魔界の主役は我々だ!140話ネタバレ感想!苦渋の覚悟を決めて

週刊少年チャンピオン

2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ!」。

入間くんと時を同じくして悪魔学校に入学した1年生悪魔・シャオロン。
幼馴染のインキュバス・ウツや個性的な同級生のトントン、ゾムらと共に魔界でビッグな存在になるため頑張るもどこか空振り気味😅そんな時、ルーキーハントに来た「我々師団」の当時の団長・グルッペンに頭を掴まれ、無理矢理団員になってしまった4人。だけど途中ロボロも加わり我々メンバーとして日々を過ごすうちに5人と先輩2人にとってかけがえのない場所・・・だったのに、グルッペンの突然の離反、宣戦布告により我々師団は新旧に分断!だけど戦争の決着はつかず。現在は完全に分断した状態で活動していたが、久しぶりに接触・・・!?💦
実在する動画投稿チーム「○○の主役は我々だ!」のメンバーをキャラクター化し「魔入りました!入間くん」の世界に飛び込ませたスピンオフ作品!本家○○チームのチャンネル登録者数が100万を突破しており、これも悪魔と契約した結果・・・!?😈

ヘイト感情を糧に強くなる悪魔・シャオロン幼少期から近所の子たちにイタズラを仕掛けては怒号を浴びて強化して、の日々。時々ケガをさせられても、それを気遣う子がいてもシャオロンは己の「人気者になりたい」野望のために色々我慢していた。だがある日、注目を集めることが快感のシャオロンを周りが「無視」し始めた。それが怖くて悲しくて見境なく暴れてしまったシャオロンの元へ成り行きで見つけたのが昔から女好きだったウツで・・・!?

そんな「魔界の主役は我々だ!」140話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

幼少期のシャオロンは、ガキ大将のグループにケンカを売ってヘイトを買っては強化するという日々を送っていた。どれだけ怒鳴られたり挑発されても平気だし、弱体化させようとおだてても心がなければ通じない。それに鬱憤を溜めたガキ大将は隙を伺い石を投げシャオロンにケガをさせて即座に逃げるという発散を行ったりしていた。

ケガをしたシャオロンを気遣ってくれる子もいたが、弱体化するのを恐れて優しさを突っぱねたりもした。人気者になりたい、そのためには強くなきゃいけない。もっとチヤホヤされたいけど今は我慢や!シャオロンは野望のために小さい時から自分に無理をさせていたのでした。

しかしある日、シャオロンがイタズラを仕掛けても誰も何も言わなくなり、他の子たちもシャオロンを見て見ぬふりをしている。どうやらガキ大将グループに脅されていたようで、「シャオロンを強くしないためには無視」を覚えたガキ大将グループの思惑にまんまとハメられてしまったのです。善悪問わず注目されることに快感を覚えるシャオロンにとって「孤立」というこの仕打ちはあまりにも酷だった。

「構えよ」シャオロンはたちまち悪周期を発動させ我を忘れて暴れてしまった。ガキ大将に殴りかかり、気が付いたら公園はメチャクチャ、シャオロンの周りには誰もいなかった・・・
その頃、二股をかけていたことを2人の女子に問い詰められていたのはウツ。最低!!と言われ離れて行く女子2人を見て「またキープの女補充しないと」と懲りないウツです😅そこへ可愛い女の子が泣きながらやって来た。

新たなカモ!と声をかけたウツに女の子は「公園に怖い悪魔がいて睨まれた、あの悪い悪魔をやっつけて!」と縋るように頼んだ。話半分でとりあえずいい格好したいウツが現場に向かって見ると、荒らされた公園の真ん中で座り込むシャオロンが・・・

「あ゛??」
いや無理━━━・・・!ウツとシャオロンの出会いはどうなるのやら・・・💦

魔界の主役は我々だ!140話ネタバレ

実は顔見知り

家系能力を変に使ったせいで孤立してしまったシャオロン。悪周期で見境なく暴れ公園を破壊した所にビクビクしたウツがやって来た。

そのウツを見てシャオロンは「また誰か来た」とめんどくさそうに目線を投げた。ウツのへっぴり腰を見て「すごい嫌そうな顔だな、増える魔力でどのくらい嫌がられているかわかっちゃうからやだな」と能力による弊害にまた落ち込んでしまうシャオロン。だがここで「あいつは・・・」と何やら心当たりがあるようで。

「お前・・・『レイラー・ウツ』か?」
そう投げかけると急に話しかけられてビクッとしつつ「その声は、隣町のシャオロン・・・だっけ?💦」とウツも心当たりが。どうやらこの2人は以前から顔見知りだった様子。「ひ、久しぶりやな!いつもと雰囲気違うから全然わからんかったわ、ハハ・・・」と取ってつけたような笑い方をするウツだが「よりによってコイツか・・・💦」と気分はどんより。

他人を怒らせて強くなる能力持ち、目立ちたがりでイタズラ好きなはた迷惑なヤツ、ということはウツも知っていた様子。しかも今は機嫌が悪くて暴れたことで魔力を吸って強くなっているという状況を肌で感じたウツ。コイツをやっつけるなんて100%無理・・・女の子へのカッコつけより自分の身を案じたウツは「ちょっと用事が」と逃げようとしたが、シャオロンが話しかけた。

「お前、いろいろ噂聞いとるで。しょっちゅう女の子泣かせとるくせに相変わらずモテまくってんだってなぁ・・・?」ずいっと怖い顔でにじり寄るシャオロンにタジタジのウツ💦急に何の話?💦と素でそう聞くやいなや、シャオロンはウツの胸倉を掴んで叫んだ。

「何で嫌われるようなことばっかしてるくせにお前の周りにはヒトが寄ってくるんだ?」
「何か秘訣あるんだろ、教えろよなぁ!!」

確かに今のシャオロンが一番知りたかった答えだった。しかしそんなことなど知らずいきなり凄まれてウツはいよいよ恐怖を感じる。何を怒ってるんだろう、怖い、殴られるかもしれない・・・そう思ったウツは・・・

勘違いウツの教え?

「なぜお前は嫌われることしてるのに人気なのか」孤立した恐怖と羨ましさ、もどかしさでウツに迫るシャオロン。恐怖を感じたウツはガクガク震えながら覚悟を決めて・・・

「許してください何でもしますん(ガバッ)」
その場でシャオロンに土下座・・・ぽかんとするシャオロン。そして「話聞いてた?」と女の子と同じツッコミされるウツ😅ツッコミを聞かず「靴もなめましょうか!?」「キモいからやめて」そうやり取りをした後、シャオロンは今一度「だから、ヒトに避けられない秘訣を・・・」と言いかけてハッとした。待てよ、「土下座して謝る」・・・?

「もしかしてお前、『悪いことしたら土下座して謝れ』って言いたいんか・・・?」
・・・ん?😶今度はウツがぽかん。「確かにさっき暴れたこと謝れてないしそれはやった方がええ、なかなかいいアドバイスするやんけ・・・」何だかよくわからないけど、殴られないしそう勘違いしてるなら・・・としばし考えたウツは。

「・・・ハハハ!ようやく理解したようだね!!ヒトから愛されるようになるにはあえて自分の立場を下げることも必要なのさ!!」
掌返しでウツは突然土管の上にドカンと座って上から目線でそう叫んだ😅何か知らないけど勝手に納得されたからそういうことにしたウツです😅シャオロンも「立場を下げる?」と食いついてきたしね←

「強く気高い悪魔はモテるっちゃモテるけど近寄りがたいねん。今の殺気立ったお前のようにな。そんなんじゃヒトは寄ってこぉへんで?」そんな、どうしたらええねんと尋ねるシャオロンに「簡単だよ。僕の言うことを全部聞いとけばいいんだよ♡ここで家系能力TA(立場的アドバンテージ)を発動したウツ!!理由はわからないけどシャオロンが自分に教えを乞うているならTAが効く可能性は高い。シャオロンを無力化して自分に従う姿を見ればさっきの女子も惚れるはず!そういう策略がウツの頭を駆け巡る・・・

この勝負貰った!と確信したウツは能力で畳みかける。「自分が害のない存在だとアピールするんや!『隙を見せろ』『暴力、魔術禁止』『家系能力も使うな』・・・!」ここでシャオロンがピクッと反応した。「家系能力を使うな」・・・そんなこと考えたこともなかった。そんな簡単なことを何で思いつかなかったんやろ。

バシュッ!!突然シャオロンから禍々しい殺気が霧が晴れるように消え去った。驚くウツに「決めた」とシャオロンが呟く。

「俺もう家系能力使わへん」
そう言ったシャオロンの表情は穏やかだったけど、深い悲しみが滲み出ていたのでした・・・

そういう成長段階

自分の身を守るためにTAでシャオロンの攻撃、そして「家系能力」を封じたつもりのウツ。しかし「もう家系能力使わない」という素直なシャオロンの言葉に「あれ?」と意外な展開に戸惑うウツ。

TAにかかってないのに言うこと聞いてる?何で?事情を知らないウツを置いてシャオロンは「いや~盲点だったわ!」と笑っている。「これで無理して嫌われる必要もなくなるし、魔力はかなり弱まるけど・・・好きなだけチヤホヤされていいなんて最高やん!これで・・・」

「これでもうみんなに、ハブられなくなるかなぁ・・・😢」

心を吐き出すようにぼろぼろと涙を流すシャオロンに、事情を知らないウツも只事ではない雰囲気を感じ取り、真面目な顔で「お前何が・・・」と尋ねようとした。だがシャオロンは勢いよく鼻水を吸い込み顔をこすりながら「めちゃめちゃ参考になったわ!ありがとうウツ・・・いや、先生!」と言ってニカッと笑った。また人気者になる秘訣教えてや!と元気な声で言うシャオロンにまた混乱するウツ。しかも先生って何!?💦

変なあだ名つけんな!と抗議すると「じゃあ、大先生!😁」「グレードアップしとるやん!!💦」こうしてシャオロンとウツの関係は少し縮まって、その後シャオロンは家系能力を封じて今まで以上にがむしゃらに努力した。それもすべて「人気者になる」という野望を果たすため。

まず公園で暴れたことと今までいたずらしたことを「土下座」でガキ大将たちに謝り、少年野球チームに入ったりウツをいじったりしながら、体力づくりに魔術の練習に座学・・・家系能力を完全に切り離してできることはすべてやった。そしてシャオロンは「悪魔学校(バビルス)」を受験し、入学式に挑んだのでした。

「入学試験まじでキツかったなぁ~家系能力なしでゴリ押ししたから実技ボロボロやったけど、まぁ入っちまえばこっちのもんやろ!」
「今日から俺が悪魔学校の主役になったるんや!!」

幼少期に悩み迷い苦しみ、ウツとの出会いがあって結果「家系能力を封じて」悪魔学校に入学したシャオロン。彼が再び家系能力と向き合えるようになるのは、ついこの前リタイアした「収穫祭」の日まで、しばらく先のお話・・・。

魔界の主役は我々だ!140話感想・まとめ

シャオロンの苦しい幼少期。意外とウツとシャオロンがご近所ではなかったこと、隣町の関係なのに顔見知りだったことが驚きでしたね。勘違いばっかりで最善の結果とは言えないかもしれないけど、お互いが幼馴染で知り合えたことは運命で必然だったのかな、と思いましたw

ウツは恐らく不貞行為をするたびに女の子たちに土下座してるだろうから安い土下座かもしれないけど← シャオロンにとっては新鮮な行為だったかもしれませんよね。他人を怒らせて力を蓄えてそのまま、という日々だったし謝ったらまた弱くなるかもしれないし。シャオロンは「弱くなること」に恐怖心を抱いていたのかもしれませんね。力も頭脳も秀でているわけじゃないから余計家系能力にぶら下がっていたかもしれませんよね。

でもそこでウツの土下座を見て「立場を下げる」というアドバイスを受けた。そして能力にもかけてもらって気付けた。「家系能力に甘えないために封じる」実は効率的だったかもしれないですよね。その結果シャオロンは迷惑をかけた子たちに謝れたし、その分いろんなことを頑張れたし魔界の最高峰である悪魔学校に入学できたから。その間にもウツの協力もあっただろうしね。でもやっぱり家系能力とお別れする、今までの自分と決別するというのは幼いシャオロンには辛い決断だったかも・・・あの悲し気な泣き顔が胸にキュンと来て・・・😭

次回は収穫祭の結果発表!シャオロンはケガを治しまたひとつ成長できたかな・・・?
次回も楽しみです!

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今回は、「魔界の主役は我々だ!」の140話ネタバレを紹介しました!

が…

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