2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。
連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生・今泉俊輔と鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中です!さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期も始まります!!ドラマだけでなく自転車やロードレースの仕組みもわかる、スポーツ誌としても楽しめる作品です🚴
前回は特別編で再び登場した、箱根学園の通学路にある「野川文房具店」の店長目線の箱根学園のお話でした。いつか「野川店長スピンオフ」も出たりして!?w今回はいよいよラストの追い出しレース、葦木場vs新開悠人のエース対決!!
そんな「弱虫ペダル」685話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
ここは箱根学園の通学路の途中にある「野川文房具店」。店長の野川さん(42歳)は、箱根学園と箱学の生徒にズブズブに癒着した経営をしています(笑)この日も水産物シリーズの文房具を揃えて狙い通り女生徒が買っていっていました🐟
「無いものはない」を売り、もといプライドにしている野川店長、ふと1年前の春を思い出していた。
その日やってきたのは箱根学園の元キャプテン・福富寿一。悠然と入ってきて辺りを見回した後「ないか・・・」と呟いてそのまま退店しようとしたので思わず呼び止めた店長。「この店にはなさそうだから」と尚も去ろうとする口数の少ない福富を変に気遣ったのか、店長はいろいろ商品を出してきた。福富が使い込まれたファイルを出したのでファイルを出してみたが、「いえ!失礼します」と福富は何を探しているかも言わず出ようとする💦
「物ではない」と言う福富の言葉を曲解?した店長は「愛情?友達が欲しいの?おじさんがなってあげようか?」などと言い出す始末😅だがそこへ「福ちゃん!新しい計画表のコピーは済んだかヨ!?」と凄んできたのは同級生・荒北靖友だった。そう、福富が探していたのはコピー機だった!💦見づらいけど柱の影にあるし、「コピー10円」の看板は出てるんだけどね😅
荒北という助っ人が来た所で「無いものがないことなくてよかった」と胸をなでおろす店長。そして荒北を見て「この子、2年前に『もういらなくなったからこのリーゼント切るんだヨ』とよく切れるハサミを買いに来た子だ!!」と気付いた。あの時より目付き優しくなったな・・・と思った店長でした。
ってなことあったな、と今の店長は思います。これからも野川店長はいろんな箱学の生徒をちょっと個性的な目線から見守っていくのでしょうねw
弱虫ペダル685話ネタバレ
スタート前の牽制
いよいよ箱根学園追い出しレースの最後のエース対決が始まった!黒田と真波が戦いゴールだった天城原峠のトンネル手前からトンネルを抜けるとゆるやかなカーブの下りに入る。
そこからエースたちのプレッシャーは膨張していく。ゴールラインになっている「いのわさランド」という遊園地の駐車場のラインまではあと数km。その間をエース同士で対決しながら走って行けばあっという間だった。しかしそのわずかな距離が並みの選手ではかなり厳しい道。卒業生エース・葦木場をアシストする金田と篠崎はハイスピードな下りのカーブでタイヤが横滑りしてしまい苦労しているみたいだけど・・・
インハイにも出た巨躯の葦木場は笑っていた。葦木場にとって新エースである新開悠人と本気の勝負ができるのが楽しみでならないのだ。だからこのくらいの下り怖くない!とさすがの実力差を見せつける葦木場です。金田と篠崎はフラフラしながらそんな余裕ないとこぼしていた💦
その後ろで飛び出すタイミングを伺っている新エースコンビの高田城と悠人もぴったり張り付いてきている。彼らも同じく下りカーブでフラつくようなタマではなく、金田と篠崎は2人のプレッシャーにも緊張している様子。急ごしらえのエースとアシストかと思われたが妙に息が合ってるぞ、と高田城と悠人の「呼吸」を見て思っているみたい。
そう思われている高田城が何気なく「悠人」と話しかける。何すか、と応えると「葦木場さん、ゾーン入ってるな」「とっくに気づいてましたよ、トンネル抜けた辺りからゴリゴリに上がってます」それはわかっているのだけどどう対処するかを決めていない。インハイには出ていないとは言え、金田と篠崎も伊達に3年間鍛えてないわけじゃないから勝ち方考えてると思うし、アシストが2人という点でマージンがある。こっちは高田城だけしかいないし「2人の発射台が葦木場を出す」という構図でだいぶ分が悪い。さらに悠人は兄・隼人との勝負で余力が怪しい。
このまま張り付いてゴールまで行ってどうにかなるのか。悠人の心配に切れ者・高田城は・・・
「状況を変えるしかない」ニヤリと笑ってみせた。何か策があるのかな!?
「息を合わせて」
卒業生3人に対し在校生は2人。「状況を変える」と高田城が出した策は「この先で飛び出す」というものだった。
さすがにただ飛び出すだけじゃすぐ捕まる、無駄足使って終わりじゃないすか?と言う悠人に高田城はニヤリと笑いかけた。これは何か策がある時の顔だ、と思った悠人はしばし黙る。そして高田城は「タイヤをギリギリまで寄せて深く息を吸うんだ」と指示。よくわからないけど従う悠人。「静かに、合わせて」すると高田城は息をゆっくり吐ききった。悠人もマネをして息を吐く。
そして今度はさらにゆっくり息を吸い込む。タイヤも接触寸前まで寄せた。するとついさっきまで葦木場たちの真後ろに張り付いていたプレッシャーを急に感じなくなった。まるで本当にその場からテレポートしてしまったかのように存在を感じなくなった。
あれ、と思う金田と篠崎。2人を見て葦木場も顔を上げる。「あれ?高田城たちの気配が消えた?💦」ちょうどカーブに来ていた3人はまだカーブの後ろにいるのか?こんな変な時に遅れたのか?と辺りを見回す。「あいつら、どこ行った・・・?」思わず金田が足を止めてしまった。
急にどうしたの?という顔で2人を見る葦木場。その時何かを感じ取った篠崎が「足を止めるな!」と金田に叫んだ。「加速するんだ足を回すんだ!!」以前後輩たちが話していたのを思い出した篠崎。「この前の模擬レースの時の高田城さんびっくりしたよ」と言っていたっけ。
「高田城は、レース中に『消える』んだよ!!」
「・・・少しだけ、気づくのが遅かったですね、先輩」
高田城の声が聞こえたのに気づいて後ろを振り返った時にはもう遅かった。高田城は悠人を引っ張って一気に加速し葦木場たちの前に飛び出した!これが「策」、葦木場の巨体の影で息を潜めて張りつき、金田たちが足を止めるのを伺っていたのだ。その瞬間に飛び出せば2人はすぐには反応できない。そう読んでいたのだった。
そんな高田城をみんなは「気配消す高田城」・・・「ステルス・レイ」と呼んでいた・・・!
ヤバイエースは幼馴染
分が悪いことを逆手に取って「ステルス・レイ」を発動した高田城は悠人を連れて葦木場たちの前に飛び出した!
「追い越す時はセンターライン越えるなよ」と一応釘を刺す高田城の声を聞きながら金田と篠崎は「やられた!!すまない葦木場」と謝りかけたが、振り返ると今度は葦木場がいない。見ると葦木場は悠人たちに合わせて1人で飛び出していた!
「どこ行くの悠人ぉ!!」2mを超える葦木場の巨体がぐわんと揺れる。本気の加速をしている証拠だ。これには高田城も悠人も昂って笑みすらこぼれる。「さすがゾーン入った葦木場さんは反応早い!あれはヤバイです!!」今度はいつ高田城が悠人を発射するかがカギになる・・・!
箱根でそんな激闘が繰り広げられている頃、敵である総北では部室にメンバーが集まってその「追い出しライド」について話をしていた。卒業生で前キャプテン・手嶋は今エース対決を行っている葦木場と同じ中学だった幼馴染。葦木場から追い出しレースについて手嶋にメールを入れていたようです。ライドというのは名ばかりで、1年から3年まで全メンバーによるガチの対決だという話を聞いて小野田は「3年vs1・2年のレースってすごいですね~!」と純粋な感想w
何すかそれめっちゃ見たいやつですやん!無観客でやってるんすか!?と鳴子と今泉も興奮気味に話に入ってくる。しかし追い出しレースはリザルトだけが記録として残るだけらしく、インハイで戦ったメンバーが総出なのに録画とかも残らないなんて勿体ないと残念そうな鳴子たち。見るならこっそり参加するしかないか、と呟いた今泉の言葉を真に受けて「行くか箱根!!」とか言ってます😅
今からじゃ無理だよ、距離もあるし時間的に最終局面だろ、と手嶋。最後のエース対決の頃だろうよ、と聞いて小野田以外のメンバーはおそらく結果とかメンバーがどう戦ってるかなどを考えている様子。エースは葦木場さんで、在校生は誰?銅橋さんすかね?それはない。なんて話している中、小野田は1人胸をドキドキさせながら考えていた。
先輩と全力で戦うってどんな気持ちなんだろ。お世話になった先輩方と手の内がわかった状態で走るってどんな感じ?真波くん。
でもきっと、真波くんなら笑顔で走ってそうだね。そう思いながら小野田もフッと笑うのでした。
マジで見たくなってきた!来年は真波に頼んで潜り込む?たぶんええよーって言ってくれそう、ほな小野田くん真波と連絡取って来年の日時を聞き出してくれ!ほんのり2人増えるって伝えてくれ。俺も行きたい!と鳴子、今泉、鏑木が騒ぐけど小野田は何のことかサッパリ💦そんな平和な総北の部室でしたw
弱虫ペダル685話感想・まとめ
今回はページ増量で箱学エース対決と総北の様子も見れて盛りだくさんでしたね✨総北の会話は本当にみんな自転車大好きなんだなというのが伝わる会話ですよね😊
「ステルス・レイ」何とも厨二くさい感じのネーミングですが(笑)確かにこうして見ると「レース中に突然存在感がなくなる」というのは有効打な気がします。それこそ金田篠崎レベルなら絶対に撹乱できる・・・← 金田たちは高田城と悠人を「急ごしらえ」と言っていたけど実はこの2人って結構絡んでいてそのたびに話をしているので息は合わせやすいコンビなんですよね。その関係もどうやら「ステルス」なようですが。w
そして敵同士になって実際レースで戦っても葦木場と手嶋がこまめに連絡し合ってるの何かいいですよねw敵情視察もお互いにあるのかもしれないけど、自分たちはこういうことやってるよという話をあえてして築かれる関係もあるのかもしれませんね。この作品には敵同士でも味方でも様々な交友関係が描かれていますが、どこもそれぞれ違った関係性で一言では言い表せない関係があっていいですよね。鳴子たちが「箱学全体」について話している中、小野田だけ「真波中心」で考えている所にも違いがありますよね。
一話で他の学校のことも見られるとお得な感じしますwでもやっぱりエース対決が気になる!高田城と悠人は葦木場を制することができるか!?
次回も楽しみです!
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今回は、「弱虫ペダル」の685話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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白熱する箱学のレースと、独自の空気感の総北の対比が楽しいw学校によって雰囲気の描き分けしているのも凄いと思います!
ぜひお手に取ってご覧ください!