2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。
アニメ2期も無事終了。しかし!ジョンのガチャ展開中、コンタクトレンズともコラボが決定し、オンラインストアではゼンラニウムのぬいぐるみも発売中!!アニメが終わっても落ち込む暇はないぞ✨
人間と吸血鬼が共存する世界の新横浜というニッチな街で、退治を名目に出会って同居することになってしまった、若き吸血鬼退治人のロナルドと、真祖にして最強の血筋なのにすぐ死ぬ吸血鬼のドラルク。偶然か必然か、2人を中心にクセの強いキャラクターが織りなすハイスピードギャグ作品!でもたまにシリアス、仄暗い闇も見え隠れ・・・新横浜の世界はこれからも人間界にも席巻していくぞ!!🦇
前回は316話のナギリの夜の、神在月先生目線の話をお送りしました。「辻斬りナギリ」、この世の物とは思えない能力者で誰も敵わないとされた「バケモノ」像に違和感をずっと覚えていた神在月先生。担当編集者クワバラさんは「そんなやつおったなぁ」きっと世の中のイメージも今はそんな感じ。確かに彼はいる、だから神在月先生は時々現れるアシさんとナギリの姿が重なってしまうのでした・・・。
そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」323話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
ダンピールの漫画家・神在月シンジ先生はこの日も原稿が進まず音頭を踊っていた・・・と、担当編集者のクワバラさんが訪ねて来て「原稿仕上げないとコロッケにされるコンベア」に強制連行💦
何とか芋と混ぜられる直前で原稿を仕上げた先生は、クワバラさんに連れられコロッケカレーのお店へ😅先生の連載作品「アイジャ飯」に出て来るダークな殺し屋忍者がいいと感想を言われると、「彼はたまに来るアシさんと・・・『辻斬りナギリ』がモデルです」と俯いて話した先生。クワバラさんにとって辻斬りナギリは「都市伝説」的なにわかに信じられない、今は「そんなやついたな」程度の印象。そんなのとなぜアシスタントが重なったのか、クワバラさんにはわからなかった。
ダンピールである神在月先生も一応吸血鬼の気配を察知できる能力はあるも吸血鬼対策課の半田などとは及ばないほど弱いとか。体調管理のための血剤をたくさん飲んでも意味はないし、クワバラさんは「ぜひナギリを見つけたら駆けつける」と変に期待しているけど・・・神在月先生は複雑な気持ち。
帰ってやはり案が浮かばないので資料整理をしていると、自身でまとめた「辻斬りナギリ」についての資料が目につき開いてみる。被害者数千人、不死身のバケモノなんてありえない、でも辻斬りの犯行だとわかっているケースの被害者は退治人や吸対の人間ばかり。一体「辻斬りナギリ」はどんな気持ちで辻斬りをしていたのか・・・
と、突然玄関先に気配が。そこにいたのはあの日の、雨に濡れたアシさんだった。「何をされても何をしても何とも思わなかったあの日に戻るんだ、力を取り戻せば俺は戻るんだ!」顔を覆ってそう叫ぶアシさんに「バケモノ」像が重なってしまう先生。「戻って、戻った場所に君はずっと居たいのかい?」そう言葉に出してしまった瞬間、ナギリは飛び出してしまった。血剤を無意識に掴んで追いかける先生。
少し生気を失ったような顔の人もいるが、平和な新横浜の街。体力も、まして彼を救う力もない先生は「・・・くそっ」とその場に立ち止まってしまった。その後ろをナギリに似た少年が通り過ぎて行った・・・。
吸血鬼すぐ死ぬ323話ネタバレ
藁をも縋る作家
ロナルド事務所にて、退治人と自伝小説家の二足の草鞋を履くロナルドがまたも原稿に追われ絶叫していた💦もはや名物・・・「締切破った罪でオータム書店のオータムぬか床で美味しいロナルドぬか漬けにされちゃうよおぉ😭」そこまで予想できてなぜ計画的にできないのだ・・・😅
性懲りもなくネットニュースなんか開いていると、「シンヨコハマAI電撃デビュー」とかいう広告が。新横浜で開発された新横浜だけで使えるローカルAI、大量のテキストデータを学習することにより自然な会話や質疑応答、文章作成など行うことができる・・・「文章作成」に感化されてロナルドは「ログイン」をクリック。お漬物まで6時間なのにネタすら浮かんでないし、AIに手伝って貰えたら・・・物は試しだ!
ロナルドのクリックはとあるサーバー室に信号として飛んでいき・・・「お、仕事来た」机に置かれたモニターを前に座る普通のおじさんが呟いた。・・・実はシンヨコハマAI、納期が間に合わず人力でとりあえず間に合わせていた!!💦相変わらず適当だな新横浜って・・・😅
準備が整った所でロナルドの画面にもAIからの「知りたいことを書け」と何か横柄な説明文と入力バナーが映った。試しに「ロナルドウォー戦記って本知ってますか?」と書くと・・・「面白い作品名ですね!興味深い、どんな本ですか?」このおじさんはロナ戦知らなかったか💦でもシンプルに傷ついて「知らなくてもそうだよねごめんなさいヴーッ😭」とか泣いちゃうロナルド・・・しかし締切まで時間ないので気を取り直して「自伝小説です、書くの手伝って下さい」と送ると「もちろんです、作成したい文章を入力してください」とAIに化けた普通のおじさんが返答。これってただのチャットだよね・・・😅
「俺は退治人ロナルド。町は今宵も混沌で満ちている。すると・・・」そこまでロナルドが書く。待つおじさん。・・・ロナルドからの返事はない。「そっから!?そっからおじさんが書くの!?💦」思わず突っ込んじゃったおじさん。ロナルドってばネタ浮かばないからってAIに丸投げしたな!?💦手伝いというか©おじさんじゃん💦
適当に「すると前方に巨大な影が見えた」と濁したおじさん。おじさんだとは知らずロナルドはAIの技術に感動。そして「巨大な影って何!?詳しく」ってやっぱり丸投げじゃん💦「何だ今の影は!?ロナルドは影を追って走った。驚くべき正体とは・・・」ここでまたおじさんに丸投げ。そう言われても知らないよ、作家なんだから自分で埋めてよと思ったけど「それができないから頼ってるのか」と悟っちゃうおじさん。「私に追いつくとはすごいな」また適当な続きが返ってくるもロナルドももはや自分で捻出を諦めているので「しゃべる影って何だ怖い」とか思いながら「正体を現しな」と続けた。
だから知らないってば💦追い詰められたおじさん、「影の正体は吸血鬼だった!さてどんな吸血鬼でしょう」とクイズ形式にしてみた。ロナルドの解答は・・・「何だお前は!ヒント頂戴」
歯を食いしばるおじさん・・・💦
AIになりすまし普通のおじさんvsどうあってもネタを出さない作家ロナルド!また締切ダメだろうね←
クソダサ吸血鬼爆誕
締切まで6時間なのに「シンヨコハマAI」とかいうのを見つけちゃって自伝のネタを「手伝ってもらう」名目で丸投げしてるロナルド。AIも間に合わずただのおじさんとのチャットになってるし、不透明なキャラの押し付け合いに・・・💦
どうしようもないロナルドのせいで「長考中」になったAIことおじさん。ロナルドは期待してるけどおじさんはプレッシャーに押し潰されそうになっていた💦とりあえず「ヒント:鋭い眼差し」と大昔に考えたパスワードのヒントみたいな出し方すると、「貴様、眼差し鋭いな!もっと教えて」と追い詰める返答!やめて、私には妻も子供もいるんです!😭「パパ脳●炸裂ガール歌って」とか言う無邪気な娘がいるんです!💦
そう言いつつ真面目に考えちゃうおじさん。こういう時ってイケメンの敵が出て来るもんじゃ?じゃあイケメンの特徴を列挙してこう、最初巨大な影とか書いたけど3mのイケメンってことで、とかい思って次のヒントを「鼻がすごい」と送る。と、「貴様ドリルみたいな鼻じゃないか!それで吸血する気か!?」とロナルドの思考は明後日の方向に向いているみたい💦おじさん困惑💦
いきなりすごい齟齬が生まれたよ、何でドリルが生えるんだ修正しなきゃとおじさんは必死に「その吸血鬼の鼻はみるみるドリルではなく鋭い鼻に」と送るも、明後日どころか3か月後くらいの思考しているロナルドは「その鋭い鼻は伝説の鼻ブレード!?」とか言い出した💦なぜ頑なに鼻を武器化したいんだよ💦ドリルより振る動作がある分鼻ブレードの方がダサそう←
思い切って「鼻ブレードが自らブレードを折るとその下はイケメンだった」と言ってみるも、「折った鼻ブレードを天に掲げると月が不気味に光り雷が落ちた。そこにあったのは禍々しい雷を纏った『超鼻ブレード』!!」ダメだーっ💦「俺を切り裂こうと頭をブルンブルン」やっぱり鼻ブレードの使い方そうなんかよ!クソダサいな!💦
すると突然「そういえば巨大な影ってどんな影?」と質問口調で返してきたロナルド。設定を覚えてたことにちょっと戦慄しながらおじさんは設定を生かして「巨大な獣を狩っていた」設定に。結構良くない?と思ったのに「鼻ブレードは突如ペットショップに行き象さんを買った」とか急展開すぎるわ!💦「熱い絆で結ばれていた」って初対面でしょ!💦
せっかく設定考えたのに思考がぶっ飛びすぎなロナルドにちょっとムカつきながら「自身の鼻ブレードを強くするため象の血を欲した」と軌道修正を促したら・・・「嘘だああぁぁ鼻ブレードは象さんを傷つけたりしないんだぁぁ😭」お前の中で鼻ブレード何者なんだよ!!💢💦「象さんと鼻ブレードは幸せに暮らしている」海辺の白い家まで字面から想像させやがって💢💦
ロナルド、自伝作家より絵本作家の方が向いてる?🐘
目を覚ませ両者
退治人の自伝ということで王道のバトル物にしようとAIおじさんが頑張るも、ロナルドの思考がぶっ飛びすぎててまとまりのないSF絵本みたいになってきた💦
鼻ブレードがダメなら新たな敵だ、と案を出すも、ロナルドから送られて来たのは「それは邪悪な鼻ドリル族吸血鬼だった」ってドリルの方も気に入ってたんかい!💦装備欄鼻しかないの!?💦
そしたら突然筆が乗ってきたらしく「貴様も見ただろう鼻ブレードめの凋落を。彼奴は象に溺れ力の使い道を誤った」「彼らに何をするつもりだ」「何をだと?凄惨な制裁を邪魔しようと言うのだな?👎」と勝手に謎の展開始めちゃった💦AIの誇りにかけて、いやAIじゃないけどこのやべー状態を修正しなくては!💦
検索していると、「ロナルドウォー戦記」1巻が引っ掛かった。おじさんは画面を「長考中」にし、2時間後・・・「あなたの作品読ませて頂きました」どうやらおじさん、1巻を購入してすぐさま読んでくれたよう。
「とても面白かったです。しかしこれはあなた自身の経験を元に作られたからこそのエンターテインメントだと思います」「僭越ながら申し上げますと、AIはあくまで補助ツール、あなたはあなた自身で物語を作るからこそ『ロナ戦』は生まれるんじゃないでしょうか!」
うん、ありがとうAIさん、俺頑張るよ・・・✨
ロナルドがそんなことを言っていた頃、おじさんのAIサーバー室の天井が開き「AI完成しました課長」と社員。おじさん課長だったんかい!😅
私のAIおじさんとしての責務も終わりか、本当に全うできたか疑わしいけど鼻ブレードの話できちゃったし、まぁこれが最後のAIとしての仕事・・・と呟いておじさん考えた。
「私の・・・AIとしての・・・」
その後、おじさんはAIはやめたけど吟遊詩人としてAIおじさんの物語を語り継いでいったのだとか。バーなどで「♪鼻ブレードと象さんが~ 幸せに~」的な歌を軽快に歌っているそうです🎸
そしてロナルドはやっぱり担当フクマさんに連行されていったのでした。美味しく浸かってきてね←
吸血鬼すぐ死ぬ323話感想・まとめ
うーん、作者盆ノ木至先生の理想を書いたような話だなぁ😅ネタ捻出するのって膨大な知識と経験、語彙力と表現力がないとできないもんね💦頭で思い描けてもうまくアウトプットできないと伝わらないからね。ここで一時休載なので、本当しっかり休んできてください・・・💦
あまりに便利すぎる機械や技術ってやっぱ「中に人入ってるんじゃないか」とか思うからその応用的なネタでしたねwだからってAIをおじさんにするってすごいし、ロナルドとはいえ「鼻ブレード」「鼻ドリル」ってブッ飛びすぎ😅てか鼻ドリルだと他作品にいなかったか?鼻ブレードは「折る」こともできるのにそのまま「頭振って使う」思考にしかならないロナルドっていう表現が上手いのよね😅あとおじさんの娘の無茶振りの表現とかリアル😅今時の子は今時の文化を親が完璧にできると思ってそうだから辛いよね😅
自分の体験あってこそ自分の作品になる、というのは自戒も込められてるんだろうなぁ・・・というか今更だけど、新横浜でしか使えないシンヨコハマAIの需要は新横浜にしかないわけだけど、それでこのおじさんの会社は立ちゆくんだろうか?世界にも通用する筆頭商品になるから会社も成長するわけであって・・・新横浜は金久祖さんみたいな底なしの富豪もいるし意外と潤ってるのかな←
次回はいつかわからないけど、リフレッシュした盆ノ木先生の新たなネタを楽しみに待ちましょう!
次回も楽しみです!
「吸血鬼すぐ死ぬ」を無料で読む方法!
今回は、「吸血鬼すぐ死ぬ」の323話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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盆ノ木先生、ちょっとブッ飛んだ絵本とか描かないかな?鼻ブレードと象さんの話、カラーで読みたいです←
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