2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。
いよいよ1/9からアニメ第二期放送開始!!✨もう皆さんは見ましたか?ネットで1期の再放送や新しく2期で登場するオータム編集者たちによる動画での宣伝など、放送前から盛り上がりを見せていた話題のハイスピードギャグ漫画!!✨漫画とはまた違った構成で、割と記憶に新しいキャラがもう動いていたりも。1話では放送されなかったジョンのエンディングもキュートですよ✨
人間と吸血鬼が共存する世界の新横浜という街で、若き吸血鬼退治人として活躍するイケメンマッチョ・ロナルドがある日吸血鬼の城に行ったまま戻らない子供を助けてほしいと依頼を受け、行った先にいた吸血鬼がすぐ死ぬドラルクだったという出会い。いろいろあって城が爆破してしまったので行き場を失ったドラルクはロナルドの事務所に転がり込み、奇妙な退治人と吸血鬼のコンビになって同じようにブッ飛んだ性質を持つ新横浜の住人とハチャメチャな日々を送ります。
暇つぶしから「ヒナイチ&サテツの食への執念」を研究することになったドラルク。サテツは食べられれば何でもいい感じだけど、ヒナイチは「ドラルクが作る甘いお菓子」の大ファンすぎて、もはや大悪魔みたいな執念を見せる!?💦その執念は「お菓子で出来た吸血鬼」もものともせずおいしく頂かれてしまうのでした・・・😅
そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」316話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
暇すぎて砂になるドラルクが、ふと床下のヒナイチはどのくらいの重さまでフタを開けられるのか気になった。ジョンを立たせて「オヤツ」と聞かせればすぐ飛び出しジョンを吹っ飛ばすヒナイチ。ロナルドも余裕。サテツも「食べ物あげる」の甘言で呼び出し乗ってもらうも、執念でこじ開けるヒナイチ・・・💦
そこからヒナイチ&サテツの食への執念の度合い、ポテンシャルの限界を試すべくいろいろやることに。市販品とドラルク作のクッキーを並べて当てられるか・・・ヒナイチは即答で当て、サテツは「どっちもおいしい」で逆にドラルクのプライドを傷つけたり← ロナルドは今回は邪魔なのでセロリカナッペで天井に刺さっててもらいます←
ヒナイチは甘いクッキー、サテツはしょっぱいカナッペにまず食いつくのが判明したり、「早い者勝ち」でクッキーを出せばヒナイチが圧勝したり、そのスキルは「兄にオヤツを横取りされる」ことから身に着いたと知ったり。ヒナイチにとって「兄の横取り」は許し難いものでサテツが長子というだけで反省を促したり、実際サテツはお中元のハムを全部食べたことがあるのでスネを蹴られそうになったり💦
簡単には開かない箱にクッキーを入れるも「サテツが怪力で破壊し」「すかさずヒナイチが食う」形に。その時ヒナイチのスマホに調査の電話が。その間にサテツとジョンにクッキーを渡すが「気が散るので私のクッキーから離れろ」ともはや大魔王みたいな執念を見せるヒナイチ💦その後もヒナイチはクッキーの念波を感じ取ったり例え話でもクッキーを粗末にするなと叱ったり「チン」と言った数だけクッキーあげると言うと見境なく言い続けたり・・・「貴様私で遊んでるな!?💢」ヒナイチがドラルクをお蕎麦にしようとしたその時。
「我が名は吸血鬼クッキーモンスター」なるクッキーの吸血鬼が浮かんでた!💦先程のヒナイチの電話の調査対象だった💦吸血鬼の力を受けた材料を糧に巨大化するクッキーモンスターだが・・・真のクッキーモンスターのヒナイチ&サテツにかかればたちまち食われて成敗されてしまうのだ!!💦この場合どちらが悪か判断しかねるが、「やっぱりドラルクのオヤツが一番!」と言われると嬉しいドラルクです😊
その後、のけ者にしたロナルドも交えて夕飯を出すが・・・「クッキーおかわり」「ごはんおかわり」食欲のとめどない2人にもう砂になるしかないドラルクなのでした😅
吸血鬼すぐ死ぬ316話ネタバレ
俺は何者なのか
真っ暗な視界が少しずつ開けていく。ぼんやりと目を開けると、ひび割れた天井。手を広げて見ると、刃の出る傷がある。そう、これは「辻斬りナギリ」の姿。
ボロボロの服を身に纏い、廃ビルの一角で目を覚まし、日除けに窓に立てかけていた板をどかすと、夜が広がっている。ナギリはあてどなく外へ赴いた。
ナギリのいる廃ビルの周りには同じような廃ビルや廃墟、工事が途中のまま止まっている建物が並ぶ。無機質で物寂しい人影のない道に「工事休止中」や「ひき逃げ注意」の看板が一応立っている。ナギリは元々人気のない道のさらに隙間や暗く細い場所を進んで行く。
しばらく行くと、「そんで先輩がさ」「嘘言えマジで?アハハ」と誰かが談笑する声が聞こえた。その気配を察知し無意識に手から血の刃を出すナギリ。いっそ襲えたらよかったが・・・ナギリは飛び出すことも斬りかかることもできず、刃を引っ込めてしまった。話し声の主は去ってしまったらしく、ナギリは引っ込めた刃の手を恨めしそうに握りしめた。
また別の所へ移動すると、「今夜も辻斬りパトロールでありまあぁす」とナギリの一番苦手とする相手の大声が響く。「敵性吸血鬼のパトロールだぞ」先輩らしき誰かに窘められるも「敵性と言えば辻斬りこそ最も」と言いかけ、それを遮って「ちゃんとパトロールしろ」とちょっと本気で叱られる。一番苦手な相手が一番自分に執着している。それが辛くてナギリはその気配が消えるまで隠れていた。
建物の隙間を縫って目的もなく進んでいると、開けた所に出てしまった。目線の先では「こっちだ退治人ギャハハ~」「てめーらいい加減にしろ!」と、新横浜に馴染んでいる吸血鬼と退治人の追いかけっこが繰り広げられている。憧れるからこそ憎たらしい、そう思いながらしばし立ちすくんでいると「おや奇遇だね」とY談おじさんが声をかけた。
しかしナギリはすぐさま踵を返したらしい。「つれないな、逃げないで少し喋らないか?同じ吸血鬼同士だろう?」Y談おじさんは気にせず話を続ける。
「彼らの仲間に入りたいかな?楽しそうだものね。永劫を退屈に過ごすなんて御免だろう、吸血鬼は血と愉悦にて生きるのさ」「だのに君は何をそんなに辛そうにしているんだね?」
Y談おじさんの言葉に応えもせず、いや、答えられなかったのかもしれないナギリは逃げるように去ってしまった。「ではまた会おう、いい夜を」Y談おじさんの妙に明るい声が暗い夜道に響いた。
言えない言葉と新たな影?
悲しい、寂しい、苦しい、満たされない。そんな気持ちをかき消したくて夜の街を徘徊するが、その暗い気持ちは募る一方のナギリ。運悪く雨まで降って来た。
吸血鬼は雨に弱い。雨宿りをするため、記憶を辿って行きついた先は一軒のアパートの一室の前。家主がドアを開け「あれ、アシさん?雨の中どうしたんだ入って入って💦」と促した。「辻斬りナギリ」と書かれたファイルを持って出迎えたのは、唯一ナギリを受け止めようとしてくれる神在月シンジ先生だった。
冷えるから早く、資料探しで散らかってて悪いけど、という神在月先生に突如「戻るんだ」と言葉を発したナギリ。え?と先生が聞き返すと「斬っても斬っても殴られても撃たれても何も思わなかったあの頃に戻る。不死身で恐怖の存在に戻る」「斬って斬って力を取り戻して、そうすれば俺は元に戻るんだ!!」
唯一心を少し曝け出せる相手に伝えた精一杯の本心だった。その言葉を聞いた上で先生は、
「戻って・・・戻ったその場所に、君は本当に居たいのかい?」と尋ねた。フラッシュバックする記憶。暗く人気のない道は今と同じだが、あの時感じた「恐怖」も蘇ってしまった。
「あっ待ってくれ、アシさんアシさん!!」ナギリは恐怖に苛まれ、唯一の拠り所からも逃げ出してしまった・・・
雨の降る新横浜は、夜だというのにそれなりに賑わっていた。雨を避けながらいろんな住民がいろんな話をしている。「一雨降られたわ」「薬局寄らなきゃ」「買い物ある?」「今日まじ最悪でさー」「どしたん?」「うちででかいギョーザ焼きませんか」「いいですねアハハ」「天丼食べたいんだが」「うちにまだ冷食あんじゃん」「今日こそゲームやりてぇ」どの声も何気なくてくだらなくて、そして何の苦しみもなさそうだった・・・
人混みを通り抜けてから、また建物の隙間を縫ってナギリは寝泊りしている廃ビルに戻って来た。その頃には雨は止んでおり、ナギリはボロボロのマットレスに体を横たえる。手には吸血鬼である証、血の刃が出る傷がある。しかし今となっては「元・辻斬りナギリ」かもしれない。吸血鬼になる前にも、「辻斬りナギリ」にも戻れず、俺はどうしたらいいんだ・・・そう思いながらナギリはまた目を閉じた。
その頃、新横浜の街はまだ賑わっていた。いろんな住民が通過していく中、何かの記事を読み込む小さな姿が。バサバサの髪にフードつきの服を着て、耳は吸血鬼特有の三角耳をしていた。これはもしかして・・・
子供なのか、小さな大人なのかはわからない。しかしその小柄な彼は、手に「週刊ヴァンパイアハンター 特集!辻斬りナギリ」と書かれた古い雑誌を持ってニヤリと不敵な笑みを浮かべて顔を上げた。小さなメガネを額に掛けているものの、幼少期のナギリにそっくりだった・・・
一体彼は誰なのか?そしてナギリが本音を吐き出し報われる日は来るのか!?
続く!!💦
吸血鬼すぐ死ぬ316話感想・まとめ
久しぶりにシリアスで、闇深いキャラに踏み込んだ回でしたね。あれ?これギャグ漫画だよね?こんなセリフも少ない、ナギリの見ている目線だけの含みのある回でいいのか!?←
作者・盆ノ木至先生はギャグにも憧れつつ本来は読者にとめどない考察を促すような、ミステリーのようなシリアスな展開を描くのが好きなのではと見受けられます。だからこそナギリをこのハチャメチャな世界でとことん悲しみの深みにはめて、そこでの救世主に神在月先生を選んだと思うのです・・・「戻ってその場に居ることが君の幸せなの?」という意味で聞き返したのも、ナギリのあの言葉から「寂しい、助けて」という言葉を汲み取った上での愛ある厳しい言葉だったと思います。知れば知るほど悲しいキャラ、関係性だなぁ💦
そして最後に出て来た、ナギリにそっくりの少年。ナギリが特集に組まれるということは1年以上前の記事だと予測されますが、それを見て不敵に笑う姿。もしかすると、少し前にも出て来た新横浜の闇「ゴポッ」が作り上げた分身とか!?だったらすごく複雑になっていくよこの作品!?💦あるいは全く関係のない別キャラかもしれないけど、次回まで気になって眠れない・・・💦
現在第二期アニメが放送中ですが、この暗い回も放送予定なのでしょうか?ちょっと怖い・・・←
次回も楽しみです!
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今回は、「吸血鬼すぐ死ぬ」の316話ネタバレを紹介しました!
が…
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