2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
クズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされ魔界へやってきたお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を孫として熱烈に迎え入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入学させます。「人間だとバレてはいけない」そう思いながら最初はビクビク目立たないようにしていた入間だが、人間だからこそ逆に目立ってしまい・・・でも悪魔の友達・アスモデウスとクララの存在や問題児クラス、カルエゴ先生たちと過ごすうちに「魔界で自分らしく生きる」ことも少しずつ意識してきた入間のこの頃。
その足掛けとして現在昇級試験「処刑玉砲」の真っ最中!アスモデウスと敵同士になってしまいアスモデウスはいかに入間に攻撃をしないかばかり考えてしまっていた。けど入間は予想以上に真剣に本気で取り組んでいて・・・目が覚め本気を出すことを決めたアスモデウスと入間の対決の結果は!?
そんな「魔入りました!入間くん」16話ネタバレを紹介します。
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魔入りました!入間くん16話ネタバレ
古きを知り・・・
昇級試験「処刑玉砲」で本気の入間を見てアスモデウスもようやく本気で入間、そして試験に向き合うことに。一方で入間の様子が(いろんな意味で)気になるアメリ会長も見学に向かっていた。生徒会のメンバーは「生徒会勧誘候補」として首席・アスモデウスが気になるのだと思っていたようですが・・・
「いや、それよりもっと面白いものが見られるかもしれないぞ」
アメリ会長が少し得意げにそう言った頃、アスモデウスはオーラを炎に変えて迫ってくる。その様子を問題児クラスのメンバーはどちらにも声援を送りながら「これは入学式の再戦だ」と形容した。確かにアスモデウスの目はあの時のように本気で「殺す気で」来る、と入間も身構えた。さすがの問題児たちも緊張し「距離を取れ」とアドバイスする。「本気の悪魔」を目の前にするとやはり怖い💦
だけど入間はここでオペラに特訓で言われた「裏技」を思い出す。それは「恐ろしい時ほど前に出ろ」という兵法に倣ったものでした。
悪魔に取って恐怖は「屈辱」。ランクの競争社会で生き伸びる中で相手に恐怖を抱くことは「敗北」を意味するので、恐怖を興奮に変えるため前に出ろと「心を構える」のだと。
そして入間は今ボールを振りかぶるアスモデウスに向かって一歩踏み出した。「前に出た!マジか、死ぬぞ!?💦」と問題児メンバーが驚くももう2人とも止まらない。アスモデウスは入間に渾身の一投をぶつけた!!ここでボールをこぼしたら入間は負けてしまいます。炎を纏ったボールを直接触れず入間は勢いで後退する。正直燃えるボールに勢いが加わっているので、熱くて持つことができない💦
ダメだ、持てない。なら・・・!
入間は咄嗟に踵を返し、勢いを殺すことなく投げ返そうと試みた!入間の周りに炎の渦ができる。その渦に煽られ一瞬アスモデウスの視界を奪う。次にアスモデウスが見た景色は、
頭上でボールを構える入間の姿だった・・・!!
初めての感覚!
アスモデウスの炎のボールを何とか受け止めるも、熱くて触れない。なら、その勢いのまま回転して投げ返せばいい!
「うおおおおぉ」バチィン・・・!!
入間、渾身の一撃をアスモデウスにぶつけた!!ボールは気持ちいいほどいい音を鳴らして・・・アスモデウスの左肩にヒットした。その結果にいち早く沸き立つ問題児たち!
「勝者、Aチーム!!!」
カルエゴ先生の言葉に入間と同じAチームのメンバーがわっと集まって来た✨入間は初めて「自分の力で」「本気で」「自分のために」一歩を踏み出したのでした。ぶつけられたアスモデウスも呆然としながら入間の一撃を噛みしめていた。「全力・・・だった」ぶつけられた左肩を押さえながら俯くアスモデウス。本気なのはどちらも同じだったけど・・・
「完敗です!やはり入間様には敵いません!」
1人天を仰いで悔しそうに笑ったアスモデウスの背後から、Bチームのメンバーが飛びついてきたw「火の玉すごかったぞアズアズ!✨」アスモデウスが本気を出し、白熱したバトルを見せてくれたことにメンバーも興奮し喜んでくれているようです😊
2人の様子を見、最後の戦いも見届けたカルエゴ先生は今一度思い返す。入間は前に出ることで距離を詰めアスモデウスの力を利用して受け流すように投げ返した。妙な避けの動きを攻撃に応用したのか・・・フー、と息をついてから先生は入間の前へ。そして手に何かを持たせた。
「アスモデウスがわざとお前を勝たせるようなことがあれば一生ランクを上げてやらんつもりだったが、双方とも厳粛に全力だった」
「よって、入間ランク2への昇級を認める」
おおおぉ!!✨カルエゴ先生に渡されたのは「2」と書かれたバッジでした✨3くらいよこせよケチーとなぜか外野から野次が飛んでますが😅先生は「そんなホイホイ上がるか!」と怯まずお前らも真面目にやれと一喝wその後ろで入間は静かに胸を押さえていた・・・
胸の音がドッドッとうるさい。顔のニヤニヤも止まらないし胸の奥がじーんと熱くなる・・・こんな気持ちは入間は初めてだったようです😊
感動、成長、野心?
初めて自分で目標を決めて努力し、そのために全力を出し結果も出せた入間。初めての感覚にドキドキが止まらずにいると、「おめでとう」と背後から声がした。
「お前の活躍見ていたぞ!」アメリ会長でした。先日とはまるで別人のようだ、と表情を見てそう言ってくれたアメリ会長に入間は素直な気持ちで伝えるのでした。
僕って今まで自分のためになんて頑張ったことなくて、でも、自分のために頑張って成果が出るってこんな気持ちなんだって、初めて知りました・・・!✨
嬉しそうな、でも今にも泣き出してしまいそうな入間の顔を見てフッと笑ったアメリ会長。「そうだ、強い意志であらゆる苦難や障壁を乗り越え初めて得られるその温かな気持ち・・・」
「それこそが野心だ!!(ちゅどーん)」
や・・・!?何かちょっと違うような・・・💦
や、しん?💦と入間も困惑し首を傾げるがアメリ会長は「野望への情熱!必ず成し遂げるという闘志!まさしく野心!」と勝手に納得して満足気です😅この気持ちって本当に野心かなぁ・・・?と入間の困惑は拭えないままだけど、「とにかく一歩前進だ!よくやったなイルマ!」とニッコリ笑ったアメリ会長を見て入間も「はい!😊」と笑い返したのでした。「入間くーん先生がジュースおごってくれるって!」「言っとらん!💢」そんなやり取りを聞きながら入間は仲間たちの所へ駆けて行きました・・・
帰宅後。「何とか無事ランク昇級できました」と笑う入間を見て「無事?」とオペラは怪訝な顔。アスモデウスの炎のボール受けて入間の手は火傷を負っていたため「無事」ではないと怒っているのでした😅流石アズくん強いね、とサリバンも会話に入り話を聞くと、アスモデウスはあの後すごい勢いで謝罪してくれたし、無我夢中で集中できたのも特訓のおかげだと入間は本当に満足しているみたい。サリバンもうんうんと気持ちよく頷いていると・・・
「本当にありがとう、オペラさん!✨」
オペラは初めて入間に感謝されハイタッチして和やかな雰囲気w一方のサリバンは感謝がなくて不満げ。何で?僕だって特訓で・・・とボヤいたけど、そう、サリバンは何もしていないのです。(どーん)それがわかってもやっぱりヤキモチなおじいちゃんでした😅
入間は初めて自分の力で取った「ランク2」のバッジを握って気持ちよく眠りにつくのでした。これにて入間の「処刑玉砲」終了!!👏
魔入りました!入間くん16話感想・まとめ
入間、アスモデウスに勝つ!!いや~さすがですね👏主人公だから、というだけでなくオペラの助言もよかったですよねw確かに「怖いと思う時ほど前に出る」というのは人間界でも有効かもしれません。やらずに後悔するよりやって失敗した方が後悔しないし、その分入間みたいに成果が出ればすごく気持ちいいでしょうね👍
アメリ会長の説明はちょっとズレてたかもしれませんが(笑)今回のお話は作者・西修先生にとっても大事なお話なんだそうです。自身のTwitterで「たくさんの感情を拾っていく話」だと思って描いたと仰っています。入間も初めての気持ちを感じられたし、ここから自分のために頑張る、自分がこうしたいと思ったことが誰かのためにもなるということを感じていくんだろうなと思うお話でしたよね。入間は人間だけど、「魔界に生きる人間」になっていくんです。魔界で自分らしく、そして「人間らしく」生きていくんだと思います。
ちなみにアメリ会長と会話した後、問題児たちと盛り上がる入間を察してアメリ会長は「認識阻害眼鏡」で静かに去ろうとするのですが、この眼鏡は認識された「後」だと効果がないのだとか。12話でアスモデウスとクララが選ばなかった眼鏡の1つをかけてかっこよく去っていくアメリ会長ですが、入間はバッチリ認識しているので「あれって私物?」とまたちょっと困惑という・・・話は巻末の「スキ魔」にて読めますw
今話が2巻のラスト!3巻ではまた新たな新キャラも?ちょっと不穏な影も登場するみたい・・・!?💦
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の16話ネタバレを紹介しました!
が…
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入間の行動って奇想天外に見えて参考になることが多いですよね。それは入間が「人間」だから。そんな発見もできる作品です!
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