弱虫ペダル697話ネタバレ感想!プライドと経験とえこ贔屓?

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

アニメ5期情報解禁!今年10月9日、Eテレにて午前0時から放送予定!!手嶋キャプテン時代のインハイの激闘をもう一度動きと音アリで楽しめます!🚴

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中!ドラマだけでなく自転車やロードレースの仕組みもわかる、スポーツ誌としても楽しめる作品です🚴

いよいよ始まった1年生レース。「1番緊張している」とロクちゃんは崇拝する小野田に励ましてもらい、いざスタート!!経験者3人を先頭に追い越し禁止区間で何とか平静を保っていたけど、同級生以下には強く出る木中に目を付けられ「負けたらマネージャーやれ」と言われてしまい・・・!?

そんな「弱虫ペダル」697話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

いよいよ1年生レース開始まで10分。8人が初心者という中、それぞれ緊張している様子を見せているがやはりロクちゃんが一番緊張しているみたい💦

仲良しのケイちゃん恭ちゃんにトレーニングもつけてもらったし、バスケ部だった時彼らも試合前こんな気持ちだったのかな、なんて考えつつ手汗や震えなど緊張は全身から噴き出す。そんなロクちゃんに「大丈夫?」と小野田が肩に手を置いて気遣ってくれた。その瞬間落ち着いて震えが止まったのでロクちゃんはより小野田を「ゴッドハンド、神✨」と崇拝するのでしたw

元々乗っていた自転車をロード用にカスタマイズし道具は揃った。「1人で走れる?」力のこもった目でそう聞いた小野田にロクちゃんは緊張しつつも「はい!!」と返事をし、残り数秒で始まるレースに挑む!杉元の交通ルールについての注意、鏑木のエールを聞いて1年生たちはついにスタートを切った!!!背中を見送った後、小野田たちも寒咲サイクルの車に乗り込んでレースを見届ける。その横でケイちゃん恭ちゃんがロクちゃんについて話しているけど・・・「お前らも1年なんだから走るんだよ」だよね!?何で出てないの!?💦

最初の追い越し禁止区間でロクちゃんは前方の経験者3人について考える。そのうちの1人は以前ロクちゃんに突っかかってきてケイちゃんに釘を刺された同じクラスの木中だった。経験者だから太い足を持ってはいるも、先輩に委縮する性格は他のメンバーにも割れているらしくコソコソ言われていた。経験者のプライドか、それを聞きながら木中は「ロードレースナメるなよ」と言いながらわざと後ろのメンバーの前輪に後輪を当てた!

木中の後ろは全員初心者なので1人がバランスを崩すと総崩れになる💦それを見て「よくあること、悪いな気を付けるよ」と木中は悪びれず言った。だがこれも「1人で走る」ための作戦。そして木中はわざと後ろに下がってロクちゃんの横につけ「俺を抜くとか言ったとか?もしお前が負けたらマネージャーやるってのはどうだ!?」と挑発してきた。

同級生には大きく出る木中だけどやはりどこか薄い・・・ロクちゃんはどうする!?

弱虫ペダル697話ネタバレ

ファインプレー?

総北自転車部の1年生レースが始まり、ロクちゃんも列の中に入って追い越し禁止区間を走っていた。そこへクラスメイトで経験者の木中が「負けたらマネージャーやれ」と条件を出してきた!

「抜く」と宣言しておいて負けたりしたらマネージャーをやる、君は中学時代バスケ部のマネージャーだったんだろ?と挑発的に言われたロクちゃんの返答は・・・「その手があったか!!」・・・ん!?💦これには予想外すぎて木中も聞き流す所だった😅だがロクちゃんは1人で「持てる技全部使って裏門坂先輩をマネージャーとして支える・・・!」とブツブツ言ってます😅「裏門坂先輩なんていたか?💦」というツッコミも聞こえていないみたい😅

これは忠告だぞ、とあえて言ってみるとロクちゃんは「忠告ありがとうッテ」とにっこり。つられて「まぁ///」と満更でもなさそうに照れ笑いする木中😅って違う!💦と気を取り直し、「とにかく俺を抜くってあの2人に言われてんだろうが💦」とツッコむと、ようやくロクちゃんも走る理由を思い出した💦ケイちゃん恭ちゃんに「木中を抜く所を見せる」ためだった・・・💦

ハァーッと木中はため息をつき呆れたように「勝つ気ないのに走ってんじゃねぇ素人が。ロードレースは遊びじゃねぇぜ」と吐き捨て睨みを効かせた。その圧力にようやくロクちゃんもただならぬ気配を感じ、他の初心者たちにも緊張が走る。「俺と前の2人は少なくともこのレースを真剣に走ってる、勝つことを考えてる」それは本当なようで、経験者の2人はそれなりの覚悟を持って真剣に挑んで来ているようだった。

「悪いが俺はインハイを目指してる。レギュラーで走ることを目標にしてる!!」
初めてしっかり口に出した、木中の「薄味じゃない」言葉だった。確かに初めてロクちゃんたちに絡んで来た時から「目標はある」と言っていたけどどうも薄っぺらかった。が、実際出たワードが「レギュラー」「インハイ」だとやはり重みがあるのだった。

他のメンバーがザワついている中、ロクちゃんも自分の「目標」について考える。俺の目標って何だっけ?部活に入ること?だけじゃなかったはず。「ついてきて」と言ってくれた小野田の背中を追いかけるため・・・

「忠告のつもりだったが無駄口だった」期待外れといった感じでため息をつきながら前方へ戻っていく木中に突然ロクちゃんが「木中くん!!」と叫んだ。そして次に出た言葉とは・・・?

本心と噛ませ犬w

「抜く」とか言ってたから期待したのに残念、と勝手に判断して戻っていく木中に突然叫んだロクちゃん。

「この1年生レースで勝ったら、インターハイに出れるの!?」
予想外の相手から予想外すぎる言葉が飛び出し全員が驚いて振り返った。再びザワつくメンバー、木中は聞こえないように鼻で笑った。それには恐らく気付かずロクちゃんはアワアワしながら「裏門坂先輩についてくってことはそういうことかなって思ったこと口にしてしまッテ💦」と取り繕う。だがロクちゃんを格下認定した木中は「出れると思うぞ?」と言った。

「お前が俺たち経験者を全員抜いて真っ先にゴールすればな」
お前大胆だな、俺らは誰が4位になるかって考えてるよ、と他のメンバーがロクちゃんを宥める中、ロクちゃんは今のが「自分の目標」だと再確認した。「ありがとう木中くん!!」そう言って胸をぎゅっと掴んだロクちゃんの顔は真剣そのものだった。小野田といつか一緒に走れる日のために・・・

一方で小野田たちはロクちゃんたちを追いかける形で寒咲サイクルの車中にいた。追い禁区間でぶっ飛ばすやつはいないなと鳴子と杉元が話していたり、鏑木が初めてバンからレースを見届ける側にテンションが上がり「苦しむ1年に上から目線であれこれ言いたい!早く苦しめ!」とメチャクチャ言ってたりなかなか騒がしい😅とここで鏑木が「そういえば川田いないっすね?」と一応3年生の川田を呼び捨てにしつつ尋ねた。

それに今泉が応える。川田は去年杉元がレギュラーをかけて鏑木&段竹に挑んだ話を聞いてから俺も1年生レースに出る!と意気込んだが、「お前の脚じゃまだ1年生とトントンって所、3年が1年に負けるとみじめだぞ」と今泉に身も蓋もないことを言われ、落ち込んで部室に篭ってしまったのだとか。いくら川田とはいえ容赦なさすぎる今泉に全員ドン引き💧小野田がフォローしとくと取り繕うも「何の?」ととことんな今泉でした😅

ここで1年生の隊列が見えた!追い禁区間終了の目印である川の橋を越えているのでもうレースは始まっている様子!そこにいた3名に、ロクちゃんはいるのか・・・?💦

気持ちの持ちよう?

バンから1年生レースを追いかける小野田たち。追い禁区間を終え、1年生同士でのレースが始まっていることを察した小野田たちは目印の橋を越えた所で恐らく前方チームから千切れた3人を見つけた。こんな序盤で千切れるなんて、やはり初心者だと限界があるのか?💦

専門的な目で見ている今泉や鳴子の横で、小野田は思わず見覚えのある顔を探してしまう。この3人の中に・・・六代くんはいない。思わずホっとしてしまう小野田だが、キャプテンとして個人に肩入れするのはよくないと千切れた3人にエールを送る💦そこへ鏑木も身を乗り出して「協力して温存しながら走れよ!ところで・・・キツいか?苦しいか?wハイ、と返ってくると「そっかーハハッw」となぜか楽しそう😅「愉しいっすね上から目線!✨」鏑木がこんな意地悪いこと言うなんて・・・💦←

ケイちゃん恭ちゃんが走っていないため、千切れた3人を除くと今前方を走っているのは木中たち経験者3人と、ロクちゃんたち初心者3人の6人。ロクちゃんも最後尾で何とか全員について行っているけどちょっと苦しそう。ロクちゃんの前方の2人はどうやら友達同士のようでお互いのペースを話し合いながら経験者3人を追いかけていく。どうやらこの2人は中学時代サッカー部で足には自信があるみたい。

さらには「レギュラーになりたくて」レースに出ているということも判明。2人はロータッチをしながらお互いを労い合っている。ロクちゃんは明確に「勝ちたい」「レギュラーになりたい」という目標はなく、中学時代もマネージャーというだけで運動に明け暮れていたわけではない。みんなすごいな、俺もう余裕ないッテ・・・諦めちゃダメだ、と思うものの力の差は徐々に開いて行く前方2人との距離で明らかだった。それをチラリと見やってニヤリと笑う木中。「ちょっと加速しようか、1匹落ちそうだ」

3人を見送ってしばらく走ったバンから1人の背中が見えた。先頭6人から千切れたんだという言葉を聞いて小野田がその背中を見ると「花見山」と書かれたジャージが飛び込んできた。これはまさしく「六代くん・・・!💦」

個人的に肩入れしてしまうほど小野田が気にかけていたロクちゃん。そのロクちゃんは本当に千切れてしまったのか・・・?💦

弱虫ペダル697話感想・まとめ

木中のメチャクチャな条件にロクちゃんは天然で返すタイプ!つくづく小野田と似ている点が多いですねwそして途中で千切れかける所も・・・小野田はここで自転車を調整し金城からアドバイスを貰いましたが、小野田も何か言ってくれるでしょうか?

古参ファンだと特にだと思いますが、小野田たちの歴史に加えて様々なタイプのキャラクターが出てきたからこそ、今回出ている木中やロクちゃんのことをより深く考えられて楽しいですよねw木中は川田タイプのヤバそうな奴ですが、せっかく小野田からお墨付きを頂いてるんだからロクちゃんの「気持ち」が木中を打ち負かしてほしいと思います💦確かに経験や技術が物を言うのかもしれないけど、ロクちゃんには友達もいるし筋力をつけてきた努力でも十分太刀打ちできると思うのです💦

今泉が川田をコテンパンにしているのが何か面白かったです😅そこで怒らずにヘコんじゃう所が前に比べると川田も丸くなったのかなーと思います。でも今泉が川田に容赦なくなったから、鏑木まで何か川田っぽくなっちゃったのでは?と思ってしまいました💦高みの見物、上から目線・・・は天然だとしてもちょっとあけすけすぎるよ💦

期待されていたのに経験値に負けそうなロクちゃん。ここで小野田はロクちゃんを起死回生させることはできるか!?
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の697話ネタバレを紹介しました!

が…

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レース中の心理戦やそれぞれの思惑を予想するのもドキドキして面白いですよね!渡辺航先生の各キャラへの愛が見えると思いますw

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