吸血鬼すぐ死ぬ267話ネタバレ感想！クソゲー取りが転売屋に？

2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。

アニメも4話まで放送され、そのたびにキャラクターがトレンドに載ったりして話題となっているみたい！？アニメきっかけにカオスな新横浜ワールドの虜になる人も急増しているようで、その理由の一つに「声優陣が豪華すぎる」ということもあるでしょうｗ4話で大活躍だった半田桃は松岡禎丞さんだし半田のビジュアルがいいからファンも多いみたい･･･ｗ

舞台は新横浜。「吸血鬼ドラルクの城に迷い込んだ子供を退治人ロナルドが助けに行く」というセオリーをあらゆる角度から覆し、本来敵同士であるドラルクとロナルドが同居することになってしまうという展開がまず予想の斜め上を行きますよねｗそして他に登場するキャラクターもどこかブッ飛んでいるキャラクターばかり。これでまだ大人しい方だというのが末恐ろしい･･･けど楽しみ･･･という不思議な魅力があります🦇

そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」267話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

アニメ3話で大活躍？だったゲテモノ調教師退治人・シーニャが吸血鬼たちの散歩をしていると、急にフラフラとどこかへ歩き出した吸血鬼たち。シーニャはある「音」に気付いた。

その頃ロナルド事務所でいつも通りロナルドとドラルクが揉めていると、ドラルクも突然フラフラと外へ。ロナルドが追いかけてみると、街中ゾンビみたいに吸血鬼が虚ろな目をしてどこかへ向かっている「変態百鬼夜行」状態に。すると何やらタンバリンを巧みに演奏するおじいさんが！！

彼は丹波鈴之介65歳の人間。40年楽団でタンバリン一筋で演奏してきたが引退してから余生に虚無を感じていた。ある時自分の演奏に吸血鬼が集まることに気付いた･･･から吸血鬼を集めてドブにハメたりくだらないイタズラをするのにハマってしまったのだとか。吸血鬼は楽しいことが好きなのでタンバリンのような楽し気な音というのが本能レベルで好きで、それ以上におじいさんのタンバリン演奏が見事なのだそう。

ロナルドが制止しても「タンバリンは人生だから」と開き直るじいさんに「ブッ飛ばす」と怒ると、「タンバリンを街中で奏でているだけの善良な老人をブッ飛ばすなんて問題発言だ」と煽られ、シーニャが「吸血鬼使役には許可がいる」と説得するも「使役じゃないもん」と開き直りまくり。こうなったらタンバリン演奏で真っ向勝負だ！と思ったけど下手すぎて吸血鬼たちからブーイングの嵐。お前ら助かる気ないだろ！💢

その後、「あんたのそのタンバリンはこんなことに使うために培ったんじゃないだろう」と説得してもページの関係でお流れに←
そんなメタ発言も交えながらどうすれば･･･と思っていると、シーニャが「吸血鬼たちの性質を逆に利用」だと。

「こんな素敵な演奏、踊らなきゃ損よ！」
すると吸血鬼たちは踊りながらワァッと盛り上がり始めた！そしてじいさんは気づいた。これはまさしくワシだけのライブ、こんな風にワシの演奏でチヤホヤされたかったんだ！！気分も最高潮になった時に一際高らかにタンバリンを鳴らし、観客の中に飛び込んだ･･･所を吸血鬼対策課に取り押さえられ御用に✖そりゃそうだ･･･

しかし吸血鬼たちはじいさんの演奏を心から楽しんだようで、また聴かせてくれとエールを送る。じいさんは背を向けたまま、彼らに向けて腕を上げたのでした。アイルビーバック👍

吸血鬼すぐ死ぬ267話ネタバレ

クソハードに魔の手が？

「ビンビーΩNG2が売ってる！！！」

そう叫んで砂ったドラルクにただ驚くロナルドとジョン。その謎のものはゲームハードだと言う。
ドラルクによると前作の「ビンビーΩ」は売れなさ過ぎて会社が倒産寸前まで追い込まれたクソハード。NG2は社運を賭けた次世代機だと言うが、発売前から生まれなきゃよかったという非公式キャッチコピーが定着する予約しても公式サイトからも返事がなく誰も買わないのに入手困難なハードがなぜか駅前のビッ●メが入荷したのだとか。そんなわけわからんものを興奮気味に買いに行こうとするドラルクにロナルドも「クソしか愛せない病なの？」という謎のツッコミ。

そして無理矢理ロナルドを連れてビッカ●に行ったら･･･まさかの売り切れ！！何で！！？？💦
あまりのショックで砂ってるドラルクをよそにロナルドが店員に聞いてみると、「誤発注だと絶望していたら1人の客が大量に買っていった」と言う。何でも高速反復横跳びして数人いるように見せかけてまで買ったのだとか。

何で「生まれなかった方がよかった」クソハードをそこまでして買うんだ？と言いつつドラルクはプンスカしながら退店。ヌルカリに1000円くらいで売るの待てよと言いながらもロナルドが何か買い方にクセがあるなと思っていると、路地の隙間から「あるよ、あるよー」と声が。

「ビン2(ビンビーΩNG2の略)いっぱいあるよー」
何か某有名ゲームに出てくるゴブリンみたいな吸血鬼がそのクソハードを大量に売りさばいていた！！私のビン2で何してる💢とドラルクが詰め寄るけど「お前のではない」とロナルド。てか正気失うほどクソハード欲しいって狂い過ぎてて怖いよ←

その吸血鬼は「吸血鬼転売マン」。ビン2を買い占めて高額転売するってシンプルに悪質なやつ！転売抹殺！！💢
欲しくてたまらなかったドラルクもそんな堂々とした転売マンに400億とか言われてもさすがに誰が買うか💢と至極真っ当なツッコミ。

だけどなぜかロナルドがローン組んでまで欲しいと言い出した！？えっなぜ！？💦
自由業が金銭感覚狂ったらおしまいだろ💢とドラルクが丸まったジョンをぶつけて何とか正気に戻したが、ロナルドは「ヤツが持ってるのを見たらなぜかめっちゃ欲しくなった」と言う。これってまさか･･･？

恐るべき転売術？

ドラルクだけが欲しがるようなクソハードをなぜかロナルドが欲しくなった理由。それは･･･

転売マンの能力で彼が念を込めた物は誰もが超欲しくなってしまうのだとか。399億だよーと言えば1億オフなんてお得だ欲しいとなってしまうのです💦言うなれば「転売催眠術」･･･って何だよ💦

すると転売マンは街行く人たちにもビン2を売りさばき始めた💦通常400億の所40万！とか言っても10万分の1セールだ！と群がってしまう💦するとこの作品では珍しいノーマルお巡りさんが駆けつけた。だがお巡りさんも「夢のマイホーム抵当してでも欲しい」とまんまと罠にはまってる💦でも転売は資本主義のグレーゾーンなのでどうにもできない民事不介入という。まずそこがクソ仕様じゃないか←

吸血鬼の仕業なら吸対に連絡だとお巡りさんが要請を出したのでロナルドも退治人たちを招集。だけど人が集まっただけで結局全員罠にかかってしまえば一網打尽に💦「今は400億とかアホなこと言ってるからギリ誰も買ってない」とかロナルドが言っちゃったから「8万円で」と頑張れば買える値段にしてきた💦もう退治人や吸対の名が聞いて呆れちゃう事態に💦

ここで唯一術にかかっていないドラルクが全員の前に立ちはだかった。すぐ死ぬけどこういう所さすが高等吸血鬼ドラルク･･･←
だが転売マンは「じゃあ先にプレイしちゃお」とクソハードを起動させた！そのテレビとミカン箱はどこから出したの？← 2本しかできなクソゲーのうちの1本「ペットボトル立てバイトシミュレーター」を遊ぼうとするし初のプレイ実況動画配信しようとするし、ドラルクを煽りまくり。これにはドラルクは死にっぱなし💦落ち着け！💦

ドラルクを挑発しつつ「排熱を利用してご飯を保温できる(炊かないと使えない機能)」スゴイ機能を宣伝し始めたのでドラルクの購買意欲はMAXだしロナルドたちも正気を保てる自信がなくなってきてる💦するとそこへ新横浜一の富豪・金久祖有蔵さんが「姪っ子の6歳のプレゼントにほしい」と言い出してしまった💦400億と言ったらまじで400億ドサッと置いたのでさすがにこれには恐怖する転売マン←

催眠術で購買意欲を煽り立てる転売マンに打つ手はあるのか･･･？

逆手に取ってもクソはクソ

どうすれば転売マンの殿様商売を止められるか･･･とここでドラルクがハッと気づく。

そして2台買うぞ！と言い、みんなにも買うことをどんどん勧めた。そして全員にビン2が行き渡った所で今度は転売マンがハッと気づく。そう、転売マンが念を込めたものは「誰もが」超欲しくなる。ということは、転売マン自身にも効くというわけだ！超ドヤ顔のドラルクに転売マンが売ってくれと言うのでここぞとばかりに「20澗無限大数円になりまーすwww」と煽り返しｗ

というのは冗談で、「売った数×(販売値段-定価)」円で買い取りさせ、不当な額で買った人に差額を返せば全員定価で買えたことになる。これで何とか転売マンに勝利！今回ばかりはさすがドラルクさん畏怖！ですね☆

転売で大儲けしたお金でqs5を買おうと思ったのに、と膝をつく転売マン。なぜqs5を買うのにそんな大金必要なのか？とドラルクが聞くと「qs5が超高額でしか売ってないから」。そういうことですね、人気ハードqs5も心無い輩に転売され、そのせいで買えない恨みから同じ過ちを転売マンはしていたわけです。

これからこの能力はバナナの叩き売りなどに使おうと思います、と改心したらしき転売マンに「宣伝程度にな、欲しくない人に売るなよ」「400億もダメだぞ」と一応釘を刺しておくロナルドとドラルク。ともあれ一件落着。ドラルクは欲しかったハードが正当に手に入ってウッハウハだけど、ビン2は「生まれなきゃよかった」クソハード。みんなの手に渡ったけどドラルク以外の人はゴミよりいらないもの･･･

後日、大量のビン2がヌルカリに1000円くらいで並んだのでした。うん、待ってもよかったんじゃないかな･･･💦

吸血鬼すぐ死ぬ266話感想・まとめ

今回はアニメに合わせて退治人＆吸対が勢ぞろい！そして最近SNSで何かと話題に登る「転売」という由々しき事態に灸を据える回でした。何があっても転売はダメ！転売屋から買うのもダメですよ！！

「生まれなきゃよかったクソハード」をなぜ生む会社が存在できているのか、そしてそれに魅せられるドラルクみたいな住民がいるのか。同じ吸血鬼でもドラルクみたいにクソゲーに興じる吸血鬼っていないし、今回のビン2だって遊べるソフト2本しかないのにその1本を先に遊ばれてあそこまで狂うその衝動というか、何がそこまでしてドラルクを駆り立てるのか･･･ロナルドが言うように「クソしか愛せない」もしくは「愛すべきクソでドラルクができている」のかもしれない･･･←

絶対にやってはいけないけど、転売マンももしやるのならビン2みたいな、ドラルクみたいな稀有すぎる存在以外には全く需要がなさそうなものより誰もが欲しがるようなものでやればさらに強力だったのでは？と思ってしまう💦今回みたいに本当に転売で完売してしまった時、後から突き返されたりヌルカリに並べられた時のことを考えると結局大損しそうだなと･･･悪いことするにもやはりある程度知恵は必要というか。絶ッッッ対に転売はしてはいけませんけどね！！！

転売は犯罪です！！グレーとか言ってるけど泥棒稼業だと思います！！「新刊の漫画はヌルカリで高く売れるよ」と正規の本屋が言い出したことがありましたが、ああいうことに全店舗がなったら本当に世界の経済潰れますからね！！転売、ダメ、絶対。✖
次回も楽しみです！