SANDA41話ネタバレ感想!信じたら相棒の声が聞こえたよ

SANDA

2021年7月34号から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「SANDA」。

舞台は2080年の日本。国の貧困化に伴い超少子化となり文化の一切が滅び、人口の0.1%しかいない15歳未満の子供を学校が一斉管理するという寒い時代。そんな中、普通の14歳の三田一重が実は大昔に滅びたクリスマスの象徴・サンタクロースの末裔で特異能力者であることを同級生の冬村四織に強引に明かされる。満足な捜索もされず死亡扱いにされた親友・小野一会を捜してほしかったからで、三田の正体をたまたま見てしまった同じく甘矢一詩も加えて小野の捜索、学園の秘密を探る。

コンプレックスである整形痕を見られた屈辱を晴らすため、学園長は未成人式でヒーローになる舞台を仕立て上げていた。若く美しくあるために強くあろうとしているだけの92歳に、14歳から60代に変身する三田は本来の目的を思い出し反撃に出る!学園長を止め、生徒たちに「サンタクロース」を信じて貰えるだろうか・・・?

そんな「SANDA」41話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

子供を利用して三田を殺そうとしていた大渋学園長に怒りが収まらない三田。だが学園長は悠々と三田を迎撃する準備をしていた。

そう、サンタクロースを殺すための舞台に「未成人式」の会場を選び、生田目が失敗した時のために消す準備をしており、火事を起こしギャラリーが再び増えた所でサンタと戦い倒すというすべて学園長の謀だったのだ。舞台を完成させ「不審者であるサンタを倒すヒーロー」のようなポジションを確立しようとしていたのです💦

向かってきたサンタに銃を仕込んだ杖を構え発砲。怯んだ三田に「強くなってるなんて言葉ではなく若返っている、美しくなっているという言葉を求めている」と澄まし顔で言う学園長。ここまでサンタに執着するのには「全身の整形痕を5人の目に晒された屈辱」があった。サンタが本気にさせたから隠していたコンプレックスである手術痕を出してしまったその屈辱は胎児になったとて忘れないと学園長。

外見で失った尊厳は外見で取り戻す。そのために鏡張りの部屋に篭って500人の自分に睨まれる精神トレーニングをしたと三田に得意げに話す学園長。「人の視線を浴びることこそ最強の全身運動だ!!」と叫ぶ学園長だが三田にはただの騒音💦足からソリを生やして応戦するもそれを鏡にする余裕すら見せる学園長に、限界の三田は正直押されていた。

学園長の御膳立てもあり、ギャラリーの学生たちは三田を不審者学園長を不審者から守るヒーローと思い込み歓声を挙げた。学園長頑張れ!かっこいい!の言葉にますます酔いしれる学園長。そこで三田は「そうか」と気付いた。

学園長は若さや美しさに異常に執着したジジイで若く美しくあるために強くあろうとしてるだけなのだ。俺はどうして強くなりたいんだっけ?そもそもの目的は?理事長の前にあれほど「強くなりたい」と願った理由は・・・?

その時、倉庫の屋根の一部が燃え落ち端にいる生徒たちにぶつかりそうに。咄嗟に気付いた三田は学園長との戦闘から離脱し炎から生徒を守って徐に口を開いた。「俺は不審者でも神様でもない。サンタクロースなんだ」

今はまだ信じなくていいから、と怪訝な顔をする生徒たちに呟いた三田。こんなの学園長から気を引くための手段だけど口にして改めて気付いた。俺は子供に信じてもらうために存在している。その時学園長への歓声が止み、学園長の動きも止まる。そこへ三田がソリのキックをお見舞いした。「座禅は意味なかったな」三田は大渋をねじ伏せられるか!?

SANDA41話ネタバレ

「大人」の対応

「学園長が強くありたい理由」そして「自分が強くなりたい理由」を再認識した三田。子供に信じて貰うために存在していると改めてわかった三田は学園長の顔面に傷を入れた!

優しい、助けてくれる、嘘をつかない・・・「信じてもらえる存在」についていろいろ考えてみてもピンとこない。サンタクロースという存在を信じてもらうにはどうしたらいい?14歳の三田には難しいテーマだったが、1つわかったことがあった。「弱い大人なんか子供は信じない」ということだ!思いを込めて三田はソリで学園長の目を攻撃した!!

思わず仰け反る学園長。ギャラリーの生徒も先生も全員衝撃的な光景に青ざめていた。仰け反ったまましばし動きが止まっていた学園長だが、手で顔を覆って整えた後は平然としていた。チッ躱されたか、と思っている三田の後ろで「大渋学園長・・・!💦」と先生たちが思わず声を漏らしていた。そして「アンタやりすぎだ!」「あれはヤバい」「学園長をおいくつだと思って💦」「こんなの暴行だ!」とザワつき始めた。

そして学園長を取り囲み「お怪我ありませんか」「どうぞお座り下さい」「今医者を呼びます」と気遣い始めた。どうあがいても学園長が長年築き上げてきた「学校の構図」は簡単には覆らないみたい💦当然っちゃ当然なんだけど真実を知っている三田はただ呆然とするばかり💦しかしその様子を眺めていると学園長の様子がおかしいことに気付いた。

学園長は空を見つめながらうわ言のように「敬老拒否・・・」と呟いていた。そして目の下から再び手術痕が浮かんできた。やばい、また傷痕が浮かんだら暴走してしまう!💦焦った三田は「皆そこから離れて!危険だ!!」と叫んだ。しかし学園長は「敬老拒否」と呟くのをやめ、いつのまにか痕を消してあろうことか笑顔を見せた。

「優しい気遣いをありがとう。私は大丈夫だ」
予想外の発言に驚く三田。その三田の背中に手を回し学園長は「大人同士場所を変えて少し話し合おうミスターS」そう言って2人はギャラリーから離れ人気のない所へ歩いて行った・・・

急に開眼?

傷痕が再び現れた学園長は暴走せず冷静にギャラリーから三田を連れて離れて行った。しかし内に秘める恨みはますます増幅しているのは誰が見ても明らかだった・・・

「覚悟はいいかねミスターS。君のせいで私は2度に渡って老人扱いを受けたのだ」「私が鍛錬を積んでいなかったらまた傷痕を晒していたよ。君にはそろそろ明確な罰を受けて貰わねばそう言って学園長は体育館の階段を昇って行く。そして行きついた先は三田が「神のおっさん」として降臨した場所である体育館の屋根の上だった。

「その罰ってのは何だ」あえて質問した三田。「君はここで死ぬ」
学園長の言葉を皮切りに再び死闘を始めた2人!大きな満月の光を受けて命懸けの戦いを始めた2人の大人は神秘的な輝きを放っているようにも見えた。「敬老拒否」そう学園長が言うとまたも傷痕が一気に浮かんだ。それに思わず「うっ」と声を漏らした三田だが、学園長が思い切り振りかぶった杖の剣を三田は寸での所で完全に躱したのだった。限界のはずなのにこの軽々として身のこなしは・・・?

学園長も三田自身も予想外の動きに驚いた。自分の動きの反動で転んだ三田に「何のマネだ老人、みっともないぞ」とチャンスとばかりに剣を突き立てようとする学園長だが、突き刺す寸前に三田は腕の力でヒラリと躱した。初めて学園長の攻撃を「避けられた」事実が理解できない三田。今まで感じたことのない体の軽さだけど、俺は今どうやったんだ!?💦偶然ではないはず、思い出すんだ・・・

高い屋根の上で2人の間を風が横に流れていく。また杖を振りかぶった学園長を見て三田はソリを風向きの方向に「翻して」飛び上がった。そしておおよそ金属製のソリとは思えないほど静かにふわりと降りて来た。そして風を感じるとそれに乗じるように学園長の杖を翻弄して行く。「地上よりイキイキしているようだな、酔っ払ったフクロウのような動きだ!」憎まれ口のようなセリフを叫ぶ学園長の声には悔しさが滲み出ている。

そう、三田は風を利用してソリを羽のように操ることで回避、そして翻弄していたのだ。条件が揃っただけかもしれないけど、こんな屋根の上で空中戦のように、その空中戦だとこんなにも体が動くなんて知らなかった。これはまるで・・・

三田には気付いたことが。それは以前見た「古い文献」によるものだった。

魔法の相棒?

学園長との屋根の上で風を使った空中戦で本領発揮する三田。そういえば以前甘矢に貰った「古い文献」にそんな話があったと思い出した。

「のんびりやのサンタクロース」という子供向けの絵本をまじまじと眺める三田と甘矢。特にこの絵本は「ステレオタイプ」のサンタが描かれており、トナカイにソリを引いて貰ってそれに乗るサンタクロースが描かれていた。しかし大昔に滅びているクリスマスの文化を全く知らない三田たちは「トナカイ」という動物のことも、どうしてソリに乗って空を飛べているのかもわからない。「どうやって飛んでるんだろ?エンジン?魔法?風を利用してるのかな?」「相当奇想天外だなー」2人の感想はそんな感じだった。

俺は空を飛ぶ魔法なんて使えないよ、とボヤきつつ、こんな存在をこの時代の子供に信じてもらうって恐ろしく至難の業だな、と思う三田。もはや伝説みたいな存在だからね・・・でも今、特別な力を発揮して三田は思った。確かに奇想天外な存在だけど、それを一番信じていなかったのは俺自身だったんじゃないか。「信じてもらえる存在」って、誰よりも自分を信じているんだ。

俺は、いる!月光に照らされて、三田のソリは渾身の一撃を学園長の顔面に食らわせた!!
軽い着地を決めた三田の前で学園長は顔面を覆う。しばらく固まった後、あらぬ方向の人工の目をキュルっと動かして元に戻す学園長の眉間に三日月のような痕がついていた。「手術痕以外の傷が私につくとは奮闘したようだが・・・」

「自分の立ち位置に気付かないようではまだまだだな」
あ、と気付いた時三田は屋根の端ギリギリに立っていた。すかさず杖でトン、と突かれ三田は背中から地面に落ちていく。くそっ、俺はまた負けるのか・・・と思ったその時。「私を呼べ」と三田の脳裏に声が聞こえた。

「トナカイを呼べ!!」脳裏に見慣れない動物のツノが浮かぶ。「えっ」
どうっと音がし、三田は地面に落ちる直前に空中で一度止まった。「ぐへっ」呻いた直後に少ないダメージで地面に落ちた。「何だ今の!?💦」トナカイ・・・!?三田に「相棒」ができるのか!?

SANDA41話感想・まとめ

まさかの「トナカイ」登場!?いつか来るのではと思っていましたが、そしてそのトナカイの正体が実は冬村の家系とか・・・と考察していましたが、トナカイが存在することは判明しました。正体まではまだわからない・・・かな?💦

あんなガキみたいな理想で学校の頂点に君臨している学園長でも、権力者というだけで大人たちはヘコヘコしてしまうんだなぁというのが何とももどかしいですね💦割と今の世の中もこんな感じですよね・・・悪いことしてても肩書があればお咎めなしになったり・・・実際に先生たちに気遣われたけど「ありがとう」が言えたのは「修行の成果」なのか?先生は大人だから平気だったけどこれが子供だったら正気じゃいられなかったかも・・・と思うと修羅場を想像してちょっと怖いですね💦

そして三田たちだけでなくクリスマス文化が生きている今でも「なぜトナカイがサンタのソリを引っ張って空を飛ぶのか」なんてわかりません← そして気にしている人もいません← 元々は日本ではない外国の文化だし何もかもが突飛すぎて昔から妖怪とかのようににわかに信じられない存在でしたよねサンタクロースって。子供の頃でも信じている子は7割程度だったし、何となく察した子供にツッコまれた親が「サンタさんに頼まれて代わりにプレゼント置いた」と言っても「そういうことにしといてあげるw」と達観した子供が多かった気がします・・・

だからこそ信じてもらうには自分が信じないと、というのは真理な気がします。クリスマスの文化を日本に持ち込んだ人がサンタクロースを信じていたかは不明だけどね← でも三田は信じたからトナカイにも気付けた。相棒を手に入れて学園長に一泡吹かせてやれるか!?
次回も楽しみです!

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今回は、「SANDA」の41話ネタバレを紹介しました!

が…

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トナカイを見てルイ先輩を思い出したり!?w前作と併せて人間のドラマを改めて読むのも楽しいかもしれませんw

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