2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ！」。
実在する人気動画投稿チーム「○○の主役は我々だ！」のメンバーがもし悪魔学校にいたら？というコンセプトで始まった「魔入りました！入間くん」のスピンオフ作品！人気ゲームを我々色に染めながらプレイするスタイルがウケており、入間くん役の村瀬歩さんがコラボしたことで本家入間くんを知ったというファンも多いみたい。本家の動画内容に沿ったお話も多く、ファンには動画と漫画で2度おいしいですね♪
入間くんと時を同じくして悪魔学校に入学した1年生悪魔・シャオロン。
幼馴染のインキュバス・ウツや個性的な同級生のトントン、ゾムらと共に魔界でビッグな存在になるため頑張るもどこか空振り気味😅そんな時、ルーキーハントに来た「我々師団」の当時の団長・グルッペンに頭を掴まれ、無理矢理団員になってしまった4人。だけど我々メンバーとして日々を過ごすうちに4人と先輩2人にとってかけがえのない場所･･･だったのに、グルッペンの突然の離反、宣戦布告により我々師団は新旧に分断！だけど戦争の決着はつかず。現在は完全に分断した状態で活動しているけど、またぶつかる回があるかも！？
シャオロンの「切り札」「一か八かの賭け」が功を奏し何とかウツは正気を取り戻した。だが魔獣ピーくんにトントンたちは飲み込まれたまま。ウツの本領発揮、そしてシャオロンとの幼馴染パワーで助け出すことはできるか！？
そんな「魔界の主役は我々だ！」120話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
魔獣ピーくんに操られたウツに捕まったシャオロン。しかしピーくんは魔力にこだわりシャオロンには反応が薄い。魔術使うなとトントンが言ったのも理由がありそう･･･？
するとウツがシャオロンの腕を持ってシャオロンに家系能力を使わせるため移動すると促した。拒否すると「刃向かうならいいけどこっちには関係ないからな･･･😈」と今度はウツが家系能力を使おうと脅す！とりあえず取り繕ってシャオロンが何気なくポケットに手を入れると、以前スージー先生から貰った花束の種が。その種に「クワンックワンッ」という魔術を使えばどこでも花を咲かすことができる代物。
痺れを切らしたウツがまた魔術をチラつかせたので、シャオロンは一か八か、ウツに種の袋をぶつけた！ウツが怯んだ隙に飛び散った種に向かって「クワンックワンッ」を唱えるシャオロン！すると、辺り一面にシャオロンが以前咲かせた「害悪クソ花くん」が咲き乱れる！！ピーくんは花に反応してムシャムシャ食べ出した！！ウツが焦っている所へシャオロンが棍棒を振りかぶる！
「インキュバスが魔獣なんかに誑かされてんじゃねぇーーーーッ！！！」
バコオォン！！！「ア゛ウオッ･･･」ドサッ･･･ウツは伸びて倒れてしまった･･･
ウツが気付くと、シャオロンがピーくんから離れるためウツを引きずっている所だった。よかった正気に戻って、トントンたちを助ける策を･･･と言いかけて今度はシャオロンが倒れてしまった💦記憶が飛んでいるらしきウツはどうしたんだと慌てるが、すぐに自分のしたことがフィードバックされ、ウツの顔がサーッと青ざめる😨「そんな、僕のせいで皆が･･･ごめん、僕大戦犯やん･･･😭」べそをかきながら震えるウツにシャオロンは「謝るのは皆助けてからにしよ」と笑う。
何か作戦を、と起き上がったシャオロンにウツは上着を投げて「僕がやる」と立ち上がった。
「いい男ってのは、テメェのケツはテメェで拭ける奴を言うんやで」カッコつけて言うセリフにしてはちょっと俗っぽくて笑い合う幼馴染2人ｗウツはピーくんからトントンたちを助け出せるか！？
魔界の主役は我々だ！120話ネタバレ
魔獣vs淫魔！
シャオロンの気付けでようやく洗脳が解けたウツ。魔獣「ピーくん」に飲み込まれたロボロ、ゾム、トントンを助けるためウツが立ち上がる･･･！
一方でピーくんは前回シャオロンが咲かせた「害悪クソ花くん」を全部食べ尽くしたがまだ全然足りないと魔獣らしくフーフーと鼻息を荒げていた。「こんなんじゃ足りない、やっぱり悪魔が食べたいッピ･･･！」ウツくん！と呼ぶがウツの返事はない。それどころか姿が見えない。勝手にどこ行ったんだ、まさか洗脳が解けたッピか！？💦と焦り始めるピーくん。
というのも、ピーくん自身で獲物である悪魔を探したり襲ったりというのは苦手な様子。だからウツを洗脳し都合のいい囮として利用していたのだ。その洗脳が解けたとあればピーくんにとってピンチなのだ。悪魔の残した匂い「魔－キング」を辿ってウツを再び探そうとした時「ここだよピーくん」とウツが自分から出て来た。
「ごめんごめん準備に手間取ってさ。用意できるまでもう少し待って」とウツが宥めるも「もう待てないッピ！！」といよいよ魔獣の本性を現し始めたピーくん。「そのままでいいから食わせろッピ！そしてピーくんを街に連れてけ･･･」街に？悪魔を食べたいから？もしくは捨てられた恨みを晴らすため･･･？しかしウツは煙草を一吸いしてから冷静に呟いた。
「ピーくん、君は僕がいないと何もできないんだな」
図星らしく「えっ💧」と思わず漏らすピーくん。そんなピーくんにウツは続ける。「僕と出会わなかったら今頃君はどうなってたか･･･だからさピーくん」「僕にものを頼みたいならもう少し立場をわきまえたほうがいい」厳しい一言を煙草の煙と共に吐き出したウツ。
その言葉に逆上したピーくんは「うるっさいんだよおォッ！！さっさと悪魔(エサ)取ってきやがれ！！さぁ、さぁ！！！」と怒鳴りながらまたあの目をした。すごい剣幕と風圧だが今度のウツは怯むことなく目を一度閉じた。そして再び目を開けた時、ウツの目の色も変わっていた。
「どけ」フッ･･･
ウツは一体何をしたのか！？
「大先生」たる所以
ウツの口車にまんまと乗せられムキになったピーくんに「どけ」と手をかざしたウツ。するとピーくんは少し後ずさりした･･･
「ええ子や。続けて･･･」片目の色を変えて重々しくピーくんに命令するウツ。続いて「右手上げ」「伏せ」「3回回ってプギー！」と言うとさっきまで怒鳴っていたピーくんが素直に芸をし始めた！そして「ウツくん次は何してほしいっピ？ピーくんウツくんのためなら何でもするッピ～♡」と洗脳していたウツのようなリアクションをするピーくん。何かくらくらしてるみたいだけど、これがウツの能力･･･！？
そう、悪魔「レイラー・ウツ」。レイラー家の家系能力は「立場的アドバンテージ(通称TA)」！「ウツよりも立場が下である」と「自覚している者」に対して有効な技。相手に恋慕や尊敬の念を抱かせ服従させるというまさに淫魔らしい能力だった！そしてピーくんがガッツリかかってるということは、ピーくんは「ウツより下の立場」というのを自覚しているということ･･･😅
その様子をシャオロンも祈るように見守っていた。先程作戦会議をした時ウツから聞いたのは「ピーくんの弱みに付け込んで洗脳返しする」というもの。たぶん魔獣相手にも効くと思うけど、TAは「常に相手より格上として振舞い続けなくてはいけない」ので維持が難しいのだとか。だからええとこでヘマしないように祈っててくれシャオちゃん、一瞬でも隙見せたらゲームオーバーやねん、好きな悪魔がいきなり爆音で屁こいたら幻滅するやろ？それと一緒や･･･ってそんなオゲレツな表現でフラグ立てないでよｗｗｗ
シャオロンの祈りを信じてウツは「ピーくんが逆らえない主人」として振舞う。「さっき何でもするって言ったよね？僕のこと愛しとるやろ？一生のお願い聞いてくれへん？」と言うと「うん好き♡何でも聞く♡」と上手くいってるみたい。なのでまず「キショイからロボロの声で甘えるな」と言うと別の声ではいッピ！と聞いた。すかさずウツは次のお願いを提示する。
「ロボロとゾムとトントン、今すぐ吐き出せ」
えっ、と仰け反るピーくんだが、ウツもここで引き下がるわけにはいかない。集中して目力を強くして凄む！
「出来へんの？出来るやろ、僕のこと愛してるなら」
頑張れウツ、もう少しだ･･･！💦
頑張りました!!
「僕のこと愛してるなら、ロボロたち全員吐き出せ」能力をフル稼働させてピーくんに凄むウツ！プルプルしながらもピーくんは「で、で･･･」
「できまぁ～～～す！！！ゴォエ゛ッ！！！」
そうして一気にロボロ、ゾム、トントンを吐き出した！！シャオロンの後ろに吐き出され叩きつけられる3人！！シャオロンが3人に駆け寄った所をウツは見届け煙草を一服しながら「よくできました」と言った。そして3人を吐き出し完全に「借り物の魔力」を失ったピーくんは力尽き、どしゃあっとひっくり返ってしまった･･･その姿に背中を見せながら「僕も愛してるよ、ピーくん♡」と勝利の一言･･･！✨
ピィ･･･としか鳴けなくなったピーくんを尻目にもう一息ついて･･･
「ぶはぁっ！！クッソ疲れた！！！こんなん寿命がなんぼあっても足りひんわ･･･💦」と魔力消耗が一気に来たウツ💦汗だくでゼーゼー言いながら青ざめた顔してる💦そんなウツにシャオロンが「3人とも無事や！そっちは？」と声をかける。チラッと伸びたピーくんの方を見て･･･
「完封！👍」
それを見てシャオロンもぱっと明るい顔に！！「ナイスぅ〜大先生〜！！✨」「ちょっとシャオちゃん安静にしてなって💦」そんな2人の幼馴染が盛り上がっている声でロボロたちも気がついたｗ「うぅ･･･何が起きたんや？」「さぁわからん･･･」
胃液まみれでへばっている3人の横で幼馴染は勝利のハイタッチ！よく頑張ったウツ大先生！シャオロンもね！👏
次回、ピーくん編エピローグ！
魔界の主役は我々だ！120話感想・まとめ
とうとう明らかになった、ウツの家系能力！「立場が下だと思ってる者に対して有効」だとかなり限られてる気がするし、ピーくんは運がよかっただけの気もするけど･･･← シャオロンの能力は収穫祭本番でわかるかな！？
恐らくピーくんという魔獣は「催眠を使い悪魔を食って悪魔の魔力を自分の力に変換する」魔獣で、可愛い見た目に惑わされて飼ってしまったりお世話を焼いてしまうと付け入られるのでしょう。だから「可愛がってください」の箱に入れた最初の悪魔も催眠にかけられ気付いたら街を壊滅寸前にまで追い込んだりしてしまい、手に負えなくなって捨てたのではと思われる･･･前回ウツがフィードバックされて苦しんだ同じ経験を、前の飼い主もしたかもしれないし、悪魔と相容れない魔獣というのもいるのですね･･･人間と動物と同じように。
そして変なフラグとかあったけど、ちゃんと能力使うウツはめっちゃ悪魔っぽくてかっこよかったですね✨自分の能力が有効だと、つまり「ピーくんがウツがいないと困ると気づいてた」というのも実は凄くないですか？✨いつもこの能力使って女子落としてたんですかね･･･相手が自分よりウツが格上だと自覚しないと有効じゃないからボロが出た瞬間終わってしまい長続きしないのでしょうか？そこも淫魔っぽいですね･･･😅
ピーくんを捨てた飼い主のこと、ピーくんという魔獣のこと、そしてこのピーくんと収穫祭の関係はどうなるやら･･･
次回も楽しみです！
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今回は、「魔界のの主役は我々だ！」の120話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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用語がゲームというのが本家に沿ってていいなと思いますｗお話の緩急の付け方が絶妙だしそれに合わせた絵が素晴らしい･･･✨
ぜひお手に取ってご覧ください！