2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そしていよいよ秘密の夜会「デビキュラム」が始まり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている・・・!
バールが英雄と讃えられる中、入間はバリアの主を追いかけて廊下で接触。やはり予想通り、キリヲもデビキュラムに来ていた。バールが三傑並みの権力を持って混沌の魔界になれば君の居場所はなくなる、その時は僕が君を食い尽くして救ってあげる♡と言うキリヲに反発するアスモデウス。だがキリヲは入間の最大の秘密「人間」だと暴露しようとして・・・!?💦
そんな「魔入りました!入間くん」304話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
自作自演で英雄に成り上がったバールに沸く会場。その光景にラズベリィは敵意を剥き出し、レイヂも静かに不満を覚えている様子。そんな中、入間は先程の「バリアの主」を必死に探していた・・・
会場を後にするバリアの主を追いかけて、廊下で声をかけると「久しぶりやな、入間くん」と振り返ったのはやはりキリヲだった。追いかけてきたアスモデウスがキリヲを睨んだ瞬間、キリヲは入間とアスモデウスの間にバリアを張って「バール兄さんが英雄になった意味わかる?」と入間に語り掛けた。
これから三傑並みの権力を持つバールが目指す「混沌の魔界」になれば、欲望剥き出しの悪魔が君をめぐって争い傷つき悲しむ。君の居場所はなくなる。よう似合うてるな、その偽物の角と翼が。キリヲは入間が人間だと知っているとここで初めて認識した入間💦
もしも居場所がなくなっても、君の居場所はここにある♡と、キリヲは口を開け入間に迫った💦君が孤独になった時には跡形もなく僕が食い尽くしてあげる♡と悪魔らしい欲望を剥き出すキリヲの背後から、「たわけたことを抜かすな」とアスモデウスがバリアを破ってきた!!
「今後イルマ様が1人になることなどありえない、このアスモデウス・アリスが傍にいるから!!」
その言葉に入間は泣きそうになるが、キリヲは「君は何も知らんのや」と言って「それなら教えてあげよか」と口火を切った。アスモデウスに入間は人間だとバラしてしまう・・・!
「やめ・・・!!!」「入間くんは、にん」どうなる・・・!?💦
魔入りました!入間くん304話ネタバレ
自分の意志で
遡ることデビキュラムの数日前。唐突に「イルマ様はどこのブランドの香水をお使いなのですか?」とアスモデウスに尋ねられて思わず「えっ」と言ってしまう入間。
「ごめん、何か臭う!?💦」と反射的に仰け反り自分の体臭を気にする入間だがアスモデウスも別に入間が臭いとかではなく何気なく聞いただけ。アスモデウス曰く「清涼感溢れる素晴らしい香り」らしいけど😅ただ「あまりなじみのない不思議な香り」なのだそう。それもそのはず、入間は「人間」であることを隠すために魔界に来てすぐサリバン特製の魔力抜群の香水を大量にぶっかけられています。そのおかげで何とかバレないようにしていた・・・
「オペラさんの特別調合なんだ💦」と取り繕うとアスモデウスも納得。ぜひオリジナルの調合レシピを伺いたい✨と意気込んでいる横で「びっくりした、人間の香りがバレたのかと思った」と胸を撫で下ろす入間。しかし香水の香りが目立つのは問題なので今度バラム先生に聞いてみて気を付けようと思う入間。現在の「人間であることを隠す香水」は同じく入間=人間と知っているバラム先生が調合している様子。
香水の調合も勉強してみるか、とブツブツ言っているアスモデウスを見ながら真剣に思う入間。絶対に、僕の正体はみんなにバレちゃいけない。だって、「自分の口から言う」って決めてるから。いつか絶対、自分の意志でみんなに自分から話したい。
だから、こんな形で今、自分じゃない人の口から伝わって欲しくない!💦
デビキュラムでキリヲに会い、入間の居場所がなくなるという発言を真っ向から否定したアスモデウスにキリヲは容赦なく「人間」と暴露しようとしていた。「ほんなら、教えてあげよか」こんな形でなんて、絶対に嫌だ!!!
「入間くんは、」「やめ・・・」入間はキリヲに向かって手を伸ばす!中指には「悪食の指輪」。サリバンからの借り物の魔力が入っている。「にん・・・」必死の入間は叫んだ!
「パンドッ、る・・・」その時!
グッジョブ隊長!?
自分が人間だということは、絶対自分の口からみんなに伝えたい。それなのにこんな形でバラされたくない・・・!必死の入間はキリヲに「パンドルーラ」を仕掛けようとした!その時・・・
「ポンポコペケポーン♪ペロリンペロー♪ポンポンピロー♪」
何とも気の抜けた音・・・入間も、アスモデウスも、キリヲもぽかーん。「イルマ様・・・?💧」思わずアスモデウスが声を漏らし、入間も慌てる💦予想外のタイミングで電話がかかってきたのだ。電話の主は・・・
「イルマち〜!!!元気~!?✨」
何とクララだった!戸惑っている入間とアスモデウスにお構いなく「通話成功やったぜ!アズアズもいる~デビキュルル終わった?」と元気に話しかけて来る。「そろそろ終わる頃かな~と思って我慢できなくて電話しちゃった!イヒヒ☆」とクララは何だか楽しそう。いっぱいお話したいことがあるみたい。
「あのね、私魔具研でいっぱいお話したよ!魔具のことはネルネル先輩(シネル)といいヒト(ヤバシ)がバチバチ話ぶつけあっててね、チマりんとビァーちゃん(シルビア)は師団披露の案をいっぱい出してくれてね!みんなとってもやる気!隊長も鼻が高いであります!!」
「だからねイルマち、早く帰ってきてね!みんな魔具研で待ってるから!!✨」
おわ~ちびーず雪崩が~!ドシャーンと電話の奥で賑やかな音が響いて切れた。入間たちには待ってくれるヒトと場所がある。クララの底抜けに明るい声と純粋な言葉で気付かされた入間はキリヲの方に真っ直ぐ向いて・・・
「先輩、僕が居場所をなくして貴方の元へ行く、それが先輩の望む未来なら、僕もまた同じように貴方が来る未来を望みます」「魔具研で先輩の居場所を守って貴方が帰ってくるのを待ちます」
入間は真っ直ぐな目でそうキリヲに伝えた。キリヲが最初に見て初めて絶望を覚えた、「絶望しない」入間の目だった・・・
もう先輩じゃない?
入間の正体をバラそうとしたのを止めたのは、図らずも「魔具研見守り隊長」のクララだった。その言葉に救われた入間は「魔具研でキリヲを待つ」と真っ直ぐな目で伝えた。
しばし向かい合う2人。「・・・またその表情(かお)か」口火を切ったのはキリヲだった。「せっかくいい表情してたんに・・・ハァ~興ざめやわ」天を仰いでため息をついたキリヲは突然踵を返し「せやから今日はこの辺でおいとまするわ」と去ろうとした。
「逃がすか」アスモデウスが炎を構えて追いかけようとするが、背後をまた強固なバリアで防がれてしまった。不意打ちにも強度のある魔術で対処できるキリヲにいよいよアスモデウスも不安が募る。そんなアスモデウスをよそに「入間くん、君の望みか僕の望み、どっちかはきっと叶うはずや。どうしたって僕らは惹かれ合う、運命の天敵(てき)やから♡」そう言ってキリヲはさっさと行ってしまった。
バリアを張ったまま去ってしまったキリヲに入間は先輩!と呼びかける。アスモデウスはバリアを破ろうと「心臓破り」でお披露目した「火岸花(アマリリス)」の魔術を押し込んでみるが、バリアはびくともしない。厳しい修業や授業を経て今出せる最大魔術なのに、どうしてあの「魔力が少ない」キリヲが太刀打ちできるのか。
以前魔具研師団室で拳を交えた時にも感じた違和感。魔力が弱いせいで3年生でありながらランク2という低さ、さらに虚弱体質だった彼がこんな高度な魔術を使えるわけがない。本当にあの悪魔は、あの「アミィ先輩」なのか・・・!?💦
その頃、去って行ったキリヲは久しぶりに入間と直接話をしたことに悦楽を感じ息を荒げていた。「よう我慢した、まだ早いからな・・・」と、本当は今すぐにでも入間を頭から飲み込みたかったのを必死で抑えたらしいキリヲ。そして「魔具研」と懐かしい名前を口にしながら「ごめんやけど」と呟いた。
「僕はもう手遅れなんよ、入間くん」
トレードマークの眼鏡をかけてそう言ったキリヲの後ろには、仮面を被ったアトリの姿が・・・。
信じたい気持ちでキリヲが去った先を見つめる入間。キリヲは完全に変わってしまったのでしょうか・・・。
魔入りました!入間くん304話感想・まとめ
意味深に「にん」で止まってたこともあり、きっとキリヲが入間は人間だと言おうとしたことは阻止されるんだろうとは思いましたが、まさかのクララでしたね。オペラかと思ったのに・・・←
でもここでクララから電話が来たことにも意味はあって、入間がピンチの時に助けたのがアスモデウスとクララ、入間の「親友」の2人だったというわけです。そして「キリヲは天敵」というのもわからされてしまったという。入間は望んでいなかった未来だと思うけど、キリヲは自分の欲を最優先してそのために何でもする悪魔なので、キリヲが一方的に入間を天敵にしてしまった気がします。キリヲを完全な悪魔にしてしまったのは「入間が人間」だったから・・・何か悲しい関係ですね😢
それでも入間はアスモデウスとクララ、その他級友や先生たちと楽しく過ごすことに価値を見出し、そのためにいつか自分の口から「僕は人間です」と言って、ちゃんと魔界の住人、「魔界に暮らす人間」として悪魔に、魔界に認められたいわけで。それが入間の「欲」。キリヲとは相容れないのは当然です。それでも入間はキリヲが戻ってくることを望むし戻って来させたいんでしょう。キリヲが一番嫌がる「野心家」ですからね。
キリヲの後ろにいたアトリ、「六指衆」。キリヲはどこまで堕ちていくんでしょうか・・・
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の304話ネタバレを紹介しました!
が…
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