魔入りました!入間くん31巻ネタバレ感想!友情と悩みと不穏な影

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

3/8に最新刊31巻発売!!アニメ放送も3/4に最終回を迎えました。突然魔界にやってきた人間の入間くんが、悪魔の世界で「人間であることを隠しながら」時に悩み苦しみ、でもみんなと協力し楽しく日々を過ごす異世界ファンタジー。ビビットな色使いや豪華な声優陣も人気の理由です✨

前巻30巻でついに1年生との合同試験「心臓破り」が終了!しかし入間たちの知らない所で巨悪が動いているようで・・・💦「心臓破り」が残した爪痕というのは、生徒たちにも大人たちにもいろんな影響を与えたようです。今回の表紙が問題児クラスのアガレスとゴエモンということで、様々なキャラクターが主人公となって反省会をする巻となっています・・・

そんな「魔入りました!入間くん」31巻ネタバレを紹介します。

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魔入りました!入間くん31巻ネタバレ

268話・・・一番の人気者

購買部でいろいろ買い込みながらウキウキしているクララ。その理由は・・・?

その頃、クララと心臓破りで同じチームだったストローちゃんの教室では心臓破りの感想を言い合って盛り上がっていたwアスモデウスにサブノック、プルソンにケロリ・・・銘々先輩への感想を述べている中、ストローちゃんも「ウァラク先輩もすごかったよ!デビデビオーって!」と言った時、あれ?ハモってる?何とそこにクララ本人がいたのだ💦

本物の問題児クラスの先輩だ!ぜひ心臓破りの話を聞かせて!✨と後輩たちに促され、クララは若干盛りながらスージー先生に立ち向かった話やストローちゃんの武勇伝?も切々と語る・・・でも先輩の能力凄かった!とストローちゃんが言うと、乗せられてクララはポケットからいろんなものを取り出した。見たこともあるものなら何でも出せるというクララに「じゃあお菓子やお金も?」とよからぬことを言い出す男子が。

「ダメ!お金を払うべきものや出したくないものは出さないってイルマちとアズアズと約束してる!」入間とアスモデウスの名前が出た所で後輩たちの話題は「入間とアスモデウス、どっちがすごいか」にスライド。すごいってどんな?と置いてけぼりを食らったクララがストローちゃんに尋ねると「総合力というか、どっちが人気かってことかな?」じゃあ、とクララが何か言いかけた。

と、「ここにいたか!」と本人登場!!クララが迎えに来てくれた2人を待たせてまで伝えたかったこととは・・・?w

269話・・・クールなあの娘

心臓破りで好成績を残したゼゼくんと、惜しい所まで勝ち残ったチマちゃんが生徒会からのインタビューを受けていた。相変わらず目立ちたいゼゼくんとクールを貫くチマちゃん、対極な2人にまず試験の感想や先輩の話を、と振ると・・・

入間先輩について興奮気味にあれこれ語るチマちゃん!怒涛の勢いに面食らうも「とても素敵でした♡」と乙女な顔を見せるチマちゃんは正直可愛い♡ゼゼくんにも聞いてみると、珍しく真面目に「アスモデウス先輩は想像と違って本物の実力者だった」と分析。最後の共闘は熱かったし、そのおかげでゼゼくんはランク3に上がり首席と次席が並んだということに。「まさしくライバル」と言われ、その場では「お互いに高め合って行けたら」とクールに答えたチマちゃん。だが思う所があったようで・・・

くろむことケロリが所属する事務所・デビムスのアクドル寮のケロリの部屋に、何か落ち込んでいる着ぐるみがいる。お姉ちゃんのケロリはすぐチマちゃんだと気付き声をかけた瞬間、チマちゃんはケロリに抱きつき「悔しい」と大泣き😭どうやら試験で思うように動けなかったことを落ち込んでいるらしい。自分勝手な行動や実力不足、挙句姫ポジはヴィネくんに取られゼゼくんにも並ばれ、「ずっと1番でいたい」という目標が崩れたことが悔しくてたまらない様子。

確かにこの子は何でも1番で完全無欠の天才児と言われてたけど、まだまだ子供。感情を思い切り出すのが当たり前なのだ。まるで小さい時の自分を見ているかのように感じたお姉ちゃんは何だか胸がいっぱいになりつつも、可愛い妹にキラキラの言葉で励ますのでした😊

それを聞いて天才児がお姉ちゃんにこぼした「野望」!?w

270話・・・ですんじゃ

魔界でも屈指の実力を持つ「悪魔学校教師」。彼らを支える「影魔のオトンジャ」という悪魔が悪魔学校教師寮管理人である😈

そんなオトンジャさん、うっかり発注ミスして大量のご飯が届いてしまった・・・💦勿体ないので、先日の試験中の「アトリ襲撃事件」を踏まえて残業続きの先生たちに差し入れとして持って行くことに。それだけでなく、広いバビルス内に散らばる先生たちの仕事の進捗や訓練の成果、そして聞き込み調査の進み具合も併せて調査しているようです。

会議室で山積みの資料を見ているイフリート先生の所へ行くと「今回みたいにいつどこで誰が敵になるかもわからないから警備体制を見直している」とのこと。でもオトンジャさんが見ている「丸コゲの教室」はイフリート先生がアスモデウスに本気出したせいだけどね←
訓練場でより実戦に近い訓練中の先生たちの所へ行くと「元祖返りのような己の知識や経験だけでは推し量れない敵が現れた時でも適切に対処できるよう今は鍛えまくるしかない」と気合いが入っている。そんな先生たちに感動したオトンジャさんが「生徒たちも感謝してる」と言うと、イチョウ先生が「実は結婚を迫る生徒がいる」と爆弾発言💦生徒に手出しはいけませんよ!!←

ロビン先生が「せっかく後輩ができたと思ったのに」と落ち込んでいるとか、バラム先生が質疑応答をしているシーダが時々嘘を言うので解放しにくいけどぜひ教師として戻ってきてほしいと願っていることなども聞いた。日々生徒のために激務をこなしている先生たちを「影」として見守るオトンジャさん、その正体は・・・?

271話・・・見すえる先は

何やらどこかに「予約」をするアメリ会長。そして後日、入間を連れて2人で礼装に身を包み、ランク5以上の悪魔しか使えない豪華なレストラン「デビルリング」へやって来た✨

ハイランク専用とはいえ若い悪魔にも門を開いてくれる、さらにアメリの父・アンリによる魔関所の監視も入っている安心のお店。「心臓破り」の労いも込め、2人きりで話したいこともあったから・・・と言うアメリをよそに入間はメニュー表に釘付け← でもアメリ会長はそれに吹き出し、テーブルマナーや乾杯のマナーを確認しながら「心臓破りお疲れ様!!」と労うw乾杯には「信頼と約束」「労い」の意味があるとか・・・

そして美味しい料理に舌鼓を打ちながら和やかに時間は過ぎ、デザートの時にふと「教師陣と戦ってみてどうだった?」と投げかけたアメリ会長。「仲間に助けてもらった」の入間の言葉に恋のライバル・チマちゃんの顔が浮かぶが、すぐさま入間が真面目な顔で「最後に気を抜いて負けてしまった。欲を叶えるための覚悟も実力もまだまだだと痛感した。不甲斐なかった」と悔しがっているのを見たアメリ会長が喝を入れる。

「初めて会った時はまだランク1だったのに、私が待っていると言ったらあっという間に5まで駆け上がってきた。私の6まであと1つ」「だが私は6のまま待つと言った覚えはないぞ」アメリ会長の顔は会長というより「先輩」の顔をしていました。

そんな「アメリ先輩」の言葉を聞いて、入間は「見据える先はもっと遠くだ」と思った。先輩後輩の厚い信頼関係と、アメリさんの密かな男女関係への思いとは・・・♡

272話・・・ガープ・ゴエモン前編

あの「眠い、めんどくさい」が口癖のアガレスが、何やら険しい道を苦労して登っている。その先にあったのは「ガープ道場」。その道場の真ん中に座って落ち込んでいるのはゴエモンでした。

「まだ落ち込んでんのか!いつもの世話焼きはどうした俺は客だぞ!💢」そう発破をかけてゴエモンを動かすアガレス。粗茶を出してくれるがゴエモンの顔には紙袋が被せられている。「状態はもう戻ってるんだろ?」とアガレスは言うが、「心臓破りの時、拙者はしてはならぬことをした」とゴエモンは悔しそうに紙袋の上から顔を覆う。

遡ること「心臓破り」中盤。ムルムル先生と出会ったゴエモンチームだが、ずっと揉めている。猪突猛進型の「ジグ・ザクマ」と、冷静に状況判断してから動きたい「ロエル・ミシェル」はとことん意見が食い違い言い争いの大騒ぎ。ゴエモンも困惑するしかなく、それをムルムル先生は家系能力「鑑定色(ジュエル)」で冷静に彼らの心情、家系能力や魔力の情報を色で観察していた。

「このチームの色をもっと濁らせるには・・・こうだな
感情的になって判断が鈍っている所に付け込まれ、その結果にロエルがジグを殴り、ジグも怒りがピークになり2人は取っ組み合いを始めた💦悪周期に入る前にテントへ、と先生が促そうとしたその時。

「何でこんなことに・・・他のチームみたいに仲良く協力したかったのに・・・」
「不仲はよくない、止めないと」

ゴエモンが犯してしまった「ご法度」とは・・・

273話・・・ガープ・ゴエモン後編

ゴエモンの祖は「混沌(ガープ)」の名を冠する孤独な悪魔だった。魔界で生き延びるために生存戦略として手に入れたのは、一瞥しただけで脳を破壊するほどの「容姿」だった。

捕食にも優れ争いも生まなかったので生存戦略としては優秀だったが、孤独なまま長い年月を生きるのは苦しかった。それを哀れんだ「魔神ハープナス」その容姿を隠す銀の毛並みと毛並みを操る風の加護をくれた。その加護に感謝して子孫であるゴエモンもこの日まで感謝して生きて来た。

それなのに、禁忌を犯して後輩の精神を蝕んでしまった。ムルムル先生の必死の処置のおかげでゴエモンは落ち着きを取り戻したが、後輩2人の精神は不安定なまま。面会謝絶を言い渡されてしまった。それを気に病んでゴエモンは落ち込んでおり、「この姿でも仲間100人作る野望は叶えられる」と慢心してしまった、だからみんなとも距離を取ると宣言した所で・・・

アガレスは寝落ち寸前💦「話長い、長い話聞いてたら腹減った」ゴエモンが世話焼きをしようとしたその時、アガレスが不格好なおにぎりを差し出した。

「腹一杯食べて動いて寝て、落ち着いたら学校来い」
「んで会ってもいいって言われたら一緒に後輩と先生に謝りに行こう。今度暴走したら俺が埋めてでも止めるって約束してやる」

アガレスの友情と、落ち込んでいる間にも思ってくれる相手がたくさんいることを噛みしめるゴエモン。生まれてしまった姿は変えられなくても、みんなゴエモンが好きなんだよ😊

274話・・・万能薬は口に苦し

ランク3に降格・・・とでも言われるような顔してるな」とカルエゴ先生に悪いカマのかけられ方をしているのはリード😅でも「心臓破り」の結果としては「ランク4の器かどうか疑問の声もあったことを肝に銘じておけ」と釘を刺されてしまった💦

確かに情けない結果ではあった、そんな僕に今必要なのは・・・息抜きではなかろうか。
丁度ジャズが「年上女性だけのサバト(合コン)」を企画してくれたので、心臓破りでペアだった後輩2人を連れていざ出陣!!と思ったんだけど・・・

まさかの身内、シャックス・シャッキー姉ちゃんが参加していた・・・!!💦
しかも弟の前で弟の同級生であるジャズをガチ狙いしてる!!💦あまりに節操ないと、リードはお互い身内であることは全員にはバラさず姉ちゃんの暴走を阻止することに💦ジャズの返答にリードが割って入ったことから他の女性から「アクドルビーバ様のチケットが取れない」という話に。

アクドル大武闘会に女装して出場したリードにはコネがあったので「チケット取りましょうか」と言い出し一気に女性陣と後輩から注目の的になったリード!気持ちよくなった弟が面白くない姉ちゃん・・・すると女装リード「リンディ」をリードの姉だと思っているジャズの発言から「私のことカワイイと思ってる?」と勘違い姉ちゃん。その後ズケズケ悪口言ってしまったリードは姉ちゃんから「全感覚強奪」の魔術にかけられた・・・💦

そんなこんな姉弟の妨害を挟みつつサバトも佳境に。「占いワニマコちゃん」の触覚を引っ張って一番相性がいいカップルを選別してもらえる、ベストカップルには手を繋いで帰ってもらう・・・最後の運ゲーで勝つのは姉か、弟か・・・!

275話・・・綱渡りの立ち位置

バラム先生の部屋で身体検査中の入間。バラム先生も入間が人間だと知っている数少ない1人なので、入間の健康をチェックしながら人間の生態データも取っている様子。

最近どう?と聞かれ「アスモデウスとクララと魔具研究師団のルーキーハントの計画立ててる」「アメリ会長と2人でディナー行って目指すべきはもっと先だと教えてもらった」と話す入間。目指すのはもっと先、の言葉を聞いて真面目な顔になった先生は入間を植物のマットの上に座らせる。

アトリは悪周期の暴走で退職したと聞かされていたらしき入間だが、真実は故意にサブノックを襲った後入間を執拗に探し狙い攫おうとした。だから恐らくキミが人間だとバレていた可能性がある。そこまで言った瞬間、先生は驚く入間を「保護繭」で包んでしまった💦人間であるキミを狙った誰かが動いているという由々しき事態、キミを守るには魔関署かサリバン邸で厳重保護監禁になるのが最善だと伝えた。

「キミはどうしたい?」あえて質問したバラム先生。魔界で生きることに楽しみや生きがい、目標も決めている入間の返事は・・・!?
一方でオペラ「心臓破り」での行動に問題があったと詰められるカルエゴ先生。教師陣の手腕を買い、全力で生徒を守ると信じているからこそ入間を預けているのに、「番犬」たるあなたが遅れを取っていたり敵や介入者の出現のも問題だし「教師陣の中から裏切り者が出た」というのが一番の問題だと。さらにアトリとシーダを推薦したのがまさかの「カルエゴ先生の兄」だということが判明!?

276話・・・教師として

アトリとシーダを推薦したのはカルエゴ先生の兄・ナルニア!?そのことについてオペラに詰められるカルエゴ先生だが「正直事態の整理がついてない」と話した。個人的に関わっているのか第三者の謀略、魔関署全体が絡んでいるのかもわからない。

だが一度兄とは会って話をし、もし敵意があるとわかれば番犬として身内でも首を噛みちぎる所存、とカルエゴ先生は電気のプレッシャーを放ちながら誓った。するとオペラは徐に立ち上がり机に片足をかけ「今からする提案を許可しろ、異論は認めない」と言って・・・?

その後、廊下で同級生のバラム先生と会ったカルエゴ先生。こちらに落ち度があるから言い返せないのは承知だけどだからって・・・と頭を抱えるカルエゴ先生にバラム先生も入間とした話を持ち掛ける。入間は「シーダに実技の稽古をつけてほしい」と思っている。君には相手を傷つける覚悟が足りないと言われそうだと思うし憧れているから戻ってきてほしいと。校内でシーダを拘束しているのは秘密なはずだけど・・・入間は特別「勘」が働いているかもしれない。

だから何とか復帰を、と言った所でカルエゴ先生が差し出したのは「シーダの教員復帰許可証」。推薦した魔関署に身柄を返せないし手元で監視するべきと判断された所へ「提案」が効いてくるわけで・・・

というわけで、シーダは問題児クラスの実技担当教師として復帰!!入間たちも復帰に沸くが、あくまでシーダは「補佐」らしい。そこでカルエゴ先生が頭を抱える「条件」が明らかに・・・!!💦

魔入りました!入間くん31巻感想・まとめ

今回は「心臓破りのその後」といった感じで進み、最後のどんでん返し?で新章へ突入する感じでしたね💦生徒と先生たちの話がバランスよく盛り込まれており楽しかった巻だと思います✨

まずは表紙になっているゴエモンの話が印象的でしたね。彼の生い立ちは心臓破りの途中で盛り込むつもりだったけど、「彼の素顔は映せないほど恐ろしい」という理由も含めこの巻に入れてよかったと、巻末で作者・西修先生は語ります。まだ詳細が明かされていないメンバー、今回いつもの逆でゴエモンに世話焼きをしに来たアガレスもだし、そのうち読者が予想もできないような秘密が明かされるかもしれませんね。そう考えるとリード姉弟は優遇されてるのかな!?アニメでもシャッキー姉ちゃん節炸裂でしたしね🤣

そして想像以上に「アトリ襲撃」魔界の闇、というより「大人の闇」が芋づる式に明るみに出始めましたね💦アトリとシーダ「六指衆」のメンバーを推薦したのがカルエゴ先生の兄という、その人が魔関署特別警備長という・・・もし魔関署全体が魔の手に落ちていたら本当に魔界がひっくり返りそうですね💦今巻のカバー下表紙ではカルエゴ先生とダリ先生のやり取りが収録されていますが、「指揮専門のダリ先生が出動することになれば終わり」とのカルエゴ先生の発言が引っ掛かります・・・でもその内ダリ先生も本気で戦うような場面も出るんだろうなぁ💦魔界、やっぱ怖い!💦

生徒が思い切り悩んだり悲しんだりした後笑えるよう、大人たちが影で頑張っているんですね。今巻の最後には「悪魔の寝方・寝具」の特集が描かれていますよ!「火の巣」「水槽」「毒沼」で寝る悪魔もいるんですって!😈
次巻も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の31巻ネタバレを紹介しました!

が…

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様々な生徒の感情の移り変わりと成長、そして不穏な空気・・・絵で感じ取れる魔界をぜひ楽しんでください!

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