魔入りました！入間くん62話ネタバレ感想！できない僕の救世主は

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

アホで働かないクズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは付き人オペラと共に入間を孫として溺愛し、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の学生として通わせます。「人間とバレてはいけない」とそればかり意識していた入間だが、アスモデウスとクララという友達ができ、「問題児クラス」というクラスの級友や先生、生徒会長アメリらと交流するうちに「魔界で生きる」ことも徐々に考えるように。

アリさんのいたずら心？で悪周期を経験した入間。しかしそれが功を奏し、元々の欲は「問題児クラスを全員に認めさせたい」だったがその結果として魔王デルキラの遺物「王の教室(ロイヤル・ワン)」を手に入れた前巻。次なる壁は「座学のテスト」！人間界でもロクに学校に通っていなかった入間はどう乗り越えるのか？8巻ではまた新たなキャラクターも登場します！

そんな「魔入りました！入間くん」62話ネタバレを紹介します。

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魔入りました！入間くん62話ネタバレ

諦めないで

人間・鈴木入間14歳。アホ両親によって悪魔の元へ売られ数々の窮地に立たされてきたものの、何とか乗り切って来た。しかしここへ来て最大の敵とぶつかっている。それは･･･

勉学だった。人間界でロクに学校へ通わせてもらえなかったツケがここに･･･！💦

「お勉強頑張ってるみたいだねぇ～でも頑張り過ぎはダメだよ！」サリバンも心配するほど入間は根本的なことで行き詰っていてげっそり。教科書をすべて読み直してみたけどサッパリだったようでごはんもロクに喉を通らないほど疲弊している入間･･･

「も～テストの問題教えようか？もしくは入間くんのだけ簡単にする！贔屓する！」と理事長の職権乱用を持ち掛けたのをオペラがドン引きの眼差しで見つめる･･･そして。
「それでは入間様のためになりませんし、入間様は真面目な方ですからきっと優秀な成績を修めますよ」背中を押しながら同時にプレッシャーもかけてきたオペラ💧サリバンはそうだね！とお祝いの準備に取り掛かろうとするし、逆効果だったみたい･･･😅

そして部屋に戻ると「大変お世話になりました」と突然改まって頭を下げたのは悪食の指輪のアリさん。ぽかんとする入間に「俺ちんはもうすぐ消えます･･･」とか言い出した💦えっ何で！？💦と青ざめる入間に「だってイル坊のランクが上がったから俺ちんは実体を得たってことでしょ？つまり･･･」

「イル坊がおバカなせいで！テストは赤点ランク落ちて俺ちん消滅！！嗚呼イル坊がおバカなせいでおバカなせいでー！！」
まだそうと決まってないのに囃し立てるアリさん💦さすがにこれは失礼よ💧「面白がってるでしょ！！💢💦」「いや心配よ？本当にいい点採れるの？」「赤点回避･･･くらいは？」「疑問形だわね」

全くわからない魔界の常識のテストに挑む人間入間を褒めてほしいものだけど･･･確かにランク下がったらアリさんがどうなるかわからないというのは心配。
「よし！とにかく赤点だけは絶対回避！！🔥」ここで今一度気合いを入れる入間でした･･･頑張れ🔥

やっぱダメ？

そもそも勉強の仕方がよくわからないまま、魔界のテストに挑もうとする入間。ハードルはあまりに高いけど、アリさんのこともあり気合いを入れ直した次の日。

黒板に「赤点回避！！」と、それぞれ「赤点撲滅」などと書いたハチマキをした問題児クラスのメンバーが黙々と本や机にかじりついていた。珍しい、そして異様な光景にアスモデウスがツッコむと「見てわかるでしょ！勉強だよべんきょー！！」貴様らが！？と思わず仰け反ってしまうアスモデウスに「そうとも！我々は『遊ぶため』に！！努力すると決めたのだ！！補習地獄など耐えられん！長期休みは堕落すると決めているのだ！！💦」理由はともかく頑張ることはいいことだね😅入間も動機にちょっと安心してますw

とりあえず入間はアスモデウスとクララと3人で勉強することに。テストは5教科だけど人間界とは内容は別。得意科目がよくわからない入間のため、ちょっとずつ問題を解いて得意を洗ってみることに。ジャンルは「暗記」「計算」と大きく2つに分かれ、科目によってその点数配分が割り振られている様子。とりあえずいざ出題！

魔界歴史から、「8代に続いて13冠に属している名家は？」→ベルゼビュート、入間は「わかりません」💦
占星学から、「赤月が3日前とすると青星は今日から何日後？」→9日後、入間は「わかりません」💦
薬学から、「悪魔も食らうとされるゴンドラウツボが45kgの悪魔を溶かすのにかかる時間は？」→5分、入間は「わかりません」💦
拷問学から、「恐怖将軍アンドラスが愛用した図の器具の名前は？」→舌噛み槍、入間は「怖い」💦
魔術基礎から、「口頭魔術と無口頭魔術を同時に使えない法則を何という？」→ウロボロスの法則、入間「降参😭」･･･

入間、全滅･･･💦クララですら2つ正解していたのに･･･💦やっぱり僕勉強向いてないのかも、と思われた時ふと目に飛び込んで来た問題が。

「人間の手足は合わせて何本？」･･･え？4本･･･「正解💮」これは･･･！？w

付け上がった先に？

魔界歴史、占星学、薬学、拷問学、魔術基礎･･･魔界の基本の5教科は全滅だった入間💦しかし「人間の手足は何本？」というあまりにも馴染みの問題が。

その後も「猫の好物は？」魚･･･「正解！」、「犬は動物？植物？」動物･･･「正解！」･･･
何と100点！！人間にとっては当たり前の知識だけど悪魔には難しいとされるこの科目は、「魔界歴史の空想生物学」。つまり「魔界にはいないけどいるかもしれない生き物について」という内容。それが人間界の常識とピッタリ一致したのでした。

「このような才能がおありとは！」「100点なんてすごい！」「やっぱ頭いいんじゃないか！」こんなに褒められて、いつもの入間ならはにかみながらありがとう、なんて言う所だけど、慣れない「勉強」で初めて100点を採ったことで様相が少し変わった入間･･･

「そう･･･かな？✨」そう、ランナーズハイならぬ「勉強高揚(スタディーズハイ)」、点数を採る快感でテンションがバカになる感覚に陥っていた！！😅そんな中、タイミングよく次の授業が「魔歴」だとアスモデウス。100点を採った科目を極めるというのもアリかもしれない、と魔界歴史の授業の部屋へ。魔歴担当はダリ先生だと聞き、じゃあ気になったら積極的に質問するのもアリ･･･と思ったその時。

「ひいっ！！💦」生徒が白目を剥いて教室から飛び出して行ってしまった。教室を見ると、大きな部屋ががら〜んと静まり返っていた。逃げ遅れた生徒が出ていこうとした所を問い詰めると、「ダリ先生悪周期で休みで、代わりにバラム先生が･･･」と怯えた顔でその生徒も逃げていった。

バラム、と聞いて入間はピンと来た。あの100点を採った「空想生物学」の問題集の作者に「バラム・シチロウ」と書かれていた。しかし「バラム先生は少し特殊で･･･我々も今回はやめておきますか？💦」と他の生徒と同じようなリアクションのアスモデウス。シンプルに理由がわからないので「えっ？せっかく来たしバラム先生の授業受けてみた･･･」その瞬間、入間の体が浮かび上がった･･･！？

「嬉しいなぁ。やる気のある子は大歓迎だ😈」
突如、天井からぶらり･･･と逆さまに降りてきた巨体の先生！？見ると教室の天井に木の根のようなものが張り巡らされ、何人かの生徒が根に絡まれぶら下がっている！！😱その根に入間も捕まってしまったのだ！！💦

何だか不気味な先生？に捕まってしまった入間！一体バラム先生ってどんな先生なのか！？💦

魔入りました！入間くん62話感想・まとめ

「魔界」だからいろんな奇想天外なことがありすぎて忘れていたけど、入間たちは中高生くらいの学生でしたね← そりゃ普通に本を読んで問題を解いてというテストがあって当たり前です💦悪魔学校って小中学校というより大学っぽい感じで自由に学べるから、逆に基礎とか忘れそうなのが怖い所かも？だとしてもやっぱり入間にとってはハードルが高すぎるテストだよなぁ💦「悪魔の研究」から始めなきゃいけなさそうだもん･･･💦

魔界のテストも普通に意味わかんないし💦「アンドラス」などは作者・西修先生も調べておりメチャクチャ怖い悪魔と形容していたので知識が0というわけじゃないけど、普通の人間は悪魔や魔界のアレコレはわかりません。それでも何とか頑張ろうとしてる入間をやっぱり褒めてほしい･･･アリさんは諦めてるし、サリバンは甘やかそうとしてるし、マトモそうなオペラもプレッシャーかけてるし💦保護者が一番味方になってあげないと！💦

魔界歴史の中に空想生物学というのがあり、その中に人間界の常識が入っているのは、過去に人間との交流があったことを示唆しているのではないでしょうか。中世などでは黒魔術や悪魔召喚からの悪魔祓いなどもあるし、それなりに密接な関係にあったのでしょう。その中で人間界の生き物の生態に興味を持ったのが最後に登場した新キャラ「バラム先生」だったわけで。何か物々しい雰囲気の先生だけど、入間が満点採れたこともあって嫌な感じはないけれど･･･？

次回も楽しみです！