弱虫ペダル677話ネタバレ感想!繋がっていても一期一会は大事!

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中です!さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期も始まります!!🚴

現在は特別編をお届け。2年生時のインハイ後、小野田だけ尊敬する先輩・巻島裕介と会うことができなかった。呆然と立ち尽くす小野田と、「昨日会ったしレース中声かけたから十分」と言い聞かせるように呟く巻島。本当にこのままお別れになっちゃうの・・・?💦

そんな「弱虫ペダル」677話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

箱学のクライマー勝負が気になる所ですが、今回からしばし特別編。総北で小野田が「あの温もりを感じたあの夏」を思い出している・・・

時は遡り2年生時インハイの後。山岳賞を獲った箱学・葦木場拓斗が表彰されていた頃、小野田は記者たちに質問攻めにあっていた💦2連覇した「山王」だからね・・・その様子に手出しできない今泉と鳴子は遠くから見て待っていた。すると、マネージャーの幹ちゃんが慌てて走って来た。

「巻島さんたち、飛行機の時間あるからもう帰るって」
まだ小野田は取材中。それなのに一言も話さず顔も見ず帰るんか!?鳴子はもどかしい気持ちを声に出すが今泉は「物事にはリミットってのがある」と平静を装った。本当は今泉だって大人ぶりたいわけじゃないけど・・・💦

しばしメンバーが金城、田所、巻島と交流をするがその間も小野田は来ない。巻島もふとテントの方に目をやり、ズボンのポケットに手を入れるが割り切ったように車に乗り込んでしまった。そして小野田を除いたメンバーに見送られながら巻島たちは空港に向かってしまった。「マジで帰った・・・」小野田と巻島の関係を知っている鳴子たちは呆然と立ち尽くすしかなかった。

その後、小野田が疲れた顔で戻って来た。だがすぐに「この会場に巻島さんたちがいらしてます!走ってる時に身を乗り出して応援してくれたからお礼しなきゃ!そして『来年の目標の報告』が直接できるんだ!」と声を弾ませる小野田。巻島たちを見送った鳴子たちはその小野田に何も言えずただ微妙な空気の中黙るしかなかった。その雰囲気を読み取って「皆もう会ったのか!じゃあ僕だけ行ってくるね」と歩き出した小野田。

「ごめんなさい小野田くん」その静寂を打ち破ったのは幹ちゃんだった。
「飛行機の時間あるからって巻島さんたちは30分前に帰ったの。すぐ言えなくてごめんね」

え・・・?帰るって、イギリスに?
立ち尽くす小野田を見て何ともいたたまれない気持ちのメンバー・・・

その頃、遠くを見つめる巻島に「よかったのか」と田所たちが心配そうに声をかける。
「小野田とは昨夜会ったしレース中にも声かけた。十分ショ」巻島は自分に言い聞かせるようにそう呟いた。
もどかしいすれ違いの先輩と後輩。このままお別れになってしまうのか・・・?💦

弱虫ペダル677話ネタバレ

小野田が大事にするもの

インハイ2連覇で終えた後、せっかく来ていた大尊敬する巻島と会えなかったことで小野田は意気消沈し、皆が帰る準備をする中1人落ち込んでいた💦

その様子を見ていられない鳴子はどうしようもない思いをなぜか今泉にぶつける💦お前が先に先輩たち帰したからや💢とよくわからない吹っ掛け方😅今泉も適当に返しながら小野田の様子を見ると、小野田は何かを失ったような生気を失ったような顔をしてぼんやり空を仰いでいた。たった今、インハイという大舞台で2連覇という偉業を成し遂げた男の顔とは到底思えない悲し気な表情・・・😢

風が吹く山頂の会場で小野田はぼんやりと空を見ながら、やはり考えるのは巻島のこと。ゴール前で声援を送ってくれた巻島。すぐ近くにいてすぐそばを走っていた巻島は、また遠くへ行ってしまった。巻島と出会った時から小野田の思い出が蘇る。が混じった長髪に異様に長い手足というインパクト大な見た目の先輩。それでも自分の中に自分のスタイルを持っていて「それ最高にかっこいいッショ」「突破するっきゃないっショ」と背中を押してくれた。

1年生時のインハイで遅れた田所を迎えに行って戻ってきた小野田をいの一番に褒めてくれて、総北を初めて優勝に導いた時も真っ先に駆け寄って抱きしめて褒めてくれた。でもその年の秋、意味深に峰ヶ山の練習に誘われ「自転車は楽しいか?」「はい!」とやり取りをした後、巻島は小野田の頭を撫でながら「俺たちの総北を頼むぜ、坂道」「だから抜け、強くなれ」と言葉を残し、イギリスへ行ってしまった。巻島さんの言葉を胸に頑張って、やっと報告できると思ったのに・・・

落ち込む小野田が見ていられなくて鳴子や今泉は声だけでもと電話をかけてみるが、自分たちのいる場所が標高が高すぎて圏外💦ボロ携帯!とまた的外れな怒り方をする鳴子😅だけど、インハイ2連覇なんて大抵のことは水に流せるくらいすごいことなのにな、と思わずボヤきも出てしまう。それを聞いて今泉は「小野田はその辺が他の人とは違うから仕方ない」と金城の言葉を思い出す。

小野田が大事にしているのは勝利じゃなくて、「つながり」なんだって。
一番大切な人と繋がれなかったから小野田は落ち込んでいるんだね・・・😢

変わらない先輩たち

一方、小野田のことを割り切ったつもりで会場を後にした巻島たち。でもずっと窓の外をぼんやり遠い目で眺めている巻島のことをわからない田所と金城ではなかった。

こっちももどかしい気持ちでいっぱいだったのです。ずっと黙りこくって静かな車内の静寂を破るように田所が「あー、軽井沢駅でいいんだっけ?信号ないからナビ通りに行きゃ予定の5時半の新幹線に乗って空港間に合うんだろ?」と大きめの声で投げかけた。が、ずっと外を見ている巻島に今度は金城が「田所が声かけてるぞ」と呼びかけた。やっと慌てたように「あ、何ショ金城」と返事をした巻島だが、金城は「田所が呼んでる、間に合うだろって」と冷静に窘めた。あぁ、ギリギリだが予約の便に乗れるはずだからその駅で、「十分ショ」また窓の外を見始めた巻島。

その様子をバックミラーで見た田所。「おめーが十分て言ってる時は大体十分じゃねーんだ!!」とうとう言った田所。金城もニヤッと笑う。そして田所はブレーキを踏んで路肩に車を止めた。巻島がびっくりしていると「何年の付き合いだと思ってるんだ!インハイのゴール前に気持ち残りまくってるじゃねぇか!!」「Uターンして戻るぜ巻島ァ!!」田所はそう叫んでレバーに手をかけた。

車はものすごい勢いで方向転換し、元来た道を戻ろうとしていた。驚きつつも巻島は「待つショ!」と叫んだ。勢いづいていた所へ急にブレーキをかけたので巻島は天井に頭をぶつけた。今度は田所と金城が驚く。巻島はぶつけた頭をそのまま天井に押し付けたまま話始めた。

「俺は日本に『インハイを見に来た』それだけだ」
帰りの飛行機も決めて、向こうでは兄貴の手伝いや大学もある。決めた時間の中で小野田には会えたし声もかけた。最後に会えなかったとするならそれも、運命ショ。たくさん手紙送ってくれたあいつには悪いけど、生きていくってのはそういうモンだから十分なんだ。行ってくれ。

「十分じゃねぇだろっつってんだ!飛行機なら1つ2つ便ずらしゃいいだろ!授業なら補習でも何でもできんだろ!」
「日本に気持ち残して帰るのか!!」

カッコつけたように、そしてやはり自分に言い聞かせるように「十分」を繰り返す巻島に、田所も負けじと返すが巻島は「心残りはない」と尚も意地を張る。でも歯を食いしばっているし、ふとズボンのポケットに手を入れる巻島。

「唯一、あるとすれば・・・」

粋な計らいと役目

田所たちが気を利かせて戻ろうとするのを頑なに拒否する巻島。でもやはり心残りがあるらしい巻島はポケットに手を突っ込んだ。

イギリスでのある日。買い出しのために何気なく入ったショップにはキャラクターグッズなども並んでいた。すると何やら見慣れたキャラクターが。トボけた顔のクモみたいなキャラクター・・・これは・・・以前小野田が連なった状態で大量に巻島にくれた「くも太郎」のキーホルダー!巻島はさすがに名前まで覚えておらず「ナントカカントカ」とか言ってます(笑)

次会ったらイギリスにもお前の好きなアレがあったと教えてやるか、と一度は離れたものの・・・巻島は戻ってきて「あいつに買ってってやるか」と1つくも太郎を購入・・・巻島だってイギリスで小野田のことを考えていたのです💦それが巻島の「心残り」だった・・・

「今すぐ戻ろう巻島!!!💦」
これには大慌ての田所と金城💦うん、そうしてあげた方がいいね💦
なのに巻島先輩ったらまだ「これは郵送で送る」と言うんです。「お前手紙とか一番やらないタイプだろ」とあっさりツッコまれ田所もいよいよアクセルを踏む。それでも巻島先輩は「次会った時に必ず話するから」と拒否するんです。ここまで来ると往生際が悪いと言われそうな巻島に金城が「巻島!」と大声を出した。

「小野田は今日精一杯頑張ってやり遂げた。この日の小野田には今しか会えない」

ハッとする巻島。田所も笑う。今日しか会えない小野田に会わずに帰っていいのかい?😊

その頃、インハイ会場はほぼ片付けが終わり他の観客も続々と帰っていく。無料臨時バスに向かうまで小野田だけは足取りが重い。小野田くん行こっ♪と幹ちゃんが元気に誘うも小野田はよろよろと力なくバスに近づく。と、幹ちゃんが驚いた顔で小野田の後ろを見ていた。急にそんな顔になった幹ちゃんを見て小野田も「?」と思う。

驚いた理由。それは・・・
小野田の後ろに巻島が立っていたからだった!巻島は戻ってきてくれました!!✨

弱虫ペダル677話感想・まとめ

巻ちゃん先輩~~~!!!😭✨なかなかに強情っぱりだった巻島先輩ですが、ちゃんと戻ってきてくれましたね😭ナイス金城先輩・・・GJ田所先輩・・・👍

巻島は総北にいた頃から不器用で慣れ合いが苦手な性格でしたが、ここまで「十分」だけで否定することもないのになぁと思うわけで。まぁチケットキャンセル料とかもバカにならないし「どうして決めちゃったんだろう」と巻島も思ってたかもですね。心残りがないように、目的の場に行ったら予想外にも対応ができるようにしておくというのも大事かもですね。巻島が読者に教えてくれたことかもしれませんw

あからさまに落ち込む小野田くんも、鳴子たちに気を揉ませていることには今は気づいてないんだろうなというのが何とも💦夢中なことがあると周りまで気を配れないものだけど、人ってそういうこと繰り返して生きていくんですよね。小野田も巻島も、自分が知らない所でいろんな人に気遣われてるんです。そこで「今更悪いから」は言い訳にしかなりませんね。そしてやはりこの師弟はどこか似てて、まさに「つながり」が強いんだなぁと改めて感じました。

「この日の小野田には今日しか会えない」という金城先輩の言葉はもう心理で、推し活とかしている方には身につまされる言葉なんですよね✨例え年に複数回会える人でも何枚も写真を撮ったりするのは「その日の推しにはその日しか会えない」からなんです。たった数秒でも推しにはいろんな表情があるし、まして「インハイ2連覇した小野田」は我々の推しより尊くて貴重な「その日しか会えない」なんです✨よくぞ言ってくれた金城先輩・・・そしてよくぞ戻ってくれた巻島先輩・・・👏

何とか説得が届いたおかげで再会を果たした小野田と巻島。思い出の話もクライマックスかな・・・?
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の677話ネタバレを紹介しました!

が…

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ちょっとシリアスな先輩たちも、所帯じみた顔をしてくれるのがこの作品のいい所ですw渡辺航先生もオタクの気持ちわかるんですね・・・w

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