魔界の主役は我々だ!139話ネタバレ感想!大きな夢とは裏腹に

週刊少年チャンピオン

2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ!」。

入間くんと時を同じくして悪魔学校に入学した1年生悪魔・シャオロン。
幼馴染のインキュバス・ウツや個性的な同級生のトントン、ゾムらと共に魔界でビッグな存在になるため頑張るもどこか空振り気味😅そんな時、ルーキーハントに来た「我々師団」の当時の団長・グルッペンに頭を掴まれ、無理矢理団員になってしまった4人。だけど途中ロボロも加わり我々メンバーとして日々を過ごすうちに5人と先輩2人にとってかけがえのない場所・・・だったのに、グルッペンの突然の離反、宣戦布告により我々師団は新旧に分断!だけど戦争の決着はつかず。現在は完全に分断した状態で活動していたが、久しぶりに接触・・・!?💦
実在する動画投稿チーム「○○の主役は我々だ!」のメンバーをキャラクター化し「魔入りました!入間くん」の世界に飛び込ませたスピンオフ作品!本家○○チームのチャンネル登録者数が100万を突破しており、これも悪魔と契約した結果・・・!?😈

前回は南郷晃太先生のトントンスピンオフ「トントンの相談飯の夜明けぜよ!」をお送りしました🐷「魔王飲料シリーズ」なんて噂に過ぎなくても、そしてインチキランダム自販機に飲まれていたとしても、トントン&トンの食の探求と欲は尽きないのである・・・✨
さて、今回は本編の続き。「他人からの憎悪を糧に生きる悪魔が」「人気者になりたい欲を持ってしまった」そのいきさつと苦悩とは・・・?

そんな「魔界の主役は我々だ!」139話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

南郷晃太先生の「トントンの相談飯の夜明けぜよ!」このお話は「食」に悩める悪魔学校の子豚ちゃんたちを導くトントンのお話🐷

今回は「悪魔学校の隅の隅に存在するランダム自販機に書いてある伝説の『魔王飲料』が本当に出るのか調べてほしい」というもの。ものすごく胡散臭いけど、トントンは虱潰しにそのランダム自販機のジュースを買っていくことに。かつての魔王・デルキラが愛したとされる、レア度も美味さも魔王級で飲むと莫大な力を得られるとも言われる『魔王飲料シリーズ』本当に出るのならとことん味わってみたい・・・

そもそもこういう自販機のって見たこともない売れ残り商品が多い。最初に出たのも「ヘルファイアベリーミルク」なんてものだけど・・・とにかく飲んでいこう!辛い!これはイケる熱くて飲めない一緒に飲むと味が変わるやつは狙って買えない・・・というランダムの洗礼を受けながら飲んでいく。そんな中、見た目で損してる系激うまドリンクというのも存在する愉しさも✨でももう1本欲しい、ができない・・・ランダムだからね😅

飲み物ばかりだと水腹になってしんどい、固形物もほしい・・・と思ったら「歯ごたえある水」とかいうグミみたいな商品も。しんどいから仲間を呼ぶ?とトンに提案されるも「超レア物は俺たちで味わってみたい、魔界中の美味いものを食らいつくすのが俺の野望だから」と謎の漢気を見せるトントン。この中に魔王飲料があるのなら売り切れまで買えば必ず出ると信じて・・・!

そしてその時が!!でも、最後に出たのは「トリプル残念ジュース」とかいう激マズドリンク💦飲んでるつもりが飲まれているという悪魔的文明、それがランダム自販機・・・

とここでなぜか顔を覆った業者が2人、乱雑にドリンク補充に来た。結果に納得いかないトントンは当たり出るのかと尋ねると「入ってますが?前の人が当てたんじゃ?」と胡散臭い返答。その上クレー魔ーなら出るとこ出るよ?と脅し文句まで言って・・・とその時、落とした缶を踏んで盛大に転んだ2人。見るとショッピ&チーノだった!!だからか・・・💧バツが悪くなった2人は普通のソーダ缶に無許可の写真を貼り付けただけの「若王ドリンク」とかいうので誤魔化そうとした・・・

しょうもないことすな!!!たぷーーーーん!!!💥
トントン&トンはたぷたぷのおなかで2人を吹っ飛ばした・・・その後生徒会にこってり絞られ、ランダム自販機は撤去されたのでした😅

魔界の主役は我々だ!139話ネタバレ

暴君のあの頃

ヘイト感情を糧とする悪魔が「人気者になりたい」と願ってしまった、その過去の話。シャオロン幼き頃・・・

「あー!誰や俺らの秘密基地荒らしたヤツ!!ぐちゃぐちゃやないか!!💢」とガキ大将のグループらしき悪魔が自分たちの秘密基地に落書きやら大量の葉っぱやらで荒らされていたのを怒っていると、「俺のリフォーム気に入らんかった?自信作やってんけどな・・・」と木の上からシャオロンがそんなことを言っていた。

やっぱお前かシャオロン!はよ元に戻せ!💢と木の上からわーわー叫ぶがシャオロンは「聞こえへんよ?」とどこ吹く風。その態度に気の強そうなガキ大将は怒りが増幅するが、賢そうな少年に「あいつにヘイト向けると強くなるぞ」と窘められ慌てておだててみるも、「心がこもってへんから効かへんなぁ・・・w」と鼻をほりながらまた挑発💦手出しができない悔しさを「覚えてろよ!💢」と捨て台詞に込めてガキ大将たちは去って行った。もう行っちゃうの?張り合いないなぁと言いながらシャオロンは木から飛び降りた。

その瞬間、一番柄の悪そうな悪魔がシャオロンの着地を見計らって石を投げつけた!シャオロンの顔面に当たり、さすがに立ち止まって痛がるシャオロンに「ざまーみろバーカ!!」とせめてもの仕返しとガキ大将たち。やり返されたら勝てないぞ、いいじゃん逃げれば!と去っていくガキ大将たちを黙って見届けるシャオロン。そこへ穏やかそうな少年が「シャオくんやっほー」と挨拶。そして顔から血が出ているのに気づき絆創膏を差し出してくれた。

その優しさが素直に嬉しくて受け取ろうとしたシャオロンだが、逆に優しくされると弱くなってしまうからとシャオロンは「こんぐらいツバつけときゃ治るよ!じゃな!」と踵を返して去ってしまった。本当は優しさに甘えたかったしありがとうを伝えたかったけど・・・

今は我慢や。本当はもっとチヤホヤされたいけど、弱い悪魔は人気者になれへんからな。もっと強くなっていい学校に入ってランク上げないと!そのためならちょっと悪口言われるくらいナンボじゃ!好きなイタズラやって強くなれるなら一石二鳥や!!そう思って夕焼けの中駆けて行くシャオロンは、顔こそ笑っていたけど目には涙が浮かんでいた・・・強がって自分を確立してたんだね・・・

「いつか絶対魔界一の人気者になったるからな!見てろよ~」
そう言って夕焼けの中片手を上げて誓ったあの日。シャオロンの健気で悲しい強がり・・・

俺を見ろ、見てよ

魔界一の人気者になると誓ったあの日。そのためならシャオロンは仲良しとも素っ気なくなるし、乱暴者にだってケンカを売りに行く。そんな日々を過ごしていたある日。

「あ、あれ?何か今日みんなリアクション薄いな・・・?」
いつも通り、ガキ大将たちにイタズラを仕掛け落とし穴にもハメたシャオロンだが、彼らは冷静に落とし穴から脱出し身なりを整えた後、何事もなかったかのように談笑し始めた。「今日のイタズラおもんなかった?」と尋ねても彼らはシャオロンに気付いていないかのように振舞っている。というか、公園にいるみんなが何だかシャオロンに対してだけよそよそしい。チラッと見てはサッと目線を逸らすといった感じ・・・

俺、周りから避けられてる?不安に思ったシャオロンは以前絆創膏を勧めてくれた少年に声をかけた。その少年もシャオロンを見ては気まずそうに目線を逸らしていたので「何で目逸らすん?俺お前に何かした?この前絆創膏受け取らなかったから?💦」と縋る思いで尋ねてみると、その少年は震えながら声を潜めて教えてくれた。

「ちゃうねん、シャオくんと仲良くしたらいじめてやるってあいつらに言われて・・・だから・・・💦」
ごめんな、と唯一優しくしてくれたその少年にも逃げられてしまった。目から光が消えるシャオロン・・・

「憎悪喰い」という強力な家系能力に対抗する方法は主に2つ。1つは「好意を向けて弱体化させる」こと。しかし嫌いな相手に心のこもった好意を向けるのは難しい上に効果も薄い。感情のコントロールが上手く行かない子供なら尚更。そこでもう1つの対抗策が「無視」だった。シャオロンに何を言われたりされたりしても何の感情も向けないことだった。ガキ大将たちは度重なるシャオロンからの挑発に最初こそ怒ったり取ってつけたような褒め言葉で能力を使わせないようにしていたが、そこには感情が起こる。その感情を無くせばシャオロンは力を出せない。そこに付け込まれてしまったのだった。

気が付くと、自分の周りには誰もいなかった。元々シャオロンなんていなかったかのようにみんな過ごしていた。それが注目を集めることに快感を覚えるシャオロンにとってあまりにもひどく効きすぎるほどの仕打ちだった。ブルブルと震えトレードマークのニット帽を脱ぎ捨て、シャオロンは・・・

「構えよ」ゴッ・・・!!落とし穴を掘るのに使ったシャベルをガキ大将の頭に力任せに振り下ろした・・・
幼少期のトラウマは悪周期に多大な影響を及ぼす。泣きながら我を忘れ破壊に取りつかれてしまったシャオロン・・・気付いたら、彼の周りには誰もいなくなっていた・・・

運命の出会い?

「シャオロンに構うのをやめて感情を出さなければ何も起きない」そう知恵をつけたシャオロンの同級生たち。孤立してしまったシャオロンはその悲しさ、寂しさから悪周期を解放し、公園をメチャクチャに破壊してしまった・・・

その頃別の場所では。「ちょっと誰よこの女!あたしとの約束すっぽかして浮気なんて・・・!」「ひどい!私とは遊びだったのね!」「「最低!!」」2人の女子に問い詰められているのは幼少期のウツだった。「まぁまぁ落ち着いて、可愛い顔が台無しだよ・・・?✨」とか言ってるけど「「誰のせいだと思ってるんだボケ!!」」と同時に2人に殴られるウツ💦昔からこんなんだったのね😅

女子2人にボコボコにされ地面に突っ伏しながらも「チッ、キープの女が12人に減っちまった、またどこかで補充しないと・・・」と懲りないインキュバス・ウツ😅と、前方からまた別の女の子がやってきた。何やらしくしく泣きながらやってきたその子もカワイイ子だったので「新たなカモ発見✨」と立ち直り早いウツ😅「どしたん?話聞こか?僕でよければ相談に乗るよ・・・✨」とキザったらしく女の子に話しかけると「ほんと?」と女の子もウツを頼って来た。

「あのね、さっき公園に遊びに行ったらすごく怖い悪魔がいて、私のこと睨んできてね・・・」
うんうん、と言いつつ「あーそれは彼氏くんが悪いわ!僕だったらそんな思いさせないのになぁ!」とズレた返答😅女の子にも「話聞いてた?彼氏くんって何の話?💧」と困惑されてる😅「とにかくその怖い悪魔をやっつけて!お願い!🙏」

カワイイ女の子にそうお願いされていいとこ見せたいウツは早速現場へ。そこには「無視」という仕打ちに苦しみ大暴れし孤独を嘆くシャオロンの姿が。積まれた土管の上に体育座りで蹲るシャオロンは、ウツの気配に気づいて「・・・あ゛???」と野太い声で血走った目でウツを睨みつけた・・・

いや、無理です。\(^o^)/
シャオロンとウツの出会いは最悪・・・?でも必然・・・?

魔界の主役は我々だ!139話感想・まとめ

うわー・・・あまりにも辛い😭シャオロンがヘイト感情を集めていたのも「強くなってランクを上げれば人気者になれる」という思いからだったのでしょう。でも子供だと巧くはできなくて、その結果が「無視」・・・読んでて苦しかったです💦

でもこのような不器用な結果を招いてしまったという人って結構いるんじゃないでしょうか?構ってほしくていろんなことをやって、少し構ってもらえただけで舞い上がってしまって好き放題やって結局孤立してしまうというのは・・・私にも経験があり、シャオロンのように人気者になりたいとは思っていなかったけど、不器用な自分にも感情を向けてくれる人がいるというのはとても嬉しいことで、でも不器用故にもっと喜ばせようとしたことが裏目に出て嫌われてしまったり手当たり次第動いた結果無視されてしまうという・・・そういう時って大概大人も味方になってくれないし四面楚歌ですよね・・・あのループ何とかしたいものですが💦

悪魔だと「悪周期」という生理現象のようなもので感情を爆発できるからいいけど、人間がこうなると事件ですからね💦無視に悲しみ苦しんだシャオロンは破壊衝動に駆られてしまったけど、ガキ大将たちはどうなったんでしょうか・・・悪魔だからもしかすると悪周期で手をかけてしまった・・・ということもあり得るのでしょうか💦シャオロンがそうだとしたらあまりにも悲しい😭

そこで現れたのが昔から女たらしだったウツなわけですが・・・タバコ吸えないから棒キャンディをキザに咥えてますが😅悪周期のシャオロンとどう対峙してどう仲良くなったんでしょうか?それにしても彼らは小さい時から今の自分をハッキリさせてて羨ましさすらあります。大人の言いなりで生きるのが当たり前だった立場からすると余計・・・💦

次回も楽しみです!

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今回は、「魔界の主役は我々だ!」の139話ネタバレを紹介しました!

が…

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