SANDA25話ネタバレ感想!異端児の願いと黒革ブーツの秘密

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2021年7月34号から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「SANDA」。

舞台は、貧困化に伴い超少子化となった2080年の日本。文化の一切は滅び、人口の0.1%しかいない15歳未満の子供を学校が一斉管理するという寒い時代。そんな中でごく普通の14歳・三田一重は実はサンタクロースの末裔で特異能力者であることを同級生の冬村四織に強制的に解放される。行方不明になり死亡扱いとなっていた親友・小野一会を捜してほしいと頼み、三田の正体を見てしまった同じく甘矢一詩も加え3人で小野を捜索した。

小野は何とか学園に戻ったものの、独裁者である大渋学園長がいる限り生徒たちに自由はない。「強い大人、サンタになりたい」と願う三田に学園長をも挫く鉄留理事長は「地底の者と向き合え」と言った。その地底の者とは、大人を殺めたが法律で守られた10組の生徒たちだった。サンタの姿で10組に乗り込んだ三田は狂った生徒たちを前にどう対処する!?

そんな「SANDA」25話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

たまたま出会った生田目二海(なまためふみ)は、大人を殺めたことのある生徒が集まる2年10組の生徒だった。その教室に閉じ込められ、サンタについて問われる三田と二胡。

「サンタなんているわけないじゃん!そんなの信じてるなんてピュアだねー!」二胡が笑い飛ばしたことで生田目も「お話してみたかったのに残念」とその場は諦め、2人を10組の教室から解放。普通の女子の会話を聞き見送る生田目の笑顔を見て、「これが大人を殺めた子供の顔かよ・・・」と戦慄する三田。すると二胡も教室を離れた瞬間「おっかねー!💦」と本当は怖かった胸の内を吐き出した。

噂には聞いてたけど、大人を殺めたけど法律で守られた子供たちのリーダーを張ってるのはあの毒気も何もなさそうな生田目っていうのが怖いんだよ!本当にエロい女は露出した巨乳じゃなくて地味目なヤツだったりするアレ!と安心と恐怖からか口数が増える二胡。だがここで鞄のキーホルダーがないことに気付く。もうあの教室戻りたくないと言う二胡に「俺が取ってくる」と男を見せる三田。

正直怖いけど、鉄留理事長に「地底の者と向き合え」と言われたのが気になる三田。赤ジャージを羽織ってサンタになって「お話してみたかった」と言っていた生田目の顔を思い浮かべたことで向き合ったことにした三田。さっさとグミ食べて子供に戻ろう、と思っていた時。

ガラッ。生田目に見られてしまった。
一瞬すべての生気を失ったような恐ろしい目をした生田目。息を飲む三田だが、生田目はすぐさま顔を輝かせサンタの三田を招き入れた。

噂のあの人ですよね、ずっと会いたいってお祈りしてたから会えて本当に嬉しいんです。この教室は私たちに殺されるの恐れて先生も入って来ないからお礼を言わせて下さい。そう興奮気味に言う生田目はお茶を注いでいるがその行動に三田は目を見張る。緊張しながら「お前らの要求は何だ」と聞いてみると・・・

「またまたぁ!サンタさんならおわかりでしょう!w」
生田目以外の生徒は全員作り笑いで凶器を手にしていた・・・思わず足からソリを出す三田。尚もお茶を勧める生田目。床にこぼしたお茶を。

何もかもが歪んだ10組で命を狙われる三田!一体どうする!?

SANDA25話ネタバレ

それぞれの「助けて」

1人ぼんやり廊下を歩く二胡に「三田見当たらないけどどこにいるか知ってる?」と尋ねたのは冬村と甘矢。二胡は気まずそうに「それがサ」と話し始めた。

「10組!?って大人殺しのクラスか!?この学校一危険な所に何でまた!?」甘矢が驚くのも無理はない。私も1人で行かせてマズかったってわかってるから責めるなって💦と取り繕う二胡に、冬村と様子見て来るから待っててと甘矢。冬村は特に表情を変えず冷静に聞いているようだけど・・・

徐にかがんだと思ったらブーツの紐を解き両足靴下の状態に。周りは驚き「校則違反」と言った。靴脱いだだけで校則違反?💦
「うるさい。緊急事態にブーツなんか履いて走れるか」急ぐよ甘矢、そう言って冬村は廊下のへりから階下へ飛び移る芸当をしてみせた。甘矢は階段で向かうようです←

「ねぇサンタさん。この学校の制服がどうしてブーツなのか知ってますか?」
凶器を持った10組の生徒たちに囲まれた三田は生田目にそう尋ねられた。だが生田目は「履きにくく脱ぎにくい硬い革のブーツはこの学園の足枷なんです」と自分で答えた。足枷?三田が聞き返すと「この靴を不便に思わないくらい大人しくいられる生徒が大人たちには都合がいいってこと。だから校舎内でブーツを脱ぐと校則違反。信じられないでしょう?」

さっき冬村がブーツ脱いだのを校則違反だと言ったのはそういう理由があったみたい💦また妙な縛りがあるんだなこの学校・・・💦
「本当は自分たちが囚われの身だって誰も気付かないまま楽しい学園生活を送っている。そして大人に逆らった私たちは半地下に入れられるんです」

「私たちを助けてください、サンタさん」
何かを乞うようにサンタの三田を見上げる生田目の周りに、先程まで凶器を構えていた生徒たちが突然かしずくように膝を地面についた。大人を殺めた歪んだ生徒たちが抱えている窮屈で理不尽な境遇を前に、三田は・・・

大人はオモチャ!?

「私たちを助けて」そうお願いしてきた生田目を見下ろして三田は自分がサンタに目覚めてからつくづく驚いてしまうことがある。

子供って何て小さい体をしているんだ。そんな子供に純粋な目で「お願い」されたら何でもしてやりたくなってしまう。
「どうすればいいんだ?」恐る恐る尋ねると生田目はニヤリと笑った。そして徐にかがんで「昔の日本ではクリスマスにはサンタさんが子供の靴下やブーツにプレゼントを入れていたんです」そう言って片方のブーツを三田の前に差し出した。

「だから、サンタさん」「欲しいものがあるのか、何だ?」
「サンタさんの親指です♡」

・・・親指・・・?😨
思わず拍子抜けする三田。固まる三田に生田目は「10本ある中で一番失ったら困る指・・・プレゼントをこのブーツに今ください。サンタさんの指」と急くように「お願い」してきた。周りの生徒はあくまで頭を垂れたままリーダーとサンタのやり取りを聞いていた。

思わず右手の親指を左手で握る三田。その前に躊躇なく「刃物ならあります切り落としてください」と鉈のようなものを差し出した生田目。反射的にのけ反り「俺の親指なんて貰って何になるんだ・・・?」と尋ねる三田。すると「おもちゃを貰って何になるなんて質問子供にするんですか?あなたサンタさんですよね?」とぬけぬけと御託を並べた生田目。

ドクン。初めてサンタに目覚めたあの日のような心臓の痛みを感じる三田。これがサンタの本能・・・子供が何かを欲しがったら叶えてあげなければいけない。でも、だからって易々と親指を差し出していいのか!?どうなんだ!?わからなくなっていく三田は「俺の指はオモチャかよ!?どうなってる!?💦」とあがいてみるが「オモチャでどう遊ぶかは子供の自由ですよ。私のブーツ・・・空っぽですよ?」と生田目は動じない。

やっぱりこいつらおかしい、大人で遊んでるだけだ。マトモに聞いちゃいけない・・・はず・・・だよな!?💦
その間も何度も心臓がもんどり打っている。歪んだ子供の願いでも聞くのがサンタクロースなのか!?💦

サンタに救世主!?

大人殺しの教室のリーダーの願いは「サンタの親指」。それをマトモに聞き入れていいのか。わからなくなってしまった三田。

生田目の顔を見て考えれば考えるほど心臓がドクンドクンと打つ。サンタとして目覚めた日に見た冬村の顔と、親指を待つ生田目の顔が重なってしまう。その時最高レベルに心臓が音を立てた。その苦しみに耐えきれず巨体を床に叩きつけてしまった三田。「お、親指・・・」

「ハイ」真っ直ぐな目で見つめる生田目。いつの間にか周りの生徒も立ち上がっていた。表情はずっと作り笑いのままだが、煮え切らない三田に痺れを切らしているのかもしれない。サンタなら、子供が欲しがっているものを与えて当然!?💦そうなのか?そうだよな!?床についた両手を見つめ考える三田。この14年間連れ添った親指を、この子供のために捧げる・・・それでいいんだよな!?

冬村・・・
サンタがずっと向き合って縋っていたのは、一番最初に自分を信じてくれた冬村だった。その名前が脳裏に浮かんだ瞬間、10組のドアが爆発した。・・・えっ!?💦

突然起きた爆発音と爆風に思わず生田目を庇う三田。その三田をチラリと見る生田目は何を思うのか・・・
「ここが10組?」そう言いながら飛び散った破片を靴下の足で踏むのは・・・

「ごめんなさい、ノックしても返事がなかったもんで。お邪魔します」
手に爆弾、体にダイナマイトを巻いた冬村登場!!その後ろから冬村のブーツを持って甘矢もおずおずとついて来ていました。

サンタのピンチに現れた救世主!?冬村と甘矢は生田目たち10組とどう対話する!?

SANDA25話感想・まとめ

前回欲しいものは何だと聞いて武器を持った子供たちに囲まれ、床にこぼしたお茶を勧めたので袋叩きに遭うか!?と思ったらまさかの角度でしたね💦板垣巴留先生って読者に先を読ませない描き方するんですよね💦

サンタに黒革ブーツという奇しくも関係のあるいで立ちにそんな秘密があったんですね。確かに学校でブーツってよく考えたら妙ですよね?現在の学校が着脱しやすい上履きなのも万が一火や薬剤などがついた際に脱げやすくという意味があるらしいですが、それだけ学校って「危険に遭いやすい場所」でもあるんですよね。危険に遭うことを想定した今と、危険を冒さないよう足元から制限する2080年・・・どちらが正しいとは言えないのかもしれないけど「脱いだら校則違反」は読んでも意味わからないな?生田目たちには武器隠せるし好都合そうなのに発言に矛盾あるし・・・うーん🤔

10本指で一番失くしたら困るのが親指、って知っているってことは失った生徒がいるんでしょうか?もしくは殺めてきた中にそういう発言をした大人がいたのか?私たちは囚われの身で大人に抗えば半地下に監禁される、なんて悲劇のヒロインみたいなこと言ってても、そして無罪になる時代だと言っても隔離されるということは「人を殺めてはいけない」軸はまだ生きているということでは?大人が子供を規制管理することに抗う方法が生田目たちにとって「殺し」しかないのなら確かに助けるべきだけど、それに胡坐かいちゃダメだよなぁ・・・親指失くしたサンタが見たい、はただの愉快犯だろうし💦

生田目の顔と冬村の最初の顔が重なったり、「愉快犯」の点は最初の甘矢の行動にも繋がりますよね。ちょっと最初の方を思い出せる回でもありました。
次回も楽しみです!

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今回は、「SANDA」の25話ネタバレを紹介しました!

が…

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時々過去を振り返ることでキャラクターたちがどう変わったか見比べてほしい、板垣巴留先生の思いも読むと伝わってきますよw

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