2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ!」。
実在する人気動画投稿チーム「○○の主役は我々だ!」のメンバーがもし悪魔学校にいたら?というコンセプトで始まった「魔入りました!入間くん」のスピンオフ作品!人気ゲームを我々色に染めながらプレイするスタイルがウケており、入間くん役の村瀬歩さんがコラボしたことで本家入間くんを知ったというファンも多いみたい。本家の動画内容に沿ったお話も多く、ファンには動画と漫画で2度おいしいですね♪
入間くんと時を同じくして悪魔学校に入学した1年生悪魔・シャオロン。
幼馴染のインキュバス・ウツや個性的な同級生のトントン、ゾムらと共に魔界でビッグな存在になるため頑張るもどこか空振り気味😅そんな時、ルーキーハントに来た「我々師団」の当時の団長・グルッペンに頭を掴まれ、無理矢理団員になってしまった4人。だけど我々メンバーとして日々を過ごすうちに4人と先輩2人にとってかけがえのない場所・・・だったのに、グルッペンの突然の離反、宣戦布告により我々師団は新旧に分断!だけど戦争の決着はつかず。現在は完全に分断した状態で活動しているけど、またぶつかる回があるかも!?
収穫祭の特訓中、謎の魔獣「ピーくん」に操られたウツのせいでロボロ、ゾム、トントンがピーくんに飲み込まれてしまった!!💦残ったシャオロンにトントンが残した言葉は「魔術を使うな」。だが操られたウツはシャオロンを生け捕りに!シャオロンはウツの目を覚まさせることはできるのか!?💦
そんな「魔界の主役は我々だ!」119話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
収穫祭の特訓、残り26分という所でトントンとゾムが成果を見せ合っていたがほぼ互角。もう少し狩りをしてくるか、と話し合っていると突然「助けて~!💦」とウツが向かって来た。
「俺には手に負えない魔獣に追われている!💦」そう訴えるウツの目がおかしいのには2人は気付かない。そして物音がした方を振り返ると・・・大きな魔獣「ピーくん」が!!驚きつつもゾムは「こいつを横取りすれば俺が一気に1位だ!」と思い、抜け駆けとばかりに爆弾を生成した!それに反応するピーくんにはやはり気付かなかったが、その時一瞬見覚えのある「天」のマスクが目に飛び込んできた。
「やめろゾム、俺だよ・・・」それはまさしくロボロの声!だが気付いた時にはゾムがピーくんに飲み込まれてしまった!!💦
こいつは只者じゃない、とトントンも警戒するがピーくんはゾムの声を借りて「やっぱ悪魔の味が一番だぜ!!もっとたくさん食べたいッピねぇ~www」とトントンににじり寄ってくる・・・!💦
ぎゃああぁ・・・というトントンの叫び声を遠くで聞いたのはシャオロン。トントンがあんな声上げるなんて珍しいな、もしかしてかなり大物が手に入ったのかも?とシャオロンは自分の獲物を置いてトントンの元へ横取り狙いで向かった。だが、そこで見た光景はまさしくピーくんに飲み込まれる寸前のトントン!!!これに驚き助けようとするシャオロンに「魔術は使うな」そう言い残しトントンは飲み込まれてしまった・・・😱💦
トントンを飲み込みさらに巨大化したピーくんに物理で立ち向かえって無理やろ・・・と思っていると背後から岩をぶつけたのはウツだった!💦動けなくなったシャオロンの腕を持ち上げ「ピーくん最後の餌が見つかったよ♡」とウツ。早く食わせろッピ!とトントンの声を借りて話すピーくんにウツは「こいつは縛りプレイする勿体ないやつだから、たっぷり魔術使わせて美味しくしてから食べてもらうわ♡」なんて言っている。
幼馴染だからウツがこんな奴じゃない、操られてるとすぐ気付いたシャオロン。シャオロンの家系能力について一番気遣ってくれる奴なのに、こんなことって・・・「目ぇ覚ませよばかやろー!!💦」シャオロンの声はウツに届くのか!?💦
魔界の主役は我々だ!119話ネタバレ
意外な「切り札」
謎の魔獣「ピーくん」にロボロ、ゾム、トントンが飲み込まれ、操られたウツはシャオロンを生け捕りにしてじわじわと追い詰める。
「ウツくんウツくん!」「早くエサを準備するッピ~!」
それぞれゾム、ロボロの声を使ってウツに催促するピーくんに「気色悪いからやめろ💢」と精一杯の憎まれ口を叩くシャオロン。ゾムとロボロも飲み込んだとここで気付いたシャオロンだが、ピーくんはトントンの声で「おなかすいたッピ~」としらばっくれる💦
それにしてもピーくんは自分に対して妙に反応が薄いな、と思うシャオロン。魔力たっぷりがいい、魔力を喰いたいと言ってたし魔力を出さないものには興味がないのか?だとしたらトントンの「魔力を使うな」もそういうこと・・・?と考えているとウツが「もっと能力使いやすい所移動しよ、行こっかシャオちゃん♡」とシャオロンの腕を持ち上げた。は?誰がてめぇの言うことなんか・・・と尚も抵抗すると・・・
「へぇ?まだ刃向かうつもりなんや?まぁどんだけ抵抗しようとも、こっちには関係あらへんのやけどなぁ・・・w」とウツは目の色を変えてニヤリと笑った。その姿にゾクッとするシャオロン💦そういえばウツの家系能力もまだ明らかにはなってないね・・・?ここで能力使われたらマズい、と思ったシャオロンは「わかったわかった、言うこと聞くから💦」と取り繕う。
何とか時間稼ぎはしたものの、急がないとトントンたちが消化されてしまう。何か対抗策は・・・とシャオロンが何気なくポケットを探ると、中から植物の種の袋が。これは以前、スージー先生に我々師団の在り方を相談しに行った時に貰った種だった。シャオロンにこれからも頑張れの餞別の花束を渡した時、「その花が枯れたら種を収穫して、魔術『クワンックワンッ』を使えばどこでも魔力の花を咲かせられるよ」と教えて貰ったのだ。シャオロンがスージー先生の授業で咲かせた、見た目は可愛いけどめっちゃ暴れん坊の「害悪クソ花くん」を制御する練習のために渡した種だったんだけどね😅
そんな「飴と鞭」を上手く提供してきた先生の助けを借りて、窮地を脱却できるか!?💦
花と魔術は使い様!?
操られたウツの言いなりになれば強制的に魔術を使うハメになり、いずれは自分もピーくんの腹に・・・そうならず、飲み込まれたメンバーを助けるためにシャオロンは種を見つめ考える。
スージー先生から貰った魔力の花。魔力に反応するピーくんの前で使うのはいささかリスキーだけど、もしかしたらうまく囮として使えるかも?このまま黙ってても勝ち目は薄いし、一か八かに賭けてみるか・・・そうシャオロンが考えていると、痺れを切らしたウツが「何をモタモタしとんねん?やっぱ言うこと聞けへん悪い子かー!?」とまた能力を使おうと脅してくる!💦
考えるより体が動いたシャオロン!咄嗟に種の袋をウツの顔面に叩きつけた!!衝撃で種は飛び散ってあちこちに散乱した。突然の出来事にウツも「うわっ!?何すんねん💦」と怯んだ。その隙にシャオロンは手をかざし「クワンックワンッ」と唱えた!!!すると・・・
ウツの周りに害悪クソ花くんがポポポ~ン🌼と咲いた!!そしてピーくんがピクッと反応し「え、エサ~ッ!!✨」と目を輝かせ、シャオロンではなくクソ花くんをモリモリ食べ始めた!!エサいっぱい!!!✨と夢中でクソ花くんをガツガツむさぼるピーくんにウツは大慌て💦落ち着いてピーくん、どうしたんや・・・と思った時には遅かった。
ウツの背後に棍棒を振りかぶったシャオロンが。「目ェ覚ませ大先生!!」
「淫魔が魔獣なんかに誑かされてんじゃねぇーーーーッ!!!💢」
シャオロン、魔球部との朝練の賜物か、ウツの尻を思いっきりフルスイング!!!💥アヴオ゛ッ・・・!!!😱と声にならない呻き声を叫んでウツはドサッ・・・と倒れた・・・シャオロンの賭けはうまく行ったのか!?💦
「目覚めた」大先生
一か八かの策で隙を作り、ウツを荒削りだけど何とか救い出したシャオロン。思いっきり殴って伸びてしまったウツをズルズルと懸命に引きずっていた。
その音と感触でやっと目を覚ましたウツ。「あ、あれ?俺は何を・・・」と呟いたウツは元のウツだった💦「気が付いた!よかった正気に戻っとる!✨」と喜ぶシャオロンの状況がいまいち飲み込めないウツ。シャオロンはピーくんから離れるため、自分も手負いなのにウツを草陰に引きずって運んでいたのだった。あのデカブツから距離取っといたからこれから作戦を・・・と言いかけてシャオロンは倒れてしまった💦
見るとシャオロンは怪我してるし先程の「クワンックワンッ」で魔力も消耗してしまったらしい💦何も覚えていないらしいウツは大丈夫かシャオちゃん?💦一体何が、と言いかけたその瞬間。ウツの脳裏に先程までの言動が反芻された。ピーくんに操られ、そのせいで仲間を3人もピーくんに襲わせ飲み込ませ、シャオロンにも手をかけた。それは紛れもなく自分のしたこと・・・一気に青ざめるウツ。
「あ、あ゛あぁ・・・💦」青い顔でガクガクと震えるウツ。「ごめん、ごめんシャオちゃん!僕、操られとって・・・!」と謝るウツに「うん、知ってる・・・」と息を切らせて倒れたままシャオロンは応える。それでも自分が恐ろしいことをしてしまったことに震えが止まらないウツは「ロボロもゾムもトントンも僕が・・・大戦犯やんこんなん・・・ごめん、ほんまごめんなぁ・・・どうしよう!😭」と頭を抱えるしかできない💦
そんなウツに「大先生、謝るのはトントンたち助けてからにしよ」と倒れたままシャオロンは言った。その漢気溢れる顔にウツは泣くのをやめ、ぐっと喉に力を入れた。シャオロンはボロボロの状態なのに何か作戦を考えないと、2人で能力使えば、とむっくりと起き上がる。「・・・いいや」そう言ってウツは上着をシャオロンに被せるように投げた。
「お前は休んでろ。俺がやる」
でも、と言うシャオロンにウツは煙草を取り出しラファイアで点火しながら「えぇねん、自分で汚したケツやからな」と呟いた。
「いい男ってのは、てめぇのケツはてめぇで拭ける奴のことを言うんだぜ✨」
ぽかんとするシャオロン、だがすぐに「ふっ」と笑った。「何笑とんねん」「カッコつけて言うセリフがそれかよって」「へへへ・・・w」
幼馴染だからこそ知っている姿がある、わかることがある。大先生の本領発揮なるか!?
魔界の主役は我々だ!119話感想・まとめ
まさかの「切り札」がスージー先生の種という展開!やはりちゃんと先生は見ててくれてて、ピンチには助けてくれるものなんですね・・・悪魔学校いい先生ばっかりだ・・・✨
想像以上にピーくんという魔獣が恐ろしいことがわかっちゃいましたね💦悪魔みたいに理性がちゃんとは備わってない所がまた恐ろしいんですよ・・・でもできることが人間界の動物より遥かに多いから怖いんですよね💦こんなの人間界にいたら本当にあっという間に征服されそう・・・でも本能に忠実だからクソ花くんに飛びついたのか😅そこに気付けたシャオロンナイス👍としか言いようがない・・・✨クソ花くんがピーくん袋叩きとかそういう感じじゃなかったのも何かよかったですねw
基本コメディだけど、幼馴染の熱い展開があるからじーんとしますよね✨ウツが操られてたとはいえ仲間を死に追いやるようなことをした罪悪感で震えちゃう所とか悪魔なのにいい子だな・・・と思ってしまいましたwそして散々迷惑かけられて倒れたのに「謝るのはみんな助けてからだ」と言って尚も戦おうとするシャオロンもカッコよすぎ・・・✨我々師団っていい関係ですよねぇ😊
ウツはインキュバスということ以外能力系はわかってないけど、次回頑張ってくれるのかな!?
次回も楽しみです!
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今回は、「魔界の主役は我々だ!」の119話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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窮地でもジョークを忘れない、読者を楽しませる演出が素晴らしい!あのクソ花くんをこんな形で再登場させる手腕にも脱帽ですw
ぜひお手に取ってご覧ください!