魔入りました!入間くん294話ネタバレ感想!獲物、敵味方、どれ?

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そしてハイランク悪魔たちが密かに進めていた「魔界の新時代」の準備がいよいよ始まる・・・!

三傑の孫による「秘密の話」。それは、今回の夜会に参加できた才能ある若い悪魔を大人のハイランク悪魔たちが品定めしているから、よりよいスポンサーを味方につけるため「勝負」しよう、ということだった!悪魔族より昔からいる絶対的権力者の「魔神族」の姫もいるし、入間はどうアピールするのか・・・そしてカルエゴ先生とナルニア兄弟も睨み合っていて・・・!?

そんな「魔入りました!入間くん」294話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

デビキュラムのダンスタイム中、突然ラズベリィに交代された入間。ラズベリィが持ち掛けた「秘密の話」、それは「自分たちにとって有力なハイランク悪魔に目を付けてもらえるチャンス」ということだった。

言い換えれば三傑の孫とアスモデウス、アメリ会長「魔王に一番近い若魔」、5人にとってここにいる全員が「魔王の部下候補」ということになる。根っからの勝負師の家系のラズベリィにとってはまたとないチャンスでさっきから興奮が止まらないようです。

同じ話を同じく強引に交代されたアメリ会長もレイヂからされていた。アピールを上手くすれば品定めする側もされる側も「早い者勝ち」というわけ、もうその攻防は始まっているということ。さらに「私に近づいたのは父アンリとパイプを繋げようとしている作戦」だとアメリ会長はカマをかけてレイヂを挑発したのだが・・・レイヂはただ単に「同じランク6だから激励&宣戦布告に来た」と宣言😅せっかく牽制したのにちょっと赤っ恥・・・💦

一方入間もアスモデウスがラズベリィを引き剥がした。すると、ラズベリィは3人で「壁壊し」に行こうと言い出した。実は今宵の会には、悪魔族よりもはるか昔から魔界に君臨し魔界を統べる上位種族「魔神族」の姫が来ている。彼女に見入られれば一気に魔王の座が近づくという。今宵はより良いパトロンを得るための「戦」、入間はより良いスポンサーに魅入られるでしょうか・・・💦

そしてカルエゴ先生も敵か味方かわからない身内、ナルニアと対峙。ナルニアの思惑とは・・・!?

魔入りました!入間くん294話ネタバレ

競争もいいけど

デビキュラムは「若い悪魔にとってのパトロン争奪戦」と教えられた入間。アスモデウスやアメリ会長ともここでは競争しなくちゃいけないってこと・・・!?💦

「パトロン争奪戦ねぇ。それで俺とお近づきになりてぇってワケかい?面白ぇ、俺は戦場育ちだから競争ってヤツは好きだぜ?w」
早速レイヂとアメリ会長が1人目のパトロン候補にお目通りして火花を散らしている様子。その相手は現13冠、四方筆頭のアマイモンです🐺割と身なりが美しい2人が戦場に詳しいアマイモンに交渉しているのがちょっと珍しい気もするけど・・・アメリ会長は肉体派だしレイヂも手づかみで食事するワイルドさを持っているので意外とお似合いかも!?w

「レディ・・・激励してやったのに私と争うつもりか?」「激励されたからこそこちらも火がついてしまってな」そう言うやいなや2人は西方の戦場の話や13冠の仕事について質問攻め😅それをいいぞ争え!とアマイモンは豪快に笑いながら見守るw「早速やってるねぇ!」と遠くから見ていたラズベリィ。アスモデウスがアマイモンについて「戦場統括の13冠」と説明しながらご挨拶行く?と促すも、まだちょっと腰が引けている入間くんです😅

「グイグイ行こうよ、大本命は今手が出せない状態だしさ」とラズベリィ。大本命は魔神族のシュラ姫。彼女は今、サリバンたち三傑が挨拶をしている真っ最中。三傑が揃っている中で格式高くかしづいてお辞儀をする「おじいちゃん」の姿にちょっと圧倒されながら入間が見ていると、「しばらくは三傑様が会話独占だね~、あそこ入ってったらさすがにブッ飛ばされるし!」とラズベリィはぴょんと横に飛び出し・・・

「俺はレディとお話したいな♡」ラズベリィが目を付けたのはアムリリスだったwアスモデウスの母でありながら現13冠色頭ですからね👍「あら、積極的な男性はスキよん♡」とアムリリスはノリノリだけどすぐさま「ダメだ💧」とアスモデウスがラズベリィの頭を鷲掴み。「我が家系が貴様に加勢するなで決してない!!💦」だそうです😅そこを何とか!なラズベリィと、「騎士な息子♡」なアムリリスです😅

さすがに同世代のみんなが自身の売り込みをハイランク悪魔たちにしているのを見ると、うずうずしてくる入間くん。でもどうしたらいいのか・・・と、「キミは行かなくていいんスか?」フェンリルがひょっこり。びっくりして振り返ると、アメリ会長の1日SDのフェンちゃん登場。みんなアピールしてるっスよ~と言われ、入間も話しに行った方がいいことは何となくわかるけど・・・

アズくんたちから離れないって約束してるし、何より「人間」だとバレないようにしなくてはいけない。だからあまり動き回らない方が、と思って入間は動けないでいるのでした。

「んじゃ、俺とお話どうッスか?」・・・?えっ!?💦

魔関署の秘密!?

みんながハイランク悪魔たちに売り込みをしている中、入間も正直興味はあるけど「人間だとバレないように」「約束を守るために」動けないでいると、「じゃあ俺とお話しますか?」とフェンちゃんに言われびっくり💦

驚く入間に「なんたって魔関署のNo.3ッスから!レアっすよ俺は✨」とフェンちゃん。そして「魔関署の悪魔に興味ないッスか?」と耳打ち。「鋼鉄にして厳密・・・簡単にはその身を明かさない悪魔が恐れる悪魔・・・」何を考えているかわからないような目だけど、確かな圧力を感じる。「魔関署はこう言われています。『味方につければ最高の牙、敵に回せば最悪の死神』ってね」何か含みを感じる発言だけど・・・💦

その頃、カルエゴ先生は兄・ナルニアと1対1で対面していた。「どういうおつもりですか、貴方は私がここに来た理由を知っているはずだ。私には説明を受ける権利がある、違いますか?」そう睨みを効かせてカルエゴ先生が進言すると、ナルニアは突然指を顔の前に掲げ・・・

「不可侵円卓(パーフェクトセッション)」黒い半球型のバリアを出現させた。これは最高位の隠匿魔術・・・カルエゴ先生が考える間もなく「これで姿も声も外には漏洩しない」とナルニア。どうやら水の中のようにゴポッという音がする魔術のようです💦特に怯むこともなくカルエゴ先生は「では改めて、説明して頂けますか」と迫るように質問した。

「アザゼル・アンリ警備局長」・・・!?💦
何と、ナルニアはアンリの変装だった!!💦カルエゴ先生はいつからナルニアではないと気づいていたのでしょうか?💦「事前に伝えられずすまない。しかしこれが私の役割でね」そう言ってナルニアに変装していたアンリは説明を始めた。

「相次いで起きているハイランク悪魔の失踪の件は君も知っているだろう。この夜会は危険すぎる、まるでエサ箱だ。私は『新13冠候補たちの秘密裏の護衛』というわけだ」この件は現存している13冠の全員と三傑にも許可を得ている案件なのだとか。さらに「魔関署としては特別警備局長であるナルニアを認知させたくない」という考えなのだとか。

「矢面に立ち鋼鉄たる魔関の顔として外部と渡り合う」のが警備局長であるアンリ「裏で自由に動き悪事の抑止力となる」のが特別警備局長であるナルニア。そういうシステムが暗黙のうちにできていたようです。今後ナルニアが動きづらくなるようなことは避けたいから、ということでアンリが化けていたそうです💦

「では、兄は夜会に来ていないと?」カルエゴ先生が尋ねると・・・
「いいや来ている。すでに会場入りしている」何だって・・・!?💦

感づかれたか!?

皆がナルニアだと思っていた人は、魔関署警備局長でアメリ会長の父のアンリだった!💦ナルニアの姿を外部に明かさないための細工だったようですが・・・

そのナルニア本人も夜会にしれっと紛れているという💦これはさすがのカルエゴ先生も気付かなかった様子💦
「彼は孤軍の狼、正体を隠し自由に動き回っている・・・」厳密なナベリウス家の番犬として、魔関署特別警備局長として夜会を嗅ぎまわっているそうな・・・💦

「誰にも見られず静かに忍びより獲物を狩る。彼と言葉を交わせるのは『選ばれた悪魔』『捕まった哀れな獲物』だけ。今頃はまた怪しいニオイを嗅ぎつけて、魔界に仇為す敵を見つけているかもな」
「彼はとても鼻が利くから」

「スンッ」そんな音がした。獲物の匂いを嗅ぎ分ける犬のような、鼻を鳴らす音。
それは・・・入間の肩に手を回そうとしながら近づいた「フェンリル」からだった。ということは・・・!?💦

ただならぬ気配に思わず入間もバッと振り返った。「?今何か・・・?💦」尋ねてみるも、「いや、別に何でも」そう言って目を逸らしたフェンリル。彼はまた「スンッ」と鼻を鳴らしてニヤリと笑った・・・💦

フェンリルがナルニアなのか!?まさか、入間が人間とバレた!?💦
入間は彼にとって「選ばれし者」か、それとも「哀れな獲物」か・・・💦

魔入りました!入間くん294話感想・まとめ

まさかの急展開!💦ナルニアが実はアンリの変装で、実際のナルニアもフェンリルに変装して入間の正体を暴こうとしていた・・・ってこと!?💦

「入間が人間」ということは、初期の頃アメリ会長が疑いをかけた頃から始まっており、徐々にアンリが疑いをかけ、それがバールの耳に入りアンリも黙っておれず、とうとうカルエゴ先生以上の力を持つナルニアを使って正体を暴きにかかっているということでしょうか!?💦ずっとなあなあにされてきた入間の正体、まさかここで暴かれてしまうのか!?暴かれたら入間は強制送還されるのか、はたまた魔関署に捕まって処されてしまうか、それとも人間とバレても魔界で生きることを許されるか・・・物語の核心に迫ってきましたね💦

オペラが「危険」と言い、アンリも「危険なエサ箱」と形容した今回のデビキュラム。管轄が「魔関署」というのもすべて謀のように思えて怖い💦エサというのは何なのか、誰にとってのエサ箱なのか。間違いなく入間にとっては身の危険を感じる場でしょうが、それに気付いている大人がエサで誘導しているようにも見えて・・・その誘導相手が「サリバン」だったりするかもしれなくて・・・💦

もしバレたとしても、魔神族のシュラ姫のお眼鏡に叶えば許されたりしない!?
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の294話ネタバレを紹介しました!

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