弱虫ペダル694話ネタバレ感想！大好きな君の底力が見たいから

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生・今泉俊輔と鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中！さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期を控えた今、本編はついに小野田3年生編へ！！ドラマだけでなく自転車やロードレースの仕組みもわかる、スポーツ誌としても楽しめる作品です🚴

小野田を捜して、部活動訪問の中を自分の勘だけで1人で駆けずり回るロクちゃん。せっかく目標ができたと思ったのに･･･と落ち込むロクちゃんの耳に盛り上がる声が。ローラーで高速回転を見せているのは、まさに小野田だった！そこでロクちゃんは初めて小野田の名前を知った･･･

そんな「弱虫ペダル」694話ネタバレを紹介します。

ネタバレの前に絵付きで楽しみたい方！

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前話までのあらすじ

裏門坂で小野田と出会って自力で登り切った入学式の日から3日。本日行われる部活動訪問でロクちゃんは絶対に小野田と再会して同じ部活に入ると意気込んでいました。

物腰柔らかで親切な笑顔が素敵な先輩･･･ということしかわからないのに無謀じゃない？友達のケイちゃんたちも手伝うと言ってくれたがロクちゃんは「もう高校生だし自分の力だけで探す」と頑固💦大体の目星はついてると白羽の矢を立てたのは･･･将棋部！😅もちろん小野田はいません。ドアを開けてすぐに入部すると言ったのに小野田がいないと知ってすぐ取り消してしまいました😅

科学部、パソコン部、華道部、服飾部、新聞部･･･いろいろ回ったけど小野田には会えず。早速行き詰って頭を抱えた時、駐輪場に出ていた。そうだあの時のママチャリの色と形、後輪にシールが貼ってあったの覚えてる！登録証から名前と学年割り出せる！と校内の駐輪場すべてを探し回るロクちゃん･･･その噂は今泉と小野田本人にも届いてしまっていました😅その上小野田は「今日はママチャリじゃなくてロードで部室に直接来た」そりゃ見つからないはずです💦

「帰宅部なのか」と諦めたロクちゃんは地面に大の字になりながら「せっかく目標ができたと思ったのにな」とポツリ。小さい時からやりたいことや職業ってなくて早く見つけろって急かされたけど何でもいいわけじゃなくて、そんな時小野田と出会って支えてもらってこの先輩になら、って思ったから将棋の本徹夜で読んだのに無駄になっちゃったな。ロクちゃんの目から涙がこぼれた･･･😢

するとどこからか歓声が。運動部の人が派手なパフォーマンスでもしてるのかな？と近づいてみると･･･何とそこにいたのは探し回っていた小野田だった！！！周りの生徒の話で「あの人がインハイ2連覇した小野田坂道さんだよ」と聞こえてロクちゃんは初めて小野田の本名を知ったのでした。小野田は案内役の杉元に言われて高回転ペダリングを披露し、そこで会場ボルテージはMAXに。

裏門坂先輩は、全国の舞台で2連覇した小野田坂道！！それを知ったロクちゃんはどう入部する･･･？

弱虫ペダル694話ネタバレ

揃った三人組

「決めたよケイちゃん恭ちゃん！」総北の校舎で声が響く。声の主は新入生のロクちゃん。ロクちゃんは小野田と運命的な出会いをし、小野田について行けば目標が見つかると部活動訪問で必死で探し、自転車部というロクちゃん的に予想外な部活で見つけたのでした。

「裏門坂先輩が見つかったんだ。すごく速く足を回す『神』だった。俺･･･自転車部に入るッテ！！✨」
小柄なロクちゃんは大柄な友人・ケイちゃんと恭ちゃんに宣言したのでした。ここでケイちゃんと恭ちゃんのビジュアルも解禁！ケイちゃんはちょんまげみたいな黒髪できりっと眉毛で若干顎が割れており、恭ちゃんは逆立った髪と右眉毛の横に大きなホクロが特徴的。そんな2人はロクちゃんの話を聞くと「何だ、重要な話があるって言うから来たけどそんなことか」「フッだな、ロクちゃんが自転車部･･･」素っ気ない態度にロクちゃんはえ？という顔になるが･･･

「ン何ィ！？自転車部に！？」「ロクちゃんがあの自転車部に！？」
やっぱりびっくりだったのか😅一瞬冷静だったのは何？と思うような手のひら返しをした勢いそのまま、ケイちゃんと恭ちゃんは矢継ぎ早にロクちゃんに質問攻め。あまりにも突拍子もない情報に脳がバグるかと思った、知ってるのか？この学校の自転車部を、入ろうとしてるのはここ総北高校の自転車部だよな？、インハイ全国毎年県代表の強豪だぞ？2連覇してるんだぞ？、調べて言ってんのか？･･･その都度ロクちゃんは「うん調べた」と淡々と伝えた。2人の気迫がすごくて女子たちに心配されるロクちゃんです😅

しばし頭に指を当てて固まる2人。そしてなぜかお互いの制服のネクタイを握って「ケイちゃん！」「恭太郎！」と言い合った。恭ちゃんは恭太郎って言うんだね･･･ｗそんな2人にロクちゃんも「入部届けも書いた。買ってもらった自転車もカゴ外してドロップハンドルに交換できるかやってもらってる。目標が見つかったんだ」と静かに、でも期待に満ちた目をして言った。そんなロクちゃんを見て2人もだんだん落ち着いてくる。ロクちゃんは本当に前向きに考えているんだな、と。

「噂によれば、サングラスかけたスパルタ部長とパーマかけた口の上手い部長がいて口車に乗せられてしごかれるって話だぞ」「えーっそれは知らなかった！」何か情報がメチャクチャだな😅「1コ上のバスケ部の、手の大きい林本さんが言ってた」それでロクちゃんも信じちゃった💦それはもう卒業した金城真護と手嶋純太だね😅そんなスパルタじゃないし😅

けど、今のロクちゃんの目ならやれそうな気がするよと2人はロクちゃんの肩に手を置いた。体格差はすごいけどいい友達同士みたいだね😊

変なヤツと熱情

ロクちゃんが強豪である総北自転車部に希望を持って入ろうとしているのを、友達のケイちゃん恭ちゃんは暖かく応援することに。するとそこへ「ちょっといいかい」とクラスメイトの男子が近づいてきた。

「自転車部って聞こえたからちょっとね。俺はもう入部したぜ！レース経験者でロードも中学からやってる！一応言っておくとロードレースは甘くない！」急にドヤ顔しながら割って入って来た男子に「？」な3人。その変な男子は「東中出身の木中次直(きなかつぐなお)」と名乗った。木中はレースにも連続出場しているらしく、総北のチームに入ってレギュラー入りを目指して走ってきたらしい･･･

そして徐にロクちゃんの目の前に出て来たと思うと「キミは部活動訪問の時将棋部の前で揉めてた人だろ？もしハンパな気持ちで入部しようとしているなら･･･やめときなよ。転ぶぜ！👎」なんてやってみせた。ロクちゃんは驚いていたけど、それを後ろで聞いていたケイちゃんは「お前言ってること薄いな」と読者の気持ちを代弁してくれた😅図星なのとケイちゃんの大柄さにビクッとした木中はちょっと委縮したが、「目標はしっかりしてる！💦」と取り繕った。ロクちゃんは素直に「この子はもう自転車やってる人なのか」と思ってるみたいだけど･･･

するとバツが悪くなったのか、木中はロクちゃんに「キミは中学の時何か部活してたの？」と話を逸らした。ロクちゃんの部活は･･･「バスケ部を、3年間･･･」えっ意外とスポーツマン！？と木中はピクッとしたが「マネージャーだけど」と続いたロクちゃんの言葉に一安心し鼻で笑う余裕も出て来た。ケラケラと笑ったかと思うと「なるほどマネージャーか！じゃあ忠告しとこう！」と言い出した木中。

「やめといた方がいいね！俺みたいなツワモノがゴロゴロいるから！ｗ」
ありがちな「突然出て来て上から目線発言する奴」の典型・木中･･･ロクちゃんは勢いに押されてカーテン掴んじゃってるけど、うるさく言う薄っぺらい木中の頭をケイちゃんがグワッと掴んだ。

「ロクちゃんは俺たち花見山中学バスケ部のレギュラーを献身的に支えてくれたマネージャーだ。雨の日も雪の日も誰より早く部室に来て気を配り準備してくれたんだ。3年間ロクちゃんが辛いとか苦しいとか弱音吐いたのを聞いたことがない！」木中の頭を掴むケイちゃんの手の力は次第に強くなっていく💦

「俺からも忠告してやる！！ロクちゃんをバカにするやつは俺が許さん！！！」
「同じく！！」大柄な2人が真剣に叫ぶ姿にクラス中が驚いて見ていた。恭ちゃんはちょっと木中と同じ匂いしなくもないけど😅

君に魅せられて

ロクちゃんが自転車部に入る、という決意に水を差してきたクラスメイト・木中にムッとしたケイちゃんと恭ちゃんは、突然ロクちゃんの腕を引いて自転車部の部室へ。「まだ放課後じゃないッテ」と慌てるロクちゃんだが「木中ってヤツムカついたからロクちゃんの底力教えてやる」「同じく！」と強引に引っ張って行った💦

「恭太郎！」「ケイちゃん！」と何やら2人で結託してロクちゃんの意見は若干無視して自転車部の部室のドアを勢いよく開けた。「俺たちも覚悟決めたぜ！！」「何の！？💦」「失礼します入部希望です！！」「躊躇なく突入！？💦」まるで道場破りのようにやってきた3人の前には、今泉と鳴子、鏑木がいた。小野田以外のメンバーを初めて見てロクちゃんは緊張するばかり💦

「何だ人相悪いのが来たな」と言った今泉には「怖そう！」、「威勢がええやないか！」と言った鳴子には「髪赤い！」、「ホラやっぱ昼休みも待っててよかったでしょー！」と言った鏑木には「こっちはオレンジ！」とただ圧倒されるロクちゃん💦やっぱ出直そう、俺は裏門坂先輩に入部届け出したいと本音を伝えるロクちゃんだがケイちゃん恭ちゃんは「後には引けん」と結構強引😅

そして勢いをつけてケイちゃんは「この部で一番最初の試合は何ですか！？」と尋ねた。試合という唐突すぎるワードにロクちゃんはビビり倒してるけど今泉たちには一目置かれたようで。「試合じゃなくてレース！10日後の1年生レースだ！」今泉の言葉に関係ないケイちゃん恭ちゃんが気合いの入った表情になり、ロクちゃんは慌てっぱなし💦ケイちゃん恭ちゃんはバスケ部入る予定らしいのに･･･

「入部希望者は前に出て名乗れ。俺は3年今泉だ」今泉の言葉に促されて一瞬「俺にできるかな」と不安になるロクちゃんだが、小野田と一緒に坂を走って自分で決めたんだとロクちゃんは前に出た。そして。

「花見山中学出身、1年4組、六代蓮太(ろくだいれんた)入部希望です！ッテ！！」
ロクちゃんの本名解禁！✨ケイちゃん恭ちゃんも「言えたな！」と肩を叩きます。その時ソファの後ろから「あれ？その声あの時の･･･」と小野田がひょっこり現れた！いたんかい！😆どうやらアニメフィギュアのパーツを探して机の下にいたみたい。やった、入部届けを裏門坂先輩に渡せる！とロクちゃんが顔を輝かせていると「で？」と今泉の低い声が響いた。

「お前ら2人も入部するのか？」大柄な今泉にジロッと見られ同じく大柄な2人も今泉を見る。あっ違、すみませんとロクちゃんが否定しようとしたが「はい！！」とまさかの返事！！💦え？2人はバスケ部入るんじゃないの！？💦

「こいつがあの男を抜くまで俺たちも入部して見届けます！！」
まさかの3人仲良く入部！？ロクちゃんの入部は何だかドタバタの予感･･･！？💦

弱虫ペダル694話感想・まとめ

ロクちゃんの本名は六代蓮太！でも「ロクちゃん」が通称になりそうですねｗ今回恭ちゃんの名前初解禁だったけど、入部の流れになって次回ケイちゃん恭ちゃんのフルネームも解禁になるかな？ｗ

思った以上にロクちゃんとケイちゃん恭ちゃんの関係がしっかりしてたのがほっこりしましたねｗこの3人の中学バスケ部時代の話もスピンオフみたいな感じで読みたいですねｗでも今の3人の言動を見ていると、ロクちゃんは小さい時から将来の夢や目標がなくて仲良しだったケイちゃん恭ちゃんのためにずっと頑張ってきて、でもそれ以上に熱を入れられることがなかったからマネージャーに没頭してた。ケイちゃん恭ちゃんは恐らく目の前にできたどんなに小さな目標もとりあえずこなそうとぐいぐい行くタイプで、バスケではオフェンスとかやってたのかな？という印象を受けました。デコボコな雰囲気と見せかけてちゃんと信頼関係できているのが好感持てますよねｗ

木中というヤツは本当に入部したのか？確かに経験はあるけどやたら上から目線で話しかけてくるタイプは、小野田と同級生の杉元と雰囲気が似ているけど杉元以上に薄っぺらい感じしますよね😅ロクちゃんは「経験者には敵わない」とか言ってたけどその点からすればロクちゃんは小野田と裏門坂を走ったし、しかも小野田の手助けなしで1人で登ったし経験者と言えますよね。何とか1年生レースでは木中をギャフンと言わせてやってほしいです！頑張れロクちゃん☆

それにしても、ロクちゃんが木中を抜いたのを見届けたらケイちゃん恭ちゃんはバスケ部行っちゃうのでしょうか？それは寂しい💦個性的でいい子なだけにずっといてほしいと思ってしまいますねｗ
次回も楽しみです！