2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親に遊ぶ金欲しさに悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を孫として熱烈に受け入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔の学生として通わせることに。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないことに集中していた入間だが、アスモデウスとクララという悪魔の友達ができ、問題児クラスの級友や先生、生徒会長アメリと交流することによって「魔界で自分らしく生きる」ことも少しずつ意識するように。
師団披露で順当な順位にはつけなかったものの、全校生徒へ大きな驚きと感動を与えた功績を讃えられ入間たち魔具研究師団は「トリッキーで賞」を特別に受け、入間は魔具研究師団の代表としてランクが3にアップ!本来はキリヲが貰うべきだったしランクがすべてなのかはわからないけど、大事にしようと思う入間でした。そんな彼を遠くから見ていた男・・・彼の目的は!?💦
そんな「魔入りました!入間くん」38話ネタバレを紹介します。
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魔入りました!入間くん38話ネタバレ
あの人の正体
「おとーさまは悪いやつを捕まえてるの?」小さな女の子がそう尋ねている。特徴的な猫耳ヘアーにまつ毛がキリッとした大きな目のこの子は・・・小さい時のアメリ会長!?w
「あぁ、魔界の約束を破った悪魔を捕まえるんだ」と父がそう教えると「カッコイイ!アメリも捕まえる!」と元気に返事をするちびアメリ。はははと笑いながら父は「そうか、でも悪魔以外にも捕まえたりするんだよ」と続ける。
「例えば・・・人間、とかね」
その「人間」入間は師団披露が明けた次の日から全校生徒に注目されてしまっていた💦みんなが入間を見てザワザワする中、俯いて登校しても「入間くーんおはよー!」と女生徒に大声をかけられビクッ。それを見て周りもカワイイと囃し立てる💦
咄嗟に校舎の陰に隠れ、鞄を頭に抱えながらそろそろと教室に向かう入間。先日の師団披露の花火の件で一躍有名になってしまったがためにより一層目立ってしまっている様子。もっと気を付けないと、万が一人間だとバレたら・・・「どんな目に遭うかわからないんだから・・・」と、呟いた時に顔面に何やら感触が。
見るとそこにはアメリ会長が。大柄なアメリ会長の髪の毛が顔に当たったみたい。アメリさん、と声をかけるもアメリ会長は何やらキョロキョロと落ち着かない様子。どうしたのか聞いてみると「知り合いが仕事で近くまで来ているはずだけど見つからない」と。何やら焦っており入間に対してもいつもと違う素っ気ない態度。そのまま行ってしまい、あのアメリ会長があんなに焦ってるなんて珍しいな、知り合いって言ってたけど一体どんな人なのかと入間が思っていると・・・
背後からものすご~い圧が。そして「入間くん・・・だね」と重々しい声で尋ねた後「話がある」と人気のないベンチのある場所へ連れて行かれてしまった・・・💦
そして並んで座る2人。頼まれてつい一緒に来ちゃったけどこの人誰だろう?と困惑の入間。でも、特徴を見て誰かに似てるとも思う。入間が見ているとその人も食い入るように入間を見つめてくる。相変わらずの圧に縮こまっていると、その人もまた「彼が入間・・・」とまたも考え始める。
そう、この人はアメリ会長のお父さん!師団披露開始直前にサリバンを拘束していた魔関署警備局長で13冠の1人・アンリです!入間の何かを調べているのか・・・?💦
プロの父の推理
目立つのを避けるために校舎の脇に入ったのが運の尽き?アメリ会長の父で魔関署警備局長、13冠の1人・アンリに見つかって「話」をしに連れて行かれた入間。
サリバンを拘束していたのは「人間を不正渡航していた疑い」のため。しかしキリヲによるテロが進められていた時、ロビン先生が放った矢文が届きサリバンは入間の身を案じて「学校へ戻る」と言い出した。アンリも警備局長としていくら三傑の1人とはいえ毅然と「まだ取り調べは済んでいません。嫌疑が晴れるまで居て貰わないと」と言うも「今回は証拠がないよね、ごめん」と去ろうとするサリバン。それでも止めようとしたが・・・
「帰ると言っている」
ものすごいオーラで睨みを効かせたサリバン。アンリも他の警備悪魔も全員ゾクッとなり動けなくなってしまった💦ドス黒いオーラを纏って出口へ向かうサリバンの背中を見送ることしかできずにいると、「ごめんね、でも帰るって約束したからさ」「入間くんと😊」入間、の名を出した瞬間パッと恐ろしいオーラが消えサリバンは笑顔で帰ってしまった。一応監督でいたバールにアンリが目配せするも、バールはお手上げのようなポーズで首を振るだけだった・・・
その時のサリバンを思い出し、アンリは確信した。サリバンがあそこまで執着するのは間違いない、やはり通報にあった通り、入間はサリバン様に無理矢理連れて来られた人間だ!!そう思ってアンリは突然入間の顔を両手で挟んだ!💦何がなんだかわからない入間だが「前にもこんなことあったような・・・」とちょっと思う。さすが親子、アメリ会長も最初入間を人間だと確信して顔を挟んでましたね😅
顔を挟んだ後は外傷がないかをチェックするアンリ。入間の気持ちほったらかしで勝手にあれこれやりながら、アンリは考える。彼の口から助けてほしい旨を言われなければ保護はできないらしく、接触成功したしこのまま親密になろうと考え・・・「あの💦」困惑が止まらない入間の一言を遮り「これは内緒の話だがね」とアンリは話し始めた。
「実は私、人間に会ったことがあるんだ」「えっ💦」
ストレートに本題に入ったアンリに図星を突かれた入間は焦るしかない💦「に、人間て、あの、捕まえたんですか?💦」ワナワナと青ざめて尋ねる入間にアンリは・・・「捕まえて上半身は研究室、下半身はその日のうちに同僚と鍋で・・・」ヒエエェェ!!!😱💦
「というのは冗談で」冗談かいっ!!💦ズコーッ💦わかりづらいからやめてあげてよ💦
でもこれを本気で「冗談話」と話し空気も和んだと思っているアンリは「本当は保護して人間界に帰した」と言った。保護してもらえるのか・・・?と思った入間が反応すると「正規の手続きを取って、すぐに人間界に戻れるように、魔界での記憶を全部消して家に帰したんだ」とアンリは教えてくれた。
人間だと言えば元の世界に帰してもらえる、でも魔界での記憶は全部消されてしまう。それって・・・
「『元祖返り』が増加している魔界に人間がいるのはとても危険だ。だから入間くん、君がもし助けてほしいなら・・・」え、入間帰されてしまうの・・・?💦
パニックお父さん
過去に人間と会ったことがあると言ったアンリ。食べたりはせず「保護、送還」するらしいけど、魔界での記憶は全部消されてしまう・・・入間が「助けてほしい」と言えば戻れるけど・・・
「君がもし助けてほしいなら・・・」アンリが言いかけたその時。
「お父様!こちらにいらしたんですか!」ヒョコッと現れたのはアメリ会長だった!探しました、電話もしたのにと言う娘・アメリ会長の横で入間はようやくアメリ会長の父だと気づいてアワアワ💦
入間とはもうお話になったのですね、と娘の言葉に「知り合いなのか?」とアンリが尋ねると「はい、彼は学内でも有名ですから」とアメリ会長は話し始めた。
「入学当初から多くの功績を残していますし、先日の師団披露でも見事な披露をしてくれました」「入間は、とても優秀な『悪魔』ですよ」
胸を張って堂々と言う娘の姿に、アンリは一息置いてから「そうか、彼には道を聞いていたんだよ、助かった」と人間の話は出さずに誤魔化した。娘がそこまで言うのだから、とアンリは深追いしないことにしたようです。間一髪・・・?w
しかしお前がそこまで評価するとは珍しい、とアンリが言うと「いえっ、そのまぁ、彼とは・・・よく2人で話すと言いますか・・・」と突然わかりやすく慌て出したアメリ会長にピクッとするパパ。「2人で?」と口調を強め聞き返すと「はい、放課後一緒に談話室でお茶して・・・」「お茶?」ゴゴゴと今度は娘にすごい圧をかけるパパ💦「2人で密室で何の話を??」
そう、「初恋メモリー」は魔界では持ち出し厳禁の秘密の書物。それを2人で読んでるとは言えないので「主に恋愛についての話を!!(どーん)」言っちゃったアメリ会長・・・パパの脳裏に稲妻が走る⚡「れんあ、れ・・・?」とわかりやすく焦り始めたパパに「もちろん、他にも将来(の夢)についても語ってます!💦」と火に油を注ぐような追い打ちを無意識にかけちゃうアメリ会長・・・「恋愛+将来=結婚」と勝手な方程式作ったパパ、眼鏡がパリーン💥「お父様ーーー!!??💦」
おとーさま♡と言ってたあの可愛い娘はどこへ・・・とフラフラになってしまうアンリパパに「大丈夫ですか💦」と思わず声をかける入間。すると「貴様にお父さんと呼ばれる筋合いはない!!(くわっ)」とか叫ぶアンリパパ💦お父さんとは呼んでないよ!💦結局アメリ会長が父を医務室に強制連行することでその場は終了・・・嵐のような出来事、父娘だったなぁと思う入間でした😅
そこへ「入間ちー!!」とクララが飛んできた。その後ろからなかなか来ないから心配したとアスモデウスもやってきた。「保護」、それは元々望んでいたことだけど、この楽しい魔界での時間、かけがえのない悪魔の友達や家族を思うと「僕は絶対人間とバレないようにしよう!」という結論を出した入間なのでした。
魔入りました!入間くん38話感想・まとめ
今回はアンリを通して入間という人間、そして魔界のシステムを少し勉強した回でしたね。にしても見た目だけじゃなく性質、言動まで父娘そっくり!!思い込みが激しい所もそっくりでしたね😅なまじ実力がある家系っぽいから何か似た感じになるんでしょうかね😅
アンリは魔関署警備局長という重要な役職でありながら悪魔の中では規律に則った珍しい性質を持っているのかもしれませんね。ということは、結構昔から「魔界に人間が紛れ込む」というのはあったのか!?昔は人間界でも黒魔術とかありましたしね・・・人間がいくら欲深くても悪魔みたいに特異能力が備わっているわけじゃないし、「人間=エサ」と思っている環境でまして「共存」は難しい、無理という判断なのでしょうか。・・・上手いこと生き延びた人間もいそうなんだけどね・・・←
父娘揃って最初は「人間」と疑わなかったけど、アメリ会長は入間が魔界で自分のためにみんなの意見を聞きながらあれこれやっているのを見てて「優秀な悪魔」と判断したのは何かよかったですね。アメリ会長の中でもしかすると「人間」へのイメージも変わったのかもしれません。それがいいものか悪いものかはわからないけど、今の入間は「人間」よりも「悪魔」として優れている、とどうしても言いたかったのでしょうね。
人間だとしてもすぐに取って食うわけじゃないアザゼル家。今後入間との付き合い方もいろいろ・・・?
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の38話ネタバレを紹介しました!
が…
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