魔入りました！入間くん252話ネタバレ感想！悪癖も使い様で金に？

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。早いもので1年が経ち2年生になった今、昇級を賭けた1年生との合同試験「心臓破り」の真っ最中！

「楽なスタンスは楽じゃない」面倒くさがりのアガレスが後輩を焚きつけた前回。その言葉に感化され、自分なりに頑張ったけど敗退になってしまった💦どんどん敗退チームが出る中、ジャズチームはマルバス先生から酷い拷問を受けてて･･･ってえっ！？💦

そんな「魔入りました！入間くん」252話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「見ぃつけた♡」地中に隠れていたアガレスチームを見つけ容赦ない攻撃を食らわせてきたバラム先生！！💦

たちまち穴を太い植物の根で抉る強烈な技を繰り出す！！アガレスは家系能力「寝床」で地面を操り何とかバラム先生の攻撃を防いだ後、土の殻を作って先生を閉じ込めた。しーんと静まり返った所で後輩2人にいい技はないかと聞くが･･･

「いや無理っしょ。ケガするくらいならこの風船渡して早く楽になりましょうよ」
その言葉にさすがのアガレスも胸倉を掴んだ。「根本的に間違ってる。楽するのがどんなに大変かわかるか？お前らは楽するって言いながら何もしてないだけだ」問題児クラスが何かを成し遂げて話題になるたびに「才能ある奴は楽できていいな」という言葉に眉をしかめてきたアガレスの本音だった。

「バカ言うな。俺らが何もしないでこの場に立ってるわけねーだろ。どんなにしんどくても面倒でもやることやって最高の寝床を作っていくんだ」「楽なスタンスって何だ？自分の欲なら本気出せ！楽したいなら楽するな！全力出してて悪かったなバカヤロウ！！」

そこまで吠えた所で「お話は終わったかな？」とバラム先生が土の殻を突破！とりあえずアガレスが地面を波打たせるがバラム先生は猛然と向かってくる！ヤバイ･･･！と、後輩2人がアガレスを庇うように立ちはだかり、パメラが「催淫」でバラム先生が連れている魔獣の目を晦ます！続いてウウロが「太陽飼」で発行体を掲げ、バラム先生も思わず視界が不安定に。「アガレス先輩！！」貫け･･･！！！

「体痛いしドロドロだしもうヤダ」「先生は強すぎだし先輩は寝てるし何なん」「でもこれが楽なスタンスってやつなのかな」「わからん」
気の抜けたように呟く後輩2人の横でやり切った顔で熟睡するアガレス。奮闘虚しく残りの風船も割られ、アガレスチーム敗退･･･うん、君らなりによくやったのではないかなｗ

魔入りました！入間くん252話ネタバレ

ドン引き地獄絵図！？

「心臓破り」も佳境に入ってきて怒涛の敗退続出💦敗退テントでは今まで敗退となった8チームがいろんな面持ちで悔しがっていたりそうでもなかったりしてます。リードやケロリはむくれてテントに厚意で用意してあるお菓子やけ食いしてるけどプルソンチームは穏やかに交流してたり、クララチームはもりもり食べてたりアガレスは隅っこで寝てたり･･･

怒涛の敗退ラッシュの中、実況中継もされているこの試験は生き残っている5チームの行方が気になる所。と言っても次々生徒たちを蹂躙していく「番犬(ケルベロス)」カルエゴ先生と「白鴉(ガーゴイル)」バラム先生のあまりにも容赦ない「最大火力の投入」に上級生たちからは「大人げない」のドン引きで沸いております😅これにはアメリ会長も青ざめ白い目で状況を睨んでます💦

残る5チームがそれぞれカメラで抜かれる。ゆっくりでも確実に行動する入間チーム、まだイフリート先生と戦っているらしきアスモデウス、どこかの木の中で頭を捻るアロケルチーム、ちっこい後輩を抱きかかえて攻防兼ね備えた装備で逃げるサブノックチーム、そして･･･

何やら黒い十字架に架けられているのは･･･ジャズ！？💦十字架の周りには恐ろしい拷問器具が所せましと置かれ、そんなジャズの前で大きなハサミを構えているマルバス先生･･･拷問器具は結構使い込まれており血がついたままの物も多々･･･これは一体･･･😱

その画面が映った瞬間「ピッ」実況の生徒会員が画面を消した。そしてガタガタ震えながら「えー只今、一部不適切な映像が流れましたので少々お待ち下さい･･･💦」隣でアメリ会長も口をあんぐり開けてもっと青ざめてる💦客席も全員青ざめて静まり返った･･･そして生徒会は「放送事故」だと大わらわ💦

「い、今のって･･･😨」敗退テントでリードが怯えた顔で見ていた。確かに今、ひどい拷問の対象だったのは級友のジャズだった･･･💦

ジャズのポテンシャル

問題児クラス「アンドロ・M・ジャズ」の特技は「盗み」。攻撃でも防御でもない家系能力。心臓破りという試験を行うに置いてジャズはあらかじめ予想をしていた。

自分が戦闘向きではない能力ということは、組む後輩は火力の強い、ガチガチの戦闘系だろうと。屈強で大きな体、戦闘のために生きているといった感じが来ると予想したジャズはそれを前提にアロケルとも相談して計画を練った。自分の役割、共闘方法、シミュレーションを繰り返し備えた。のだけど、いざチーム分けを見てみてジャズと組むことになったのは･･･卵型のカワイイ男女の後輩だった。

「俺が守らなくては･･･✨」兄貴高揚(ブラザーズハイ)発動のジャズ･･･いつも問題児のお兄ちゃんとしてお世話役になるジャズが変に火を付けましたｗそれからジャズは今までの計画をすべてひっくり返し即座にコネを使って大人の輪に力を借りに行った。盗みが得意な姑息な能力だからこそ、腹黒さが渦巻く大人の世界で本当に金を動かし時に騙し、交渉に交渉を重ねた。そうして手に入れたものは･･･

「悪鬼金庫(デモンズバンク)」という代物だった。「腕っぷしがなければ頭を使う」と臨機応変に対応した結果、ジャズが行きついたのはこの魔界において最高位の強度を誇り、認識阻害魔術も施されていて決して覗けないという高級金庫。ここにその卵型の後輩を入れて66分耐える、という戦法だったのです。これもある意味博打な戦法よね･･･💦

「暗証番号は俺しか知らない。風船割るには俺の口を割らなきゃダメっつーことです」
高級金庫の上で膝を組んで座るジャズ。その挑発に「なるほど･･･」と乗ってしまったのが何とも運の悪い相手、拷問学のマルバス先生だったのです💦十字架に架けられたジャズは早速強烈な電撃を食らう！！💦今にも四肢爆散しそうな強烈な攻撃に視界がブレるジャズ😱💦

「僕の専門分野だ♪」穏やかな顔してやることえげつなさすぎ！！💦本当に拷問に耐え続けるつもり･･･？💦

騙しの真髄

「風船を割りたきゃ俺の口を割れ」そう挑発してマルバス先生の拷問を甘んじて受けるジャズ。初手から息の根止める勢いだけど本当に大丈夫･･･？💦

「悪鬼金庫なんてレア物よく手に入れたね、魔具と拷問学には深い関係があるんだよｗ」と興奮気味に語るマルバス先生。だがすぐに指を立てて「拷問魔具にもたくさん種類があるんだけど･･･どれから使ってみたい？」先生が指した先には大小様々な拷問器具がずらり。佇まいだけでおぞましいその空間の中、マルバス先生はニッコリ笑顔をジャズに向ける。高位魔術も強固な肉体もない、知恵も絞った、だったらもう残るのは「根性」だけだ。

「オススメで！」尚もジャズは磔台の上でニヤリと笑った。ということは･･･「俺の狙いはすべてがうまくいっている」やっぱり！？✨ジャズの策、思惑はまた別の所で進行していたのだ。何と、ジャズの使い魔・スプが後輩を背中に乗せてどこかを走っていたのだ！！つまり今ジャズがマルバス先生の拷問を受けている場にある金庫に後輩はいないのです！！😲

というのも「偽物ォ！？💦」ジャズが苦労して手に入れた「悪鬼金庫」、実は偽物だったのです！💦師匠であるフルフルには「ガキの小遣いで買える代物じゃないよン！パチもん掴まされてやんのばーか！www」と笑われる始末。せっかく大人の世界で頑張ったのにジャズが予想する以上に大人の世界は汚かったようです💧どうして俺の周りはろくでもない大人ばっかなんだ！？こんな不良品に時間も金も使っちまって･･･💦と頭を抱えるジャズにフルフルがタバコの煙を吹きかけた。

「盗人のくせに節穴だねおジャス。不良品？違うね、確かにこれは偽物のただの箱だが、テメェを騙した箱だぜ？」
「使い道を考えろよ。ペン1本だって金塊に変わるような現場を散々見てきたでショ」

だからジャズは考えた。音楽祭で使ったプルソンの姿を隠すベールをスプに装着。そして金庫に入れたフリをしてスプに後輩を託しどこかへ向かわせた。耐えられるか音を上げるか、これは賭けだ。ジャズの表情は余裕と焦りの中間。「公平な勝負など勝負ではない」「備えを怠った奴は死ぬ」「最後に頼るのは大事に大事に隠してたとっておきの切り札」･･･

その「切り札」にスプは後輩を乗せて向かっていた。スプが止まった先にはアロケルチームがいた。･･･
ジャズの騙しの手口は、見方を変えれば何よりも強固な絆になる。思惑通りに進むか！？

魔入りました！入間くん252話感想・まとめ

Twitter上での予告からかなり想像の斜め上を行く展開でしたね💦あのイケメンジャズをあんなひどい拷問に掛けるなんてマルバス先生優しい顔して怖すぎ！！💦普通にジャズの体が心配です😭

上級生も引くほどの拷問を生徒にするなよ！そして生徒に見せるなよ！💦でもこれぞ「悪魔」ですよね～💦マルバス先生の拷問学はカルエゴ先生たちも引くくらいだから本当にえげつないんだろう･･･でもそれが好きで教師やるほど突き詰めてるならそれは素晴らしいことですね、認めたくないけど← そう考えるとジャズの「盗み」を突き詰めていくのも魔界においては何ら不思議ではないんですよね。悪魔の大人の汚さは人間と比べて大差なさそうなのが何とも言えないけど←

師匠・フルフルを「ろくでなし」と言いつつちゃんと話聞いて工夫してるからジャズはいい子なんだと思います← ジャズのリアル兄貴がさらにろくでなしだから反面教師？ｗ「偽物でもテメェを騙した箱」とフルフルが形容したのが何とも粋で、「ジャズほどの奴を騙した代物は使い様でペンが金に変わる」要するにジャズの実力を認めた上で発破かけてくれたわけです。自由に生きてるようでちゃんと師匠してる魔界の師匠たち、ニクイですねぇ😁

後輩を隠したと嘘をついてアロケルと連携していたジャズ。スプも御利口に動いてくれてるし、ここからどう騙して戦うのかしら！？
次回も楽しみです！