SANDA52話ネタバレ感想!似て非なる最強の2人の運命!

SANDA

2021年7月34号から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「SANDA」。

時は2080年の日本。国の貧困化に伴い文化の一切が滅び、超少子化の影響で「若さこそ至高」と謳われ15歳未満の子供は学校が一斉管理するという時代。ごく普通の14歳の少年・三田一重は実は「サンタクロースの末裔」で特異能力者。それを強制解放したのは「親友・小野一会を捜してほしい」と願った同級生の冬村四織。たまたま三田の能力を見てしまった同じく甘矢一詩最初に三田と相対したスパイ柳生田三郎と共に三田の能力や学園の秘密を探り、小野一会との再会も果たした。しかし、小野は未熟なうちに睡眠を摂ったせいで体が成長に耐え切れず亡くなってしまった・・・。冬村の悲しい気持ちを三田は受け止めてやり、物語は次のステージへ。

何とか兵藤の軟禁からは抜け出せたものの、もみ合いのせいで学内のどこかにトナカイの血の弾丸を落としてしまった。それをしぶしぶ学園長に報告しに行くと「もう時間がない」学園長は顔中に歯が生えるというおぞましい姿に💦この国は壊れてる、そう思いながら弾丸を兵藤が必死に探していると「一時休戦」と三田も手伝いに・・・?

そんな「SANDA」52話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

14歳の三田が大人の女性の兵藤の排泄を待つという狂った状況。なかなか催さず「出ないのは仕方ないでしょ?」と上目遣いで笑う兵藤はこの状況を楽しんでいるようだった💦

そして「あなたの協力が必要」と三田の傷ついた右手を押し流血させてサンタに変身させ、大人の女を使って誘惑する。耐えられない状況に気を失いそうになっていると、突然トイレのドアが破れた。サンタの体重は実に200kg以上。そんな巨体を預けた上に押したりすれば抜けるのは当然。「その重い体使いこなせてないなら私が貰ってあげる」と言う兵藤に三田は「俺は誰よりサンタの体を尊敬している、誰にも渡さない」と言い放った。

「じゃあ私も手段を選ばない」何と兵藤はあえてサンタの慌てる姿を見るためにトナカイの血の弾丸を予め吐き出していたのを隠していたのだ。銃に弾丸を込めようとした所で三田と揉み合いになり、たまたま開いていたトイレの窓から弾丸は落ちてしまった・・・

そのことを一応学園長に呼び出されたついでに報告した兵藤。兵藤に背を向けたまま「そんな報告聞きたくない」と言う学園長にめんどくさそうに謝る兵藤。薬臭い部屋、こんな若作りに必死な爺さんを皆なぜ恐れている?と考えていると、学園長は徐に何かを引き抜いた。歯・・・?💦

兵藤をソファに座らせ隣に座った学園長。「どうやら薬を飲み過ぎて成長ホルモンがバグを起こしたようだ、これはやりすぎだと君も思うだろう?」そう言った学園長の顔や首には何と奥歯の列ができていた!😱💦おぞましいバケモノのような姿になりながら兵藤に「ニキビを潰すのと同じだから」と歯を1本抜かせ「私には時間がないんだ。早く弾丸を探すんだ」とせっついた。

学園長もこの国もぶっ壊れてる!ありのまま老いた姿こそ美しいのにどうしてあんな姿になってまで若さを保ちたいの!?そう思いながら地面を這うように弾丸を探す兵藤の背後から「一時休戦、一緒に弾丸探そう」とフル装備の三田が現れた。まさかの協力?弾丸は見つかるのか・・・

SANDA52話ネタバレ

休戦、そして次へ

トイレでサンタの三田と兵藤が揉めたせいで校内のどこかに「トナカイの血の弾丸」を落としてしまった。大渋学園長のおぞましい姿を見た兵藤が必死に探していると、三田が「休戦」と手伝いに来た。

約3cmの赤い弾丸を、広い校内で探すのは・・・なかなか増員しても大変で・・・ってあれ?💦柳生田、甘矢、冬村もヘッドライトにシャベル片手に探してくれてる💦「まさかここにいる全員私の正体知ってるの?どうしてやろうかしら」と兵藤が凄むも「それはお互い様!人手は多い方がいい」と三田。それに応えるように「頼むから戦わないでね」と甘矢も釘を刺すような発言💦

しかしさすがは大人の兵藤、「三田くんって意外とずる賢いのね、弾丸を見つけた瞬間私が撃ってくると想定して仲間を呼んだんでしょ」と何となく三田の動向を察していたらしい。「それでいい、仲良しの和気藹々とした宝さがしじゃないから誰かが見つけた瞬間殺し合いが始まるわよ」と見下ろして言う兵藤。さすがにちょっと緊張感が走るが、30分後・・・

土の中など込み入った所ではなく、普通に舗装された所に弾丸は落ちていた。が、見事に砕け散って弾丸としては使い物にならなくなっていた。その瞬間、5人はアッハッハ・・・と乾いた笑い声を上げた。が、即座に兵藤が柳生田の顔面をパンチ👊これはただの八つ当たりだね・・・😅
まぁ考えてみれば、獣のトナカイの血の結晶なわけだから、高所から落ちた衝撃で割れてしまうのは当然だった。「貴重な武器が見事に散っちゃったわ、サンタに致命傷を残して」兵藤が下を向いたまま呟いた。三田の溶けた手は人間の手による処置では限界がある。このままではサンタとか抜きに三田の命も危ういかもしれない。

あくまでドライな目をし続ける兵藤に「最後の弾が壊れたんだから傷の治し方くらい教えてもいいんじゃないか?」と柳生田が少し怒ったように訴えた。柳生田も以前学園長に支給された弾は処分してしまったらしく、本当に学内にある弾丸はなくなってしまったようです。すると意外とすんなり兵藤は「方法はひとつしかない」と白状した。その「方法」とは、まさに今女子と口付けを交わしていたあの美少年らしい・・・?

鍵握るアイツの日常

兵藤に支給された「サンタを殺すアイテム」も壊れた。なのに三田の腕は治らない。その治し方は1つだがあるにはあるらしい。それは・・・

「トナカイの末裔」を探すこと・・・お?
三田はサンタの末裔、相棒であるトナカイの末裔もどこかにいて、サンタと肩を並べる強い肉体と再生能力を持つと言う。「角を持つ一族」を探しそいつの血を飲めば治ると兵藤は言った。にわかには信じられない発言に柳生田は「適当言ってないだろうな」と睨むが、心当たりのある三田はさっさと歩き出した。驚く柳生田たちの後ろから兵藤は三田の背に向かって「治せばいい、貴重な肉体が弱っていくのは私も困る。欲しいのは元気なサンタの肉体だからと砕けた弾丸を手に呟いた。

せかせかと1人走りながら、三田は胸がときめいていた。やっぱり彼かもしれない、俺と同じ境遇の「トナカイの末裔」はきっと以前保健室に三田を運んでくれた「隣甲斐」少年に違いない!三田は期待に胸を膨らませながら隣甲斐を探しに向かう。

その頃、隣甲斐は寮のベッドに女子を連れ込んで薄着で何やら会話していた。その女子は「じゃー隣甲斐くんに質問タイムでーす♡」と投げかけ、隣甲斐もニコニコ応える。と、「何他の女とキスしてんだよ」その女子はいきなり怒りの形相で隣甲斐を睨んだ。きょとんとする隣甲斐にそのツイテールの女子はビンタを食らわせる。何度も顔をはたきながら「私と結婚するまで!誰ともキスしちゃ!ダメッなんだよ!!」と感情的にその女子は叫ぶ。

どうやら彼女は隣甲斐の許嫁。三田にとっての二胡みたいな存在なのでしょう。結婚するまでは自由恋愛なこの時代でも、二胡と同じように隣甲斐と本気の恋愛結婚を目指しているのかもしれません。だから顔を歪ませて何度も殴ったりする。でも隣甲斐は涼しい顔でヘラヘラ笑っている。殴られたのに顔が赤くなったり腫れたりもしていないみたい・・・それが隣甲斐の能力?

「確かに不公平だよな、君の手は腫れてるのに僕は無傷でごめんね」しれっと言う隣甲斐に許嫁は泣きながら「いつもそうだよ、私ばっかりボロボロになって泣いてる。人は泣くたびに心が老いていくって学園長が言ってた!私だけ手を腫らしてヨボヨボになるのにあんたは綺麗なまま!隣甲斐に執着する余り許嫁は勝手に傷ついていき、隣甲斐に八つ当たりしているみたい・・・

「じゃあ今日はこれ使っていいよ」そう言って隣甲斐はカッターナイフを差し出した。え、何をする気・・・?💦

最強の余裕?

許嫁に殴られても傷ひとつつかない隣甲斐。「コレ使っていい」とカッターナイフを差し出すと、許嫁は顔を歪ませたまま舌打ち交じりにカッターナイフをひったくった。そして容赦なく隣甲斐の顔面を切り付けた!!

「モテてモテて仕方ないんでしょ!?だったら私がこの顔切り刻んであげる!!そしたらもう困らないじゃんそうでしょ!!!」そう言って許嫁は何度も隣甲斐の顔面を切り付ける。生々しい、痛々しい音が響くが隣甲斐の断末魔などは聞こえず許嫁も手を止めない。「パンツも脱いで!顔も股も手足も!全部グチャグチャにするから!!」そう言って許嫁は隣甲斐の下半身にもナイフを突き刺していく。「クソ隣甲斐!💢」日々の恨みをこれでもかとぶつける許嫁だが、顔はだんだん怒りから恐怖のような顔へ変貌していく。

「クソトナカイかいいねぇ」この期に及んでまだヘラヘラしている隣甲斐にいよいよおかしくなりそうな許嫁は再び隣甲斐の顔を切り付けるが、傷をつけた瞬間傷が戻っていく。先程から何度ナイフを刺しても傷つくのはベッドや服だけで隣甲斐の体には傷が一切つかないのだ。それどころか血の一滴も出ない。これこそが隣甲斐の持つ特異能力なようです・・・

「わかってるはずだよ、僕の体には傷がつかないし血も出ない。だから君の心の痛みも理解できない。でも女心をちゃんと理解している男なんてこの世にはいないだろ?」「僕なら君の感情も暴力もすべて完璧な姿のまま受け止めてあげられる」

「僕は最強のトナカイだから」
そう言って隣甲斐は許嫁をそっと抱き留めた。最強たる所以はトナカイが持つ身体能力にあった。

トナカイは摂氏マイナス60度を耐えうる分厚い皮膚を持ち、年に一度生え変わる角は1ヶ月で完全に成長する。この耐久力、体力、免疫力を人間に換算するともはや人間ではなく「超人」ということになる。そんな最強の体を持つ「隣甲斐一恵(となかい・いっけい)」14歳。トナカイの末裔。そんな隣甲斐に抱き留められすっかり機嫌を直した許嫁はしおらしく「ごめんなさい大好き~」なんて言うのだった・・・💧

SANDA52話感想・まとめ

ついに明かされた「隣甲斐少年」の正体。これはある意味サンタより強いかも・・・?それにしても許嫁?が嫉妬する気持ちはわかるけどやることがおぞましすぎる💦板垣巴留先生の描く人間の女性ってエグすぎない・・・?💦

最近の展開として「前半ほっこり」「後半恐怖」っての多くない?前回の「奥歯だらけの顔面」とはまた違ったおぞましさ・・・てかこの時代的に寮の部屋に異性連れ込むのは大丈夫なの?コッソリやってる?でもあんなナイフでザクザクなんてやってたら他の部屋にも聞こえない?隣甲斐は美少年すぎて特別扱いなの?他の男子生徒とかいなさそうだったし・・・財力で特別に許可貰ってるとかもありそうだな💧こんなクセの強すぎる相棒を三田なんかが説得できるんだろうか💦そして血が出ないのに三田は隣甲斐の血を飲むことができるのか?💦

そしてたまたま弾丸が割れてて仲間もいたから運が良かったものの、兵藤との確執は続いているわけで。でも三田の周りに柳生田や冬村、甘矢がいると安心できるのは読者目線から見ても「三田が信頼できる存在」というのがわかるからじゃないでしょうか。元気で完璧な「ありのまま老いた美しい姿」を欲する兵藤、もしかしたら彼女もまた特捜隊とは違った目的が生まれているかもしれませんよね・・・🤔

何か動物の生態が書かれていると前作『BEASTARS』を思い出して懐かしくなりますねwレゴシやルイ先輩は元気でしょうか・・・そして隣甲斐の許嫁と三田の許嫁・二胡がちょっと似ているのも何だか皮肉ですね😅2人共2つ結びの髪型にちょっと乱暴な言葉遣い・・・そのうちWデート回とかあったりするのかな!?w
次回も楽しみです!

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今回は、「SANDA」の52話ネタバレを紹介しました!

が…

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