吸血鬼すぐ死ぬ283話ネタバレ感想！畏怖がなくても心は錦？

2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。

吸血鬼と人間が共存する世界の新横浜というニッチな街で、イケメンマッチョなのにどこか残念な吸血鬼退治人・ロナルドと真祖なのにすぐ死ぬ吸血鬼・ドラルクが子供探しを名目に出会い、その子供に振り回されたことで居場所を失ったドラルクがロナルド事務所に転がり込んだことから始まった、クセの強いキャラたちが織りなすカオスな世界が去年ついにアニメ化！声優陣が豪華だったこと、EDアニメーションが感動的だったこともあって一躍話題になりました✨

何とそのアニメが第二期放送決定！✨さらに3/8には最新刊20巻が発売され、作者・盆ノ木至先生によるキャラクターなりきり裏設定暴露「アカウントジャック」が行われています！ブッ飛んだ展開と的確すぎるツッコミに捧腹絶倒、なのに仄暗い過去設定や確かに潜む闇など、読者をどんどん引き込んでしまう･･･そんな魅力がたっぷりなのです！

そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」283話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

ドラルクのゲームレビューの進捗確認という仕事の名目でロナルドの顔を拝みに来たオータム書店編集者のサンズちゃん。でも来た瞬間フクマさんに亜空間に連れて行かれた←

その後、地下から吸血鬼対策課副隊長・ヒナイチが出てきて勝手に事務所内をウロつき戸棚を開けお菓子を食べ出したのでさすがにツッコむサンズ💦戻ってきた瞬間鳥のパジャマになってたのでさらにツッコむと、サンズも猫のパジャマに変身。どうやら彼女らの意思ではない･･･と思ったらそこにいたのは「吸血鬼パジャマパーティー」。

お願いがあって、とわざわざヒナイチとサンズ、さらに道中でスカウトした退治人のマリアとターチャン、そして「合コンなら潰す」と強制参加した吸血鬼アベックにく美もパジャマ姿にしてとあるビルの地下へ。どうやらパジャパくんの双子の片割れ「吸血鬼パジャマピーポー」と「パジャマガールズトークバトル」で闘ってほしいという。フェアに行きたいから有志だ、と言うも「だったら帰るわ」なメンバーにスパチケットで何とか参戦させることに。

と言ってもパジャマガールズトークバトルって何？どう戦うの？よくわからんままパジャピくんの女性がサンズに「そのパジャマ可愛くない？」と声かけ。すると「ピ組先制点5」と変なオッサンが変なジャッジ。女子会話清聴屋の審判･･･というよくわからんオッサンの独断で今度はにく美に話を振るもダンマリ決め込むにく美(ｵｲ)そこへピ組の女子がお菓子を薦め「ウジ虫にエサやってご満足か💢」とひどい返しをするも「満足しちゃう」と動じないのでにく美が吹っ飛びオッサンが8点ジャッジ。何だコレ･･･

もしかするとこれはいわば会話のバレーボール、会話を繋げて褒めたりフォローしたりすると点が入るっぽい。マリアとターチャンはさすが仕事仲間の連携を見せるがヒナイチとサンズは続かない💦意識すると詰まる状況にピ組が容赦ないラリー。どうしよう･･･💦とその時。

「何がガールズトークよ！相手を気遣ってガールぶらなくてもトイレ詰まった話してもガールはガールだろうよ！！」
にく美の魂の叫びで気付く一同。元々女性なんだから何の話したってガールズトークになるんです。そうと決まればジャッジとか関係なく好きに変態退治の話とか税金はクソだとかの話してOKOK！！

結局勝負はウヤムヤに。群れるの嫌いなにく美はクソがー💢と吠えてるけど団結した女子たち全員でスパに行きましたとさ☆

吸血鬼すぐ死ぬ283話ネタバレ

急に始まる「いふ」話

新横浜の某公園。そこに佇む吸血鬼3人「下半身透明」「ゲームセンターあらし」そして実に163話ぶりに登場の「フィアスコ」が何をするのやら･･･てかフィアスコさん透くんやあらしくんと友達だったのね←

「なぁ･･･最近畏怖られることあった？」
口火を切ったのはあらし。え？と言いつつ「ヌーチューブで24時間耐久フィットネス話ゲームやったらそこそこ視聴数伸びた」とフィアスコ、「今月ちょっとお化け屋敷の売り上げ高かった」と透。あらしは「超英雄ドラゴンカードバトルモンスターズゲームでプラチナスターⅢランクまで上がった」･･･畏怖られる話というか「ちょっと頑張った話」では？💦

ちょっと黙った後、「これはifの話なんだが」と今度はフィアスコが切り出した。「私が巨大な念動力を持ってたとするだろ･･･？」
唐突に始まった話に2人はただ黙ってるので「･･･いい？」と許可を取るフィアスコ😅疲れてんなとは思ったけど全然いいよ、とのことなので続けます← 巨大な念動力はバカでかいハリケーンくらいの自然災害レベルらしいので普段は封印している、という「呈で」「if(もしも)の話」が進んでいきます。

強大な念動力を封印しながらFBIやCIA、NASAとかに脅威とみなされ危険視されているので各国を流浪するフィアスコだがある日巨大隕石が、と突然飛躍するif話。てか隕石なら279話で降って来たよね？と言うのは今は黙っておいて←
巨大隕石騒ぎで世界中パニックになって暴動とか起きた所にNASAがフィアスコに一縷の望みをかけてお願いしてくる･･･「何よ！散々彼を追い詰めておいて！」ってこの美女は誰よ💦展開上出て来たヒロイン･･･あぁそう、続けて←

初めてフルパワーで巨大隕石に立ち向かうフィアスコ！「やめて！これ以上やったらあなたが死んじゃう！💦」「黙って見てろ、私の恐ろしさを特等席でな」おや？ちょっとキツくなってきたな？← やめてもどっちみち死ぬだろ←
そして隕石に打ち勝つものの、世界はあまりの力によりフィアスコを警戒する。でもイフちゃん(ヒロイン、今命名)だけはついてきてくれた。「フッ、どうやっても私を畏れんとは世界より厄介な女だ」あーあーあーあーーーこれはイタイぞ～～～🤣

「あーじゃない、どう？」「どう？じゃないよ。どうせならイフちゃんにも畏れられたくない？」「それは寂しい」
･･･吸血鬼3人も寄せ集まって深夜の公園でする話じゃないだろ･･･(´Д｀)

俺の考えた最強のif

フィアスコのif話を聞いて「隕石って飛躍しすぎ、もうちょい地に足感欲しい」と透。じゃあどうすんの、ということで透のif話始まります←

そりゃ下半身透明が全身透明になるんよ、と自慢げに言うけどそれって目標じゃなくて？
とりあえず続きを聞いてみると、全身透明の力を手に入れた透のお化け屋敷に強盗集団が押し寄せてきて銃を構えるが、銃は音もなく分解する。そして今度は別の強盗が攻撃を食らい倒れ込む。

「不可視い何者かがいる！能力者か？音を聞いて対処しろ！」と取り乱し始める強盗たちの後ろに音もなく近寄って「悪いね。音も透明になるんだよ」･･･あーあーあーあーーーこれもかなりキツいな～～～🤣💦十分お前もキツいだろと噛みつくフィアスコに「自分の能力下地にしてるからいいの」と得意げな透。銃も瞬時に分解って、地に足つけるとか言いながら都合よく退役SATみたいになってんなよとあらしにツッコミ入れられてます😅でも隕石よりマシだと譲らない透くんですｗ

俺は俺の力だけでifって見せるぞとあらしの話。いやそれってifじゃなくない？← でも無視して話スタートです。
さっきも言ったけどカードバトルでプラチナスターⅢの俺、ちなみにブロンズからプラチナがあってそれぞれに5段階のランクがあってそもそもプラチナは全プレイ人口の0.72％しかいなくて、というゲームの細かい話はこの際いいよ←

これからもこのゲームの研鑽を積んでいくつもりなんだけど、ある日起きたら世界がそのゲームの世界になってて･･･「エンシェントアーマードドラグーン」率いる40騎の精鋭があらしについて･･･あまりの強さと戦略眼に人々が畏れをなしている所に「ただ5000回以上の戦いを積み上げただけだが？」と言い放つ･･･オワアアァーーー今までで一番厨二臭くてイタイif～～～！！💦💦

世界改変とか一番アレじゃねーか！自分の強みを活かす畏怖だろ？お前の強みに世界付き合わせるな！何だと隕石め💢ルール決めて対テロリストとかに限定して、いや自分の得意分野に持っていくなよ💢
･･･何やってんだか😅

愛そう自分のポテンシャル

あーだこーだと取り留めもないちょっとイタイif妄想をしてきて言い出しっぺのフィアスコが「不毛だ･･･」と我に返ってしまった💦語れば語るほど自分の能力のなさに反作用の虚しさが襲い掛かる💦

「いや虚しくない、これはイメトレだ」あらしが珍しく前向きに話し始めた。
「俺たちに能力がないんじゃない、まだ目覚めてないだけ。いつか本当にスゴイ能力を手にする夜が来る！」「そしたらその能力で退治人とバチバチやり合うんだぜ！」確かにそれが一番の畏怖だ！と途端に元気が出て来た3人。このままイメトレ続けよう！でも寒いからサイゼでも行くか、とその時。

「街中をワシのくさいスライムで埋め尽くしてやるぜーッ」と「吸血鬼耳から七色のくさいスライムを出すジジイ」(19巻235話に会話中にだけ登場)の暴走！コラやめなさい！とロナルドが駆けつけた時、「ニップルサンダー！⚡」と吸血鬼サンダーボルト(18巻217話初登場)が乳首から電撃を放って制裁！最初はむやみに放電してたけど最近は正義の乳首吸血鬼になったんだね･･･「正義の乳首吸血鬼」ってなに？← 相変わらず乳首から充電する時エッチな声出てるし←

タピオカ操る吸血鬼イシカナのキッチンカー、通りすがりにY談おじさん･･･古の吸血鬼なのにろくでもないのばっか･･･そして順応してしまったロナルドたち人間･･･顔を見合わせる3人。

能力は　下手にあるよか　ない方がマシ
3人、心の一句･･･とりあえずサイゼ行こっか･･･俺たちは与えられた能力(カード)で勝負するのさ･･･✨

吸血鬼すぐ死ぬ283話感想・まとめ

今回のタイトルもTwitterでファンの方が考えた「本当はなかった畏怖い話選手権」というのが採用されたお話！懐かしのフィアスコくんが出て来て嬉しかった古参ファンもいらっしゃるかもしれませんｗ

最新刊20巻でも透とあらしは「畏怖られたい」気持ちを抑えられず、ヨイショでも畏怖られると気持ちよくなっちゃう話がありました(250話参照)。吸血鬼は人型でありながら人とは違う特異な存在、そして共存する世界だからより「こんなのもいるのか」と人間たちが順応してしまっているからこそ「畏怖欲」は本能的に湧き上がってしまうのかもですねｗ何か吸血鬼独自の感覚でありながら人間臭いし、吸血鬼もまた人間界に順応しているって証拠ですよね･･･尊い世界･･･✨

にしてもifの世界にも好みや思考が三者三様で面白いですね😊ifの世界でも自分の得意分野持ち込むって結構真面目なのかもｗどうせifなんだからバカみたいな能力でもいい気がする･･･けど、いざ考えてみると思いつかなさそうだ😅てかこの世界の能力が何でもアリすぎてif妄想するいとまがない気がするのよ！何だよ耳から七色のくさいスライムとか！乳首から充電放電するとか！他の作家さんやることなくなっちゃうだろ！･･･は言い過ぎか←

ちなみにフィアスコくんの初登場は10巻120話、ロナルドとサテツとショットのゴリラトリオを脱出ゲームに誘って吸血しようとしたけど逆に屋敷ぶっ壊されてしまった不憫くんです💦古の吸血鬼「屍商人」エルダーの血筋なのでマナー違反とは親戚同士です。
次回以降もTwitter募集のタイトルが登場します！次回も楽しみです！