魔がいる。それが・・・ゼゼくんの兄、ゼパル家長兄「ゼパル・ゾウイ」という悪魔。魔界で1、2を争う人気作家のゾウイの新刊を買うためならファンは「待つ」ことも厭わないのだ。
そんな「大文豪」ゾウイ先生と同じ空間にいて、クラスメイトゼゼくんの兄で・・・サインや握手が欲しい!✨立派な大広間に通されゾウイと向かい合い、シルビアとマーニーは内心そんなことを思っちゃうwでも・・・たかが学校行事の出し物のストーリーとキャラをこんな大人気作家にお願いするなんて、めちゃくちゃ畏れ多いことなのでは!?怒られても不思議じゃない・・・と急に不安になってきたシルビア。
しかし。「いいね!やろうか🌼」軽く言うゾウイ。
あまりの二つ返事に口あんぐりの3人。本当にいいんですか、と尋ねるも「あぁいいとも。お化け屋敷という新しい発想に狂気の画家ビームの新作。実に面白い企画だ!僕でよければぜひ提供しよう👍」と乗り気っぽいゾウイ。本当かよ・・・
3人共ワッと盛り上がってお礼を言った。内容も宣伝も僕に任せて、と言ってゾウイはタイトルを決めた。それが「作家ゾウイと狂画家ビームの恐怖屋敷」。きっと素晴らしいものが出来上がるッス!!凄すぎる・・・✨と、女子2人は目を輝かせて大興奮しているが・・・密かに入間はピクッと動きが止まっていた。
それに気付かないシルビア、「やりましたねイルマ先輩!」と振り返ると・・・
欲とは狂気?
待つのが嫌いな悪魔を長時間待たせるほどの魅力的な執筆家・ゾウイ。そんな大文豪にお化け屋敷のストーリーとキャラをお願いすると二つ返事でOKしてくれたのだが・・・入間は変な格好と顔で悩んでいた💦
興奮していたシルビアが驚き尋ねると、入間は頭を抱えたまま話始めた。
「確かに、ゾウイ先生とビーム先輩が合わさったら、とてつもないお化け屋敷が完成すると思う!それがお客さんを喜ばせる最上の方法だともわかる!けど・・・」
もしもこのままやったとしたら・・・「さすがゾウイ先生!」「ビーム先輩の絵ヤバかった!」と、有名人の名前と作品ばかりがみんなの印象に残って・・・「誰も『魔具研(ぼくら)』の名前を覚えてくれないんです!僕が団長として一番轟かせたいのは!魔具研の名前なんです!!」
「だから、おうちまで押しかけて不躾なお願いをした上にこんなことを言うのは本当に申し訳ないのですが、先生にすべてお任せするというのはどうか考えさせてください!💦」
入間は「魔具研」のためにお化け屋敷に力を入れていたのだ。ただすごいお化け屋敷を作れそう、というだけで盛り上がってしまった自身の考えが浅ましいものだったと自覚したシルビア。赤面しながら入間の隣で同じように頭を下げた。
それを聞いてゾウイは・・・「そうかい・・・残念だ」はー、と深いため息と共にソファの背もたれに身体を預け天を仰ぎながら言った。続けざまに「いや惜しい、実に惜しい」とボヤくように言った。
「あと少しで最高の企画が僕の手柄(もの)になったのに」
え・・・?💦そう言うゾウイの顔は何やらニヤけていた💦そして徐にフォークを手にして「いい嗅覚をしているな、イルマ少年」と言った。「傑作を作る権利がタダで貰えるうまい話が・・・全く残念だねぇ。もしこの企画を僕に任せていたら・・・」
「作品に君たちの名前など塵ほども残さない、それこそビームの名すら平らげて、栄誉はすべてこのゾウイが独り占めしていただろう。作り手(クリエイター)にとって称賛はどんなものより得難い『御馳走』だから♡」
重い内容のファンレターを大口開けて食しながらのゾウイのありのままの本心らしかった。これが「愛喰魔」・・・💦
狂気は経験に
全部プロに任せてしまっては「魔具研」の発表じゃなくなっちゃう、と入間はゾウイの提案を断った。実は潜んでいた「ゾウイの欲」を見破っていたことを褒めるゾウイ。
「作り手にとって称賛は何より得難い『御馳走』。故に、称賛を得たいという欲求があるのなら自分たちで作るのが正解だよ。そしてその欲こそが作り手に求められる重要な素質でもある」欲を曝け出してスッキリしたのか、ゾウイは真っ当なアドバイスを投げかける。そして「お嬢さん方、本当はやってみたいことがあるんじゃないかね?」とサラリと言った言葉がどうやらシルビアとマーニーの核心を突いたようだった。
「手紙を食べた僕にはわかる・・・君たちは今の自分に満足してると嘘をついている。だから傑作を作るための一番の近道はね、」
「もっと愚かになって自分の欲求を自覚してアイデアを曝け出して苦しんで苦しんで、そのストレスさえも意欲に変えて、悪周期さえも踏み越えておかしくなってしまうことだよ😈」
ゾウイは相変わらず狂気の目で言ってたけど・・・シルビアはまるでスコールを浴びた直後のような、気持ち悪さは残れどスッキリしたような表情を浮かべていた・・・
「結局・・・3時間もろくでもない話を吹き込んでそのまま帰したのか・・・シルビア嬢たちに申し訳ない💧」
弟ゼゼくんは引いてるけど、兄ゾウイは得意げに「興が乗ってしまったので作品作りのいろはを教えておいた」と笑う。ゼゼくん曰く「兄さんと話すと影響を受けすぎる悪魔もいるから心配」らしいけど、あくまでゾウイは先輩クリエイターとして若人の背中を押したつもりらしい。
「せめて僕に直接会いに来た度胸の分は土産を持たせたつもりさ😈」土産って・・・?💦
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魔入りました!入間くん335話感想・まとめ
前回のラスト、入間たちが向かっていたのはゼゼくんの実家で、小説家の兄ゾウイを尋ねていたのでした。だけどさすがは魔界のトップを争う人気作家、一筋縄では行かないクセの持ち主でしたね・・・💦またキリヲとかとは別ベクトルの狂気の欲を持った悪魔でしたね💦愛喰魔の一家で手っ取り早く多くの愛を喰らうために花形職業を選ぶ傾向にあるゼパル家なのに、兄だけインドアな職業を選んでいたから謎だったけど・・・一番厄介な欲の持ち主、パンドラの箱だったかもしれませんね💦
何だか今年の師団披露、お手伝いばっかり?と思っていた所に入間くんが一石を投じてくれましたね。確かにここでゾウイに丸投げだったらいよいよ「魔具研の作品」じゃなくなっちゃう。その上ゾウイが作品を本当にすべて自分の手柄にしようとしていたら・・・魔具研はきっと学校内で霞むし「魔具研はビッグネームばかりに癒着してズルい」とか言われるかも。そしてゾウイも「たかが学生の出し物で胡坐かいて」とアンチが沸いたかもしれない。そう思うと入間がストップかけたのは悪循環を止める重大なスイッチだったかも・・・💦
まぁ「手柄を自分のものに」と言うのはゾウイの意地悪な発破のかけ方だったと信じたいですが😅入間たちは「土産」でいいものを作れたのかな・・・!?
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の335話ネタバレを紹介しました!
が…
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