魔入りました！入間くん63話ネタバレ感想！展開ジェットコースター

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

アホで働かないクズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは付き人オペラと共に入間を孫として溺愛し、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の学生として通わせます。「人間とバレてはいけない」とそればかり意識していた入間だが、アスモデウスとクララという友達ができ、「問題児クラス」というクラスの級友や先生、生徒会長アメリらと交流するうちに「魔界で生きる」ことも徐々に考えるように。

ここへ来て学生の根本である「勉学」という壁にぶち当たった入間。しかも全く知らない魔界での知識だから言ってる意味がわからない･･･でもそんな中、「魔界歴史の空想生物学」だけは「人間界の常識」の問題だったので満点が採れた。すっかりハイになってしまった入間がその授業を受けに行くと･･･そこには何か物々しい雰囲気の「バラム」という先生が！？💦

そんな「魔入りました！入間くん」63話ネタバレを紹介します。

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魔入りました！入間くん2 第10話
　空想生物学の先生、何かとんでもないクセがあるようでいてかなり優しそうな気配が漂っている。っていうか恥をかかせた代償、いや交換として自分の恥部を差し出すというの人間でもそうそう出来る奴いない。ところでまだ授業終わってなくないですかね。#入間くん
— C@雑多感想 (@Ckrywh) June 19, 2021

魔入りました！入間くん63話ネタバレ

独特な授業

勉強そのものの仕方がよくわからない上、何も知らない魔界についてのテストなんて絶望的な入間。しかしその中で「魔界歴史の空想生物学」だけは人間界の常識についてだったため、そこを伸ばす授業を受けることに。しかし担当のダリ先生が休みで代わりにいたのは巨体で物々しい雰囲気の「バラム」という先生だった･･･💦

「授業を始めます･･･」そう言いながら初めてバラム先生の授業にやってきた入間とアスモデウスとクララを膝に乗せ大きな腕でなでなでするバラム先生💦体になぜか木の根を巻き付けたまま･･･💦
「魔歴において空想生物は数多く登場する。空想生物学は思い込みの学問、魔界には未踏の地も多く新種もきっといる･･･」そう言いながら本と黒板を交互に見、やはり入間たちをなでなでするバラム先生。たまらず「あの･･･💦」と入間が話しかけるとバラム先生はバッと振り返り「空想生物は何を食べるかって！？」と嬉々として次の説明を始めた💧

何だか何もかもが独特すぎるバラム先生。「みんなが逃げたのって･･･」と入間が呟くと、「バラム先生の『触り癖(スキンシップ)』。空想生物学の担当だからか生物を見るとすぐ触り出して授業になりません💧」とアスモデウスが説明。それを受けて隣にいた生徒が「それさ、触るのは実験に使えるか吟味するためで、夜になったら攫って夜な夜な実験三昧って噂だぜ💦」と恐ろしいことを耳打ちしてきた💦まさか･･･💦

「それに」とその生徒が続けようとした時、バラム先生は「では今日は人間について考えよう」とタイムリーな話題に。「出た空想討論！テストと関係ないのに」とその生徒は言うが、人間そのものである入間はドキッ。「もし君たちの目の前に人間が現れたらどうする？」とバラム先生が人間を模した人形を出して質問すると･･･

「そりゃあ食う！！」「すごい美味しいんでしょ？」「いや空想だって💦」悪魔らしい相変わらずの感覚を久しぶりに感じて入間は撃沈するが･･･「確かに人間は欲の塊で悪魔(ぼくら)の糧であったとされてるね」とバラム先生は冷静に解説。そこへ「先生が会ったらどうするんですか？」と逆に質問した生徒がいた。「僕･･･？」とだけ呟いて黒板に向かったまま黙ってしまったバラム先生。

「黙るなよ怖ぇよ💦」「今絶対頭の中で実験してる💧」「やっぱ食べるんだろうな･･･」生徒たちは物騒なことを考えていたが･･･バラム先生の意見は？💦

大ピンチ！？

触り癖のあるバラム先生の授業を受ける入間たち。テストには関係ないらしいけど、バラム先生は「人間について」の話をし始めた。人間と出会ったらバラム先生はどうするのか･･･

「もし人間に会えたら、どうやって生き残ったのか聞きたいね」
そう言いながらバラム先生は空想とされる「人間界の生き物」と「魔界の生き物」との違いについて話し始めた。「人間含め、空想生物はとても弱い生物とされることが多い」そう言って黒板に絵を描いて見せた先生。人間界の人間や犬猫鳥、魔界の悪魔や魔物たち･･･「見ての通り、現存生物(魔界視点)の方がハイスペックと言えるね」

確かに、魔界の生物は角や羽があったり巨大だったりある程度の魔術を使えたりするが、人間界の生き物にはない。先生曰く「古代的で、このフォルムで生存できるならよほど平和な環境と言える」とのこと。逆に魔界の環境は苛烈なため悪魔も進化上で尾や羽を手に入れてきたと言う。「角がなくても羽さえあれば逃げ･･･」と説明しながらバラム先生は入間の背中に手をあてがった。そして背中をまさぐったと思ったら･･･突然バラム先生は目を見開いて入間を担ぎ上げた！！💦「キミたちは教室に戻ってなさい！！」と言って授業を途中で放り投げて入間を抱えどこかへ走って行った･･･💦

そして職員室に飛び込み、「誰か！！大変です！！💦」と叫んだバラム先生。他の先生が何だなんだとザワつく中、「この子、羽がない！！💦」と青ざめて叫ぶバラム先生。その言葉に青ざめた入間💦
身体に収納してるんじゃ？と言う他の先生に「羽の付け根の管もない！触ればわかります！！」とバラム先生が詳細に言ってしまった💦だめだ、僕は人間、羽なんかあるわけない･･･！

「入間くん背中見せて！！」ロビン先生に言われ困惑していると「ひっぺがそう」と強引に制服を捲られてしまった！バレちゃう･･･と思われたその時･･･

「あるじゃないか、羽」え･･･？
よく見ると背中の上部に小さな羽が。必死の対応で指輪のアリさんが即席で羽を出してくれていた！💦「小さすぎて気付かなかっただけだ」「バラム先生の空想癖か～」安心した他の先生たちはちょっと怒りながら「さっさと授業に戻ってください」とバラム先生と入間をポイッ。咄嗟のアリさんの機転に感謝しつつバレなかったことで胸を撫で下ろす入間。しかし小さな羽を見てからバラム先生はずっと黙っていた。

トボトボと一緒に廊下を歩きながら、チラリとバラム先生を見やる入間。勉強の質問はしたいけど、この先生といると危険かもしれない？それなら離れた方が･･･そう思って入間は「じゃあ授業も終わる時間ですし、僕はこれで」と去ろうとした。しかし。

「やっぱりだめだ」バラム先生は背後から入間の腕を持ち上げた。ま、まさか･･･！？💦

お相子と爆弾

人間をはじめ人間界の生き物について説明している時「羽がない」とバラム先生に気付かれた入間。咄嗟のアリさんの機転で何とか窮地は逃れたものの、バラム先生から離れようとした瞬間「やっぱりだめだ」と腕を掴まれてしまった💦

「空想生物学は思い込みの学問だ。君の背中に触れて･･･何か重大な病気か、特別な生物なんだと思い込んでしまった」特別な生物、と言われビクッとする入間。「確かめずにいられない性質(タチ)なんだ、どうか恨まないでくれ」そう言って自身の口元に手をあてがうバラム先生。「人間だとバレたら食べられちゃうかも」これは初めて魔界に来た時からサリバンに言われたいたこと。それがこんな形でこんな所でバレて終わってしまうのか･･･ガバァとバラム先生の口が露わになったかと思うと、後方で「カラン･･･」と乾いた音が響く。

「これで･･･相子になるかな？💦」
入間の前にあったのは、バラム先生の「素顔」だった。そういえばずっとバラム先生は金属製のマスクをしており、素顔をあまり出していないようだった。バラム先生の口は左側の牙だけが肥大化しており、皮膚も左側だけただれているような見た目だった。その姿を入間に見せると、落ちたマスクを拾ってまた着けた。

「僕の牙は獰猛でね、それ自体は魔界じゃ珍しくないことだけど、昔遭った事故で牙が剥き出しになってしまってね･･･」「僕は生き物が大好きなのに怯えて逃げちゃうんだ。だから隙さえあればつい触りつくす癖がついてしまった」突然自分のコンプレックスのような話を入間にしたバラム先生。なぜそれを僕に？と入間も疑問に思い聞き返すと･･･

「小さい羽のこと見られるの、嫌だったかなって･･･悩んだけどこうした方がいいかなって、急にごめんね。でも･･･君だけ嫌な思いして僕が謝って終わりってのは公平(フェア)じゃないもんね」そう言ってニッコリ笑ったバラム先生。はー病気じゃなくてよかった、と言いながらバラム先生は自身の研究室に入間を招いた。そしてお茶を淹れようと言ってくれたがその仕草も何だか緊張していた。

入間は思った。そっか、この先生は変で怖がられてるけど、本当はものすごく優しいんだ。
「熱いから気を付けて、たぶん美味しい･･･」と生徒にも低姿勢でお茶を淹れてくれる先生なんて、悪魔だとか関係なくいい先生に決まってる。そう思うと入間も素が出てしまうというものだった。

「先生･･･僕人間なんです」

「･･･え？」･･･えっ！！！？？？💦リラックスし過ぎて自分で言っちゃった！！！？？？💦

魔入りました！入間くん63話感想・まとめ

ウワーーーッ入間くんが自分で墓穴掘ったーーー！！💦何か今回の1回で「バラム先生なら大丈夫」っていう妙な安心感というか信頼感を感じたけど、言うて悪魔だしちょっと心配･･･でも大丈夫だと思う･･･よくわからない感情に陥った読者さんもいたんじゃないでしょうか。でも担当声優小西克幸さんだしきっと大丈夫･･･←

悪魔なのに人間界とそこの生物を信じて研究しているというのは珍しいのかもしれないですね。生徒も信じていないから雰囲気だけで勝手にバラム先生を怖い感じに噂で塗り固めてる感じがしました。でもそこへ入間がやってきたことで先生の本質が見えてきた。バラム先生にとっても入間との出会いはプラスだった気がしますね。今まで会ってきた悪魔たちも入間と出会っていろいろ変わってきてるし。

普通にバラム先生の授業、人間が聞いても面白そうですよね？逆に現存生物についてどんどん聞いて困惑してたりすると可愛いかも･･･バラム先生カワイイですよね？← 個人的にですが私はこの作品においてアリさんの次にバラム先生が好きになったキャラクターです･･･まだ未知数だけどバラム先生には底知れぬ魅力が詰まっていると思います！だからこそ、入間の墓穴でバラム先生の反応が気になる･･･！←

次回も楽しみです！